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十三角形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(13角形から転送)
正十三角形

十三角形(じゅうさんかくけい、じゅうさんかっけい、triskaidecagon)は、多角形の一つで、13本の辺と13個の頂点を持つ図形である。内角の和は1980°、対角線の本数は65本である。

正十三角形

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正十三角形においては、中心角と外角は27.692307…°で、内角は152.307692…°となる(下線部は循環節)。一辺の長さが a の正十三角形の面積 S は

となる。

を平方根と立方根で表すと[1]、

Trigonometric constants expressed in real radicalsより

求め方

以下のようにα、βを置く

和と差の平方を求めると

α-βを求めると(α > βより)

よって

一方

両辺の立方根を求めると

正十三角形の作図

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正十三角形はコンパスと定規による作図が不可能な図形である。

正十三角形は折紙により作図可能である[2]。

正十三角形の正弦・余弦の代数的表現

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正十三角形の作図可能性に関連し、中心角 の正弦および余弦は、円分体のガウス周期を利用して代数的に記述することができる。

余弦の表現

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変数 は、有理数体 上の最小多項式である以下の6次方程式の最大の正の実数解となる。

正十三角形の作図に関わるガロア群は巡回群 であり、実二次体 を添加することで、上記の6次方程式は2つの3次方程式に分解される。このうち、 を解に持つ3次方程式は以下のようになる。

この方程式の3つの実数解は である。

この3次方程式をカルダノの公式を用いて解くことで、1の原始3乗根 を用いて の厳密解が以下のように導出される。

さらに、立方根の中身をノルム の複素数に正規化し、分母を有理化することで、以下のような対称的な表現も可能である。

正弦の表現

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正弦については、余弦の体 において直接的な四則演算と累乗根だけでは表せず、理論上は新たな平方根(2次拡大)が必要となる。しかし、正五十二角形の余弦 が満たす3次方程式の共役解の構造を用いることで、平方根の入れ子を最小限に抑えた代数的表現が可能となる。

実二次体 の基本単数 と による位相のシフト(回転)を用いると、正弦は次のように表される。

実数(三角関数)による表現

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上記の表現に含まれる立方根は還元不能(Casus Irreducibilis)であるため、虚数単位 を用いない純粋な代数的な根号表現は存在しない。しかし、ド・モアブルの定理により立方根の中身を極形式で展開し、実数の三角関数として評価することで、以下の実数表現が得られる。

これらの式は、有理数と平方根によって作図可能な直角三角形の特定の角度を「3等分」することによって、正十三角形が描けることを示している。

正十三角形を用いたもの

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チェコの20コルナ硬貨やチュニジアの200ミリーム硬貨は正十三角形をしている。

20コルナ硬貨

脚注

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関連項目

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外部リンク

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  • Weisstein, Eric W. “Tridecagon”. mathworld.wolfram.com (英語).
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