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2026 FIFAワールドカップ・抽選

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2026 FIFAワールドカップ・抽選では2026年6月11日から7月19日に行われる2026 FIFAワールドカップのグループステージの抽選の詳細について記す。

2026 FIFAワールドカップの組み合わせ抽選会は、現地時刻の2025年12月5日12:00(EST、UTC-5)、日本時間の12月6日午前2時に、アメリカ合衆国のワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ・センターで行われた。この組み合わせにより、ワールドカップはカナダ、メキシコ、アメリカ合衆国の3都市で総当たり戦方式のグループステージが組まれ、試合日程が決定する。チームは12チームずつ4つのポットに分けられ、各ポットから1チームが選出されてグループリーグを構成する。

開催国として、メキシコ、カナダ、アメリカ合衆国がシードされる。これらの国はポット1のA1、B1、D1にそれぞれ入り、FIFAランキング上位9チームがこのポットに加わる。出場チームのランキングで13位から24位の国はポット2に、25位から36位の予選通過チームはポット3に入る。最後に、ポット4には37位から42位の予選通過チームと、大陸間プレーオフの勝者2チームとヨーロッパプレーオフ(2次予選)の勝者4チームのプレースホルダー6チームが含まれる[1]。これらのプレーオフは2026年3月に開催される予定で、抽選時点ではこれら残り6枠の出場国は未定である。これらのプレーオフは最終的な6チームが2026年3月31日までに出場資格を得る[2]。

式典

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抽選会の司会はケヴィン・ハート、ハイディ・クルム、ダニー・ラミレス(英語版)らが務めた。抽選会では、アンドレア・ボチェッリ、ニコール・シャージンガー、ロビー・ウィリアムズらによるライブパフォーマンスも披露された。さらに、抽選会終了後にはヴィレッジ・ピープルが「YMCA」を披露した[3]。抽選会の司会は元サッカーイングランド代表で現サッカー解説者であるリオ・ファーディナンドが務め、サマンサ・ジョンソンが共同司会を務めると共に、イーライ・マニングがレッドカーペット司会を務め、トム・ブレイディ、ウェイン・グレツキー、アーロン・ジャッジ、シャキール・オニールらが抽選アシスタントを務めた[4]。

抽選には、出場権を獲得した42チームと大陸間プレーオフ及び欧州プレーオフに参加する22チームの計64チームの監督と代表者が出席した[5]。また、カナダのマーク・カーニー首相、メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領、アメリカのドナルド・トランプ大統領も出席した[6]。式典でトランプはFIFA平和賞をジャンニ・インファンティーノ会長から授与された[7]。

イランは、イラン・イスラム共和国サッカー連盟(FFIRI)のメフディ・タージ(英語版)会長が米国入国ビザを拒否されたことを受けて、抽選会をボイコットすると発表していた[8]。しかし、FFIRIは後に決定を撤回し、代表者を派遣すると発表した[9]。

シード順

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42チームのシード順は、 2025年11月19日時点のFIFAランキング(括弧内)に基づいて決定された[10]。プレーオフ勝者チームを表す6つの未決定のプレースホルダーは、自動的にポット4に配置される[11]。

2025年11月19日発表のFIFAランキングより[12]
ポット1 ポット2 ポット3 ポット4
  1.  アメリカ合衆国 H(14)
  2.  メキシコ H(15)
  3.  カナダ H(27)
  4.  スペイン(1)
  5.  アルゼンチン(2)
  6.  フランス(3)
  7.  イングランド(4)
  8.  ブラジル(5)
  9.  ポルトガル(6)
  10.  オランダ(7)
  11.  ベルギー(8)
  12.  ドイツ(9)
  1.  クロアチア(10)
  2.  モロッコ(11)
  3.  コロンビア(13)
  4.  ウルグアイ(16)
  5.  スイス(17)
  6.  日本(18)
  7.  セネガル(19)
  8.  イラン(20)
  9.  韓国(22)
  10.  エクアドル(23)
  11.  オーストリア(24)
  12.  オーストラリア(26)
  1. ↑ 後日(2026年3月31日)の試合で、UEFA・パスAの勝者は ボスニア・ヘルツェゴビナ(71)に決定した。
  2. ↑ 後日(2026年3月31日)の試合で、UEFA・パスBの勝者は スウェーデン(43)に決定した。
  3. ↑ 後日(2026年3月31日)の試合で、UEFA・パスCの勝者は トルコ(25)に決定した。
  4. ↑ 後日(2026年3月31日)の試合で、UEFA・パスDの勝者は チェコ (44)に決定した。
  5. ↑ 後日(2026年3月31日)の試合で、大陸間プレーオフ・パス1の勝者は コンゴ民主共和国(56)に決定した。
  6. ↑ 後日(2026年3月31日)の試合で、大陸間プレーオフ・パス2の勝者は イラク(58)に決定した。

