AN/AAQ-37

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キャノピー直下、機首の上部にAN/AAQ-37センサーが取り付けられている。機種下部には、電気光学照準システムが搭載されている。

AN/AAQ-37は、ロッキード・マーティン社製F-35 ライトニングIIに搭載される新世代センサーシステムの先駆けとなる分散開口システム(DAS)である。

概要

DASは、F-35の機体周囲に6つの高解像度赤外線センサーを搭載しており、遮るもののない球状(4π sr)のカバー範囲を提供し、パイロットの操作や照準合わせを必要とせずに機体周囲で機能する。

DASは、あらゆる方向に対して同時に、3つの基本的な機能カテゴリを提供する[1]。

F-35のDASは2011年の軍事作戦演習で飛行し、1,300km(800マイル)を超える射程で弾道ミサイルを探知・追跡する能力を実証したほか、飛行中の複数の小型準軌道ロケットを同時に探知・追跡する能力も実証した。

本システムで現在使用されているセンサーは、暗視ゴーグル(NVG)を使用して飛行することに慣れているパイロットにとって、夜間視認性が不十分である可能性があるため、ヘルメットに内蔵されたNVGカメラによって補完されている。DASテストシステムは戦車砲を追跡するためにも使用されているが、これはF-35の要求事項ではない。DASは、ノースロップ・グラマンが後続の競争に参加しないことを決定した後、2023年からロット15以降の航空機向けにレイセオンによって製造されている[2]。

軍用電子機器型式命名規則(JETDS)に基づき、AN/AAQ-37という名称は、赤外線特殊機器用である陸海軍共用の航空機搭載電子装置の37番目の設計であることを示している。なお、現在ではこのJETDS方式が、アメリカ国防総省のすべての電子システムにも適用されている。

脚注

  1. ↑ F-35 DAS (video), Northrop Grumman, (13 May 2010) 2024年10月11日閲覧。
  2. ↑ Insinna, Valerie (June 13, 2018). “Raytheon snags F-35 system business previously held by Northrop”. Defense News.

関連項目