竜二Forever
| 竜二 Forever | |
|---|---|
| 監督 | 細野辰興 |
| 脚本 |
細野辰興 星貴則 |
| 原作 |
生江有二 『竜二 映画に賭けた33歳の生涯』 |
| 製作 |
辻井孝夫 安村重幸 |
| 製作総指揮 |
植村伴次郎 中村雅哉 |
| 出演者 |
高橋克典 石田ひかり 木下ほうか 奥貫薫 高杉亘 堀部圭亮 正司花江 藤田傳 水橋研二 田中要次 高橋明 桜金造(友情出演) 笹野高史(友情出演) 香川照之 |
| 音楽 | 籔中博章 |
| 撮影 | 栗山修司 |
| 編集 | 岡安肇 |
| 製作会社 | 「竜二 Forever」製作委員会 |
| 配給 | アミューズピクチャーズ |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 116分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 日本語 |
『竜二 Forever』(りゅうじ フォーエバー)は、2002年3月2日に公開された日本映画[1][2]。
1983年に金子正次主演・脚本で制作された映画『竜二』を完成させるまでの経緯と、金子の没後までを架空の物語として描く[3]。
主演の高橋克典は、病いに冒された金子の晩年を演じるため、豆腐とキムチだけの食生活を3週間行い、10キロ減量して撮影に挑んだ[4]。
キャスト
主要人物
- 金子正次
- 演 - 高橋克典[1][2]
- 劇団「エイトマン」の看板俳優だったが解散に伴い、映画の世界に活路を見出そうと自身で脚本を書いて売り込むも頓挫し、自分たちで映画『竜二』を作る事を決意する。だがすでに末期癌を患っており、それを知らないまま『竜二』の製作に全力を尽くす。
- 田中豊
- 演 - 香川照之[1][2]
- 金子の映画学校時代の同級生。ドキュメンタリー作家だったが、金子から劇団「エイトマン」の演出を頼まれる。その後、『竜二』の映画化で監督オファーを一度断るも、金子の妻である幸子から金子が末期癌である事を知らされ、幸子の頼みにより映画監督を引き受ける。羽黒大介とは高校時代の同級生。モデルはドキュメンタリー監督の吉田豊[注釈 1]。
- 木村幸子
- 演 - 石田ひかり[1][2]
- 金子の妻。酔っ払いに絡まれていたところを金子に救われ、金子の劇団のオーディションを受けて合格する。いつしか金子と恋仲となって同棲し、金子の薦めにより劇団を退団。一人娘を設けて家族3人で暮らしていたが金子が末期癌である事を知り、田中にのみその事を伝え、映画『竜二』の完成を待ちわびる。
- 石原範久
- 演 - 木下ほうか[1][2]
- 金子の映画学校時代の同級生。『竜二』のプロデューサーを担当。映画監督志望だが、デビュー作は自分のオリジナル作品を希望している事から『竜二』の監督打診を断り、プロデューサーに専念する。撮影現場が混乱して収拾がつかない中で段取りよく的確な指示を出し、後に田中が『竜二』の監督降板を申し入れ、急遽代行としてペンネーム「村川雄三」名義で監督を引き受ける事を承諾する。モデルは大石忠敏こと映画監督の川島透。
俳優
- 荻島慶子
- 演 - 奥貫薫[1][2]
- 映画『竜二』の主演女優(竜二の妻・まり子役)。台本を読んで『竜二』の生き様に自身を重ね合わせ、オファーを受ける。金子が次第に竜二に変貌していく様子を受けとめ、客観的に「竜二」の本質を捉えており、時おり鋭い助言もする。モデルは女優の永島暎子。
- 羽黒大介
- 演 - 高杉亘[1][2]
- ハードボイルドの人気俳優。若手俳優の代表格であり、日本アカデミー賞を受賞するなど名実ともに映画界から嘱望される大スター。金子の親友で自身の主演映画の相棒役に金子を売り込んだり、『竜二』の映画企画の売り込みに協力するも金子が無名である事から実現せず、金子に自分の出番が来るまで待つように諭すも苛立ちと自分への嫉妬と羨望を抱く金子に対して喧嘩別れをする。モデルは俳優の松田優作。
- ギンゾー
- 演 - 堀部圭亮[1][2]
- 人気お笑い芸人。映画『竜二』で竜二の舎弟役・直を演じる。金子と田中から直々のオファーにより出演料7万円を分割でお願いされ、当初は気乗りしなかったがマネージャーから自分に芝居は無理だと駄目出しされた事に発奮し、オファーを受ける。金子の本意気の芝居に躊躇し、後に監督交代によりもう一度同じシーンの取り直しで文句を言うも、金子やスタッフたちの気迫に押される。モデルはタレントの桜金造。
- ギンゾーのマネージャー
- 演 - 桜金造(友情出演)[1][2][注釈 2]
