山鬼

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山鬼(張渥九歌図)

山鬼(さんき)は、中国神話・文学に登場する山岳精霊の総称。狭義には『楚辞』九歌の詩篇に描かれた神的な存在を指すが、広義には民間伝承における山の妖怪や精霊を包含する。その解釈は時代・地域によって変遷し、楚文化の自然神から道教の山神体系に組み込まれた存在まで多様な側面を持つ。

九歌における山鬼

  • 屈原『楚辞』九歌第十一編に登場する女性的な山の神
  • 赤豹に乗り、自然と人間の情愛を象徴する描写(「乗赤豹兮従文狸」)
  • 後世の注釈書における解釈対立:王逸「山精説」 vs 朱熹「巫山神女説」

神話的変遷

先秦 - 漢代

魏晋 - 唐代

宋元以降

民俗学的考察

現代文化における再解釈

  • 袁珂の分類[11]
  • 徐悲鴻の絵画[12]

脚注

  1. ↑ 不明 (戦国時代 - 漢代). 山海経
  2. ↑ 劉安 (前2世紀). 淮南子
  3. ↑ 司馬遷 (前1世紀). “封禅書”. 史記
  4. ↑ 干宝 (4世紀). “巻十二”. 捜神記
  5. ↑ 葛洪 (317). “登渉篇”. 抱朴子
  6. ↑ 仇兆鰲(注) (1693). 杜詩詳註. 中華書局
  7. ↑ 朱熹 (1195). 楚辞集注
  8. ↑ 蒲松齢 (1766). “聶小倩”. 聊斎志異
  9. ↑ 曲六乙 (2010). “中国儺文化研究”. 文化遺産.
  10. ↑ 小松和彦 (2007). 東アジア妖怪文化論. 勉誠出版
  11. ↑ 袁珂 (1998). 中国神話伝説大辞典. 上海辞書出版社
  12. ↑ 田中収「近代水墨画の革新」『美術史論集』2005年。[要文献特定詳細情報]

参考文献

  • 袁珂『中国神話伝説』岩波書店、1996年。 [要文献特定詳細情報]
  • 小南一郎『楚辞とその注釈者たち』朋友書店、2003年7月。ISBN 4-89281-093-2。 
  • 李豊楙 (2017). 中国精怪文化研究. 北京大学出版社