DEL 2007/08
| Deutsche Eishockey Liga | |
|---|---|
| リーグ | ドイチェ・アイスホッケー・リーガ |
| スポーツ | アイスホッケー |
| ハウプトルンデ | |
| シーズン優勝 | ジヌプレット・アイスタイガース |
| プレーオフス | |
| 優勝 | アイスベーレン・ベルリン |
DEL 2007/08シーズン はドイチェ・アイスホッケー・リーガの第14シーズン目である。グリズリー・アダムス・ヴォルフスブルクの加入で15クラブ体制となった。ドイチャー・マイスターの栄冠を手にしたのはアイスベーレン・ベルリン[1]、3回目の選手権制覇。
レギュラーシーズンは2007年9月6日木曜日、ケルナー・ハイエ-ハンブルク・フリーザーズ戦から開始。 昨季王者のアードラー・マンハイムは翌日にDEGメトロスターズとの初戦を迎えた。 プレーオフスは2008年3月12日、その決勝戦は4月13日に始まり[2]、4月20日の第4戦で決着した。
基本情報
所属クラブ
DELとドイツ・アイスホッケー連盟との間で締結された新協約により、昨シーズンは成績条件による2. ブンデスリーガ降格チームはなかった。 一方で2. ブンデスリーガ昨季王者のグリズリー・アダムス・ヴォルフスブルクは成績条件を満たし、DEL昇格の可能性を得た。 。 審査の結果ヴォルフスブルガーたちが組織・財政面の必要条件、いわゆる9000ポイント計画を満たしたので、DELオーナー会議によって参入・昇格を認められた。 この計画はDELとESBG (アイスホッケー競技事業会社)によってライセンス取得更新・新規取得を目指すクラブに適用されるものであり、最低4500人の収容人数を含む9000ポイントのアリーナ評価を獲得しなくてはならない。評価項目は以下の通り。
- 公式に認められた立見席は1ポイント。
- 座席は2ポイント。
- VIP席は4ポイント。
- ビデオキューブまたはこれに相当する映像装置、テレビ放送に対応する技術的設備がある場合、1000ポイント[3]。
| クラブ | 所在地 | 昨季順位 | Play-offs |
|---|---|---|---|
| アウクスブルガー・パンター | アウクスブルク | 13. | – |
| アイスベーレン・ベルリン | ベルリン | 9. | – |
| EV Duisburg „Die Füchse“ | デュースブルク | 14. | – |
| DEGメトロスターズ | デュッセルドルフ | 2. | 準決勝 |
| フランクフルト・ライオンズ | フランクフルト | 8. | 準々決勝 |
| ハンブルク・フリーザーズ | ハンブルク | 7. | 準々決勝 |
| ハノーファー・スコーピオンス | ハノーファー | 6. | 準々決勝 |
| ERCインゴルシュタット | インゴルシュタット | 4. | 準々決勝 |
| イーザーローン・ルースターズ | イーザーローン | 11. | – |
| ケルナー・ハイエ | ケルン | 5. | 準決勝 |
| クレーフェルト・ピングイーネ | クレーフェルト | 10. | – |
| アードラー・マンハイム | マンハイム | 1. | Deutscher Meister |
| Sinupret Ice Tigers | ニュルンベルク | 3. | 準優勝 |
| シュトラウビング・タイガース | シュトラウビング | 12. | – |
| グリズリー・アダムス・ヴォルフスブルク | ヴォルフスブルク | 昇格組 | – |
大会方式とレギュレーション
2007年6月のDELオーナー会議で規則変更がなされ、ペナルティショット戦は両チーム3本ずつとなり、プレイオフスからPSO決着が除外された。 延長戦に関してはNHLの事例にならい、先にゴールした側を勝者とするサドンデス方式を採用。レギュラーシーズン延長戦に限り、両チームの人数をノーマルタイムから一人ずつ減らして5対5で行う。 次いで2008年に策定されたことは、レギュラー最後の2試合だけはPO同様に「追加審判」 (zusätzlicher Hauptschiedsrichter) を置き、合計4人でジャッジするという規則である。 そのような変更が行われた主な要因は、昨シーズンにクラブとファンから審判の質について批判があったことである。
2007/08シーズンは当初より降格枠ゼロになると予想されており、2007年11月のオーナー会議で正式決定され、 また次の2008/09シーズンに再導入することも決まった。だが2008年3月になって2部・3部リーグ運営組織ESBG (アイスホッケー競技事業会社)が拒否した。 こうしてDELは再度クローズドリーグと化したが、ただし今季の2.アイスホッケー・ブンデスリーガから1クラブが来季DELに昇格するチャンスは残されている。 もし2.EBL優勝クラブが9000ポイント計画のインフラ査定をクリアできなかった場合、それ以下の成績に終わった2部リーグ勢のうち、どれか一つが代わりに昇格できる可能性がある。
競技面
2007年3月にフュクセ・デュースブルクのシュトゥットガルト移転の可能性を報じるニュースが初めて打電された。しかしオーナーのPapeが2007年4月26日に発表したところによれば、 限られた猶予期間中にシュトゥットガルト市から必要十分な金銭的支援500万ユーロを得られなかったので、クラブはデュースブルクに残るとのこと。 フュクセの運営会社は2005年に母体のEVデュースブルクから法人分割したが、今季は母体名と「ディー・フュクセ」を組み合わせた名称で戦う。状況はやや混乱しているが、それでもクラブの前途は開けているようだった[4]。

アイスベーレン・ベルリンは今季限りで伝統あるヴェルブレヒパラストを離れて、来季からは17000人収容のO2ワールド・ベルリン[要リンク修正]を新ホームアリーナとする。 前身のSCディナモ・ベルリンはヴェルブレヒパラストで東ドイツ1部リーグ・DDRオーバーリーガを15回制覇。そして後身SCディナモとアイスベーレンは統一ドイツ1部DELで4回、さらに2008年のカップ戦で1回優勝した。栄光の歴史が詰まった場所である。
昨シーズン終了後、IIHFワールドチャンピオンシップ最上級に復帰したドイツ代表はロシアで開催された2007年大会に出場、グループステージでは3位となり各組3位との成績比較でベスト8進出はできなかった。しかし残留はできたので、2008年カナダ大会もトップディヴィジョンに出場する。世界ランクの低迷により、ドイツのクラブチームはIIHFヨーロピアンチャンピオンズカップ出場枠を与えられなかった。 昨季のドイツ王者アードラー・マンハイムは、ドイツの世界ランク低迷にもかかわらず HCダヴォスからシュペングラーカップに招待された。結果はチーム・カナダに勝ち点4差つけられての3位。 だがしかし、今シーズンの最終成績は新規設立のチャンピオンズホッケーリーグ出場に向けても重要となった。DEL王者はグループフェイズ自動出場、レギュラーシーズン1位は予備予選でスイス勢および スロヴァキア勢と対戦し、本大会を目指す。もしドイツ王者とレギュラー1位が重複した場合、レギュラー2位に予備予選出場権が与えられる。
移籍
オフシーズンは興味深い移籍と契約終了が続出した。王者アードラー・マンハイムはわずかな補強にとどめた。フランクフルト・ライオンズからミヒャエル・ハッカートを獲得したのが唯一の攻撃陣補強。 そしてケルンのGTアダム・ハウサーを、ハンブルクに移籍したジャン=マルク・ペレティエの穴埋めとして加えた。 優勝メンバーから唯一の放出選手は、アイスベーレン・ベルリンに移籍したカナダ人ネイサン・ロビンスンである。昨季準王者のニュルンベルク・アイスタイガースは数多くの流出に耐えねばならなかった。 37歳のマーティン・ジラネク (アイスホッケー選手)は現役引退、またジャスティン・メイプルオフトはオタワ・セネターズに、ジェイム・ポロックはワシントン・キャピタルズに、それぞれ移籍した。 その穴埋めとしてアードラーは、ハンブルクからアーレン・スパイロを、ERCインゴルシュタットからドイツ代表選手ビイェルン・バルタを入手。加えて代表GTディミトリイ・コチュネフとNHL経験者シーン・ブラウンと、2人のスター選手がフランケンにやってきた。

他のクラブもまた元NHLプレイヤーを加入させた。スタンリーカップ優勝経験を持つHKアヴァンガルド・オムスクのノーム・マラクルはイーザーローン・ルースターズに移籍、ケルンが獲得したトッド・ウォリナーは、トロント・メープルリーフスとタンパベイ・ライトニングでNHL通算450試合出場の実績がある。
その他今季DELにやってきた元NHL戦士は、DEGメトロスターズのペーター・ラチュクとブランドン・レイド、アイスベーレン・ベルリンのブランドン・スミス (アイスホッケー選手)、ERCインゴルシュタットのエリック・ボグニエツキとスコット・ファーガソン。 そしてフランクフルト・ライオンズはジェフ・ヘーレマ、ジェイソン・マーシャル (アイスホッケー選手)、リッチー・レゲーアの3人を獲得した。 チャド・ワイズマンはグリズリー・アダムス・ヴォルフスブルクへ、アンディー・デルモアはハンブルク・フリーザーズへ。マイク・グリーン (1979年生まれのアイスホッケー選手)とクリス・ハーパーガーはハノーファー・スコーピオンズに、パット・カヴァナーはイーザーローン・ルースターズ、エリック・メロシュとウェイド・スコルニーはシュトラウビンク・タイガースへと加入した。 北米でジュニア経歴を積んでいたドイツ人のフェリックス・シュッツとシュテファン・ラングヴィーダーはプロとして帰国した。
