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セーケシュフェヘールヴァール - タポルツァ線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(29号線 (ハンガリー)から転送)
ハンガリー国鉄
セーケシュフェヘールヴァール - タポルツァ線の路線図
セーケシュフェヘールヴァール - タポルツァ線の路線図
路線番号29
路線総延長117 km
軌間1435 mm
最高速度80 km/h
停車場・施設・接続路線
ABZg+l
44号線、45号線
BHF
0.0 ボェルゴェンド
ABZgr
プスタサボルチ - セーケシュフェヘールヴァール線
eHST
旧フェヴェニプスタ駅
ABZg+r
ブダペスト - ムラケレストゥール線
BHF
10.8 サバドバッティアーン
ABZgl
ブダペスト - ムラケレストゥール線
eHST
旧アルショーショムヨー駅
BHF
18.1 ポルガールディ・イパルテレペク
BHF
20.8 ポルガールディ
HST
23.9 フュレ
STR+GRZq
↑フェイェール県 / ヴェスプレーム県↓
HST
28.0 バラトンフェーカヤールフェルソェー
ABZg+r
ハイマースケール - ドンボーヴァール線
BHF
30.7 チャヤーグ
ABZgl
ハイマースケール - ドンボーヴァール線
HST
33.3 バラトンアカラティア
TUNNEL1
チッテニヘイトンネル (96 m)
HST
36.0 チッテニヘイ
BHF
38.8 バラトンケネシェ
BHF
44.8 バラトンフューズフェー
BHF
50.6 バラトンアルマーディ
eABZg+r
旧ヴェスプレーム - アルショーオェルス線
HST
52.7 カーピタランフュレド
BHF
56.7 アルショーオェルス
HST
60.6 チョパク
HST
63.8 バラトンナラーチュ
BHF
65.1 バラトンフュレド
BHF
70.2 アソーフェー
HST
72.3 オェルヴェーニェシュ
HST
73.6 バラトンウドヴァリ
HST
75.3 フェヴェニェシュ
BHF
79.2 バラトンアカリ・ドルギチェ
HST
82.3 ザーンカ・エルジェーベトターボル
BHF
83.9 ザーンカ・コェヴェシュカール
HST
87.1 バラトンセペズド
HST
88.7 セペズドフュルドェー
BHF
90.9 レーヴフュロェプ
HST
95.3 バラトンレンデシュ
HST
96.9 アーブラハームヘイ
HST
100.4 バダチョニオェルス
BHF
101.6 バダチョニトマイ
HST
103.6 バダチョニ
HST
106.4 バダチョニラープディヘイ
BHF
108.8 バダチョニトェルデミツ・シグリゲット
HST
111.8 ネメシュグラーチュ・キシャパーティ
ABZg+l
バラトンセントジェルジ - タポルツァ線
BHF
117.9 タポルツァ
ABZgr
ザラハラープ線、T-U線

セーケシュフェヘールヴァール - タポルツァ線(ハンガリー語: Székesfehérvár–Tapolca-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は29。バラトナカラッチャからバダチョニラーブディヘジまでの73km、バラトン湖の北岸に沿って走る路線である[1]。

歴史

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1861年4月にブダペスト - ナジュカニジャ間の鉄道が開通されて、バラトン湖南岸の村・町は鉄道で連結された。1907年にバラトン湖北岸の鉄道建設許可はハンガリー政治家・技術家コシュト・フェレンツ(Ferenc Lajos Ákos Kossuth, 1841-1914)の主導で獲得して[2]、その区間は1909年7月に開通された。ブダペスト行きの列車は初期にプスタサボルチュ経由でバラトン湖北岸に進入して、それで列車は南部鉄道会社のブダペスト - ムラケレストゥール線を経由する必要がなかった[3]。

2019年11月から2021年5月まで電車線設置工事がサバドバッティアーン - バラトンフュレド間で実行されて、チッテニヘイトンネルの底を数センチメートルほど掘ることが必要であった[4]。それに加えて、乗降場の改築がポルガールディ駅・バラトンケネシェ駅・バラトンフューズトェー駅・アルショーオェルス駅で完了した[5]。2021年6月にこの路線の電気運転が実現された[6]。

