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バヤーンセニェ - ザラエゲルセグ - ウク - ボバ線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(25号線 (ハンガリー)から転送)
ハンガリー国鉄
バヤーンセニェ - ザラエゲルセグ - ウク - ボバ線の路線図
バヤーンセニェ - ザラエゲルセグ - ウク - ボバ線の路線図
路線番号25
路線総延長101 km
軌間1435 mm
電圧25000 V(交流)
最高速度100 km/h
停車場・施設・接続路線
STR
セーケシュフェヘールヴァール - ソンバトヘイ線
BHF
0.0 ボバ
ABZgl
セーケシュフェヘールヴァール - ソンバトヘイ線
ABZg+l
292号線
HST
4.9 ケメネシュパールファ
BHF
8.2 ヤーノシュハーザ
BUE
道路8号
HST
ネメシュケレストゥール
BUE
道路84号
WBRÜCKE1
マルツァル川
HST
リガーチュ
BHF
ウク
ABZgl
バラトンセントジェルジ - ウク線
WBRÜCKE1
マルツァル川
HST
ダブロンツ
HST
テュリェ
ABZg+l
バルティク - バラトンセントジョォルジュ線
BHF
ザラベール・バルティク
eABZgr
HST
35.9 パコド
BHF
40.5 ポーカセペトク
HST
43.3 ケメンドラール
ABZg+l
ソンバトヘイ - ナジカニジャ線
BHF
47.2 ザラセントイヴァーン
ABZgr
ソンバトヘイ - ナジカニジャ線
ABZgl
ザラエゲルセグ方面
hKRZWae
ザラ川
ABZg+l

バヤーンセニェ - ザラエゲルセグ - ウク - ボバ線(ハンガリー語: Bajánsenye–Zalaegerszeg–Ukk–Boba-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は25。ハンガリーとスロベニアを結ぶ路線である。

歴史

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1889年1月13日にボバ - シュメグ間はウク駅の経由でハンガリー王立鉄道の地方鉄道として既に開通された[1]。線路および施設物は開通の前年まで完成したものの、開通時期はハンガリー西部鉄道の国有化を考慮して調整された[2]。ウク - ザラエゲルセグ間は1890年10月19日にウク - チャークトルニャ(現在チャコヴェツ)間地方鉄道として開業されて、王立鉄道により運営された[3]。

1906年にザラロェヴェー - ホドシュ間はコェルメンド - ザラロェヴェー間と共に開通した[4]。ハンガリー王国鉄道は1905年にホドシュ - ムラソンバト(現在ムルスカソボタ)間の建設を開始して、1907年6月26日にその区間を開通した[5]。

第一次世界大戦の終戦後、トリアノン条約が締結されて、ハンガリーとユーゴスラビア王国間の国境線はバヤーンセニェ - ホドシュ間に画定された。1924年にムルスカソボタ - オールモシュ間の開通でリュブリャナとブダペストの鉄道連結が形成した。

第二次世界大戦の終戦後、国際列車の通行は通行量減少のため中止された。

1980年にザラロェヴェー - バヤーンシェニェ間は廃止されて、線路はすぐに撤去された[4]。国際路線の再建方案は1980年代に論議された。ユーゴスラビア連邦の解体後、新しい経路のための努力はクロアチアの国境統制と増加する貨物運送量のため必要になった。1996年にハンガリーとスロベニアはザラロェヴェー - ホドシュ間の再建に関する協定を締結した。ハンガリー区間の資金は欧州連合のポーランド=ハンガリー経済再編援助プログラム(Poland and Hungary: Assistence dor Restructing their Economies, PHARE)により調達された。改築された区間の場合に線形改良の目的で、部分的の移設が採択された。

2000年12月にザラロェヴェー - 国境間の運行は再開された[4]。2010年に25 kV交流の電車線はザラロェヴェー - ホドシュ間に設置された。

運行形態[6]

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区間特急(S)

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  • バルトナカリ・デルゲチェ - ウク - ツェルデメルク 【6月・9月運行】
    6月と9月を中心に、週3往復の運行。ウク以南は26号線に直通する。西行はウク - ツェルデメルク間ノンストップで、東行はウクも通過し、ツェルデメルク - タポルツァ間ノンストップとなる。
    2024年度に運行を開始した。

特別快速(Ex)