DEGメトロスターズに新加入したアンドルー・ヘドルンドは、元クレーフェルト・ピングイーネの選手としてファンたちには既に知られている。外にはフュクセ・デュースブルクに入団したイゴール・セルゲイェーヴィチ・アレクサンドロフも、DEL復帰組だった。 彼は以前にニュルンベルク・アイスタイガース、ケルナー・ハイエ、ハノーファー・スコーピオンズ、アウクスブルガー・パンター、イーザーローン・ルースターズ、アードラー・マンハイムと、実に合計5つのDELクラブで氷上に立った。 ロシアからは他にイリヤ・ペトローヴィチ・ヴォロビョフがDELに復帰し、フランクフルト・ライオンズと契約した。今季ドイチェ・アイスホッケー・リーガでは、国内クラブ間でもすさまじい数の移籍が成立している。 ケルナー・ハイエからは2人のドイツ代表選手が退団、ラッセ・コピッツはフランクフルト・ライオンズへ、オリヴァー・ヨーナスはグリズリー・アダムス・ヴォルフスブルクに移った。ティノ・ボースのような歴戦のベテラン選手もまた、大聖堂都市での7年間にピリオドを打ちハノーファー・スコーピオンズに移籍している。 アダム・ハウザー放出の穴埋めに、ケルンはロサンゼルス・キングスのゴールを守っていたトラヴィス・スコット (アイスホッケー選手)を獲得。ERCインゴルシュタットのドイツ代表ジョン・トリップはハンブルク・フリーザーズに移籍した。
シーズン中の移籍もまた大量に成立した。元NHL選手ジョン・スレイニーは、AHL球団からケルナー・ハイエに入団。 大聖堂市民たちはまた12月にアードラー・マンハイムのドイツ代表GTローベルト・ミュラー (アイスホッケー選手)も手に入れた。 ミュラーはローン移籍でEVデュースブルクに貸し出されている最中だった。イーザーローン・ルースターズはNHL191試合出場の実績を持つFWロブ・ヴァリチェヴィッチを獲得した。 スタートダッシュの失敗により、アードラー・マンハイムは結局チームの改造を余儀なくされてしまった。カナダ人ダン・マクギリスとスウェーデン人ダニエル・ヨーワンソンを守備陣に加入させている。 DEGメトロスターズもまたシュトラウビンク・タイガースのドイツ代表アントン・バーダー獲得で抵抗を試みたが、これは絶え間なきケガ人続出に苦しんでいたためであり、ハンブルクもジャン=マルク・ペレティエの負傷後AHL球団アイオワ・スターズからフィリップ・ソヴェを入団させた。
フローリアン・ブッシュのドーピング検査拒否事件

2008年4月に報じられたところによると、アイスベーレン・ベルリンのFWフローリアン・ブッシュが3月に予定されていた抜き打ちドーピング検査を拒否し、数時間遅れでこれを受けた。 ドイツアイスホッケー連盟 (DEB) はテスト結果をドーピングとは判断せず、単なる提出遅れとみなした。結果的にブッシュは5000ユーロの罰金とクラブ内での56時間の社会奉仕活動を命じられた。 ドイツ国立アンチドーピング機関 (NADA) はDEBの決定を受け入れず、ドーピング検査拒否は陽性と同様に扱うべきものであり、 よってブッシュは最低1年間の出場停止処分に相当すると発表。4月20日のプレイオフス決勝ケルナー・ハイエ戦で決勝ゴールを決めていただけに、彼の活躍を見た人々は特に憤慨した。 翌日NADAはさらにこの一件を世界アンチドーピング機関に持ち込み、一方これに対しDEBとDELはブッシュの深い反省と出場停止処分を以て、すでに決着しているのだと主張した[5]。
ただ国際アイスホッケー連盟は、フローリアン・ブッシュがカナダでの2008 IIHFワールドチャンピオンシップに出場する許可を与えていた。 しかしWADAはIIHFの報告に同意せず、ブッシュの事件がまだ終わってはいないと考え、DEBによるブッシュへの処分は不十分であり、ドーピング検査を一度拒否した彼は出場停止を受けるのが妥当だという、NADAの見解を共有した[6]。
2008年5月7日、連邦内務省はDEBが制裁基準に従っていないことを理由に、交付金60万ユーロを凍結した。 また別の当事者である連邦行政執行室は4月18日に同様の制裁を適用して、追徴課税した[7]。
2009年6月24日、スポーツ審理裁判所 (CAS)はブッシュに二年間出場停止の判決を下し、これは2011年2月21日まで続く見込み。ブッシュは控訴して、勝訴した[8]。
2009年12月18日に判決文が発効し、ブッシュは遂に解放された [9]。
経済面
昨シーズンに比べて各クラブの予算状態は向上し、全クラブの平均は5.24百万ユーロであった。昨年度比で微増している。 とりわけ1チーム拡張の影響により、リーグ全体の総予算は7000万から7870万ユーロへとアップした。 またもDELチームらは有料放送局プレミエーレからの高額なテレビ放映権料を活用できた。DELのメインスポンサーであるタウンページ「ゲルベン・ザイテン」運営会社は各会場のリンク外周壁とリーグ公式サイト、そして全クラブの公式HPで引き続き広告掲示された。
| 2007年8月の予算リスト[10] | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| クラブ | 予算 2008/09 in Mio. € (百万ユーロ) |
昨年比 | 平均観客数 | ||
| 合計 | ハウプトルンデ[11] | Play-offs[12] | |||
| アードラー・マンハイム | 8,0 | / | 8.500 | 11.639 | 13.600 |
| DEGメトロスターズ | 7,7 | +0,2 | k. A. | 6.364 | 7.717 |
| ハンブルク・フリーザーズ | 7,0 | / | 9.500 | 8.834 | 7.003 |
| アイスベーレン・ベルリン | 6,5 | / | 4.500 | 4.682 | 4.695 |
| ケルナー・ハイエ | 6,5 | / | 10.000 | 12.317 | 15.826 |
| ERCインゴルシュタット | 6,0 | +0,3 | 3.700 | 3.574 | 4.034 |
| ハノーファー・スコーピオンス | 5,5 | / | k. A. | 4.746 | 3.842 |
| ジヌプレット・アイスタイガース | 5,1 | +0,5 | 5.300 | 5.032 | 7.615 |
| フランクフルト・ライオンズ | 4,8 | +0,1 | 5.200 | 6.071 | 6.800 |
| グリズリー・アダムス・ヴォルフスブルク | 4,5 | / | 2.500 | 2.336 | – |
| イーザーローン・ルースターズ | 3,8 | +0,3 | 3.500 | 3.931 | 4.967 |
| クレーフェルト・ピングイーネ | 3,8 | −0,2 | 4.000 | 3.673 | – |
| シュトラウビング・タイガース | 3,5 | +0,5 | 4.000 | 4.361 | – |
| アウクスブルガー・パンター | 3,0 | −0,2 | 3.400 | 3.377 | – |
| EVデュースブルク | 3,0 | / | 2.500 | 1.627 | – |
| リーグ全体平均 | 5,25 | / | 5.123 | 5.504 | 8.291 |
今季もアードラー・マンハイムが最も高額な予算を計上。DEGメトロスターズはISSドーム初年度で大きな増収を果たしたが、それでもドイツ王者には30万ユーロもの差をつけられた。 最下位はEVデュースブルク、その上にはアウクスブルガー・パンター。両者とも昨年比でごくわずかしか予算を増額できなかった。 昨シーズンの準優勝効果によりジヌプレット・アイスタイガースはチーム予算を50万ユーロ増やし、同じくシュトラウビング・タイガースもいまやDELの中で安定した財政力を確立した。
シーズン開幕前、ハノーファー・スコーピオンズのオーナーであるギュンター・パーペンブルクは、同じく彼が所有するTUIアレーナの閉場とスコーピオンズのDELライセンス2008/09売却を示唆した。 原因はハノーファー市当局との長引く対立であり、自治体側はアレーナ建設費用として拠出した250万ユーロの返済を要求していたのである。 TUIアレーナは2000年の万博会場としてオープンしたのだが、スコーピオンズの集客力は収容人数10500人には遠く及ばず、クラブは損失にあえいでいた。パーペンブルクは繰り返し自治体の要求に応じることを拒んでいたとされ[13]。
1月にはジヌプレット・アイスタイガースの単独株主であるギュンター・ヘアテルにより、クラブの将来は危機的状況にあるかもしれない、と発表。 「財政的に全くもって最悪の状況に見えます。私としては金輪際、アイスタイガースに自身のプライベートマネーを一銭も投資する気はない、そのような気持ちです」とコメントした。また 「来たる2週間で我々はクラブの未来を確かなものとするよう、努力するつもりです。来年ニュルンベルクからアイスホッケーがなくなってしまうような、そんな形にならない為にです」[14]とも言った。 数日後、ヘルテルは状況を相対化してより確信を持ち、しかし依然としてクラブは予算の穴を埋めるために新スポンサーが必要だと強調した。
ハウプトルンデ
各チームとホーム・アウェイで2回ずつ、計4回対戦する。上位6チームはプレーオフズ準々決勝に自動進出、 7位から10位は予備戦で残り2枠を争う。11位以下にポストシーズンはない。
2007年9月
