DIGNITY (Adoの曲)

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「DIGNITY」
Ado の シングル
初出アルバム『残夢』
リリース
規格 音楽配信
ジャンル バラード
時間
レーベル Virgin Music
作詞 稲葉浩志
作曲 松本孝弘
チャート最高順位
後述を参照
Ado シングル 年表
  • 「唱」
  • (2023年)
  • 「DIGNITY」
  • (2023年)
『残夢』 収録曲
「行方知れず」
(2)
「DIGNITY」
(3)
「ショコラカタブラ」
(4)
ミュージックビデオ
「DIGNITY」 - YouTube
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「DIGNITY」(ディグニティー)は、日本の女性歌手であるAdoの楽曲。東宝配給映画『沈黙の艦隊』主題歌として書き下ろされたバラードで、作詞を稲葉浩志、作曲を松本孝弘が手がけた[1]。2023年9月18日にVirgin Musicから配信限定シングルとして発売され、Billboard Japan Hot 100で最高位34位を記録した。

背景

楽曲提供を行った稲葉浩志(左)と松本孝弘(右)

2023年7月20日、同年9月29日に公開される映画『沈黙の艦隊』の主題歌が、稲葉浩志が作詞、松本孝弘が作曲を手がけたAdoの「DIGNITY」に決定したことが発表された[1][2][3][注 1]。この発表に際して、Adoはこの度、映画『沈黙の艦隊』の主題歌を担当させていただけること心から嬉しく思います彼らが戦う海原のように壮大で、果てしなく……ですがその奥深くにはあたたかな愛がある美しいバラードです。叫びと共に子守唄のような優しさを感じていただければと思いますとコメントしている[1]。

楽曲制作について、松本はAdoさんには以前から注目していましたので、お話を頂いた時はとても嬉しく、やりがいを感じて制作に臨みました、稲葉は時代を象徴する歌声の持ち主のひとりであるAdoさんとご一緒できて、たくさん刺激をいただきましたとそれぞれコメントしている[2]。

映画『沈黙の艦隊』のプロデューサーである松橋真三は、楽曲について世界中が大きな海に抱かれるような、愛と平和に包まれる、悲痛かつ美しく、荘厳で生命力溢れるバラードと依頼したとし、AdoさんとB'zさんの見事なコラボレーションが、この無理難題を見事に実現させてくれましたとコメントしている[6]。

発売

2023年9月11日、同月18日に「DIGNITY」を配信限定シングルとして発売することを発表[7]。ジャケットアートワークはイラストレーターであるomaoが手がけた[8]。同月28日には現在からはるか未来を舞台とし、数100年も海底に取り残されたロボットの少女を主人公としたミュージック・ビデオが公開された[9][10][注 2]。同日には『ピアプロ』のAdoのアカウントで本作のインスト音源が公開された[9]。

本作は2024年7月10日に発売された2枚目のオリジナル・アルバム『残夢』に収録された後[12]、2025年4月9日に発売されたベスト・アルバム『Adoのベストアドバム』にも収録された[13]。

評価

ライターの石井恵梨子は、本作を荘厳なストリングスが押し寄せる中、高波のようなメロディに乗って命と愛を歌い上げるバラードで、歌い手にとっては本当に歌唱力しか頼るものがない、実力を丸裸にされる楽曲とし、Adoのボーカルについてドスの利いた声を封印し、随所でファルセットを使い、歌詞に添って声量や声音を丁寧に使い分け、サビでは突き抜ける熱唱を聴かせてくれると称賛した[14]。

演奏披露

2023年の夏に開催された『Ado 全国ツアー2023「マーズ」』で披露された後[15]、2024年4月27日と28日に国立競技場で開催された『Ado SPECIAL LIVE 2024「心臓」』では、シークレットゲストとして出演した松本と共演した[16][17][18][注 3]。Adoによれば、国立競技場という大きな舞台でライブを行うにあたり「スペシャルコラボ」の案が挙がり、共演相手を誰にするかという話になった際に松本に演奏を依頼することが決定した[20]。

音楽番組での披露例には、TBS系『CDTVライブ!ライブ! クリスマス4時間半スペシャル』(2023年12月18日放送)がある[21][22][注 4]。同番組でのパフォーマンスについて、ニュースサイト『MusicVoice』は壮大なスケールの同曲を、倍音豊かな声で歌い上げる。シャウト混じりの歌声から落ち着いたトーンまで自由自在にコントロールする表現力は圧巻と評した[23]。

クレジット

※出典[24][25]

楽曲制作
演奏
スタッフ

チャート

週間チャート
チャート (2023年)最高位
日本 (Japan Hot 100)[26] 34
日本 (オリコンデジタルシングル)[27] 4

脚注

注釈

  1. ↑ 各メディアによってB'zが「初めて日本のアーティストに楽曲提供を行った」例と報じられているが[3][4][5]、過去には安宅美春に「孤独のRunaway」(1990年)、坪倉唯子に「GO-GO-GIRLS」(1991年)を提供している。
  2. ↑ ミュージック・ビデオのイラストもomaoが手がけており、映像中に登場する主人公の名前が「ユリア」で、機械クジラの名前が「ブループ」であると明かしている[11]。
  3. ↑ 同公演において、松本は「String of My Soul 2024」も演奏している[19]。
  4. ↑ 同番組では「クラクラ」「唱」「向日葵」も披露された[21][22]。

