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3 (イングランドのバンド)

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(3.2 (バンド)から転送)
3
別名 3.2
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル
活動期間
レーベル
旧メンバー

3(スリー)は、イングランド出身のロックバンド。1987年にキース・エマーソン、ロバート・ベリー、カール・パーマーの3名で結成された。エマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)の流れを汲むトリオとして活動。後継プロジェクトに3.2(スリー・ポイント・トゥー)がある。

略歴

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結成までの経緯

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1985年、ELP[注釈 1]の再興をめざしたエマーソンとグレッグ・レイクは、当時エイジアに在籍していたパーマーの代わりにコージー・パウエルを迎えて、エマーソン・レイク・アンド・パウエルを結成した[注釈 2]。このトリオは1986年7月に同名のデビュー・アルバムを発表してライブ・ツアーを行ったものの、不本意なセールスに失望してツアー終了後に解散した[3]。

1987年初め、パーマーはエイジアを脱退してエマーソンとレイクに合流した。これによりELP再結成のニュースが流れたが、3月のリハーサルの途中でレイクが降板してしまった[4]。エマーソンとパーマーは同年、レイクの代役に元GTRのメンバーでマルチプレイヤーのロバート・ベリーを迎えてトリオ名を「3(スリー)」とした。

3(1987年 - 1988年)

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1987年6月にデモ音源の制作とリハーサルを開始し、9月にレコーディング開始。1988年2月、デビュー・アルバム『スリー・トゥ・ザ・パワー』を発表[5]。4月初めから5月下旬まで、アメリカでコンサート・ツアーを行った。ツアー開始当初はデビュー・アルバムの作品に焦点を当てていたが、プロモーター側の要請もあって、途中からELPの「ホウダウン」など昔の作品も演奏した[6]。ツアーの途中、5月14日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催された「アトランティック・レコード40周年コンサート」[注釈 3]に出演して、ザ・ナイス[注釈 4]の「アメリカ」や「ロンド」などを演奏した。

精力的な活動にも拘わらず、アルバムの売れ行きは全米最高97位と振るわなかったので、ツアー終了後に解散を発表[7]。活動期間が僅か1年の短命に終わった。

3.2(2015年 - 2021年)

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バンド解散から月日が流れ、ベリーが契約しているフロンティアーズ・レコードから3のセカンド・アルバム制作を打診される。そこからベリーは、機会が訪れるまで10年以上計画を温めていた。

2015年、機会が訪れたベリーはエマーソンと意気投合して、3名義の新作構想を始める[8]。しかし3カ月ほど作業した後、翌2016年にエマーソンが急死[9]。ベリーは葛藤しながらも作業を継続する。最終的に3.2(スリー・ポイント・トゥー)というプロジェクト名でアルバムを完成させ、2018年に『スリー・トゥ・ザ・パワー』以来30年ぶりの新作『ザ・ルールズ・ハヴ・チェンジド』を発表した[10]。

2021年、前作に収録しきれなかった楽曲を含む続編『サード・インプレッション』を発表[11]。『スリー・トゥ・ザ・パワー』から数えての三部作で完結した。

メンバー

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ライブ・サポート
  • ポール・ケラー / Paul Keller  – ギター (1988年)
  • ジェニファー・スティール / Jennifer Steele  – バック・ボーカル (1988年)

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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3.2
  • 『ザ・ルールズ・ハヴ・チェンジド』  – The Rules Have Changed (2018年)
  • 『サード・インプレッション』  – Third Impression (2021年)

ライブ・アルバム

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  • 『ライヴ・イン・ボストン』  – Live in Boston 1988 (2016年)[12]
  • Rockin' The Ritz (2018年)[13]

シングル

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  • "Talkin' Bout" (1988年)

脚注

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注釈

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  1. ↑ 1979年に正式に解散した。
  2. ↑ パーマーは、EL&PやELPなどの略称がエマーソン・レイク・アンド・パーマー以外に使用されることを禁止する訴訟を起こして勝訴した。よって、エマーソン・レイク・アンド・パウエルをEL&PやELPとは呼べない。
  3. ↑ 全米でテレビ放送され、日本でもフジテレビによって同時放送された。
  4. ↑ エマーソンがELPの前に在籍していたグループ。

出典

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  1. 1 2 Shilton, Nick (2023年2月13日). ““This is my vision of what Keith Emerson and I could do, according to what he and I talked about.” The story of 3.2, Robert Berry's project with Keith Emerson”. Louder. Future Publishing Limited. 2024年5月1日閲覧。
  2. ↑ Tucker, Ken (March 10, 1988). “Releases from Plant, Shorter”. The Philadelphia Inquirer. Philadelphia, Pennsylvania: The Philadelphia Inquirer, LLC. p. 82. ...but a new art-rock act called 3.
  3. ↑ Macan (2006), pp. 485–504.
  4. ↑ Macan (2006), p. 504.
  5. ↑ Macan (2006), p. 505.
  6. ↑ Macan (2006), pp. 511–512.
  7. ↑ Macan (2006), p. 513.
  8. ↑ “ロバート・ベリー/キース・エマーソンの魂に捧ぐ【前編】”. yahoo 山崎智之コラム (2021年11月15日). 2026年1月29日閲覧。
  9. ↑ “キース・エマーソン、死去”. BARKS (2016年3月12日). 2018年6月10日閲覧。
  10. ↑ “EL&Pのスピンオフバンド3の流れを汲むキース・エマーソン&ロバート・ベリーのコラボ新アルバム発売”. amass (2018年5月23日). 2018年6月10日閲覧。
  11. ↑ “EL&Pのスピンオフバンド“3”の流れを汲む“3.2”が新アルバム発売”. amass (2020年12月10日). 2021年3月19日閲覧。
  12. ↑ “キース・エマーソン+カール・パーマー+ロバート・ベリーの3 (Three)、ライヴ盤『Live in Boston 1988』が日本でも発売に”. amass (2015年10月27日). 2018年6月10日閲覧。
  13. ↑ “EL&Pのスピンオフ、キース・エマーソン+カール・パーマー+ロバート・ベリーの3がライヴ盤『Rocking The Ritz』を発売”. amass (2017年12月23日). 2018年6月10日閲覧。

引用文献

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  • Macan, Edward (2006). Endless Enigma: A Musical Biography of Emerson, Lake and Palmer. Chicago: Open Court. ISBN 978-0-8126-9596-0 

関連項目

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