2007年9月6日、DEL第14回シーズンはケルナー・ハイエのハンブルク・フリーザーズに対する6:3勝利で幕を開けた。 新シーズン最初の首位はクレーフェルト・ピングイーネ、開幕戦で昇格組EHCヴォルフスブルクに4:0で圧勝した。王者アードラー・マンハイムはDEGメトロスターズに2:4で敗れ、黒星スタートとなった。 第2回戦ではイーザーローン・ルースターズ-ニュルンベルク・アイスタイガース戦で10:9という、両軍合計得点の新記録が生まれる。アードラー・マンハイムは3:6でアイスベーレン・ベルリンに敗れ、スタートダッシュ失敗は深刻化した。 翌週以降もアードラーの不調は続き、この出遅れが響いてドイツ王者はシーズンの1/3を終える段階まで、もっぱら下位に低迷していた。対してアイスベーレンはすばらしい好発進となり、 開幕7試合で6勝を挙げ、首都民たちはフランクフルト・ライオンズに次ぐ2位で最初の月を終えた。そのフランクフルトは開幕9試合で6勝し、勝ち点19を稼ぎ出している。 3位につけたのは昨季準優勝のニュルンベルク・アイスタイガースであり、第5回戦でシュトラウビンク・タイガースに初黒星を喫するまで勝ち続けていた。
対してDEGメトロスターズは不安定なシーズン序盤戦となり、主に絶え間なき故障者の続出がその主な原因となった。トーレ・ヴィーキングスタード、 ダニエル・クロイツァー、DFロベルト・ディートリヒ (アイスホッケー選手)、さらに他数名の主力選手までも重傷を負った。右ひざの損傷はカザフスタン出身のディートリヒに数か月の離脱を強いた。
ケルナー・ハイエはスタンレーカップ優勝実績を持つアナハイム・ダックスとの提携を発表。まず最初の計画とされたのは、指導者の交換と スカウティング部門の協同で、最終的は相互移籍もありうる。だが選手に関してはまだダックス側の合意が得られておらず、ケルンでの親善試合に来るという可能性も同様に不透明である[15]。

2007年10月
10月に入ってもフランクフルトとベルリンは連勝を伸ばしていたが、さらに長く勝ち続けたのがハンブルク・フリーザーズであった。彼らは月末まで勝ち点を32まで積み上げ、3位に浮上した。 ケルナー・ハイエも視界が良好化し始め、第11回戦では首位フランクフルトをペナルティショット戦4:3で破っている。。 同じ日にアードラー・マンハイムは最下位フュクセ・デュースブルクに5:1で勝ち、アウェイ連勝を飾るとともに今季初めて中位圏の入り口まで上がった。 10月9日にはフュクセ・デュースブルクが今季DEL全体で最初の監督交代を断行した。ディーター・ヘーゲン監督に別命あるまでしばらく休養させ、チーム指揮権はGMフランツ・フリッツマイアー・ゼニオーアが暫定的に引き継いで、 次のヴォルフスブルク戦からベンチに座るも、試合は0:4の完敗であった。ヘーゲンの 正式後任はその2週間後に発表され、元ドイツ代表選手ペーター・ドライザイトルが就任した。
しかし上位戦線の流れではイーザーローン・ルースターズの存在感が目を引くものとなる。なにしろ、第15回戦でハノーファー・スコーピオンズを下して5連勝を飾り、さらに次の試合ではフランクフルトにも勝利。だが アイスベーレン・ベルリンに敗れて勢いは止まった。衝撃的なニュースが最下位デュースブルクからもたらされた。ドイツ王者マンハイムからドイツ代表GTローベルト・ミュラー (アイスホッケー選手)を分割払い獲得したのである。 ただし、今季中にアードラーがまた戦力として彼を必要としたならば、即時復帰させられるというオプション条項が最初から付属していた。 2007年12月、最終的にケルナー・ハイエとアードラー・マンハイムで移籍交渉がまとめられ、ただちにローベルト・ミュラーは大聖堂都市に向かった。
2007年11月
11月初頭はアードラー・マンハイムの復調がより鮮明なものとなり、第21回戦で首位ベルリンを5:4で撃破、これで3連勝となり 昨季王者はようやくプレーオフ進出圏内に食い込んできた。11月13日までの約1週間、ドイチュラント・カップ 2007開催のため国内リーグは中断。 再開後、きたる第31・38回戦のうち最初の2試合をまず消化する。アードラー・マンハイムのホームゲーム特別試合「トラディショナル・ナイト」では特別ユニフォームが披露され、 ブンデスリーガ1978/79で1部復帰を果たして以来のデザイン変更であった。肝心の試合はケルナー・ハイエ相手に3:1で勝利し、王者の上昇ムードに拍車がかかった。
かたやDEGメトロスターズは人事刷新を断行、シーズン序盤の成績不振責任を理由にスラヴォミル・レネル監督を即時解任し、 後任にはランス・ネザリーが就任した。デュッセルドルフでは約4か月の負傷離脱から主将ダニエル・クロイツァーが復帰した。
ハノーファー・スコーピオンズはこれに対しFWヨーナス・ラニーアの負傷により、苦々しくもプレーオフ圏内からの転落を甘受せねばならなかった。 イーザーローン・ルースターズ戦でラニーアはゴールに激突して、靭帯断裂の怪我をしてしまい3か月の戦線離脱を余儀なくされた。今月、さらに厳しい試練を与えられたのがハンブルク・フリーザーズである。 一時は4位まで上がったものの、そこからハンザ同盟者たちは11月末まで8試合中2試合しか勝てず、9位まで後退した。11月全ラウンドを終えてアイスベーレン・ベルリンが勝ち点55で首位、 そして2位ケルナー・ハイエ53、3位フランクフルト・ライオンズ50と続いた。この上位トリオの背後には、ニュルンベルク・アイスタイガースが勝ち点48で迫る。王座防衛者アードラー・マンハイムはこの時5位まで跳ね上がってきていた。
成績不振の結果として、インゴルシュタットのロン・ケネディとシュトラウビンクのエーリヒ・キューナックルが監督の座を追われた。 ケネディの後任はスタンリーカップ複数回優勝の実績を誇るマイク・クルシェルニスキ、そしてキューナックルの後釜は11月29日にボブ・マンノと発表された。
2007年12月

12月になってもDEGメトロスターズの不調は改善されず、部分的には相変わらずの故障者頻発に起因していた。 そんな中ローベルト・ディートリヒは復帰したが、今度はもう片方で足間接果部骨折してしまう。今度は全治8か月と診断され、さらに中心選手トーレ・ヴィーキングスタードまでが、3:4で負けたハノーファー戦で内転筋部分を痛めてしまった。 またハンブルク・フリーザーズにも災難が降りかかった。DFマルティン・ヴァルター (アイスホッケー選手)が練習中に舟状骨骨折の怪我を負って離脱を強いられたのである。
かたやアイスベーレン・ベルリンはマンハイムに対する7:2勝利、そして第34回戦ではハノーファーをペナルティショット戦 (アイスホッケーにおける正真正銘のスリル) 6:5で振り切り、首位をキープ。 同日ドイツ代表GTローベルト・ミュラーは、対照的に不幸なデビュー戦を迎えることとなってしまう。ハイエに移籍して最初のアウクスブルク戦で0:3と敗れた。
ホームでの4:7敗戦後、最終的にアードラー・マンハイムは波の激しかったチーム状態を見事に安定させて食い下がったが、しかしグレッグ・ポス監督を解任した。彼は先月ドイツ王者と契約延長したばかりだった。 ポス監督は昨季アードラーをポカール・マイスターシャフトの2冠に導いたが、今季はここまで18勝17敗と微妙な成績であり、ようやく白星が先行したとはいえ、それでもクラブの高い期待に見合うだけの成績とは判断されなかったようだ。 後任はデイヴ・キング (アイスホッケー選手)が就任、前職はハンブルク・フリーザーズの指揮官であり、その副官ティール・ファウラーはハンブルクに留任した。 キングは就任初戦で絶不調のデュッセルドルファーたちに7:2で勝利、この試合でトマーシュ・マルティネク (1976年生まれのアイスホッケー選手))がDEL通算500試合出場を記録している。
アイスベーレン・ベルリンはクリスマス (12月25日) の敵地ハンブルク戦で、0:2から追いついてペナルティショット戦を3:2で制して、新年を先頭走者として迎えることが確定。この時点の勝ち点は78、単独首位である。 フランクフルト・ライオンズは2007年を2位・勝ち点71で折り返し、2位はニュルンベルク69、3位はケルン68であった。
2008年1月
新年早々、最下位デュースブルクは就任してまだ二か月程度のペーター・ドライザイトル監督を更迭。副監督のカレル・ラングを代行に据えた。 これで今季DEL全体で7件目の監督解任となる。3週間後、キツネたちはラングの待遇を臨時代行から正式監督に変更した[16]。
競技面を見ると、ニュルンベルク・アイスタイガースが首位アイスベーレン・ベルリンとの上位対決を8:3でものにして、1月末には首位タイまで肉薄できるほどの勢いをつける。
それに先立ってアイスベーレン・ベルリンが発表したところによれば、FWクリストフ・ガヴィルクが肩甲骨軟骨縁裂傷のケガで今季絶望の見込みとなった。またハンブルク監督のビル・スチュワート (アイスホッケー選手)にも解任要求のプレッシャーがかかる。
彼は8連勝で力強くチーム順位を引き上げてたが、選手の収入高騰を抑えること失敗し続け (現場だけの責任ではないのだが)、恐らくはそのせいでファンからの信頼を損ねてしまった。
クラブ経営陣はそれでもなお監督を強力に支え、このカナダ人指揮官との契約を2008/09シーズン末まで延長した。
かたやアードラー・マンハイムは荒れていた地面をしっかりと整備して、いまや9連勝で5位に返り咲いた。この連勝街道は来月イーザーローン・ルースターズによって止められることになる。 そしてフランクフルト・ライオンズはデュッセルドルフやヴォルフスブルクなど下位陣にまさかの連敗を喫し、そしてニュルンベルクとの重要な上位対決にも敗れ、ケルナー・ハイエに続く4位でこの2008年最初の月を終えた。