運行形態(夏季を除く)

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特急と普通について説明する[7]。

区間特急(S)

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  • ブダペスト - セーケシュフェヘールヴァール - タポルツァ
    2時間に1本の運行。途中、フェヴェニェシュとセペズドフュルデーは交互に半数ずつが通過する。セーケシュフェヘールヴァール以東は30号線に直通する。
    2020年春以前は、春季・夏季限定の一日1往復の運行で、029号線内は各駅に停車していた。当時は、特急(O)が優等列車として通年運行していた。

普通

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  • セーケシュフェヘールヴァール - バラトンフュレド
    2時間に1本の運行。
    2020年春以前は、原則タポルツァまで直通していた。
  • バラトンフュレド - タポルツァ
    一日3.5往復の運行。うち1往復がセーケシュフェヘールヴァールまで直通する。
    2020年春以前は、上記フュレド以東の列車と直通していて、2時間に1本の運行であった。2020年夏 - 2022年度は一日3往復の運行であった。

過去の運行系統

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  • 特急(O)
    • ブダペスト - セーケシュフェヘールヴァール - タポルツァ
      一日あたり春季3往復、秋季・冬季2往復運行していた。セーケシュフェヘールヴァール以東は30号線に直通していた。アルショーエルシュ以東は区間特急(S)と同じ停車駅で、アルショーエルシュ以西はバラトンフュレド、バラトナカリ・デルギチェ、ザーンカ・ケヴェシュカール、レーヴフュレプ、バダチョニトマイ、バダチョニ、バダチョニテルデミツ・シグリゲト(一部通過)、タポルツァであった。
      2020年春限りで、区間特急(S)の通年設定により休止。

運行形態(夏季)

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特急「インターシティ(IC)」

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  • ケーク・フッラーム号: ブダペスト - セーケシュフェヘールヴァール - タポルツァ
    夏季限定で、2時間に1本の運行。途中、セーケシュフェヘールヴァール、バラトナルマーディとバラトンフュレド以西の各駅に停車する(ただし、セペズドフュルデーとバラチョニェルシュは通過)。セーケシュフェヘールヴァール以東は30号線に直通する。
    2020年以前は、区間特急(S)として運行していて、セペズドフュルデーとバラチョニェルシュにも停車していた。
  • ケーク・フッラーム号: タポルツァ → セーケシュフェヘールヴァール → ブダペスト南駅
    夏季限定で、片道のみ一日1本の運行。途中、バダチョニテルデミツ、バダチョニ、バダチョニトマイ、アブラハームヘジ、レーヴフュレプ、バラトンセペズド、ザーンカ・ケヴェシュカール、バラトナカリ、バラトヌドヴァリ、アソーフェー、バラトンフュレド、バラトナルマーディとセーケシュフェヘールヴァールに停車する。
    過去の運行形態
    2021年に「レヴェンドゥラ」号として運行を開始した。当初はアブラハームヘジ、バラトンセペズド、バラトヌドヴァリ、アソフェーを通過し、アルショーエルシュ以西の区間特急(S)停車駅に停車していた。
    2023年度より、現在の停車駅となった。
    2024年度より、愛称名が「ケーク・フッラーム」に変更となった。

特別快速(Ex)

