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2MASS J05581644-4501559

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2MASS J05581644−4501559
ビクター・M・ブランコ望遠鏡がレガシーサーベイで撮影した2MASS J0558とその伴天体(画像下の白十字)
ビクター・M・ブランコ望遠鏡がレガシーサーベイで撮影した2MASS J0558とその伴天体(画像下の白十字)
星座 がか座
見かけの等級 (mv) 14.928 ±0.01(Vバンド)[1][2]
19.501 ±0.089(伴天体、Jバンド)[3]
変光星型 閃光星[4]
分類 赤色矮星
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  05h 58m 16.44s[5]
赤緯 (Dec, δ) −45° 01′ 56.0″[5]
視線速度 (Rv) 11.04±3.62km/s[5]
固有運動 (μ) 赤経: −66.975±0.014ミリ秒/年[5]
赤緯: +61.824±0.016ミリ秒/年[5]
年周視差 (π) 37.0938 ± 0.0119ミリ秒[5]
(誤差0%)
距離 87.93 ± 0.03 光年[注 1]
(26.959 ± 0.009 パーセク[注 1])
物理的性質
半径 0.260±0.008 R☉[1][4]
質量 0.230±0.007 M☉[1][4]
スペクトル分類 M4V[4]
光度 (5.95±0.17)×10−03 L☉[1][4]
有効温度 (Teff) 3232±107 K[1][4]
年齢 1.2 - 6.5億年[1][4]
他のカタログでの名称
UCAC4 225−007620, RX J0558.3−4501, 1RXS J055818.1−450146, TIC 180972066, WISE J055816.36−450155.4, Gaia DR2 4801596282413400192
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2MASS J0558(または2MASS J05581644−4501559)は若い赤色矮星の1つである。この星から1043天文単位離れた位置を惑星質量天体が1個公転している[4]。

主星

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主星が南アフリカ大型望遠鏡(SALT)で分光観測された結果、M4V型のスペクトルを持つことが分かっている。他にもHアルファ(英語版)線の放射や酸化チタン(II)、水素化カルシウム、水素化鉄(英語版)による浅い吸収といった若い恒星特有の特徴を有している。 TESSによる観測から1.56日周期の変光と複数回のフレアが観測されている。短い周期の自転と頻繁なフレアも若い恒星がもつ特徴である。 研究者らはその自転周期から、この星の年齢の上下限を1.2億年から6.5億年と制限つけている。GALEX衛星とROSAT衛星が観測した紫外線とX線でより明るくなることもまた、この年齢層の恒星であることを支持している。 さらに研究者らは、この天体がはちぶんぎ座近傍運動星団(年齢0.3-1億年)の一員であることも見つけたが、この星団の特徴についてはまだ議論下にある[4]。

惑星系

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2MASS J05581644−4501559の近傍に位置する1つの天体について、2020年にCatWISEチームが大きな固有運動を持つ可能性のある天体として、広視野赤外線探査機(WISE)の画像とスピッツァー宇宙望遠鏡での追観測から発見され、CWISEP J055816.68−450233.6と呼ばれていた。 しかしこの時は研究者チームはこの天体の運動を完全に確認できなかった[6]。 2020年2月18日に行われたマゼラン望遠鏡の分光装置FIREでの観測では、近赤外線のスペクトルからT8.5型の天体であることに加え、2MASS J05581644−4501559の伴星である可能性が初めて指摘された[7]。

そして2024年にはWISEとNEOWISEのデータから、このT型天体が2MASS J05581644−4501559と共に移動していることが見つかり、伴星として2MASS J0558 Bと呼ばれるようになった。2天体は見かけ上38.67秒角離れている。これを指摘した論文では、この伴天体を発見したオンライン上のシチズン・サイエンスのウェブポータル、ズーニバースの市民科学プロジェクトのバックヤード・ワールドに参加していた市民ボランティアにも言及されており、発見したのはCatWISEチームにも所属するArttu Sainio、Dan Caselden、Jim Wallaだった。 スペクトルに特筆すべき特徴は無くこの伴天体はT8型に分類されている。 Kバンド(英語版)のスペクトルが際立っているが、これが若いことを示す兆候化は不明確である。 主星の年齢から、この伴天体の質量は6-12木星質量しかなく、これは褐色矮星質量の下限を決める重水素核融合が起こる質量下限を下回っている。 そのためこの天体は惑星質量天体であることになり、太陽系外惑星ともみなされうるが[4]、NASA Exoplanet Archiveなどには掲載されていない。

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. 1 2 パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算

出典

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  1. 1 2 3 4 5 6 Hardegree-Ullman, Kevin K.; Apai, Dániel; Bergsten, Galen J.; Pascucci, Ilaria; López-Morales, Mercedes (2023-06-01). “Bioverse: A Comprehensive Assessment of the Capabilities of Extremely Large Telescopes to Probe Earth-like O2 Levels in Nearby Transiting Habitable-zone Exoplanets”. アストロノミカルジャーナル 165 (6): 267. arXiv:2304.12490. Bibcode:2023AJ....165..267H. doi:10.3847/1538-3881/acd1ec. ISSN 0004-6256.
  2. ↑ “RX J0558.3-4501 -- Low-mass Star”. 2026年1月15日閲覧。
  3. ↑ “RX J0558.3-4501B -- Brown Dwarf”. 2026年1月15日閲覧。
  4. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Marocco, Federico; Kirkpatrick, J. Davy; Schneider, Adam C.; Meisner, Aaron M.; Popinchalk, Mark; Gelino, Christopher R.; Faherty, Jacqueline K.; Burgasser, Adam J. et al. (2024-04-22). “Thirteen New M Dwarf + T Dwarf Pairs Identified with WISE/NEOWISE”. アストロフィジカルジャーナル 967 (2): 147. arXiv:2404.14324. Bibcode:2024ApJ...967..147M. doi:10.3847/1538-4357/ad3f1d.
  5. 1 2 3 4 5 6 Vallenari, A. et al. (2022). “Gaia Data Release 3. Summary of the content and survey properties”. Astronomy & Astrophysics. arXiv:2208.00211. doi:10.1051/0004-6361/202243940 Gaia DR3 record for this source at VizieR.
  6. ↑ Meisner, Aaron M.; Caselden, Dan; Kirkpatrick, J. Davy; Marocco, Federico; Gelino, Christopher R.; Cushing, Michael C.; Eisenhardt, Peter R. M.; Wright, Edward L. et al. (2020-02-01). “Expanding the Y Dwarf Census with Spitzer Follow-up of the Coldest CatWISE Solar Neighborhood Discoveries”. アストロフィジカルジャーナル 889 (2): 74. arXiv:1911.12372. Bibcode:2020ApJ...889...74M. doi:10.3847/1538-4357/ab6215. ISSN 0004-637X.
  7. ↑ Kirkpatrick, J. Davy; Marocco, Federico; Gelino, Christopher R.; Raghu, Yadukrishna; Faherty, Jacqueline K.; Bardalez Gagliuffi, Daniella C.; Schurr, Steven D.; Apps, Kevin et al. (2024-04-01). “The Initial Mass Function Based on the Full-sky 20 pc Census of ∼3600 Stars and Brown Dwarfs”. The Astrophysical Journal Supplement Series 271 (2): 55. arXiv:2312.03639. Bibcode:2024ApJS..271...55K. doi:10.3847/1538-4365/ad24e2. ISSN 0067-0049.
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