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2019年FIA F2モンツァ・ラウンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イタリアの旗 2019年 FIA F2選手権 モンツァ・ラウンド
レース詳細
開催地 モンツァ・サーキット
イタリアの旗 イタリア モンツァ
コース 常設サーキット
コース長 5.793km
スプリントレース
開催日 9月8日
レース距離 21周
表彰台
優勝 イギリスの旗 ジャック・エイトケン
2位 イギリスの旗 ジョーダン・キング
3位 オランダの旗 ニック・デ・フリース
ファステストラップ
ドライバー ドイツの旗 ミック・シューマッハ
タイム 1:35.422
フィーチャーレース
開催日 9月7日
レース距離 30周
ポールポジション
ドライバー イギリスの旗 カラム・アイロット
タイム 1:33.887
表彰台
優勝 日本の旗 松下信治
2位 イタリアの旗 ルカ・ギオット
3位 オランダの旗 ニック・デ・フリース
ファステストラップ
ドライバー ドイツの旗 ミック・シューマッハ[注 1]
タイム 1:34.632

2019年FIA F2モンツァ・ラウンドは、2019年のFIA F2選手権の第10戦として、2019年9月7日と9月7日にモンツァ・サーキットで開催された自動車レース。

背景

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2019年9月7日 - 8日にイタリア・モンツァのモンツァ・サーキットで開催された。グランプリは、2019年のFIA F2選手権の第10戦だった[1]。

エントリー

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前回のスパ・フランコルシャンでのレースは中止となったが、多重クラッシュによりアーデンのアントワーヌ・ユベールが死亡、チャロウズのファン・マヌエル・コレアが重傷を負った。この事故にはトライデント・レーシングのジュリアーノ・アレジも巻き込まれた[2]。事故に関与した3チームは、事故調査の一環として当局が事故車両を押収したため、通常2台で走行するところを1台のみで走行した。タチアナ・カルデロン(アーデン)とカラム・アイロット(チャロウズ)はチーム唯一の車両で走行したが、トライデントはラルフ・ボシュングをベンチに下げ、事故で負傷しなかったアレジを起用した[3]。

レース形式

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レースウィークエンドは、フィーチャーレースとスプリントレースの2つのレースで構成された。フィーチャーレースのグリッド順は、予選で記録されたタイムに準じて決定。フィーチャーレースでは上位10位にポイントが与えられる。フィーチャーレースのポールシッターも4ポイントが与えられる[4]。フィーチャーレースは173.79 km (107.99 mi) で、30周で行われた[1]。

スプリントレースのグリッドはフィーチャーレースの結果に基づいており、上位8人のドライバーはリバースグリッドで構成されている[4]。スプリントレースは21周で争われ[1]、スプリントレースでは上位8位にポイントが与えられる。フィーチャーレースとスプリントレースの両方でトップ10に入り最速ラップを記録したドライバーに2ポイントが与えられる[4]。

予選

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予選では、濡れた路面でマシンが走行し、マシンがふらつく場面が見られた。練習走行でトップタイムを記録したルカ・ギオットが、1:37.906で最初の最速ラップを記録した。周冠宇が一時的にポールポジションを獲得したが、その後カラム・アイロットが1:33.887でトップタイムを更新した。その直後、松下信治とタチアナ・カルデロンがマシンをクラッシュさせ、赤旗が提示された。セッションが再開されたときには路面はさらに濡れており、どのドライバーもより良いラップタイムを出すことができなかった[5]。

予選結果

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順位 No. ドライバー エントラント タイム 差 グリッド
1 11 イギリスの旗 カラム・アイロット チェコの旗 ザウバー・ジュニアチーム・バイ・チャロウズ 1:33.887 – 1
2 7 中華人民共和国の旗 周冠宇 イギリスの旗 ユニ-ヴィルトゥオーシ・レーシング 1:34.030 +0.143 2
3 3 ロシアの旗 ニキータ・マゼピン フランスの旗 ARTグランプリ 1:34.063 +0.176 3
4 5 ブラジルの旗 セルジオ・セッテ・カマラ フランスの旗 DAMS 1:34.272 +0.385 4
5 2 日本の旗 松下信治 イギリスの旗 カーリン 1:34.419 +0.532 5
6 6 カナダの旗 ニコラス・ラティフィ フランスの旗 DAMS 1:34.885 +0.998 6
7 16 イギリスの旗 ジョーダン・キング オランダの旗 MPモータースポーツ 1:34.944 +1.057 7
8 9 ドイツの旗 ミック・シューマッハ イタリアの旗 プレマ・レーシング 1:35.082 +1.195 8
9 1 スイスの旗 ルイ・デレトラズ イギリスの旗 カーリン 1:35.101 +1.214 9
10 10 インドネシアの旗 ショーン・ゲラエル イタリアの旗 プレマ・レーシング 1:35.148 +1.261 10
11 20 フランスの旗 ジュリアーノ・アレジ イタリアの旗 トライデント 1:35.310 +1.423 11
12 15 イギリスの旗 ジャック・エイトケン スペインの旗 カンポス・レーシング 1:35.547 +1.660 12
13 8 イタリアの旗 ルカ・ギオット イギリスの旗 ユニ-ヴィルトゥオーシ・レーシング 1:35.641 +1.754 13
14 14 日本の旗 佐藤万璃音 スペインの旗 カンポス・レーシング 1:36.709 +2.822 14
15 17 インドの旗 マハヴィール・ラグナタン オランダの旗 MPモータースポーツ 1:37.027 +3.140 15
107% time(トップタイムから107%):1:40.459
NC 18 コロンビアの旗 タチアナ・カルデロン イギリスの旗 BWT・アーデン 1:46.667 +12.780 16
EX 4 オランダの旗 ニック・デ・フリース フランスの旗 ARTグランプリ 1:34.156 +0.269 171
出典:[6]
追記

