Acoustic book cafebar by
acoustic book cafebar by(アコースティック ブックカフェバー バイ)は、愛知県蒲郡市形原町にあるブックカフェ。通称「by」。元書店員の夫婦が営み、2014年11月11日に開業した。
概要
元うどん店の一軒家を夫婦が自らの手で改装したカフェ。席で本を読め、気に入った本は購入できる。「生き方」をテーマにした約300冊を並べる[1]。流行のベストセラーは置かず、旅や仕事、暮らしの本、エッセイ、絵本を中心に選ぶ[2]。食事にはドリンクが付き、食後も長く過ごせるようにしている。
沿革
開業まで
- 店主の西村智古(にしむら ともこ)は蒲郡市出身で、大学で図書館情報学を学んだ後に書店へ就職した。夫の西村郁弥(にしむら いくみ)は熊本県出身。大学時代に読んだ一冊の本をきっかけに、愛知県の書店チェーンに就職した。2人は勤務先で出会った[3][4]。
- 書店では想いを表現しにくいと考え、ブックカフェの開業を決めた。退職後は幸田町のカフェで働きながら準備した[3][4]。
- 2014年6月、約10年続いたうどん店の一軒家に出会い、8月13日に契約した[5]。
- テーブル、椅子、本棚、壁の塗装などは、仕事の合間に夫婦でDIYした[5]。店舗兼住居の改装は、天井と床を除き、多くの仲間の支援を受けながら自分たちで行い、並行して幸田町から蒲郡市へ移住した[4]。
開業後
店名とロゴ
店名
「アコースティック」「本」「カフェ」「バー」という店の雰囲気を表す言葉を並べた、分かりやすい名前として付けられた。「by」は郁弥の出身地である熊本県の方言「ばい」にちなむ。「良かばい!」という言葉が好きだったことによる[9]。公式サイトでは、byを「夫婦の理想の生き方をカタチにしようと始めたもの」とも説明している[10]。
ロゴ
夫婦が書店員だった頃の顧客であるイラストレーターが制作した。大きな木の下で本を読む男の子と、アコースティックギターを弾く女の子が同じ時間を過ごす絵である。「好きな人と寄り添い、好きな場所で好きなことをして過ごす」という夫婦の理想の生き方を表す。半円は、同じ想いの人の輪が広がってほしいという願いを意味する[10]。
店舗
メニュー
2026年現在の昼は、ドリンク付きのランチ3種(彩り野菜チキンカレー、魯肉飯、まめ味噌のボロネーゼ)とケーキ3種(レモンタルト、ピーナッツバターのベークドチーズケーキ、塩チョコレートケーキ)を提供する。過去は、塩漬けの鶏肉を低温のオリーブオイルで調理した「ハレの日チキン」が看板で、複数の記事に登場する[6][11]。現在は提供していない。ラテアートのカフェラテも提供する[9]。
書籍
旅や仕事、暮らしの本を中心に、絵本やリトルプレスも置く[11]。新刊と古本を販売する。
掲載
| 年月 | 媒体 |
|---|---|
| 2015年4月 | 『KELLY』Vol.333 |
| 2016年10月 | じゃらんニュース |
| 2017年1月 | 東海テレビ『イチオシ調査隊』 |
| 2017年2月 | ヒトサラマガジン |
| 2018年 | 『東海じゃらん』5/6月合併号 |
| 2019年12月 | 『東海ウォーカー』 |
| 2021年12月 | Life Designs |
脚注
- 1 2 『東海ウォーカー』2019年12月号(Vol.490)、KADOKAWA、p.62。
- 1 2 『東海カフェの本 vol.3』ぴあ、p.79。
- 1 2 3 『がまごおり生活』Vol.3、蒲郡市役所企画政策課、2015年、p.2-3。
- 1 2 3 “GAMAファミ紹介(7)西村郁弥さん、智古さん(形原町)”. 愛知県蒲郡市公式ホームページ. 2026年10月31日閲覧。
- 1 2 3 “byができるまで”. acoustic book cafebar by(旧公式サイト). 2026年10月31日閲覧。
- 1 2 3 “ご当地ランチに日帰り温泉!蒲郡観光でハズせないスポット17【愛知】”. じゃらんニュース (2016年10月6日). 2026年10月31日閲覧。
- ↑ “愛知県の「小鎌倉」?蒲郡に行ってみた!”. 東海テレビ (2017年1月12日). 2026年10月31日閲覧。
- ↑ 『東海じゃらん』2018年5/6月合併号、リクルート、p.86。
- 1 2 3 “好きなモノに囲まれた蒲郡にあるブックカフェ「acoustic book cafebar by」”. Life Designs (2021年12月2日). 2026年10月31日閲覧。
- 1 2 “byのロゴの物語”. acoustic book cafebar by(旧公式サイト). 2026年10月31日閲覧。
- 1 2 “書店勤めの夫妻がDIYで作り上げた、夢の一軒家ブックカフェ【acoustic book cafebar by】”. ヒトサラマガジン (2017年2月27日). 2026年10月31日閲覧。