2008年2月

2月はケルナー・ハイエにとって悪いニュースから始まった。ドイツ代表ミルコ・リューデマンが最下位デュースブルクとの試合で腹斜筋二重束断裂のケガを負い、全治数週間と診断された。
オールスターゲームとドイツ代表戦 (ローザンヌ4か国トーナメント) によりリーグは中断し、2月12日に再開された。第52回戦ニュルンベルクはまさに待望の白星をフュクセ・デュースブルクから挙げたのだが、 しかしFWスコット・キング (1977年生まれのアイスホッケー選手)が負った中足骨骨折のほうが、より深刻な重荷となった。数週間は復帰できない見込みである。 3日後チームはさらにケルナー・ハイエとの上位決戦も落としたが、それでも続くアードラー・マンハイム戦は7:3と大勝して、首位をさらに堅持することができた。この一戦でアドラーのFWジェイソン・ジェイスパースが顎骨骨折に見舞われ、今季中の復帰は絶望と診断された。
ニュルンベルク・ベルリンに続いて、ケルナー・ハイエも第55回戦デュースブルク戦での勝利でプレーオフズ進出を確定させた。2日後フランクフルト・ライオンズもデュースブルクを破り、進出決定。 PO進出経路は明らかにDEGメトロスターズにも見えてきていた。シュトラウビング・タイガース戦で直近9試合中8勝目となり、順位はPO本戦圏内の8位まで上がった。 ベルリンとの重要な天王山を6:4で制し、これでニュルンベルク・アイスタイガースはレギュラーシーズン優勝が視界に入り始めた。それはつまり、チャンピオンズホッケーリーグ 2008-09予備予選出場が内定するという事でもある。
ハンブルク・フリーザーズもまたプレーオフス予備戦出場をまた夢見ていい状況。ケルナー・ハイエ戦で驚くべき6:2の大勝をおさめ、豪快に出場権争いに返り咲き、クレーフェルト・ピングイーネに勝ち点1差と迫っている。 これが大聖堂市民たちの今季ワースト点差敗戦となった。
2008年3月
3月に入って、まずイーザーローン・ルースターズが5位で、続いてアードラー・マンハイムの6位でプレーオフズ進出を決めた。 ニュルンベルクは第58回戦でハノーファー・スコーピオンズにペナルティショット戦3:4で競り負けたが、延長突入ボーナスの勝ち点1を積み上げて、レギュラーシーズン優勝を決めた。勝ったハノーファーはPO予備戦出場が決定。 ハンブルク・フリーザーズが7位で本戦へ。DEGメトロスターズが9位、ERCインゴルシュタットが10位で予備戦出場を決めた。
順位表
規定時間60分以内の勝利には勝ち点3ポイント、敗戦は0ポイント。延長戦に突入した時点で両チームに1ポイントが与えられる。延長戦もしくはペナルティシュートアウト勝利は1ポイント。
| クラブ | Sp | S | OTS | SOS | OTN | SON | N | ゴール | 勝ち点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1. | ジヌプレット・アイスタイガース | 56 | 33 | 1 | 3 | 3 | 5 | 11 | 206:144 | 115 |
| 2. | アイスベーレン・ベルリン | 56 | 33 | 2 | 3 | 3 | 1 | 14 | 231:165 | 113 |
| 3. | ケルナー・ハイエ | 56 | 28 | 6 | 3 | 4 | 3 | 12 | 192:146 | 109 |
| 4. | フランクフルト・ライオンズ | 56 | 24 | 5 | 3 | 4 | 5 | 15 | 188:172 | 97 |
| 5. | イーザーローン・ルースターズ | 56 | 25 | 4 | 4 | 4 | 1 | 18 | 208:196 | 96 |
| 6. | アードラー・マンハイム (M) | 56 | 24 | 3 | 5 | 2 | 2 | 20 | 180:174 | 92 |
| 7. | ハンブルク・フリーザーズ | 56 | 23 | 1 | 4 | 1 | 7 | 20 | 194:171 | 87 |
| 8. | ハノーファー・スコーピオンス | 56 | 20 | 4 | 3 | 3 | 9 | 17 | 171:171 | 86 |
| 9. | DEGメトロスターズ | 56 | 23 | 2 | 3 | 3 | 3 | 22 | 169:173 | 85 |
| 10. | ERCインゴルシュタット | 56 | 19 | 7 | 4 | 3 | 1 | 22 | 180:190 | 83 |
| 11. | クレーフェルト・ピングイーネ | 56 | 22 | 2 | 1 | 3 | 5 | 23 | 191:193 | 80 |
| 12. | アウクスブルガー・パンター | 56 | 16 | 3 | 4 | 3 | 2 | 28 | 158:187 | 67 |
| 13. | グリズリー・アダムス・ヴォルフスブルク (N) | 56 | 14 | 2 | 3 | 2 | 1 | 34 | 152:202 | 55 |
| 14. | シュトラウビング・タイガース | 56 | 12 | 0 | 4 | 4 | 2 | 34 | 132:197 | 50 |
| 15. | EVデュースブルク | 56 | 10 | 3 | 2 | 3 | 2 | 36 | 142:213 | 45 |
略字: Sp = 試合数, S = 勝利数, OTS = 延長勝ち, SOS = ペナルティーシュートアウト勝利, OTN = 延長負け, SON = ペナルティーシュートアウト敗戦, N = 敗戦数, (M) = 前回優勝, (N) = 昇格組
色説明: = プレーオフス自動出場, = プレーオフス予備戦, = シーズン終了
出典: [17]
個人成績トップ
|
ローベルト・ホックはドイツ人2人目のDELトップスコアラーとなった。1997/98シーズンのマーク・マッケイ (カナダ出身) 以来となる。 ゴール数1位のミヒャエル・ヴォルフはDELにおいて16年ぶりのドイツ人得点王、1部リーグ史全体ではアイスホッケー・ブンデスリーガ1991/92のディーター・ヘーゲン (41ゴール)以来となる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

| ディフェンスマン | ||||
|---|---|---|---|---|
| 選手 | 試合 | ゴール | アシスト | スコアポインツ |
| Deron Quint (アイスベーレン・ベルリン) | 56 | 21 | 30 | 51 |
| Richard Pavlikovský (クレーフェルト・ピングイーネ) | 56 | 14 | 34 | 48 |
| Andy Roach (アイスベーレン・ベルリン) | 56 | 16 | 31 | 47 |
| Stéphane Julien (ケルナー・ハイエ) | 56 | 12 | 30 | 42 |
| Dušan Milo (クレーフェルト・ピングイーネ) | 49 | 11 | 31 | 42 |
| Marty Wilford (ハンブルク・フリーザーズ) | 56 | 8 | 34 | 42 |
| ゴールテンダー | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選手 | 出場数 | GT | GT平均 | SGH | セーブ率 | SO | |
| Travis Scott (Eishockeyspieler) (ケルナー・ハイエ) | 27 | 60 | 2,19 | 751 | 93 | 3 | |
| Dimitrij Kotschnew (ニュルンベルク・アイスタイガース) | 43 | 101 | 2,35 | 1171 | 92 | 3 | |
| Jamie Storr (DEGメトロスターズ) | 38 | 91 | 2,54 | 961 | 91 | 0 | |
| Rob Zepp (アイスベーレン・ベルリン) | 41 | 107 | 2,62 | 990 | 90 | 3 | |
| Alexander Jung (Eishockeyspieler) (ハノーファー・スコーピオンス) | 48 | 131 | 2,80 | 1297 | 91 | 1 | |
| SaT = 枠内被シュート数; GT = 失点数; SGH = キャッチ数; SO = 完封数 | |||||||
略字: GT = 失点数; GTS = 失点率; SGH = キャッチ数; SV = セーブ率; SO = 完封数
| プラスマイナス | ||
|---|---|---|
| 選手 | 試合 | ± |
| Scott King (Eishockeyspieler, 1977) (ニュルンベルク・アイスタイガース) | 49 | +38 |
| Ahren Spylo (ニュルンベルク・アイスタイガース) | 56 | +33 |
| Peter Sarno (ハンブルク・フリーザーズ) | 56 | +25 |
| パワープレイ最多得点 | |||
|---|---|---|---|
| Michael Wolf (Eishockeyspieler) (イーザーローン・ルースターズ) | 56試合, | 44ゴール, | 18 PPゴール |
| Pat Kavanagh (イーザーローン・ルースターズ) | 54試合, | 25ゴール, | 5SH |
