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古手梨花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(100年の魔女から転送)
古手梨花
ひぐらしのなく頃にのキャラクター
初登場
デザイナー 竜騎士07
演者 あいか(実写映画)
本間日陽(テレビドラマ)
辻村りか(舞台)
矢野妃菜喜(舞台)
声 田村ゆかり
詳細情報
性別 女性
誕生日 8月21日[1]
血液型 A型[1]
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古手 梨花(ふるで りか)は、『ひぐらしのなく頃に』シリーズに登場する架空の人物である。

声優は各作品共通で田村ゆかりが担当している。実写映画ではあいかが、テレビドラマでは本間日陽が、舞台『ひぐらしのなく頃に〜流・明〜』では辻村りか(流)と矢野妃菜喜(明)がそれぞれ演じている。

また、後述の『雛見沢停留所 〜ひぐらしのなく頃に原典〜』に登場する同名の別人物については、コンシューマゲームおよび舞台のいずれにおいても青木志貴が演じている。

人物

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雛見沢村御三家・古手家の一人娘であり、古手神社を一人で切り盛りしている[2]。幼少期から周囲に大切に扱われてきており、村人たちからは「梨花ちゃま」という親しみを込めた呼び名で慕われている[2]。1981年に両親を亡くしており、町会長である公由の後見のもと、同学年の北条沙都子とともに離れにある倉庫の2階で生活している[3][4]。毎年6月に行われる綿流し祭では巫女役を務めている[2]。

一人称は「ボク」を用い、会う人物に対して「にぱ〜☆」と笑顔で挨拶する[2]。常に冷静で口数が少なく、その発言が会話の流れを大きく左右することもある[2]。仲間たちが集まる場においても輪の中心に立つのではなく、一歩引いた位置から控えめな態度をとることが多い[2]。好物はワインの水割りやキムチをはじめとした辛いものであり、夏や「運命」という言葉を嫌っている[1]。

オヤシロ様である羽入とともにある時期から昭和58年6月までの時間を何度も繰り返すという特殊な能力を持っており、雛見沢ダム戦争の際には赤坂に対して雛見沢連続怪死事件を予言している[2][4]。長年にわたって同じ生活を繰り返すうちに生きることへの倦怠を抱えるようになり、表向きの明るい姿と斜に構えた内面との乖離が生じている[5]。一方で、死によって繰り返しに戻ることになっても希望を捨てない人物でもある[5]。時間を遡るには羽入と梨花、両者の合意が必要である[5]。

沙都子とは互いの想いが完全に通じ合っているという思い込みを前提とした共依存的な関係にある[6]。『ひぐらしのなく頃に業・卒』において沙都子とともに聖ルチーア学園へ進学した際、梨花は沙都子もその生活を楽しんでいると一方的に信じていた[6]。

キャラクター設計

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原作者の竜騎士07によれば、梨花は『ひぐらしのなく頃に』における陰の主人公であり、物語の真相に迫るキーキャラクターと位置づけられている[7]。また、梨花の登場頻度が高い理由として、竜騎士07の相棒であるBTが梨花を非常に好んでいたことを挙げている[7]。出題編の時点ではキャラクターが目立ちすぎないよう意図的に抑制したものの、結果として猫をかぶったような不思議な魅力を持つキャラクターになったと竜騎士07は振り返っている[1]。さらに、百年の魔女モードについては、現在で言うところのロリババアに相当するキャラクター像であるとも述べている[1]。

他作品との関係性

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『賽殺し編』では、梨花が仲間たちとともにエンディングを迎えたのち、これまでの自分と決別して人間として生きていく決意をする場面が描かれる[7]。このとき梨花の内面には、前向きに生きようとする自分と、都合が悪ければやり直せばよいという自分が共存していたが、人間の人生は一度きりであるという認識から、梨花は後者の自分を切り捨てている[7]。竜騎士07は公式設定ではないと断ったうえで、そのとき切り捨てられた梨花の中の負の部分こそが『うみねこのなく頃に』に登場するフレデリカ・ベルンカステルだったのではないかという自身の解釈を述べている[7]。

また、古手梨花は竜騎士07が脚本を担当する初回限定版『XXXHOLiC』第13巻のオリジナルドラマCDにゲストとして登場している。劇中では壱原侑子の知人として四月一日君尋と図書館で顔を合わせている。

社会的反響

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2007年に開催された「アニメ最萌トーナメント」では、古手梨花が優勝している[8]。

『雛見沢停留所』での古手梨花

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女子高生で、園崎魅音の先輩にあたる[9]。魅音によれば優等生だという[9]。自分自身については無口で存在感がなく、話も面白くないと評しており、魅音が話しかけてくれたことを嬉しかったと振り返っている[9]。雛見沢ダム計画には反対の立場をとり、オヤシロさまの実在を信じ、その正体を探ることは冒涜にあたると考えている[9]。祟りの元凶とされる「ヒナミザワアリ」の親虫が体内に宿っているが、生まれつき体が弱いため寄生に耐えられず、衰弱死する危険を抱えている[9]。親虫や治療薬をめぐって厚生省保険医療局感染症対策課の織田輝彦・保土田かすみ・新田博昭らと対立したのち、織田に射殺される[9]。

脚注

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  1. 1 2 3 4 5 竜騎士07『07th Expansion全作品設定資料集』07th Expansion、2013年12月31日、91頁。
  2. 1 2 3 4 5 6 7 坂本 (2006), p. 14.
  3. ↑ 坂本 (2006), p. 15.
  4. 1 2 坂本 & 柴原 (2008), p. 14.
  5. 1 2 3 竜騎士07; 八咫桜; BT(インタビュー)「ひぐらしのなかせ方 第四回」『最前線』、星海社、2006年。2026年7月16日閲覧。
  6. 1 2 竜騎士07 (2021年9月30日). “Ryukishi07 Explains How Higurashi GOU and SOTSU Reinvent the Franchise” (Interview). Interviewed by Lynzee Loveridge. Anime News Network. 2026年7月16日閲覧.{{cite interview}}: CS1メンテナンス: 数字を含む名前/author (カテゴリ)
  7. 1 2 3 4 5 竜騎士07; はるかぜちゃん(インタビュアー:太田克史)「はるかぜのふく頃に #04 対談Part.3」『最前線』、星海社。2026年7月16日閲覧。
  8. ↑ 「2007年11月5日のヘッドラインニュース」『GIGAZINE』OSA、2007年11月5日。2026年7月16日閲覧。
  9. 1 2 3 4 5 6 ひぐらし奉+ (2022), 『ひぐらしのなく頃に奉+』「雛見沢停留所」.

参考資料

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書籍
  • 坂本章 編『ひぐらしのなく頃に 公式キャラクター&アナライズブック』(初版)ジャイブ、2006年12月8日。ISBN 978-4-86176-339-7。 
  • 坂本章、柴原みちる 編『ひぐらしのなく頃に解 公式キャラクター&サマリーブック』(初版)ジャイブ、2008年3月15日、98-112頁。ISBN 978-4-86176-487-5。 
コンピュータゲーム
  • 07th Expansion『ひぐらしのなく頃に奉+』2022年1月28日。 
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