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第53回有馬記念

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(2008年有馬記念から転送)
有馬記念(第53回グランプリ)
優勝馬のダイワスカーレット(画像は第138回天皇賞より)
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会(JRA)
競馬場 中山競馬場
施行年 2008年
施行日 12月28日
競走の情報
距離 芝2500m
格付け GI
賞金 1着賞金1億8000万円
賞金総額3億4200万円
出走条件 サラ系3歳以上(国際)(指定)
負担重量 定量
天候 晴
馬場状態 良
結果・受賞
優勝馬 ダイワスカーレット
優勝騎手 安藤勝己(栗東)
優勝調教師 松田国英(栗東)
優勝馬主 大城敬三
優勝生産者 社台ファーム(千歳市)
勝ちタイム 2分31秒1
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映像外部リンク
2008 有馬記念
レース映像 jraofficial(JRA公式YouTubeチャンネル)による動画

第53回有馬記念(だい53かいありまきねん)は、2008年(平成20年)12月28日に中山競馬場で施行された競馬競走である。ダイワスカーレットが逃げ切り、トウメイ以来37年ぶり4頭目の牝馬による有馬記念制覇の快挙を達成した。

レース概要

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2008年の中央競馬の総決算となる1戦である。2007年から国際競走となり外国馬が6頭まで出走可能となっていたが2007年に続いて登録馬はなかった。なお、ジャパンカップに出走したパープルムーンが予備登録をおこなっていたが、その後辞退した。

メイショウサムソンは2008年一杯で現役を引退することが既に発表されており、今回がラストランとなる。

コスモバルクは5年連続での出走となり、これはスピードシンボリ、メジロファントム、ナイスネイチャと並んで最多タイとなる。

ファン投票の結果

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  • 最終順位上位20頭
  • 最終登録を行った馬のうち、最終順位21位以下で100位までに入った馬の順位

レース施行前の状況

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各競走の結果

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各馬の状況

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ファン投票20位以内の馬のうち、1位のウオッカと5位のディープスカイ、6位のオウケンブルースリはジャパンカップ後休養にあてるため回避した。地方からはコスモバルクが出走を表明していた。外国馬の登録はなかった。

登録及び施行直前の状況

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フルゲート16頭に対し20頭の登録があった。このうち、休み明けで挑む予定だった同年の宝塚記念馬エイシンデピュティが、12月24日の調教中に右前脚のけい靱帯を損傷、翌日に回避が発表されるなど、最終的には6頭の馬が回避したため、登録馬全てが出走にこぎつけることができた。

レース直前の単勝オッズ1桁台の馬は以下の4頭であった。

1番人気はダイワスカーレット。3歳時に牝馬限定GIを3勝し、前年の同レースでも2着に入線した。2008年に入って産経大阪杯に勝ち、故障・長期休養明けとなった秋の天皇賞でも直線の長い府中でハイペースで逃げながらレコード決着となったウオッカとはハナ差の2着に粘るなど、一線級の牡馬と比較しても遜色ない実績を残していた。

2番人気はマツリダゴッホ。昨年の覇者で2008年に入っても日経賞やオールカマーに勝つなど、中山では安定した成績を残していた。

3番人気はスクリーンヒーロー。2008年に入ってアルゼンチン共和国杯を勝ち、その勢いでジャパンカップを9番人気ながら並み居る強豪を抑えて制した上がり馬であった。しかし、2008年の夏以降ほぼ使いづめであるなど、状態面や、前走がスローペースに恵まれただけと評価する向きもあった。

4番人気はメイショウサムソン。3歳時と4歳時にGIを4勝した実績馬だが、2008年に入ってからは2着が最高で特に秋以降は走りに精彩を欠いていた。同馬はこのレースを最後に引退することが発表されていた。

出走馬と枠順

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2008年12月28日 第5回中山競馬第8日 第10競走
天気:晴、馬場状態:良、発走時刻:15時25分