| Éric Meloche (シュトラウビンク・タイガース) | 54試合, | 17ゴール, | 5SH |
| パワープレイ得点率 | ショートハンデッド無失点率 | |||
|---|---|---|---|---|
| 1. | フランクフルト・ライオンズ | 20,72 % | ジヌプレット・アイスタイガース | 86,93 % |
| 2. | アイスベーレン・ベルリン | 20,47 % | アードラー・マンハイム | 86,74 % |
| 3. | ERCインゴルシュタット | 19,38 % | ケルナー・ハイエ | 86,14 % |
| 4. | ケルナー・ハイエ | 18,86 % | ハンブルク・フリーザーズ | 86,07 % |
| 5. | アードラー・マンハイム | 18,52 % | DEGメトロスターズ | 84,10 % |
| 14. | クレーフェルト・ピングイーネ | 13,50 % | アウクスブルガー・パンター | 77,61 % |
Play-offs
出典:[1]
予備戦
ベスト・オブ・スリー方式。2008年3月12・14日・16日に開催された。 ハウプトルンデ7位のハンブルク・フリーザーズは同10位ERCインゴルシュタットと、8位ハノーファー・スコーピオンスは9位DEGメトロスターズとの対戦。
- HR:ハウプトルンデ対戦結果
| 結果 | 1 | 2 | 3 | HR | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ハンブルク・フリーザーズ | – | ERCインゴルシュタット | 2:1 | 3:5 | 5:4 延長 | 4:3 | [1:3] |
HR = ハウプトルンデ
ハンブルク・フリーザーズが2勝1敗でERCインゴルシュタットを下した。 第1戦はハンザ都市のホームチームが観衆6139人の前で0:2と先行され、その後2:3とリードされてもなお追いついたが、48分にマット・ヒギンズがインゴルシュタット人たちに再度の勝ち越し点をもたらした。 ハンブルガー達は試合終了間際にも同点弾を狙い6人攻撃で押し込むが、しかし逆にヤクプ・フィツェネクがエンプティーネットに駄目押しの5点目を流し込み、バイエルンからの遠征者たちが先勝した。 第2戦はアイスホッケーの恐ろしさが堪能できるものとなり、残り22秒までホームのインゴルシュタットが4:3とリードしていたが、ベノワ・グラットンの同点弾により追いつかれた。 延長51秒でハンブルクのフランソワ・フォルティエが決勝点を決め、決着は第3戦に持ち越された。 そのラストゲームは長く白熱した試合となり、両チームとも最低一度はリードを奪い、そのたびに追いつかれるシーソーゲーム展開に。42分フリーザーズはピーター・サーノが決めて3:2と勝ち越し、2分後にはフォルティエが追加点を決める。 試合最終盤それでもなおインゴルシュタットがこの試合最後のゴールを決め、さらにFW追加投入で追いすがったが、しかし7200人のホーム観衆に支えられたハンブルク・フリーザーズが逃げ切って、本戦進出を決めた。
| 結果 | 1 | 2 | 3 | HR | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ハノーファー・スコーピオンス | – | DEGメトロスターズ | 1:2 | 4:3 | 2:4 | 1:2 延長 | [2:2] |
DEGメトロスターズが2勝1敗でハノーファー・スコーピオンズを下した。 第1戦は3498人の観衆が集まった敵地TUIアレーナで、メトロスターズが先に大攻勢を仕掛け、マリアーン・バジャーニ、アンドリュー・ヘドルンド、ピーター・ラチュクが決めて、開始わずか10分間で3点のリードを奪った。だがスコーピオンズはそこからの時間帯でビハインドを追いつく。 ハノーファー人達の決勝点は試合残り6分の段階でサーシャ・ゴークが決め、チームに1勝目をもたらした。 だが彼らは第2戦、シーズン前優勝候補に挙げられていたホームのDEGメトロスターズに序盤から押され、開始9分トーマス・ドラク・ユニオーアの得点により先制される。だがそれでも3分後、ブランドン・レイドが同点弾を決めた。 DEGはカウンターからパトリック・ライマーが再度の勝ち越し点を決め、さらにジェイミー・ライト、トーレ・ヴィーキングスタッドと加点して、リードは一気に4:1まで広がった。ハノーファーにできたその後の反撃は、マット・ジェドゥシュツキの1点だけ。4:2で勝ったDEGが勝敗を振り出しに戻した。 決着の第3戦ではハノーファーナー達がライナー=ゲオルク・ケッツトーファーの得点で先行、DEGはクラウス・カタンのゴールで振り出しに戻し、1:1のまま延長戦にもつれ込んだ。 延長戦第2ピリオドでブランドン・レイドが即死ゴールを決め、DEGが勝ってベスト8進出を決めた。 総試合時間は91分44秒、この時点でDEL最長記録となった[18]。
トーナメント表
| 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||||||
| 1. | Sinupret Ice Tigers | 1 | ||||||||||||
| 9. | DEG Metro Stars | 4 | ||||||||||||
| 2. | Eisbären Berlin | 3 | ||||||||||||
| 9. | DEG Metro Stars | 2 | ||||||||||||
| 2. | Eisbären Berlin | 4 | ||||||||||||
| 7. | Hamburg Freezers | 1 | ||||||||||||
| 2. | Eisbären Berlin | 3 | ||||||||||||
| 3. | Kölner Haie | 1 | ||||||||||||
| 3. | Kölner Haie | 4 | ||||||||||||
| 6. | Adler Mannheim | 1 | ||||||||||||
| 3. | Kölner Haie | 3 | ||||||||||||
| 4. | Frankfurt Lions | 2 | ||||||||||||
| 4. | Frankfurt Lions | 4 | ||||||||||||
| 5. | Iserlohn Roosters | 3 | ||||||||||||
準々決勝
ベスト・オブ・セヴン方式、4月18日に始まった。 ハウプトルンデ1位のジヌプレット・は7位のDEGメトロスターズと2位アイスベーレン・ベルリンは予備戦通過・HR相対上位のハンブルク・フリーザーズと対戦。 HR3位ケルナー・ハイエは同6位アードラー・マンハイムと、4位フランクフルト・ライオンズは5位イーザーローン・ルースターズとの組み合わせである。
| 結果 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | HR | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ジヌプレット・アイスタイガース | – | DEGメトロスターズ | 1:4 | 3:2 | 1:3 | 1:2 | 3:6 | 2:3 | – | – | [3:1] |
DEGメトロスターズが4勝1敗でジヌプレット・アイスタイガースを破った。 シリーズ第1戦は試合開始3分半でアーレン・スパイロが決めてニュルンベルクが先制、だがそれ以降デュッセルドルファー達にかなりの苦戦を強いられる。メトロスターズはダニエル・クロイツァーとジェイミー・ライトの得点で二度にわたって追いついた。ニュルンベルクの二点目はグレッグ・レーブ。 最終的にはアンドレ・サヴァージュが決めて、レギュラーシーズン1位のニュルンベルクが3:2で先勝した。 第2戦もニュルンベルガー達が先制したが、わずか6112人 (収容人数の半分以下の入り)の後押しを受けるデュッセルドルファー達がレイドの得点ですぐさま同点にした。第3ピリオドでメトロスターズはパトリック・ライマーが2点を決め、3:1で勝利。シリーズは1勝1敗となった。 第3戦も同じ展開であった。ライマーとペーター・ボーンが決めてDEGが2点をリードし、ニュルンベルクの反撃を1点に抑え、2勝1敗とした。 ホームアリーナ・ISSドームに戻っての第4戦メトロスターズはさらに6:3で勝利し、シリーズ3勝目を挙げて突破に王手。 第5戦はニュルンベルクが持ち直して互角の試合展開となるも、結局は3:3で敗れて4連敗。DEL史上初となる、レギュラーシーズン1位のPO初戦敗退が決まった。 勝ったDEGメトロスターズはこれで予備戦から2ラウンド連勝でベスト4入りを決め、かたや敗者アイスタイガースはレギュラー1位チーム枠でのチャンピオンズホッケーリーグ 2008-09出場が確定した。
| 結果 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | HR | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アイスベーレン・ベルリン | – | ハンブルク・フリーザーズ | 4:1 | 2:4 | 7:4 | 6:1 | 6:1 | 4:3 延長 | – | – | [1:3] |