抽選の制約と手順

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ノックアウトステージのブラケット

同じ連盟の2チームが同じグループに入ることはできない。ただし、UEFAは例外で、各グループには最低1チーム、最大2チームまでしか参加できない。連盟による制限は、大陸間プレーオフの勝者候補3チームすべてに適用される。FIFAはまた、「競技バランスを確保するため」、準決勝(ノックアウト方式の組)への2つの別々の経路が確立されたと発表した。これに基づき、FIFAランキング1位(スペイン)と2位(アルゼンチン)のチームは、3位(フランス)と4位(イングランド)のチームと同様に、反対の経路のグループにランダムに振り分けられる。したがって、これらのチームがグループを勝ち上がった場合、決勝まで対戦できず、4チームすべてが準決勝まで対戦できない。これはあくまでスペイン、アルゼンチン、フランス、イングランドの4チームが順当にグループを首位通過した場合を想定したものであって、グループ2位或いは3位通過となればこれらのチーム同士が準々決勝までに対戦する可能性があることを示唆している。 既にメキシコ、カナダ、アメリカ合衆国はグループA1、グループB1、グループD1に割り当てられているため、これらのグループ以外で仮にFIFAランキング上位4チームが準決勝で対戦することを想定した場合のグループ分けを行った場合(例:準決勝1(スペインvsイングランド)、準決勝2(アルゼンチンvsフランス))以下の組み合わせが例として挙げられる。

  • グループE1/F1/I1:スペイン
  • グループG1/H1:イングランド
  • グループC1/L1:アルゼンチン
  • グループJ1/K1:フランス

抽選はポット1から始まり、3つの共同開催国は異なる色のボールで識別され、試合スケジュールに従って所定の位置に配置される。ポット1の残りの9チームは、同じ色のボール9個で識別され、抽選されたグループのポジション1に割り当てられる。ポット2、3、4については、各チームのグループポジションは、FIFAが抽選手順の一環として公開した所定の割り当てパターンに従って決定される[13][14]。

  • グループA、D、G、J
    • ポジション2:ポット3のチーム
    • ポジション3:ポット2のチーム
    • ポジション4:ポット4のチーム
  • グループB、E、H、K
    • ポジション2:ポット4のチーム
    • ポジション3:ポット3のチーム
    • ポジション4:ポット2のチーム
  • グループC、F、I、L
    • ポジション2:ポット2のチーム
    • ポジション3:ポット4のチーム
    • ポジション4:ポット3のチーム

抽選手順

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以下の表は抽選会の事前に発表[14]された抽選手順表である。

凡例
ポット1 ポット2 ポット3 ポット4
順[14] グループA グループB グループC グループD グループE グループF グループG グループH グループI グループJ グループK グループL
1メキシコ MEXカナダ CAN1アメリカ合衆国 USA11111111
2342342342342
3234234234234
4423423423423

抽選結果

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抽選結果は以下の通り。メキシコ、カナダ及びアメリカ合衆国は、共同開催国につき自動的にそれぞれA1、B1、D1に入る。同じ大陸同士のチームが同じグループに入らないように配慮された。なおUEFAチームは16か国が出場するためある特定の4つのグループは必ず2チームずつ入ることになり、グループごとに最低1チームが配属されることとなる[14]。