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  • サボルチ・テケルゲー号: ザーホニ - セーケシュフェヘールヴァール - ザーンカ・エルジェーベトターボル
  • チャバイ・テケルゲー号: ベーケーシュチャバ - セーケシュフェヘールヴァール - タポルツァ
    一日1往復、ニーレジハーザ - ザーンカ間に運行。ただし休日はソルノク - タポルツァの列車が増発され、一日2往復の運行となる。フュレド以東は区間特急(S)と同じ停車駅で、フュレド以西はバラトナカリ、ザーンカ・ケヴェシュカール、セペズドフュルデー、レーヴフュレプ、バダチョニトマイ、バダチョニに停車し、東行に限りバダチョニェルシュに、ザーンカ発着便のみザーンカ・エルジェーベトターボルに停車する。
    過去の運行形態
    2018,19年は、ザーホニ発着の1往復を除き、普通列車(O)として運行していた。平日はタポルツァまで一日2.5往復運行していた。休日は本数が多く、特に金曜日の西行と日曜日の東行は最大で片道5本運行していた。チョパク、セペズドフュルデー、バダチョニェルシュを通過していた他、ザーンカ・エルジェーベトターボルに停車していた。
    2020年に、特急(O)に格上げされた。
    2021年に、種別が特別快速(Ex)に変更された他、快速の増発に伴って大幅に減便され、ソルノク方面への直通列車のみとなった。チョパク、バダチョニェルシュは停車となった。
    2023年度より、愛称名が従来のテケルゲーから、始発駅の地域名を冠した愛称名になった。セペズドフュルデー停車となった他、バダチョニェルシュは西行が通過、エルジェーベトターボルはタポルツァ発着便が通過となった。

区間特急(S)

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  • テケルゲー号: バラトンフュレド → セーケシュフェヘールヴァール → ケレンフェルド 【日曜運行】
    日曜限定で、一日1本の運行。停車駅は通年運行の列車とほぼ同じだが、チョパクとアルショーエルシュは通過する。セーケシュフェヘールヴァール以東は30号線に直通する。
    2023年度に、エクスプレス(Ex)の種別で運行を開始した。2024年度より、区間特急(S)に種別変更となった。
  • ヴィーズポーク号: ブダペスト南駅 - セーケシュフェヘールヴァール - バラトンフュレド
    2時間に1本の運行。セーケシュフェヘールヴァール - バラトナカラッチャ間ノンストップで、バラトナカラッチャ以西はカープタランフュレドを除く各駅に停車する。セーケシュフェヘールヴァール以東は30号線に直通する。
    過去の運行形態
    2020年に、区間特急(S)の「フェチケ」号として、休日の東行片道1本のみが運行を開始した。当時はカープタランフュレドとセーケシュフェヘールヴァールを通過し、ブダペスト側の終点はケーバーニャ・キシュペシュトであった。
    2021年に、2時間に1本の運行に増発された。快速(IR)「ヴィーズポーク」号に変更となった他、カープタランフュレドとセーケシュフェヘールヴァールは停車に変更され、ブダペスト南駅発着となった。
    2024年度より、再び種別が区間特急(S)に変更となり、カープタランフュレドは大部分が通過となった。

  • 過去の運行系統
    • ブダペスト - セーケシュフェヘールヴァール - タポルツァ
      2020年以前、夏季限定で、一日1往復運行していた。ブダペスト行は029号線内各駅に停車するが、タポルツァ行に限り、セーケシュフェヘールヴァール - バラトナカラッチャ間ノンストップで運行していた。セーケシュフェヘールヴァール以東は30号線に直通していた。
      2021年以降、フュレド以西は普通に、フュレド以東は快速カティツァ号に吸収される形で休止。

快速(IR)

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  • カティツァ号: ブダペスト南駅 - セーケシュフェヘールヴァール - バラトンフュレド
    夏季限定で、2時間に1本の運行。セーケシュフェヘールヴァール - バラトンフュレド間の各駅に停車する。セーケシュフェヘールヴァール以東は30号線に直通する。
    2020年度に限り、サバドバッチャーンを通過していた。2020年以前は区間特急(S)として運行していた。

普通

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  • (セーケシュフェヘールヴァール - ) バラトンフュレド - タポルツァ
    2時間に1本の運行。早朝・深夜のみ、セーケシュフェヘールヴァールまで運行される。多くは、ザーンカ・エルジェーベトターボルとバダチョニラーブディヘジを通過する。
    2020年以前は全線で早朝・深夜のみの運行であった。また、ザーンカ・エルジェーベトターボルとバダチョニラーブディヘジにも停車していた。

駅一覧

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以下では、ハンガリー国鉄29号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。[7]