アイスベーレン・ベルリンが4勝1敗でハンブルク・フリーザーズを破った。 今季プレーオフス最初の衝撃はハンブルク・フリーザーズによってもたらされた。第1戦はマルク・ボカージュ、ブラッド・スミス、フランソワ・フォルティエの得点でベルリン相手に3点を先行してのける。 アイスベーレンも続く時間帯ですぐ1点を返し、さらに1点差として試合終了間際に6人攻撃を仕掛けたが、逆にベノワ・グラットンの駄目押し点がエンプティーネットに突き刺さり、勝負あった。 レギュラーシーズン2位チームにとってショッキングな滑り出しとなったが、彼らは第2戦から確実に立て直し、勝利を積み重ねていった。 ベルリンの3勝1敗で迎えたシリーズ第5戦は、まずフリーザーズが2:0と先行。アイスベーレンは第2ピリオドのパワープレイでアンドレ・ランケルが同点弾を決める。 ハンブルガー達もヴィタリー・アーブの得点で再度勝ち越したが、ベルリーナーたちが追いついて3:3のまま延長戦にもつれ込んだ。 延長2分40秒で北極熊はフランク・ヘルドラーが瞬殺点を決め、首都民たちが4勝目を挙げてベスト4に進出。
| 結果 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | HR | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ケルナー・ハイエ | – | アードラー・マンハイム | 4:1 | 4:3 | 1:2 | 5:4 延長 | 4:3 延長 | 4:1 | – | – | [3:1] |
ケルナー・ハイエが4勝1敗でアードラー・マンハイムを破った。 第1戦では敵地ケルンアレーナで昨季王者アードラー・マンハイムが0:4と先行されながらも、ロニー・アーレント、フランソワ・メト、パスカル・トレパニエらのゴールで同点に追いついたが、その後またもケルナーたちに勝ち越され、それ以上の粘りは見せられなかった。 第2戦では第1ピリオドをスコアレスで終えた後、ホームのアードラー達がトマーシュ・マルティネク (1976年生まれのアイスホッケー選手) の得点で先制、さらにリック・ジラールが追加点。第3ピリオドをかなり苦しめられたものの、敵の反撃を1点に抑えて1勝1敗のタイとした。 第3戦は正規時間で双方譲らず、4:4で延長戦へともつれ込んだ。 その第6ピリオド、総試合時間にして168分16秒フィリップ・ゴグラが決勝弾を叩きこみケルンに2勝目をもたらした。 試合時間2時間越えは、わずか2日前に樹立されたフランクフルト・ライオンズ-イーザーローン・ルースターズ戦の記録を抜いて、またもDEL新記録となった[19]。
マンハイム・SAPアレーナでの第4戦も3:3で延長戦に突入。レギュラータイムではアードラーが3:2と勝ち越したものの、わずか7秒後にケルン人達がマルティネクの得点で追いついた。 ハイエは前の試合と違って延長第1ピリオドでトッド・ウォリナーが急死点を決め、早い段階で決着をつけた。これでケルンの3勝1敗である。 第5戦はハイエの一方的なワンサイドゲームと化した。昨季王者マンハイムは1点を先行するも、ケルナー達はイヴァン・チェルニクの得点で同点として、 さらにシーン・タレールとゼバスティアン・フルフナーが逆転・加点、大勢が決した後さらにチェルニクが無人網にパックを流し込んで、4:1で圧勝。ケルンが準決勝進出を決めた。
| 結果 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | HR | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フランクフルト・ライオンズ | – | イーザーローン・ルースターズ | 4:3 | 4:3 延長 | 2:3 延長 | 3:4 延長 | 1:5 | 4:2 | 4:0 | 4:3 | [0:4] |
フランクフルト・ライオンズが4勝3敗でイーザーローン・ロースタースを破った。 シリーズはイーザーローンが一時3勝1敗として王手をかけたのだが、そこからフランクフルトが3連勝で逆転した。 第1戦はイーザーローンがイリヤ・ペトローヴィチ・ヴォロビョフとクリス・テイラー (アイスホッケー選手)の得点で1:3から同点に追いつき、終了間際の土壇場で延長戦に持ち込んだ。 その後リッチー・レゲーアが即死点を決め、ヘッセン人達が先に1勝目を挙げた。第2戦は雄鶏たちが2点を先行、だが今度は追いつかれ延長に持ち込まれる側に回った。 その延長117分45秒に今季DELゴールランキング1位のミヒャエル・ヴォルフ (アイスホッケー選手)が突然死点を決めて、3:2で勝ったイーザーローンをシリーズ1勝目に導いた。この時点では、ハノーファーでの予備戦で記録された時間を抜いて差新たな最長試合時間記録となったが、その後すぐに更新された[20]。
第3戦はノーマルタイムを負えて3:3の同点、またしても延長戦に入った。開始わずか42秒でイーザーローンのライアン・レディが決めて、ザウアーラントの者達がシリーズ2勝1敗とはじめてリードした。 第4戦ではレギュラーシーズン驚きの4位となったイーザーローンが、ここでも衝撃的な5:1の大勝。しかし1勝3敗と追い込まれたフランクフルトにここからひっくり返され、結局は無駄になってしまった。 第5戦はルースターズがフランクフルター達のリードを2度にわたって振り出しに戻すが、しかしライオンズはジェイソン・ヤング (アイスホッケー選手)が第3ピリオドのパワープレイ得点で再度勝ち越し、最終的に4:2で勝って2勝目。 第6戦は打って変わってフランクフルター達の一方的展開となり、4:0で勝ってシリーズは3勝3敗のタイに。第7戦をホームで迎えられたライオンズは、4:3でルースターズを破った。 試合はヘッセン州民たちが4:1までリードし、その後ザウアーラント人達が終了間際に1点差まで追い上げた。ラスト数分間は数的有利で押し込むが、同点弾は生まれなかった。
準決勝
決勝進出を争う2つのカード、ベスト・オブ・ファイヴ方式である。 各チームのハウプトルンデ成績に基づき、最上位のアイスベーレン・ベルリンは最下位のDEGメトロスターズと、 2位ケルナー・ハイエは3位フランクフルト・ライオンズと対戦した。成績上位側のホームゲームから始まる。
| 結果 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | HR | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アイスベーレン・ベルリン | – | DEGメトロスターズ | 3:2 | 4:1 | 3:4 | 4:3 延長 | 1:5 | 3:1 | [3:1] |
アイスベーレン・ベルリンが3勝2敗でDEGメトロスターズに勝った。 第1戦ベルリンのヴェルブレヒパラストは満員の4695人で埋まり、ホームのアイスベーレンは第2ピリオドに入ってデニス・ペダーソンとコンスタンティン・ブラウンの得点で2点のリードを奪った。 トーレ・ヴィーキングスタッドの2得点でラインレンダー達も一時は1点差にするも、最後は首都民たちが4:1で大勝した。 第2戦はISSドームに舞台が移り、ホームのDEGが開始23分で3点を先行。それでもホッキョクグマ達はそこから3:3の同点に追いついた。 まさに試合終了99秒前、ローバート・ディートリヒ (アイスホッケー選手)がパワープレイ決勝点を叩きこみ、デュッセルドルファー達の1勝目を確実なものとした。 1勝1敗で迎えたシリーズ第3戦、スコアは同じ3:3だったが、今度は60分で決着がつかず延長戦に入った。 ベルリナー達は第3ピリオドでペダーソンがネットを揺らし4:3と勝ち越したかに見えたが、ノーカウント判定に。そしてちょうど延長14分、ディーロン・クイントが即死点を決めてアイスベーレンが2勝目を手にした。
第4戦はデュッセルドルファー達が第2ピリオドまで4点を先行し敵を圧倒、ベルリナー達は第3ピリオドでスヴェン・フェルスキが決めてやっと1点を返す。 しかしこの時DEGのレイドが悪質な反則スティックストライクを受けており、ミスコンダクトペナルティを宣告されたベルリンは長時間数的不利に立たされる。これを見逃さずにパトリック・ライマーが5点を追加して、DEGが5:1で勝利。2勝2敗のタイとなった。 決着の第5戦は、第2ピリオドに入ってベルリンが主導権を握りアンドレ・ランケルが均衡を破る。さらにフローリアン・ブッシュ、リチャード・ミューラー (アイスホッケー選手)と加点して。53分までに3点をリード。 デュッセルドルファー達はブランドン・レイドが1点を返すのが精いっぱいで、結局アイスベーレンが3:1で勝ち、しめて3勝2敗でファイナルにコマを進めた。 DEGメトロスターズは期待を大幅に下回る不本意なレギュラーシーズンを経て、プレーオフス予備戦から準決勝に進出し、まずまず納得のいく形でシーズンを締めくくった。
| 結果 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | HR | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ケルナー・ハイエ | – | フランクフルト・ライオンズ | 3:2 | 7:1 | 4:5 延長 | 2:1 延長 | 3:4 | 3:2 | [2:2] |
ケルナー・ハイエが3勝2敗でフランクフルト・ライオンズに勝った。 準々決勝第7戦から中2日の強行日程を強いられたフランクフルト・ライオンズは、敵地ケルンアレーナでの準決勝第1戦に1:7と大敗を喫した。より長く休養をとり先勝したケルナー・ハイエだが、アウェイでの第2戦はヘッセン人達が互角の展開に持って行った。 試合はケルンからの遠征者達が試合開始わずか2分間の連打で2:0とリードするが、フランクフルター達もまたそこからの2分間に反撃し、イェフ・ウルマーが同点弾を叩き込んだ。 ライオンズは計2回同点に追いつき、更に逆転して第3ピリオド残り66秒までリードしていたが、ケルンはレイン・ユルマーが4点目を決めて土壇場で延長戦に持ち込んだ。
