1957年のラジオ (日本)
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主な番組関連の出来事
[編集]- 1月
- 7日 - ラジオ東京(後のTBSラジオ)、『少年画報』連載の漫画をドラマ化した『赤胴鈴之助』が放送開始(日本水産(後のニッスイ)一社提供)。このドラマの声の出演で、当時小学生であった吉永小百合や藤田弓子が公募で選ばれて出演、共にデビューを果たす[1]。同年10月2日からはKRテレビ(後のTBSテレビ)でテレビ番組化され(こちらも日本水産一社提供)、吉永はこちらにも出演し、テレビデビューを果たした[2][3]。
- 15日 - NHKラジオ第1・民放各局、NHKと民放が初の共同取材として、当時の皇太子殿下の声を初めてラジオで放送[2]。
- NHKラジオ第1では、特別番組『皇太子さまを囲んで』を放送(出演:小泉信三・岡田要)[2]。
- 16日 - NHKラジオ第1、日本に初来日中のスウィング・ジャズ楽団、ベニー・グッドマン楽団のNHKホール(内幸町)での放送公開コンサートを、『ベニー・グッドマン特別放送 ベニー・グッドマン・オーケストラ』として、NHKテレビと同時に生放送。番組内では、グッドマンの代表曲「シング・シング・シング」「メモリーズ・オブ・ユー」等が演奏された[4]。なお、このコンサートの模様は元々ステレオで録音され、同月20日の『立体音楽堂』(ラジオ第1&第2)でモノラル2波のステレオで放送された[5]。
- 30日 - NHKラジオ第1、南極予備観測隊の上陸成功を速報。以後越冬隊と宗谷の動きを随時放送する[2]。
- 2月
- 4日 - 文化放送、岡部冬彦の4コマ漫画を原作にした、月~日の毎日生放送によるラジオドラマ『オヤカマ氏とオイソガ氏』が放送開始( - 1966年4月3日。花王石鹸(後の花王)一社提供)[2]。
- 9日 - NHKラジオ第1、『自然とともに』で「氷上の謎」を放送。ここで。新型水中マイクで長野県蓼ノ海の結氷音(録音)を放送[2]。
- 18~22日 - NHKラジオ第2、『NHK特別教養番組』で、5日間に渡り「歌舞伎特集」を放送[2]。
- 3月
- 4月
- 1日
- 3~13日 - NHKワールド・ラジオ日本、クリスマス島(キリスィマスィ島)の水爆実験について番組編成[2]。
- 7日 - NHKラジオ第1、俳優の森繁久彌と女優の加藤道子の二人のみで、この二人が声色を変えて複数の登場人物を演じ分けるラジオドラマ番組『日曜名作座』が放送開始。2008年3月30日まで51年間放送された長寿番組となった[2][10]。
- 21日 - NHKラジオ第1、『時の動き』で、「汚された不知火海 追及される17人の死因」(水俣病関連の内容)を放送[2]。
- 30日 - ラジオ九州(RKBラジオ)、『菅生事件特集番組』を放送。ここで、同月22日に行われた福岡高等裁判所での公判の模様を、ワイヤレスマイクロホンで録音した音源を放送。しかしこれを受け福岡高裁は法廷指揮無視として調査を開始、同年6月26日には民放連報道専門部会が最高裁判所と懇談、翌月4日に最高裁は「法廷での録音は一切拒否」と民放連に通告した[2]。
- 7月
- 17日 - NHKラジオ第2、『瓶の中の世界』を放送(作:駒田信二、作曲:長谷川良夫、語り手:加藤道子)。後にこの番組はイタリア賞に参加、NHKとしては初のイタリア放送協会賞を受賞した[2]。
- 20日 - 日本短波放送(後のラジオNIKKEI)、航海中の船舶向け『海上ダイヤル』が放送開始[2]。
- 30日 - 朝日放送(ABCラジオ)、聴取者参加の演芸コンテスト番組『漫才教室』が放送開始( - 1961年7月30日)[11]。
- 8月
- 26日 - NHKラジオ第1、聴取者参加の娯楽歌謡クイズ番組『三つの歌』がこの日300回を迎え、「300回記念 お好みコンビ 三つの歌」と題して放送。この中で、当時郵政大臣だった田中角栄が出演、聴取者とコンビで3曲の歌唱に挑戦し、全曲を歌い上げた。更に番組の中では、田中の浪花節も披露された。この模様は後に2025年9月7日のNHK-FM『伊集院光の百年ラヂオ』内で放送された[12]。
- 9月
- 2日 - ラジオ東京、『昼の話題』の女性の担当者がこの日から秋山ちえ子に交代[13]。これが後の1970年に『秋山ちえ子の談話室』と番組名の変更を得て、長寿番組への始まりとなる( - 2002年10月4日)。
- 11月
- 3日 - NHKラジオ第1、NHKが招聘して来日中のヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のNHKホール(内幸町)での放送公開コンサートを、『ベルリン・フィルハーモニー交響楽団特別演奏会』として、NHKテレビと同時生放送[2]。曲目は、ワーグナー作曲 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から第1幕への前奏曲、R・シュトラウス作曲 交響詩「ドン・ファン」、そしてベートーヴェン作曲 交響曲第5番「運命」と、クラシックのお馴染みの名曲3曲が演奏された[14]。尚、このコンサートの模様は元々ステレオで録音され、NHKラジオ第1と第2で放送の『立体音楽堂』で、同月17日にワーグナーとR・シュトラウスが、翌1958年の1月5日に「運命」が放送された[15]。