出典

  1. 1 2 3 「Ado × B’z コラボ! 大沢たかお主演 映画『沈黙の艦隊』主題歌に 新曲「DIGNITY」が決定!」『Adoのドキドキ秘密基地』ドワンゴ、2023年7月20日。2026年10月28日閲覧。
  2. 1 2 「B'z、Adoに楽曲提供!!」『B'z Official Website』VERMILLION RECORDS、2023年7月20日。2023年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年10月28日閲覧。
  3. 1 2 「Ado歌唱×B’z楽曲提供 映画『沈黙の艦隊』主題歌で強力タッグ 稲葉浩志「時代を象徴する歌声」と称賛」『ORICON NEWS』oricon ME、2023年7月20日。2026年10月28日閲覧。
  4. ↑ 「B'zがAdoに楽曲提供、日本人アーティストへの提供は初(コメントあり / 動画あり)」『音楽ナタリー』ナターシャ、2023年7月20日。2023年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年10月28日閲覧。
  5. ↑ 「Ado×B’z、コラボ曲“DIGNITY”が映画『沈黙の艦隊』主題歌に決定。B’zによる日本のアーティストへの楽曲提供は初」『rockin'on.com』ロッキング・オン、2023年7月21日。2026年10月28日閲覧。
  6. ↑ 「映画「沈黙の艦隊」主題歌はAdo×B’zのコラボ楽曲「DIGNITY」 新予告映像も公開(コメントあり)」『コミックナタリー』ナターシャ、2023年7月20日。2023年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年10月31日閲覧。
  7. ↑ Ado [@ado1024imokenp]「映画『沈黙の艦隊』主題歌」2023年9月11日。X(旧Twitter)より2026年10月31日閲覧。
  8. ↑ omao [@omao_51061954]「Adoさんの新曲『DIGNITY』のジャケット& MVイラストを描かせていただきました🐳🐬🐳🐬🐳🌏⚓️」2023年9月10日。X(旧Twitter)より2026年10月31日閲覧。
  9. 1 2 「Ado×B'zのコラボによる映画『沈黙の艦隊』主題歌「DIGNITY」MV&インスト音源公開」『Billboard JAPAN』阪神コンテンツリンク、2023年9月28日。2026年10月31日閲覧。
  10. ↑ Ado [@ado1024imokenp]「映画『沈黙の艦隊』主題歌「DIGNITY」MV公開されました。」2023年9月28日。X(旧Twitter)より2026年10月31日閲覧。
  11. ↑ omao [@omao_51061954]「『DIGNITY』のMV、さっそくファンアート描いてもらえてめっちゃ嬉しいです🌊」2023年10月2日。X(旧Twitter)より2026年10月31日閲覧。
  12. ↑ 「Ado、2ndオリジナル・アルバム『残夢』全16曲のトラックリスト公開」『Skream!』激ロックエンタテインメント、2024年5月30日。2024年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年10月31日閲覧。
  13. ↑ 「Ado、全40曲入り初ベスト盤『Adoのベストアドバム』発売決定 - ニュース」『OTOTOY』オトトイ、2025年1月10日。2025年1月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年10月31日閲覧。
  14. ↑ 石井恵梨子「Ado「DIGNITY」」『Real Sound』blueprint、2023年9月22日。2023年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年10月31日閲覧。
  15. ↑ 「Ado、自身の誕生日に今夏開催の武道館ライヴを無料放送」『OTOTOY』オトトイ、2023年10月10日。2026年11月2日閲覧。
  16. ↑ 「Adoが国立競技場で偉業を達成、声を震わせながら語ったボカロと歌い手への思い(ライブレポート / 写真7枚)」『音楽ナタリー』ナターシャ、2024年5月1日。2024年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年11月2日閲覧。
  17. ↑ Ado [@ado1024imokenp]「「心臓」2日間ありがとうございました。」2024年4月28日。X(旧Twitter)より2026年10月31日閲覧。
  18. ↑ B'z [@Bz_Official]「【#Tak NEWS】」2024年4月28日。X(旧Twitter)より2026年11月2日閲覧。
  19. ↑ 「Ado SPECIAL LIVE 2024「心臓」」『WOWOWオンライン』WOWOW。2026年11月2日閲覧。
  20. ↑ 「Ado「夢のまた夢だと思っていた」国立競技場ライブでの、B'z松本孝弘とのSPコラボ秘話を告白」『entax(エンタックス)』AX-ON、2024年7月4日。2026年11月2日閲覧。
  21. 1 2 「「CDTV」クリスマスSPタイムテーブル発表 Snow Man、YOASOBI、JO1、BE:FIRST、ミセスら出演」『音楽ナタリー』ナターシャ、2023年12月18日。2023年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年11月2日閲覧。
  22. 1 2 Ado [@ado1024imokenp]「#CDTVライブライブ」2023年12月18日。X(旧Twitter)より2026年10月31日閲覧。
  23. ↑ 「Ado、B'z提供曲「DIGNITY」など4曲を披露「かっこよすぎて鳥肌立つ」」『vois ヴォイス(旧MusicVoice)』アイ・シー・アイ、2023年12月18日。2026年11月3日閲覧。
  24. ↑ 「Ado、B’z楽曲提供による映画『沈黙の艦隊』主題歌“DIGNITY”9/18に配信決定」『rockin'on.com』ロッキング・オン、2023年9月11日。2026年10月28日閲覧。
  25. ↑ 「DIGNITY - Adoの曲」『Apple Music』Apple。2026年10月28日閲覧。
  26. ↑ 「Billboard Japan Hot 100」『Billboard JAPAN』阪神コンテンツリンク、2023年9月27日。2023年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年11月2日閲覧。
  27. ↑ 「オリコン週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2023年09月18日〜2023年09月24日」『ORICON NEWS』oricon ME、2023年9月27日。2023年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年11月2日閲覧。

外部リンク