そしてクリス・テイラー (アイスホッケー選手)の即死点により、ヘッセン人達が5:4で勝って1勝目を挙げた。 第3戦ではフィリップ・ゴグラとテイラーが互いに1回ずつネットを揺らし、1:1で延長戦に突入。今度はイヴァン・チェルニクが急死点を叩き込んで、ケルンが2勝目をつかんだ。 第4戦はライオンズが第3ピリオドまで4:1と圧倒的にリードしていたが、そこからカミル・ピロシュとイヴァン・チェールニクに得点を許し、試合はわからなくなったのだが、結局4:3で獅子達が逃げ切った。 決着の第5戦はケルナー達がまず主導権を掌握したが、リードを奪うまでには至らない。 第2ピリオドに入ってステファヌ・ジュリアンの放った一打が、好守を見せていたフランクフルトGTイアン・ゴードン (アイスホッケー選手)の後ろに突き刺さり、ケルンが遂に先制。だがフランクフルター達も第2ピリオドで二回同点に追いついてみせた。 そしてまさに58分、ミルコ・リューデマンが鮫たちに決勝点をもたらし、かくして彼らが通算6回目のDEL決勝進出を決めた。
決勝
HR成績上位アイスベーレン・ベルリンのホームゲームから始まった。日程は4月13日-20日。
| 結果 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | HR | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アイスベーレン・ベルリン | – | ケルナー・ハイエ | 3:1 | 3:2 延長 | 1:2 | 4:3 | 2:1 延長 | – | [4:0] |
アイスベーレン・ベルリンが3勝1敗でケルナー・ハイエを下した。 第1戦ではケルナー達がアイスベーレンのリードを2回にわたって追いつく展開となったが、延長に入ってスティーヴ・ウォーカーがパワープレイのチャンスに決勝ゴールを決め、首都民たちが3:2で先勝した。決勝点の状況は、ケルンのトッド・ウォリナーに対する時間無制限ペナルティで生じたPPである。 第2戦はケルンアレーナに17986人が詰めかける中、それでも北極熊たちがウォーカーのゴールで1点先取。対する大聖堂市民たちは44分にカミル・ピロシュが同点とした。 最後はデイヴ・マクルウェインの終了10分前決勝弾でケルンが2:1で勝利、1勝1敗の愛に。第3戦はアイスベーレンが早い時間帯に仕掛け、ブライアン・アダムス (アイスホッケー選手)とステファヌ・ジュリアンの得点で2点リードを奪ったが、それでも第2ピリオドでケルナー達が同点に追いついて見せた。 終了3分前、スヴェン・フェルスキがベルリナー達に再度の勝ち越し点をもたらすも、残り46秒ジュリアンが6対4のパワープレイ状況から2点目を決め、また同点に。 わずか15秒後、主将スティーヴ・ウォーカーが決勝点を叩き込みアイスベーレン・ベルリンが4:3で勝利、シリーズ3勝目をつかんでタイトルに王手をかけた。 第4戦、もう後がないハイエは18678人が集うケルンアレーナに戻り、59分にデロン・クイントの得点で先制したが、しかし終了間際に同点にされた。 延長戦、北極熊たちのシリーズ4勝目とリーグ優勝を決めるゴールを挙げたのは、ドーピング検査回避で長く非難を浴びていたフローリアン・ブッシュであった。4勝1敗でアイスベーレン・ベルリンが3回目のDEL/ドイツ選手権優勝を飾った。
個人成績トップ
| スコアラー | ||||
|---|---|---|---|---|
| 選手 | 試合 | ゴール | アシスト | スコアポインツ |
| Nathan Robinson (アイスベーレン・ベルリン) | 13 | 4 | 11 | 15 |
| Ivan Čiernik (ケルナー・ハイエ) | 14 | 11 | 2 | 13 |
| Chris Taylor (Eishockeyspieler) (フランクフルト・ライオンズ) | 12 | 5 | 8 | 13 |
| Peter Sarno (ハンブルク・フリーザーズ) | 8 | 4 | 9 | 13 |
| Sven Felski (アイスベーレン・ベルリン) | 13 | 3 | 10 | 13 |
| Jason Young (Eishockeyspieler) (フランクフルト・ライオンズ) | 12 | 3 | 10 | 13 |
| ゴール | ||||
| Ivan Čiernik (ケルナー・ハイエ) | 14 | 11 | 2 | 13 |
| Brandon Reid (DEGメトロスターズ) | 13 | 7 | 4 | 11 |
| Patrick Reimer (DEGメトロスターズ) | 13 | 7 | 2 | 9 |
| アシス | ||||
| Nathan Robinson (アイスベーレン・ベルリン) | 13 | 4 | 11 | 15 |
| Sven Felski (アイスベーレン・ベルリン) | 13 | 3 | 10 | 13 |
| Jason Young (Eishockeyspieler) (フランクフルト・ライオンズ) | 12 | 3 | 10 | 13 |
| ディフェンスマン | ||||
|---|---|---|---|---|
| 選手 | 試合 | ゴール | アシスト | スコアポインツ |
| Mirko Lüdemann (ケルナー・ハイエ) | 14 | 3 | 9 | 12 |
| Stéphane Julien (ケルナー・ハイエ) | 14 | 4 | 6 | 10 |
| Brandon Smith (Eishockeyspieler) (アイスベーレン・ベルリン) | 11 | 2 | 8 | 10 |
| ゴールテンダー | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 選手 | 出場数 | GT | GT平均 | SGH | セーブ率 | SO |
| Robert Müller (Eishockeyspieler) (ケルナー・ハイエ) | 14 | 36 | 2.20 | 519 | 94 % | 0 |
| Jamie Storr (DEGメトロスターズ) | 13 | 32 | 2.34 | 432 | 93 % | 0 |
| Rob Zepp (アイスベーレン・ベルリン) | 14 | 34 | 2.36 | 340 | 91 % | 0 |
略字: GT = 失点数; SGH = セーブ率; SO = 完封数
Kader des Deutschen Meisters
| Deutscher Meister Eisbären Berlin |
Torhüter: Rob Zepp, Youri Ziffzer Verteidiger: Jens Baxmann, Derek Dinger, Tobias Draxinger, Frank Hördler, René Kramer (Eishockeyspieler), Deron Quint, Andy Roach, Brandon Smith (Eishockeyspieler) Angreifer: Mark Beaufait, Constantin Braun, Florian Busch, Sven Felski, Christoph Gawlik, Norman Martens, Richard Mueller (Eishockeyspieler), Tyson Mulock, Elia Ostwald, Denis Pederson, Thomas Pielmeier, André Rankel, Nathan Robinson, Stefan Ustorf, Steve Walker, Alexander Weiß Trainerstab: Don Jackson (Eishockeyspieler), Hartmut Nickel, Jeff Tomlinson |
チーム・個人表彰
WestLB Fair Play Trophy
ヴェストLB・フェアプレートロフィーは、シーズンを通して最も反則ポイントの少ないチームに送られるタイトルである。 そこには各チームの平均ペナルティ分数、リーグ機構から選手に直接下される出場停止数を加算して、算出された反則ポイントによりランキングが行われる。 グリズリー・アダムス・ヴォルフスブルクが最小のペナルティ分数/反則ポイント17.27, 出場停止ゼロにより受賞した。ワーストはイーザーローン・ルースターズの27.95ポイント [21]。
| チーム | 試合 | ペナルティ | 出場停止 | 反則ポイント | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1. | グリズリー・アダムス・ヴォルフスブルク | 56 | 17.27 | 0 | 17.27 |
| 2. | フュクセ・デュースブルク | 56 | 17.45 | 0 | 17.45 |
| 3. | クレーフェルト・ピングイーネ | 56 | 17.66 | 0 | 17.66 |
| 4. | アウクスブルガー・パンター | 56 | 18.00 | 0 | 18.00 |