グループA
組チーム
A1 メキシコ(MEX)H
A2 南アフリカ共和国(RSA)
A3 韓国(KOR)
A4 チェコ(CZE)[A]
グループB
組チーム
B1 カナダ(CAN)H
B2 ボスニア・ヘルツェゴビナ(BIH)[B]
B3 カタール(QAT)
B4 スイス(SUI)
グループC
組チーム
C1 ブラジル(BRA)
C2 モロッコ(MAR)
C3 ハイチ(HAI)
C4 スコットランド(SCO)
グループD
組チーム
D1 アメリカ合衆国(USA)H
D2 パラグアイ(PAR)
D3 オーストラリア(AUS)
D4 トルコ(TUR)[C]
グループE
組チーム
E1 ドイツ(GER)
E2 キュラソー(CUW)
E3 コートジボワール(CIV)
E4 エクアドル(ECU)
グループF
組チーム
F1 オランダ(NED)
F2 日本(JPN)
F3 スウェーデン(SWE)[D]
F4 チュニジア(TUN)
グループG
組チーム
G1 ベルギー(BEL)
G2 エジプト(EGY)
G3 イラン(IRN)
G4 ニュージーランド(NZL)
グループH
組チーム
H1 スペイン(ESP)
H2 カーボベルデ(CPV)
H3 サウジアラビア(KSA)
H4 ウルグアイ(URU)
グループI
組チーム
I1 フランス(FRA)
I2 セネガル(SEN)
I3 イラク(IRQ)[E]
I4 ノルウェー(NOR)
グループJ
組チーム
J1 アルゼンチン(ARG)
J2 アルジェリア(ALG)
J3 オーストリア(AUT)
J4 ヨルダン(JOR)
グループK
組チーム
K1 ポルトガル(POR)
K2 コンゴ民主共和国(COD)[F]
K3 ウズベキスタン(UZB)
K4 コロンビア(COL)
グループL
組チーム
L1 イングランド(ENG)
L2 クロアチア(CRO)
L3 ガーナ(GHA)
L4 パナマ(PAN)
組み合わせ抽選における実際のドローの順序[draw 1]
ポット1
チーム組/番
 カナダB1[draw 2]
 メキシコA1[draw 3]
 アメリカ合衆国D1[draw 4]
 ブラジルC1
 ドイツE1
 オランダF1
 ベルギーG1
 スペインH1
 アルゼンチンJ1[draw 5]
 フランスI1
 ポルトガルK1
 イングランドL1
ポット2
チーム組/番
 韓国A3
 スイスB4
 モロッコC2
 オーストラリアD3
 エクアドルE4
 日本F2
 イランG3
 ウルグアイH4
 セネガルI2
 オーストリアJ3
 コロンビアK4
 クロアチアL2
ポット3
チーム組/番
 南アフリカ共和国A2
 カタールB3
 パラグアイD2[draw 6]
 コートジボワールE3[draw 7]
 チュニジアF4[draw 8]
 エジプトG2[draw 9]
 スコットランドC4
 サウジアラビアH3
 アルジェリアJ2[draw 10]
 ウズベキスタンK3[draw 11]
 パナマL4[draw 12]
 ノルウェーI4
ポット4
チーム組/番
UEFA・パスD 勝者A4
UEFA・パスA 勝者B2
 ハイチC3
 キュラソーE2[draw 13]
プレーオフ・パス2 勝者I3[draw 14]
 カーボベルデH2[draw 15]
UEFA・パスC 勝者D4
UEFA・パスB 勝者F3
 ヨルダンJ4[draw 16]
プレーオフ・パス1 勝者K2[draw 17]
 ガーナL3[draw 18]
 ニュージーランドG4
抽選に関する注釈
  1. ↑ グループ内のポジションは、ポットとグループによってあらかじめ決まっていた。
  2. ↑ 共催国のカナダはB1に割り当てることが決まっていた。
  3. ↑ 共催国のメキシコはA1に割り当てることが決まっていた。
  4. ↑ 共催国のアメリカ合衆国はD1に割り当てることが決まっていた。
  5. ↑ 1位でグループを勝ち上がった場合ノックアウトステージでスペインと反対の経路に入るルールのためグループIを避けてグループJへ。
  6. ↑ 同じCONMEBOL代表のブラジルのいるグループCを避けてグループDへ。
  7. ↑ 同じCAF代表のモロッコのいるグループCを避けてグループEへ。
  8. ↑ 同じCAF代表のモロッコのいるグループCを避けてグループFへ。
  9. ↑ 同じCAF代表のモロッコのいるグループCを避けてグループGへ。
  10. ↑ 同じCAF代表のセネガルのいるグループIを避けてグループJへ。
  11. ↑ 大陸間プレーオフ・パス2勝者が入ることのできるグループを確保するためグループIを避けてグループKへ。
  12. ↑ ノルウェーがUEFA代表が2か国割り当て済みのグループLに入ることを避けるためグループLへ。
  13. ↑ 同じConcacaf代表のアメリカ合衆国のいるグループD(UEFA代表が含まれなければならない条件も重複する)を避けてグループEへ。
  14. ↑ 大陸間プレーオフ・パス2参加国がAFC代表のイラク、CONMEBOL代表のボリビア、Concacaf代表のスリナムであるため、Concacaf代表のアメリカ合衆国と
    CONMEBOL代表のパラグアイのいるグループD(UEFA代表が含まれなければならない条件も重複する)、AFC代表の日本のいるグループF、AFC代表のイランの
    いるグループG、AFC代表のサウジアラビアとCONMEBOL代表のウルグアイのいるグループHを避けてグループIへ。
  15. ↑ UEFA代表が含まれなければならないグループD、同じCAF代表のチュニジアのいるグループF、同じCAF代表のエジプトのいるグループGを避けてグループHへ。
  16. ↑ 同じAFC代表のイランのいるグループGを避けてグループJへ。
  17. ↑ 大陸間プレーオフ・パス1参加国にCAF代表のコンゴ民主共和国がいるため、CAF代表のエジプトのいるグループGを避けてグループKへ。
  18. ↑ 同じCAF代表のエジプトのいるグループGを避けてグループLへ。