  • 種別
    • O:特急
    • Sz:普通
  • 停車駅
    • ■印:全列車停車
    • ●印:一部通過
    • ○印:一部停車
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ S Sz 接続路線 所在地
30 セーケシュフェヘールヴァール駅 - 0 ■ ■ 5号線、20号線、30号線、44号線、45号線 フェイェール県 セーケシュフェヘールヴァール郡
セーケシュフェヘールヴァール・レピュレーテール駅 4 4 | ●  
29 サバドバッチャーン駅 6 10 | ● 30号線(セントジェルジ方面)
ポルガールディ・イパルテレペク駅 8 18 | ■  
ポルガールディ駅 2 20 | ■  
フュレ駅 3 23 | ■  
バラトンフェーカヤール上駅 5 28 | ■   ヴェスプレーム県 バラトナルマーディ郡
チャヤーグ駅 2 30 | ■  
バラトナカラッチャ駅 3 33 ■ ■  
チッテーニヘジ駅 3 36 | ■  
バラトンケネシェ駅 2 38 ■ ■  
バラトンフューズフェー駅 6 44 ■ ■  
バラトナルマーディ駅 6 50 ■ ■  
カープタランフュレド駅 2 52 | ■  
アルショーエルシュ駅 4 56 ■ ■  
チョパク駅 4 60 ■ ■   バラトンフュレド郡
バラトナラーチ駅 3 63 | ■  
バラトンフュレド駅 2 65 ■ ■  
アソーフェー駅 5 70 ■ ■  
エルヴェーニェス駅 2 72 ● ■  
バラトヌドヴァリ駅 1 73 ■ ■  
フェヴェニェシュ駅 2 75 ◐ ●  
バラトナカリ・デルギチェ駅 4 79 ■ ■  
ザーンカ・エルジェーベトターボル駅(*1) 3 82 ● ■  
ザーンカ・ケヴェシュカール駅 2 84 ■ ■  
バラトンセペズド駅 3 87 ■ ■  
セペズドフュルデー駅 1 88 ◑ ■  
レーヴフュレプ駅 2 90 ■ ■   タポルツァ郡
バラトンレンデシュ駅 5 95 ● ■  
アーブラハームヘジ駅 1 96 ■ ■  
バダチョニェルシュ駅 4 100 ● ●  
バダチョニトマイ駅 1 101 ■ ■  
バダチョニ駅 2 103 ■ ■  
バダチョニラーブディヘジ駅 3 106 ● ■  
バダチョニテルデミツ・シグリゲト駅 2 108 ■ ■  
ネメシュグラーチ・キシャパーティ駅 3 111 ● ●  
タポルツァ駅 6 117 ■ ■ 26号線

(*1): 2021年6月に、ザーンカフュルデー駅から改称。駅名の変遷はザーンカ・エルジェーベトターボル駅の記事を参照。

脚注・出典

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  1. ↑ Google map
  2. ↑ Victor von Röll, ed (1923) (ドイツ語). Enzyklopädie des Eisenbahnwesens: Ungarische Eisenbahnen. Band 10. Berlin / Wien: Urban & Scharzenberg. p. 58
  3. ↑ Frigyes Hortobágyi (2011). “150 éve megy a gőzös, megy a gőzös Kanizsára” (ハンガリー語). Sínek Világa (第2号): pp. 35, 36.
  4. ↑ “Elektrifizierung der Bord-Bahn am Balaton geht weiter” (ドイツ語). Balaton Zeitung Kft. (2020年5月3日). 2025年12月27日閲覧。
  5. ↑ “Bahnverkehr am Balaton-Nordufer kann bald wieder aufgenommenwerden” (ドイツ語). Balaton Zeitung Kft. (2021年7月20日). 2025年12月27日閲覧。
  6. ↑ Hans-Jürgen Schulz (2021年6月20日). “Ungarn: Plattensee-Nordstrecke jetzt elektrisch” (ドイツ語). LOK Report. 2025年12月27日閲覧。
  7. 1 2 2015-2016. évi vasúti menetrend (ハンガリー語)
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