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ブラマプトラ級フリゲート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(16A型フリゲートから転送)
ブラマプトラ級フリゲート
基本情報
艦種 フリゲート
運用者  インド海軍
建造期間 1989年 - 2005年
就役期間 2000年 - 就役中
建造数 3隻
前級 16型 (ゴーダーヴァリ級)
次級 露1135.6型 (タルワー級)
要目
基準排水量 3,850 t
満載排水量 4,450 t
全長 126.4 m
最大幅 14.5 m
吃水 4.6 m
ボイラー 38.7 kgf/cm2(450℃)×2缶
主機 蒸気タービン
推進 スクリュープロペラ×2軸
出力 30,000shp
電源 GTA50-G3ディーゼル発電機 (800 kw)×4基
最大速力 28kt
航続距離 4,500海里 (12kt巡航時)
乗員 313名(士官40名、航空要員13名含む)
兵装
搭載機 チェタクまたはシーキング哨戒ヘリコプター×2機
C4ISR IPN-10戦術情報処理装置
FCS
  • シカリ 砲射撃指揮用×2基
  • EL/M-2221 短SAM射撃指揮用×1基
レーダー
  • RAWL-02 対空捜索用×1基
  • RAWS-03 対空・対水上捜索用×1基
    → EL/M-2238へ後日換装
  • ガルプン 長距離対水上用×1基
  • RASHMI 航海用×2基
ソナー HUMSA 船底装備式×1基
電子戦・
対抗手段
  • アジャンタ電波探知装置
  • TQN-2電波妨害装置
  • DESEAVER デコイ発射機×2基
  • 曳航式対魚雷デコイ装置
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ブラマプトラ級フリゲート(ブラマプトラきゅうフリゲート、英語: Brahmaputra-class frigates)は、インド海軍のフリゲートの艦級。インド海軍での計画番号は16A型[1][2]。

設計

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先行するゴーダーヴァリ級(16型)をもとに、センサーおよび兵装を更新したものとなっており、アメリカ海軍協会(USNI)では「改ゴーダーヴァリ級」(Improved Godavari-class)として扱っている[2]。

基本設計は16型のものがほぼ踏襲されたため、1990年代に就役した艦であるにもかかわらず、ステルス性への配慮はほとんどない。中央船楼型という船型も踏襲された。主機関も同構成で、ボイラーはバブコック・アンド・ウィルコックス社製の三胴式で、蒸気性状は圧力550 lbf/in2 (39 kgf/cm2)、温度450℃である[1]。蒸気タービンはボーパール・エンジニアリングによるY160蒸気タービンである。なお安定化装置として、非収納式のフィンスタビライザーを装備している[2]。

装備

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C4ISR

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戦闘システムの中核となる戦術情報処理装置は、16型で採用されたイタリア製のIPN-10、あるいはこれをバラート社がライセンス生産したものとされている。またこのほか、日本無線のインマルサット衛星通信装置も搭載された[1][2]。

またレーダーも、おおむね16型の搭載機をもとに国産化されており、対空捜索用としてはRAWL-02(LW-02または08のインド版)、低空警戒用としてはRAWS-03(DA-05または08のインド版)、対水上捜索および航海用としてはRASHMI(ZW-06のインド版)が搭載された。このほか、長射程の艦対艦ミサイルの搭載に伴い、その測的用として、ロシア製のガルプン-E(NATO名「プランク・シェイヴ」)をライセンス生産したアパーナ長距離対水上捜索レーダーも追加されている[1]。また個艦防空ミサイルの換装に伴い、RAWS-03からEL/M-2238 STAR 3次元レーダーへの換装も行われている[2]。

ソナーとしては、バラート社の中周波ソナーであるHUMSA(APSOH)を搭載する。またタレス社の曳航ソナーの装備も予定されている[1][2]。

武器システム

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16型と比して、最大の変更点が艦対艦ミサイルであり、16型では比較的旧式のP-15M「テルミートM」が採用されていたのに対し、本級では、新型の3M24「ウラン」に更新された。これは同時期に建造されていた15型駆逐艦(デリー級)とあわせたものであった[1][2]。

一方、個艦防空ミサイルとしては、当初は国産開発されていたトリシュル(英語版)の後日装備を予定されていた。これは16型で搭載されていた4K33 オサーMと同様の昇降式連装発射機を用いる予定であったが、コスト超過のために同ミサイルの開発そのものが中止された。このため、かわりにイスラエル製のバラク-1が搭載されている[1][2]。

対潜兵器はILAS-3 3連装魚雷発射管、艦砲も76mmスーパーラピッド砲、CIWSもAK-630 30mmガトリング砲と、いずれも改修後の16型の装備が踏襲された[1][2]。

航空艤装も16型を踏襲しており、フランス製アルエットIIIをライセンス生産したチェタクまたはシーキングヘリコプター2機を搭載できる[1][2]。

同型艦

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# 艦名 起工 進水 就役
F31 ブラマプトラ
INS Brahmaputra
1989年 1994年
1月29日
2000年
4月14日
F39 ベトワ
INS Betwa
1994年
8月22日
1998年
2月26日
2004年
7月7日
F37 ベアス
INS Beas
1998年
8月22日
2002年 2005年
7月15日

上記のトリシュル個艦防空ミサイルの開発遅延・計画中止や、計画途上での設計変更、造船所の労働問題のために、建造は全体に遅延した。

脚注

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  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 Stephen Saunders, ed (2009). Jane's Fighting Ships 2009-2010. Janes Information Group. p. 336. ISBN 978-0710628886
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Eric Wertheim (2013). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 16th Edition. Naval Institute Press. p. 279. ISBN 978-1591149545

外部リンク

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