脚注

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注釈

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  1. ↑ 大陸間プレーオフ・パス1の勝者のプレースホルダーは、CAF、Concacaf、またはOFCチームの連盟制限が伴う。
  2. ↑ 大陸間プレーオフ・パス2の勝者のプレースホルダーは、AFC、Concacaf、またはCONMEBOLチームの連盟制限が伴う。

出典

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  1. ↑ “FIFAワールドカップ26本大会抽選について知っておくべきすべてのこと”. FIFA (2025年11月20日). 2025年11月27日閲覧。
  2. ↑ “World Cup 2026 playoffs draw: Wales v Bosnia-Herzegovina, Czech Republic v Republic of Ireland, Italy v Northern Ireland – as it happened”. The Guardian (2025年11月20日). 2025年11月28日閲覧。
  3. ↑ “ワールドカップ抽選会の豪華エンタメ陣容を発表”. FIFA. 2025年12月3日閲覧。
  4. ↑ “抽選会司会を務めるリオ・ファーディナンド氏をスポーツ界の豪華ビッグネームたちがアシスト”. FIFA. 2025年12月4日閲覧。
  5. ↑ “Anticipation intensifies for climactic, “tantalising” FIFA World Cup 2026 Final Draw”. Inside FIFA. 2025年12月5日閲覧。
  6. ↑ “Heads of Government from host countries convene for Final Draw”. Inside FIFA. 2025年12月5日閲覧。
  7. ↑ 抽選会で組み合わせ決定 FIFAがトランプ氏に「平和賞」を授与 BBCニュース 2025年12月6日閲覧。
  8. ↑ MacInnes, Paul (November 28, 2025). “Iran to boycott World Cup draw over lack of visa for federation president”. The Guardian. 2025年12月3日閲覧.
  9. ↑ “Iran takes a U-turn from decision to boycott FIFA World Cup draw, will now send representatives”. Hindustan Times. 2025年12月4日閲覧.
  10. ↑ “FIFA Men's World Ranking: 19 November 2025”. FIFA (2025年11月19日). 2025年11月27日閲覧。
  11. ↑ “FIFA 2026: World Cup draw to separate Spain, Argentina, France and England until final rounds”. France 24. 2025年11月27日閲覧.
  12. ↑ “FIFA Men's World Ranking: 19 November 2025”. FIFA (2025年11月19日). 2025年11月19日閲覧。
  13. ↑ “FIFAワールドカップ2026本大会抽選会実施手順を発表”. fifa.com. FIFA (2025年11月26日). 2025年11月27日閲覧。
  14. 1 2 3 4 “Draw Procedures for the FIFA World Cup 2026” (英語). digitalhub.fifa.com. FIFA. 2025年11月27日閲覧。

外部リンク

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