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  • レトロ・イストリア号: コペル - ホドシ - ボバ - ブダペスト 【夏季運行】
    一日1往復運行する。ザラエゲルセグ以西の停車駅は特急と同じ。ブダペスト方面行は、ザラエゲルセグ以東でインターシティ(IC)に連結される。コペル方面行は、アイカ - ザラセンティヴァーン間ノンストップで、ザラセンティヴァーン以西は特急と同じ停車駅となる。ホドシ以西はスロベニア国鉄オルモジ方面に、ボバ以東は20号線に直通する。
    過去の運行形態:
    2016年以前は、特急列車として、夏季週2日のみ運行していた。西行は、ボバ - ザラエゲルセグ間ノンストップで、ボバ以東で普通列車に連結されていた。当時の愛称名は「イストリア」であった。
    2017,18年度は、夏季のみ毎日運行の普通列車として運行していた。
    2019年度より、特別快速(Ex)に格上げされた。
    2023年度より、西行はボバとザラエゲルセグを経由しなくなり、代わりにザラエゲルセグ・オラ停車となった。愛称名が「レトロ・イストリア」に変更となった。
    2024年度より、西行がザラセンティヴァーンとザラエゲルセグ停車となり、ザラエゲルセグ・オラは通過となった。


  • タヌーヘジ号: ケストヘイ - ウク - ツェルデメルク - ジェール 【夏季運行】
    夏季限定で、一日1往復の運行。ウク以南は26号線に直通し、ツェルデメルク以北は10号線に直通する。ウク - ツェルデメルク間ノンストップ。
    過去の運行形態:
    2017年以前は、通常の特急として運行していた。25号線内の駅はボバ以外全て通過し、ジェール方面に限りボバを通過していた。
    2018,19年度に特別快速「エクスプレス(Ex)」として運行していた。2019年度には上下ともボバに停車していた。
    2020年度より休止。
    2023年度より、区間特急(S)の種別で運行を再開した。ボバ通過、ウク停車となった。
    2024年度より、再び種別が特急「エクスプレス(Ex)」となった。


  • レシェンツェ号: ケストヘイ - ウク - ツェルデメルク - ソンバトヘイ 【春季・夏季運行】
    春季・夏季に一日1往復の運行。26号線から20号線への直通列車であるが、ウク - ツェルデメルク間ノンストップ。
    過去の運行形態:
    2020年以前は、特急(Gy)として運行し、夏季は一日1往復、春季は休日のみ一日1往復の運行であった。ウクは、ケストヘイ方面に限り停車していた。
    2021年度は区間特急(S)として運行し、夏季2往復、春季1往復(休日は2往復)の運行であった。
    2022年度に普通(O)に格下げされ、上下ともウク停車となった。
    2023年度より、再び区間特急(S)として運行する様になり、一日1往復に減便となった。レセンツェの愛称名が与えられた。
    2024年度より、種別が特急「エクスプレス(Ex)」に変更となった。


特急「インターシティ(IC)」

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  • ツィタデッラ号: コペル/リュブリャナ - ホドシ - ボバ - ブダペスト
    一日1往復運行の昼行列車。ホドシ以西はスロベニア国鉄オルモジ方面に、ボバ以東は20号線に直通する。
    2019年以前は、特急(O)として運行していた。ブダペスト方面行に限り、ザラエゲルセグ - ボバ間各駅に停車していた。
  • ゲチェイ号: ザラエゲルセグ - ヤーノシュハーザ - ブダペスト
    2時間に1本の運行。ボバ以東は、ボバ駅を通らず短絡線を経由し20号線に直通する。
    過去の運行形態:
    2019年以前は、下記3種別に分かれていた。
    • インターシティ(IC)「ゲチェイ」号: 一日1往復の運行。ブダペスト方面は、夏季の週2日のみコペル始発の車両を連結していた。
    • インターシティ(IC)「ヘテーシュ」号: 休日(夏季を除く)のみ、ブダペスト方面片道1本のみの運行。ザラエゲルセグ - アイカ間ノンストップで運行していた。
    • 特急(O): 2時間に1本の運行。ボバを経由し、ボバ以東はソンバトヘイ方面の車両と併結し20号線に直通していた。
    • 普通(O): 2時間に1本の運行。ボバを経由し、ボバ以東はソンバトヘイ方面の車両と併結し20号線に直通していた。各駅停車。
    2019年末に、上記各系統が統合され、インターシティ(IC)「ゲチェイ」号となった。ボバでの併結がなくなり、短絡線経由となった。


  • ケーク・フッラーム号: ブダペスト南駅 - ウク - ツェルデメルク - ソンバトヘイ 【夏季運行】
    夏季のみ、一日1往復運行する。金・土曜にソンバトヘイ行が、土・日曜にブダペスト行が、一日1往復増発される。ウクとヤーノシュハーザは通過する。ウク以南は26号線から直通し、ツェルデメルク以西は20号線に直通する。
    2017年以前は普通の特急として、2018-20年は区間特急(S)として運行していた。

快速(IR)

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  • バラトンセントジェルジ - ウク - ケストヘイ - ジェール
    2時間に1本の運行。ウク以南は26号線から直通し、ツェルデメルク以北は10号線に直通する。
    2019年末に運行を開始した。