負担重量は4歳以上馬57kg、3歳馬55kg、牝馬は2kg減

枠番馬番競走馬名性齢騎手調教師 馬主オッズ ファン投票
11カワカミプリンセス牝5横山典弘西浦勝一 三石川上牧場19.0(6人) 7位
22ベンチャーナイン牡3柴田善臣小檜山悟 本杉芳郎80.0(13人)
33コスモバルク牡7松岡正海田部和則 ビッグレッドファーム75.7(12人)
4エアジパング騸5藤田伸二藤原英昭 ラッキーフィールド54.4(11人)
45フローテーション牡3C.ルメール橋口弘次郎 臼田浩義27.3(8人)
6エアシェイディ牡7後藤浩輝伊藤正徳 ラッキーフィールド36.1(10人) 23位
57アルナスライン牡4O.ペリエ松元茂樹 (有)サンデーレーシング18.3(5人) 16位
8スクリーンヒーロー牡4M.デムーロ鹿戸雄一 吉田照哉6.4(3人) 50位
69メイショウサムソン牡5武豊高橋成忠 松本好雄8.4(4人) 3位
10マツリダゴッホ牡5蛯名正義国枝栄 高橋文枝4.4(2人) 4位
711ドリームジャーニー牡4池添謙一池江泰寿 (有)サンデーレーシング24.1(7人) 11位
12アサクサキングス牡4四位洋文大久保龍志 田原慶子29.5(9人) 8位
813ダイワスカーレット牝4安藤勝己松田国英 大城敬三2.6(1人) 2位
14アドマイヤモナーク牡7川田将雅松田博資 近藤利一90.2(14人)

レース結果

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レース展開

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ゲートが開くと、好スタートを切ったダイワスカーレットが外枠の影響もなくハナを切った。その直後にカワカミプリンセス、メイショウサムソン、アサクサキングスあたりのGI馬が先行集団を形成し、同じく先行すると思われていたマツリダゴッホは外枠発走でさらに蛯名騎手が内に入れようとした際にスクリーンヒーローに外に押し出されるかたちで後方に控える格好となった。

1000m通過タイムは59秒6と2500m戦としては比較的早いペースとなり、メイショウサムソンら先行勢が4コーナーでダイワスカーレットに詰め寄るも早々と失速し、代わってスクリーンヒーローがマツリダゴッホに大外を回らせるため同馬の捲りに併せて早仕掛けで2番手に進出するもこちらも直線で脚色が鈍くなる。ところが、先頭を走っていたダイワスカーレットの脚色は直線でも衰えるどころか逆に加速し後続を突き放した。

先行勢が淀みないペースで崩れたため、後方からアドマイヤモナークやエアシェイディ等、後方でレースを進めた馬が追い込んできたが、ダイワスカーレットは既に十分なセーフティーリードを保っておりそのまま先頭でゴールインし、トウメイ以来37年ぶり4頭目の牝馬による有馬記念制覇の快挙を達成した。

一方、連覇の期待のかかった2番人気のマツリダゴッホは12着、4番人気でラストランとなったメイショウサムソンは8着とそれぞれ惨敗した。

レース着順

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勝利騎手・安藤勝己
(2011年4月10日)
着順馬番競走馬名タイム着差 上がり3ハロン
113ダイワスカーレット2:31.5 36.4
214アドマイヤモナーク2:31.81.3/4 35.8
36エアシェイディ2:31.93/4 36.4
411ドリームジャーニー2:31.9ハナ 35.9
58スクリーンヒーロー2:32.0クビ 36.5
67アルナスライン2:32.21 36.4
71カワカミプリンセス2:32.52 37.0
89メイショウサムソン2:32.5ハナ 37.3
95フローテーション2:32.71.1/4 37.5
102ベンチャーナイン2:32.7クビ 36.8
113コスモバルク2:32.81/2 37.0
1210マツリダゴッホ2:33.11.3/4 37.5
134エアジパング2:33.95 38.3
1412アサクサキングス2:34.32.1/2 39.1

データ

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1000m通過タイム59.6秒(ダイワスカーレット)
上がり4ハロン48.3秒
上がり3ハロン36.4秒
優勝馬上がり3ハロン同上
上がり最速 35.8秒(アドマイヤモナーク)

払戻

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単勝13260円
複勝13130円
142,280円
6600円
枠連8 - 818,640円
馬連13 - 1429,490円
馬単13 > 1433,490円
ワイド13 - 147,160円
6 - 131,360円
6 -1428,200円
3連複6 - 13 - 14192,500円
3連単13 >14 > 6985,580円

達成された記録

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入場者数・レース売り上げ

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  • 入場人員 117,093人 (前年比106.1%)
  • 売上金  42,867,705,100円 (前年比94.9%)

レースにまつわるエピソード

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  • 後にブレイクしたタレント・スギちゃん(当時は杉山えいじ)が馬単を1万円購入し的中。334万9千円の配当を得た。
  • 3連単98.558万円は、3連単としては同レース史上最高配当となった[1]。
  • ダイワスカーレットはこの後屈腱炎により引退を余儀なくされたが、有馬記念勝利後に故障のため次走の前に引退となった馬は2024年現在ダイワスカーレットが最後である[2]。

テレビ・ラジオ中継

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本レースのテレビ・ラジオ放送の実況担当者

脚注

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⌬ Phoenix Mesh CID: 未登録 IPFS未登録 📡 0ピア PQS A82