フィーチャーレース

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キャリアを通じて初めてポールポジションからスタートしたアイロットは、1コーナーで周の挑戦を退け、順位を維持した。3位のニキータ・マゼピンはミスで順位を落としたが、周もレース2周目に同様のミスを犯した。松下信治は5周目までに2位に浮上し、アイロットを抜いてトップに立った。オルタネートタイヤ戦略をとっていたギオットは、ニコラス・ラティフィと周がクラッシュしたことで2位に浮上した。最後尾からスタートしたランキングトップのニック・デ・フリースは3位でフィニッシュし、表彰台を飾った[8]。

レース結果

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順位 No. ドライバー エントラント 周回 タイム/リタイア グリッド ポイント
1 2 日本の旗 松下信治 イギリスの旗 カーリン 30 48:56.512 5 25
2 8 イタリアの旗 ルカ・ギオット イギリスの旗 ユニ-ヴィルトゥオーシ・レーシング 30 +5.752 13 18 (2)
3 4 オランダの旗 ニック・デ・フリース フランスの旗 ARTグランプリ 30 +9.207 17 15
4 11 イギリスの旗 カラム・アイロット チェコの旗 ザウバー・ジュニアチーム・バイ・チャロウズ 30 +17.213 1 12 (4)
5 5 ブラジルの旗 セルジオ・セッテ・カマラ フランスの旗 DAMS 30 +20.487 4 10
6 16 イギリスの旗 ジョーダン・キング オランダの旗 MPモータースポーツ 30 +24.810 7 8
7 20 フランスの旗 ジュリアーノ・アレジ イタリアの旗 トライデント 30 +32.335 11 6
8 15 イギリスの旗 ジャック・エイトケン スペインの旗 カンポス・レーシング 30 +33.059 12 4
9 10 インドネシアの旗 ショーン・ゲラエル イタリアの旗 プレマ・レーシング 30 +38.890 10 2
10 17 インドの旗 マハヴィール・ラグナタン オランダの旗 MPモータースポーツ 30 +1:12.785 15 1
11 3 ロシアの旗 ニキータ・マゼピン フランスの旗 ARTグランプリ 29 +1 lap 3
12 14 日本の旗 佐藤万璃音 スペインの旗 カンポス・レーシング 29 +1 lap 14
13 6 カナダの旗 ニコラス・ラティフィ フランスの旗 DAMS 29 +1 lap 6
DNF 9 ドイツの旗 ミック・シューマッハ イタリアの旗 プレマ・レーシング 22 エンジン 8
DNF 7 中華人民共和国の旗 周冠宇 イギリスの旗 ユニ-ヴィルトゥオーシ・レーシング 13 接触による損傷1 2
DNF 18 コロンビアの旗 タチアナ・カルデロン イギリスの旗 BWT・アーデン 5 スピン 16
DNF 1 スイスの旗 ルイ・デレトラズ イギリスの旗 カーリン 1 スピン 9
ファステストラップ:ミック・シューマッハ (プレマ・レーシング) – 1:34.632 (21周)
出典:[6]
追記

スプリントレース

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ジャック・エイトケンは、リバースグリッドに基づいてスプリントレースをポールポジションからスタートした[8]。エイトケンはスタートからレースをリードし、ジョーダン・キングとアイロットは2番手スタートのジュリアーノ・アレジを追い抜いた。キングはその後エイトケンを追い抜いてトップに立ったが、ギオットとセルジオ・セッテ・カマラの争いによりバーチャル・セーフティカーが導入された。レースが再開されると、エイトケンは再びトップに立ち、1位でフィニッシュした。その後ろではキングが2位でフィニッシュし、最終周でアイロットがマシンを損傷したため松下が3位でフィニッシュした。しかし松下への5秒のタイムペナルティにより、松下は5位に後退し、デ・フリースが3位になった。