普通

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下記3系統に分かれる。

  • (ホドシ - )エーリセントペーテル - ザラエゲルセグ
    2-4時間に1本の運行。うち一日2往復がホドシ発着となる。
    2022年度以前は一日6往復の運行で、うち4往復がホドシ発着であった。
  • ザラエゲルセグ - ボバ - ツェルデメルク
    2-4時間に1本の運行。ボバ以北は20号線に直通する。


駅一覧

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以下では、ハンガリー国鉄25号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 種別
    • IC:特急「インターシティ」
    • IR:快速「インターレギオ」
    • Sz:普通
  • 停車駅
    • ■印:全列車停車
    • ●印:大部分停車、一部通過
    • ○印:大部分通過、一部停車
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ[7] IC IR Sz 接続路線 所在地
25 ホドシ駅 - 0.0 ■   ■ スロベニア国鉄オルモジ方面 プレクムリェ地方 ホドシ町
バヤーンセニェ駅 2.3 2.3 |   ■   ザラ県 エーリセントペーテル郡
エーリセントペーテル駅 4.8 7.1 ■   ■  
ナジラーコシュ駅 3.0 10.1 |   ■  
パンカス駅 3.3 13.4 |   ■  
フェルセーヤーノシュファ駅 3.6 17.0 |   ■  
ザラレヴェー駅 2.7 19.7 ■   ■   ザラエゲルセグ郡
ザラカタパルヤ駅 2.6 22.3 |   ■  
ブダファ駅 1.7 24.0 |   ■  
ザラチェーブ・シャロムヴァール駅 3.1 27.1 |   ■  
ザラセントジェルジ駅 4.2 31.3 |   ■  
バゴド駅 2.6 33.9 |   ■  
アンドラーシュヒダ駅 3.0 36.9 |   ■  
ザラエゲルセグ・オラ駅 4.6 41.5 |   ■ 短絡線(聖イヴァーンまで3.3km)
ザラエゲルセグ駅 3.3 44.8 ■   ■ 23号線(レーディチ方面)
ザラセンティヴァーン駅 8.8 53.6 ■   ■ 短絡線(聖イヴァーンまで3.3km)
17号線(ペーチ方面、ソンバトヘイ方面)
ケメンドラール駅 3.8 57.4 |   ■  
ポーカセペトク駅 3.0 60.4 |   ■  
パコド駅 4.5 64.9 |   ■   ザラセントグロート郡
ザラベール・バティク駅 4.7 69.6 ■   ■  
テュルイェ駅 4.5 74.1 |   ■  
ダブロンツ駅 6.7 80.8 |   ■   ヴェスプレーム県 シュメグ郡
ウク駅 3.6 84.4 ■ | ■ 26号線(バラトンセントジェルジ方面)
リガーチ駅 2.3 86.7 | | ●  
ネメシュケレストゥール駅 4.0 90.7 | | ●   ヴァシュ県 ツェルデメルク郡
ヤーノシュハーザ駅 2.6 93.3 ■ ■ ■  
ケメネシュパールファ駅 3.1 96.4 | | ● 20号線短絡線(ブダペスト方面)
ボバ駅 4.9 101.3 ■ | ■ 20号線(ブダペスト方面)
20 ネメシュコチ駅 2.3 103.6 | | ●  
ツェルデメルク駅 7.3 110.9 ■ ■ ■ 10号線(ジェール方面)、20号線(ソンバトヘイ方面)

外部リンク

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出典

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  1. ↑ Kovács László (1996) (ハンガリー語). Magyar vasúttörténet. vol. 2. Budapest: Közlekedési Dokumentációs Kft. p. 240. ISBN 963 552 313 0
  2. ↑ “Aus Oestereich-Ungarn: Lokalbahn Boba-Jánosháza-Sümeg”. Zeitung des Vereins Deutscher Eisenbahn-Verwaltungen (ドイツ語). No. 13. 1889年2月16日. p. 130.
  3. ↑ “Amtliche Bekanntmachung: Eröffnung von Strecken”. Zeitung des Vereins Deutscher Eisenbahn-Verwaltungen (ドイツ語). No. 84. 1890年10月25日. p. 826.
  4. 1 2 3 “Pankasz” (ハンガリー語). A MÁV ZRt. engedélyével. 2025年11月19日閲覧。
  5. ↑ Klaudija Sedar (2018年12月28日). “Gorička Mariška” (スロベニア語). Republika Slovenija Ministrstvo za Kulturo. 2025年11月19日閲覧。
  6. ↑ 2015-2016. évi vasúti menetrend (ハンガリー語)
  7. ↑ 25 vonalhoz tartozó pontok
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