- 金子と田中からの直々の出演オファーを訝しみ、ギンゾーに芝居は無理だからお笑いだけをやるように駄目出しする。
- 玄ちゃん
- 演 - 三島ゆたか[1][2]
- 羽黒のマネージャー。金子の映画初出演の内定に喜んだり、映画『竜二』のクランクイン初日では金子の一日マネージャーを務める。
『竜二』スタッフ
血縁者
その他
- 角田栄一
- 演 - 藤田傳[1][2]
- 劇団「エイトマン」の座長。脚本家。金子が映画出演の売り込みをお願いするも、自分が紹介できるのは端役であり、劇団の看板を背負っている金子が演るなら主役である事を伝え、自分の出番が来るまで待つよう諭す。その後、突如劇団を離れる。モデルは脚本家の内田栄一。
- 榊
- 演 - 笹野高史(友情出演)[1][2][注釈 4]
- 飲み屋「かねこ」の客。業界関係者で金子の劇団オーディションを気にかけ、羽黒やマネージャーの玄ちゃんから挨拶される。
- 映画プロデューサー
- 演 - 山之内幸夫[1][2]
- 羽黒の紹介で金子と田中に会い、金子の書いた脚本には興味を示すも、無名である金子を主役にする事には難色を示し、羽黒が主演なら了承する事を伝える。
- 劇団員
- 演 - 西沢仁[1][2]
- 劇団「エイトマン」の劇団員。雲隠れした座長の角田の元を金子とともに出向いて〆切りである公演の脚本を催促する。劇団の新人オーディションの審査員を務める。
- 取材記者
- 演 - 坂田雅彦[1][2]
- 雑誌「zoom-in」の記者でアングラ劇団に日の目を当てる特集として、劇団「エイトマン」の看板俳優である金子を取材する。
- 役名不明
- 演 - 佐藤功次郎[1][2]、松木良方[1][2]
スタッフ
- 原作 - 生江有二『竜二 映画に賭けた33歳の生涯』(幻冬舎刊)[1][2][3][5]
- 脚本・監督 - 細野辰興[1][2][3][5]
- 脚本 - 細野辰興、星貴則[1][2][3][5]
- 音楽 - 籔中博章[1][2][3][5]
- 製作総指揮 - 植村伴次郎、中村雅哉[1][2][3]
- 製作統括 - 早河洋、宮下昌幸、猿川直人、薬師寺衛[1][2]
- 製作 - 豊忠雄、上松道夫、泉英次、瀬崎巖[1][2][3]
- 企画 - 近藤晋、木村純一、見城徹[1][2]
- プロデューサー - 辻井孝夫[1][2][5]、安村重幸[1][2]
- 撮影 - 栗山修司[3][5]
- 照明 - 高柳清一[5]
- 美術 - 尾関龍生[3][5]
- 録音 - 田中靖志[5]
- 編集 - 岡安肇[5]
- 音響効果 - 斎藤昌利[1][2]
- 記録 - 西岡容子[1][2]
- 助監督 - 久保朝洋[1][2][5]
- 刺青 - 栩野幸知
- スチール - 池田岳史[1][2]
- 製作担当 - 甲斐路直[1][2]
- 殺陣 - 辻井啓伺[1][2]
- ラインプロデューサー - 藤田義則[1][2]
- 企画協力 - 白井政一、菊地昭典[1][2]
- 配給 - アミューズピクチャーズ[1][2]
- 製作協力 - 東北新社クリエイツ[2][5]
- 製作 -「竜二 Forever」製作委員会(東北新社、日活、テレビ朝日、アミューズピクチャーズ)[2][5]
脚注
注釈
出典
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 “竜二 Forever:作品情報・キャスト・あらすじ”. 映画.com. 映画.com. 2026年10月12日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 “竜二 Forever - 作品情報・映画レビュー”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2026年10月12日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 “竜二Foreverの作品情報・あらすじ・キャスト”. ぴあ映画. ぴあ. 2026年10月12日閲覧。
- ↑ “高橋克典が豆腐とキムチだけで10キロ減量”. SANSPO.COM. 産業経済新聞社. 2002年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月29日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 “映画 竜二 〜Forever〜 (2002)”. allcinema. スティングレイ. 2026年10月12日閲覧。