| 5. | ハノーファー・スコーピオンス | 59 | 18.76 | 0 | 18.76 |
| 6. | ERCインゴルシュタット | 59 | 19.56 | 0 | 19.56 |
| 7. | アイスベーレン・ベルリン | 70 | 15.91 | 4 | 19.91 |
| 8. | ハンブルク・フリーザーズ | 64 | 19.50 | 2 | 21.50 |
| 9. | アードラー・マンハイム | 61 | 21.67 | 0 | 21.67 |
| 10. | ジヌプレット・アイスタイガース | 61 | 21.82 | 0 | 21.82 |
| 11. | フランクフルト・ライオンズ | 68 | 20.78 | 2 | 22.78 |
| 12. | DEGメトロスターズ | 69 | 19.38 | 5 | 24.38 |
| 13. | シュトラウビング・タイガース | 56 | 21.18 | 4 | 25.18 |
| 14. | ケルナー・ハイエ | 70 | 18.79 | 7 | 25.79 |
| 15. | イーザーローン・ルースターズ | 63 | 26.95 | 1 | 27.95 |
プレーオフス個人表彰
アイスベーレン・ベルリンのカナダ人FWスティーヴ・ウォーカーが受賞した[22]。
ハウプトルンデ終盤に左ひざ前十字靭帯断裂のケガをしたにもかかわらず、彼はPO準決勝から戦列に復帰し、そして決勝ケルナー・ハイエ戦を含む2度の決勝点など大活躍を見せた。 PO計9試合に出場、8スコア (3ゴール5アシスト)、シュート14本・枠内率21パーセント。ペナルティは計4分受けた。
レフェリー
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* プロ審判
昨季から引き続いて、DELはIIHFレフェリー交換計画に参加している。すでに派遣されたマルティン・ライヒャートおよびリヒャルト・シュッツに加えて、今季は初めてプロレフェリーのダニエル・ピエヒャチェクを送り込んだ。 対してDELでは今季17試合に合計10人の外国人レフェリーが起用された。それはミラン・ミナージュ、ラデク・フシチュカ (以上チェコ)、ダニー・クルマン、ブレント・ライバー (以上スイス)、 ソーレン・パーション、マルクス・ヴィンネルボルグ (以上スウェーデン)、ヤリ・レヴォネン、サミ・パルタネン (以上フィンランド)、ペーテル・オルサーグ (スロヴァキア)[23]であった。
今季もまた一段とレフェリーのジャッジに対する批判があり、ドイチェ・アイスホッケー・リーガの審判水準をめぐる議論が浮上してくることになった。 それに加えてDELの決定 (レギュラーシーズン最後の2回戦とプレーオフス全試合において、第4の主審を追加して判定を行う)に対する反応もあり[24]、 ドイツにはもっとプロのアイスホッケー審判が増えるべきだという意見が、ますます高まってきた。
TV放映権
今季のテレビ放映権はペイTVのプレミエーレが取得し、毎週最低2試合 (木曜19:30と日曜14:30開始の試合) を中継した。 プレーオフスでは各ラウンド最低1試合、準決勝と決勝は全試合を放送した。ARD・ZDF・第3プログラム、そしてプロジーベンザット・アインス・メディアとn-tv、ほか少数のローカル局に試合後の映像使用権が与えられている。 またハイライトは2005/06シーズンよりDEL-TVで先行ネット配信され、映像はシュタディオンTVとプレミエーレ制作である。
DELオールスターゲーム2008

第10回目となるDELオールスターゲームは、2008年2月2日にドレスデンのフライベルガー・アレーナで行われた。DEL所属クラブの本拠地以外で開催されるのは初めてのことである。 今回も投票で選ばれた欧州選抜と北米選抜が対戦した。 特筆すべきは、今回両チームにそれぞれ1名だけDEL以外からの選手 (3部オーバーリーガ所属の地元クラブ、ドレスナー・レーヴェンの所属選手) も投票で選ばれるよう推奨されたことである。
今回も試合前イベントとしてスキルズ・コンペティションが開催され、様々な種目で選手たちが技術を証明した。最重量スラップショット大会では、ヤークプ・フィツェネツが時速167kmを記録。 ゴーリーコンテストでは欧州選抜のローベルト・ミュラーと北米選抜のノーム・マラクルが無失点を達成。リレー競技は欧州チームの勝ち。スピードスケートはアイスベーレン・ベルリン所属の米国人DMアンディー・ローチが優勝した。
肝心の試合では、3400人の観衆を前に北米選抜が16:14のスコアで勝利。MVPに選ばれたのは、欧州側がドレスナー・レーヴェン所属のチェコ人GTミハル・マジーク、北米側がクレーフェルト・ピンギーネ所属のカナダ人CFWライアン・ラムゼイ。
DEL最高経営責任者ゲアノート・トリップケがこの氷球の宴で説明した事は、ドレスデンという街が将来的にDELフランチャイズ都市になれるだけのポテンシャルを持っていること、それを実現できるだけの経済力基盤と真新しいアイスアリーナを持っていること、そして彼ら自身がそれを確かな形で示した、という事実であった。 だが同時にトリップケCEOは、ドイツ最上位プロリーグへの昇格はあくまでスポーツ的結果によってのみ達成される、とも言っている[25]。 この球宴地元開催の半年前、昨季ドレスナー・レーヴェンは2. ブンデスリーガから降格した。しかし今シーズンの結果、1年で2部に復帰することとなる。
出典・注釈
- 1 2 Saison 2007-2008 - Playoffs, penny-del.org, ドイツ語, 2026年5月26日閲覧。
- ↑ http://www.del.org, DEL veröffentlicht Spielplan 2007/08 (Memento vom 2007-09-27 im Internet Archive)
- ↑ del.org, Kooperationsvertrag zwischen DEB, ESBG und DEL (Memento vom 2011-11-01 im Internet Archive)
- ↑ hockeyweb.de, Der EVD bleibt in Duisburg
- ↑ kicker.de, Busch droht noch Ungemach
- ↑ “Clarification on WADA’s Role in Florian Busch Case”. wada-ama.org (英語). 2008年5月6日. 2016年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2016年1月5日閲覧.
- ↑ Spiegel Online, DEB-Chaos – Punkte bleiben, Busch darf weiterspielen
- ↑ Marcel Stein (2009年11月23日). “Sperre gegen Busch aufgehoben”. welt.de. 2022年5月5日閲覧.
- ↑ kicker online, Busch bekommt es schriftlich
- ↑ Eishockey News vom August 2007
- ↑ del.org, Zuschauerschnitt Hauptrunde 2007/08
- ↑ del.org, Zuschauerschnitt Play-offs 2007/08
- ↑ kicker.de, Scorpions-Besitzer droht mit Rückzug
- ↑ “Ice Tigers in der Schieflage”. kicker.de. 2008年1月8日. 2013年4月6日閲覧.
- ↑ kicker.de, Haie-Kooperation mit „Ducks“
- ↑ kicker.de, Vertrag per Handschlag – Lang bleibt der Chef
- ↑ Saison 2007/2008 - Hauptrunde, penny-del.org, ドイツ語, 2026年5月26日閲覧。
- ↑ Eishockey Magazin, DEG findet nach 91:44 Minuten das Tor zum Play-off-Viertelfinale
- ↑ sport.ard.de, Haie gewinnen Rekord-Spiel (Memento vom 2010-06-07 im Internet Archive)
- ↑ n-tv Nachrichtenfernsehen (2012年11月21日). “Eishockey-Marathon: Spiel endet erst nach Mitternacht”. n-tv.de. 2016年1月5日閲覧.
- ↑ del.org, Die WestLB Fair Play Trophy 2007/08
- ↑ sport1.de, Eisbären holen das Double (Memento vom 2008-08-02 im Internet Archive)
- ↑ iihf.com, Referee Exchange Program
- ↑ sportgate.de, Zwei Schiedsrichter in den Play-offs
- ↑ handelsblatt.com, DEL-All-Star-Spiel in Dresden als Standort-Test