レース結果

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順位 No. ドライバー エントラント 周回 タイム/リタイア グリッド ポイント
1 15 イギリスの旗 ジャック・エイトケン スペインの旗 カンポス・レーシング 21 34:26.288 1 15
2 16 イギリスの旗 ジョーダン・キング オランダの旗 MPモータースポーツ 21 +2.764 3 12
3 4 オランダの旗 ニック・デ・フリース フランスの旗 ARTグランプリ 21 +6.530 6 10
4 7 中華人民共和国の旗 周冠宇 イギリスの旗 ユニ-ヴィルトゥオーシ・レーシング 21 +7.612 17 8
5 2 日本の旗 松下信治 イギリスの旗 カーリン 21 +8.189 8 6
6 9 ドイツの旗 ミック・シューマッハ イタリアの旗 プレマ・レーシング 21 +8.541 14 4 (2)
7 20 フランスの旗 ジュリアーノ・アレジ イタリアの旗 トライデント 21 +12.851 2 2
8 1 スイスの旗 ルイ・デレトラズ イギリスの旗 カーリン 21 +13.389 16 1
9 3 ロシアの旗 ニキータ・マゼピン フランスの旗 ARTグランプリ 21 +13.941 9
10 6 カナダの旗 ニコラス・ラティフィ フランスの旗 DAMS 21 +23.091 13
11 14 日本の旗 佐藤万璃音 スペインの旗 カンポス・レーシング 21 +29.564 12
12 11 イギリスの旗 カラム・アイロット チェコの旗 ザウバー・ジュニアチーム・バイ・チャロウズ 21 +41.390 5
13 17 インドの旗 マハヴィール・ラグナタン オランダの旗 MPモータースポーツ 21 +52.478 10
14 18 コロンビアの旗 タチアナ・カルデロン イギリスの旗 BWT・アーデン 21 +53.021 15
15 8 イタリアの旗 ルカ・ギオット イギリスの旗 ユニ-ヴィルトゥオーシ・レーシング 21 +1:32.691 7
DNF 10 インドネシアの旗 ショーン・ゲラエル イタリアの旗 プレマ・レーシング 9 メカニカル 9
DNF 5 ブラジルの旗 セルジオ・セッテ・カマラ フランスの旗 DAMS 6 接触による損傷 4
ファステストラップ:ミック・シューマッハ (プレマ・レーシング) – 1:35.422 (4周)
出典:[6]

第10戦終了時点のランキング

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  • 注:いずれもトップ5まで掲載。

脚注

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注釈

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  1. ↑ ファステストラップを記録したが、入賞圏外でフィニッシュしたため、ファステストポイントを獲得できなかった。よって、ポイントはトップ10内でファステストラップだったギオットが獲得した。

出典

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  1. 1 2 3 “F2 Italian Grand Prix”. Formula 2. Formula Motorsport Limited. 2019年9月7日閲覧。
  2. ↑ “F2 driver Hubert killed in crash at Spa-Francorchamps circuit”. ESPN. 19 August 2019. 2024年6月1日閲覧.
  3. ↑ Peter Allen (4 September 2019). “Alesi to take Boschung’s Trident F2 car for Monza round following Spa accident”. Formula Scout. 2024年6月1日閲覧.
  4. 1 2 3 “2019 FIA Formula 2 Sporting Regulations”. Fédération Internationale de l'Automobile. pp. 3-4 (2019年5月11日). 2022年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月17日閲覧。
  5. ↑ “Ilott tops rookie trio for maiden pole”. Formula 2. Formula Motorsport Limited. 6 September 2019. 2024年6月1日閲覧.
  6. 1 2 3 “Results”. Formula 2. Formula Motorsport Limited. 2019年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月7日閲覧。
  7. ↑ “De Vries disqualified from Monza Qualifying”. Formula 2. Formula Motorsport Limited. 6 September 2019. 2020年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2019年9月7日閲覧.
  8. 1 2 “Matsushita masters Monza for Feature Race victory”. Formula 2. Formula Motorsport Limited. 7 September 2019. 2024年6月1日閲覧.
  9. ↑ “Zhou handed grid drop for F2 Sprint Race”. Formula 2. Formula Motorsport Limited. 8 September 2019. 2019年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2019年9月9日閲覧.
  10. ↑ “Driver standings”. Formula 2. Formula Motorsport Limited. 2019年9月9日閲覧。
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