- 12月
主なその他ラジオ関連の出来事
[編集]- 4月10日 - NHK、東京と福岡のラジオ第1・第2放送の出力を共に50kWから100kWへ増力。[2]
- 4月15・20日 - NHK大阪放送局、15日にラジオ第1放送、2日にラジオ第2放送の出力を共に100kWへ増力。[2]
- 4月18日 - 日本民間放送連盟(民放連)、「民間放送の歌」(作詞:サトー・ハチロー、作曲:古関裕而)を全民放の電波で発表。[2]
- 4月20日 - NHK、ラジオ受信契約数が1400万を突破。[2]
- 12月22日 - NHK札幌放送局のラジオ第1・第2の出力が、共に10kWから100kWへ増力。[2]
- 12月24日 - 日本放送協会(NHK)の東京FM放送実験局(JOAK-FMX)が19時より実験放送を開始(出力:1kW)。[2]
開局
[編集]商号変更
[編集]- 11月 - ラジオ三重→近畿東海放送
節目
[編集]番組周年・記念回
[編集]開局周年
[編集]特別番組
[編集]開始番組
[編集]1957年1月放送開始
[編集]- ラジオ東京
1957年2月放送開始
[編集]- 文化放送
- ニッポン放送
- 4日 - アッちゃん
1957年4月放送開始
[編集]- NHKラジオ第1放送
- NHKラジオ第2放送
- 7日 - 現代の音楽
- ラジオ東京
1957年7月放送開始
[編集]- 朝日放送
- 日本短波放送
1957年11月放送開始
[編集]- NHKラジオ第1放送
- NHKラジオ第2放送
1957年12月放送開始
[編集]- ラジオ東京
- 31日 - オールスター大行進
終了番組
[編集]脚注
[編集]- ↑ 少年画報大全 2001, pp. 10–13, 「特集02 武内つなよし『赤胴鈴之助』父の形見の赤胴つけて鈴之助が大活躍」
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 「放送史年表 -詳細版- 1957年」(NHK放送文化研究所)(2026年6月29日閲覧)
- ↑ スポーツ報知 2024年6月4日付記事『「確かに私です」12歳の吉永小百合の姿 67年前のTVデビュー作「赤胴鈴之助」の写真ネガが見つかる』(スポーツ報知公式サイト)(2026年7月31日閲覧)
- ↑ NHKクロニクル『ベニー・グッドマン特別放送 ベニー・グッドマン・オーケストラ ―NHKホール―』アナログ総合 1957年01月16日(水) 午後07:30 〜 午後08:30
- ↑ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'58』日本放送出版協会、1957年11月1日、114頁。NDLJP:2474354/137。
- ↑ NHKアーカイブス 放送史『一丁目一番地』(2026年8月23日閲覧)
- ↑ 『TBS50年史』DVD-ROM『ハイブリッド検索編』に収録の『東京ダイヤル』(1957年 - 1959年放送分)データカードより、「生ワイドの先鞭をつけた番組。」という記述あり。
- 1 2 株式会社東京放送『TBS50年史』株式会社東京放送、2002年1月、123頁。
- 1 2 株式会社東京放送『TBS50年史 資料編』株式会社東京放送、2002年1月、329頁。
- ↑ NHKクロニクル『NHKアーカイブス 放送史『日曜名作座』(2026年8月23日閲覧)
- 1 2 朝日放送社史編修室『朝日放送の50年 Ⅲ 資料集』朝日放送株式会社、2000年3月31日、84,280頁。
- 1 2 NHK『伊集院光の百年ラヂオ【三つの歌・第2弾】田中角栄も熱唱!?』初回放送日:2025年9月7日(NHKの番組公式サイト。放送後1週間以内は番組のオンデマンド再生が可能)(2025年9月9日閲覧)
- ↑ 株式会社東京放送『TBS50年史 資料編』株式会社東京放送、2002年1月、170, 327頁。
- ↑ NHKクロニクル『ベルリン・フィルハーモニー交響楽団特別演奏会 ―NHKホール―』アナログ総合 1957年11月03日(日) 午後07:55 〜 午後09:00
- ↑ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'59』日本放送出版協会、1958年12月1日、115頁。NDLJP:2474355/135。
- ↑ 『放送の五十年 昭和とともに』, pp. 337.
- 1 2 3 4 『放送五十年史 資料編』, pp. 742.
- 1 2 3 4 5 『放送五十年史 資料編』, pp. 744.
参考文献
[編集]- 日本放送協会 編『NHK年鑑1958』日本放送出版協会、1957年11月1日。
- 日本放送協会 編『NHK年鑑1959』日本放送出版協会、1958年12月1日。
- 日本放送協会 編『放送五十年史』日本放送出版協会、1977年3月10日。
- 日本放送協会 編『放送五十年史 資料編』日本放送出版協会、1977年3月10日。
- NHK 編『放送の五十年 昭和とともに』日本放送出版協会、1977年3月30日。