肉眼

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肉眼(にくがん)とは、光学機器や電気機器を用いずに認知や観測を行うことである。

一般な用法として

一般的に肉眼というと望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、暗視装置などを使わずに見ることや、その場合の視力を指す。また、眼鏡をかけた場合の視力は矯正視力と言うことが一般的であり、メガネやコンタクトレンズを使用しないことを裸眼(らがん)と呼ぶ。もともとは仏教における肉眼(にくげん)に由来する用語であり、「五眼[1]」のうち、もっとも認識の働きが限定的である眼である。

使用状況による肉眼の変化

近年のめざましい情報技術の進歩の結果、目を酷使することが増え、ドライアイという目の異状を訴える症状が多く報告されるようになった。 そのため、ゲームの説明書には定期的に目を休ませる旨が記載されるようになった。また、目を休ませるための健康法が紹介されたり[2]、疲れ目専用の目薬やアイスパッド(いわゆるアイスピロー)が商品化されるようになった。

目の酷使によって一時的に「偽近視」という状態になるものの、この症状は時間とともに弱まり、やがて視力は回復する。つまり、通説となっている、目の酷使と近視の関係には科学的な根拠が一切ない。

天文学

望遠鏡が無かったころの天文学は肉眼でしか星を観察できず、星座を用いての視力検査が行われるほどであった。その後望遠鏡の発明により観測可能な星は飛躍的に増え[3]、より暗い星でも観察することができるようになった。

肉眼で見える星の明るさ(等級)は、十分に暗いところで6等星までであるが、望遠鏡では、口径などにもよるが、355 mm口径で15等星までとなる[4]。等級が1増減するごとに明るさは約2.512倍変化するので、355 mm口径望遠鏡では 2.512^(15-6)≒3982.69 となり、最大で肉眼の約4,000倍の暗さの星が見えるということになる。

脚注

注釈

出典