| Windows 8 | |
|---|---|
| Microsoft Windows ファミリー | |
|
| |
| 開発者 | |
| Microsoft | |
| ウェブサイト | Windows 8 |
| リリース情報 | |
| RTMリリース | 2012年8月1日[1] |
| 一般リリース |
VL 2012年8月16日[1] 小売 2012年10月26日[2] |
| 最新の安定版 | 6.2 (Build 9200) - 2012年10月26日 [info] |
| ソースモデル | プロプライエタリ |
| ライセンス | マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項 |
| カーネル型 | ハイブリッド |
| プラットフォーム | IA-32, x64, ARM |
| 先行品 | Windows 7 |
| 後続品 | Windows 8.1 |
| サポート状態 | |
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サポート終了 サービスパック サポート終了日:2016年1月13日 (米国日時2016年1月12日・終了済み) ユーザーはWindows 8.1へのアップグレードが必要。 | |
Windows 8(ウィンドウズ 8、ウィンドウズ エイト)は、マイクロソフトがリリースした、Windowsシリーズに属するパーソナルコンピュータおよびタブレット端末用のオペレーティングシステム (OS) である[3]。3種類のプレビュー版のリリースを経て、2012年8月から10月末にかけて正式版が順次リリースされた。 2013年10月18日より、Windows 8.1(読み方については諸説あるため後述)の提供が開始された。Windows 8.1 は Windows 8 と同一のサポート ライフサイクル ポリシー下で提供されるため[4] 便宜上、本項のWindows 8.1節などで併せて説明する。
Windows 7までのバージョンではパーソナルコンピューターでの利用が想定されていたのに対して、Windows 8ではModern UIの採用、Windowsストアの同時リリース、Microsoft アカウントやOneDriveによるクラウドサービスへの対応強化、ARMに対応した Windows RT の同時リリースなど、タブレット端末で先行して多く採用されていたiOSやAndroidを強く意識したものとなっている[5]。 開発コードネームは「8」として開発が進められ、正式名称にも採用されている[6]。製品名の「8」は、Windowsシリーズ8番目のクライアント向けのメジャーリリースであることに由来する[3]。ただし内部バージョンは6.2であり、実質Windows 7のマイナーアップデート。 2011年9月から2012年6月まで、3回のプレビュー版の公開を経て、2012年8月1日に開発が完了したことが発表された[1]。正式版は、2012年8月15日よりMSDNやTechNet加入者向けに提供され、同時に90日間無料体験版も提供された。2012年8月16日にはSoftware Assurance (SA) 向け、2012年8月20日にはMicrosoft Action Pack Subscription (MAPS) 向け、2012年9月1日にSA未加入のボリュームライセンスに提供された。その後、2012年10月26日に一般向けに全世界への発売が開始された[7][8]。
Windows 8はModern UI design(旧称Metro UI)を採用した。従来のWindows Vistaや7で採用されていた立体感のあるリッチデザインを廃し、Windows Phone 7で採用されたフラットデザインが全面的に導入された。Windows Vistaや7のログオン画面、壁紙、コントロールパネルなどの模様が取り除かれ、すべて単色の背景になった。Windows AeroのAero Glassが廃止され、これまでのWindowsと比べデスクトップ画面のデザインがシンプルになり、またトーンもパステル調に近い柔らかいものになっている。タスクバーは透明度や立体感を抑えてはいるものの、引き続き半透明なデザインではあるが、透過部分のぼかしがほとんどない仕様に変更された。また、(macOSやMicrosoft Windows 3.x のように)ウィンドウのタイトル文字列がタイトルバー中央に表示されるようになり、ウィンドウやタスクバーのアイコン周りなどのデザインは直線的で四隅が直角なものになり、「最小化」や「閉じる」などのボタンやスクロールバーなどもModern UI調に変更され、システムフォントやマウスポイント / クリック時のアニメーションも変更された[9]。ウィンドウ枠の影はアクティブウィンドウの場合にごく薄く表示される程度になり、非アクティブウィンドウ時にはまったくなくなった。Aero Glassの代替として、背景画像の平均的な色調に応じてウィンドウの枠などの配色が自動的にほぼそれに調和するように設定されるAero Auto Colorが新たに搭載された(Aero Auto Colorは設定で無効化でき、無効化した場合はユーザーが設定したテーマカラーに統一される)。Windows Aeroのシェル操作(スナップ・シェイクなど)は引き続き搭載されている。表示されているすべてのウィンドウを一時的に半透明にする機能(デスクトップ プレビュー)は既定では無効化されているが、設定により有効化することができる。このように、デスクトップのWindows Aeroそのものは(廃止ではなく)継承されているが、その仕様が大きく変更されている。
なお、Windows 7のAeroデスクトップテーマファイルは互換性があり、Windows 8でも利用可能である(ただし、Aero Glassは利用できないが、設定変更でAero Auto Colorの配色設定は可能)が、Aero Auto Colorに特化されたり、パノラマ画像が組み込まれたりしたWindows 8用のデスクトップテーマファイルはWindows 7での利用はできない。また、Windows 7までは使用可能だった、クラシックテーマ(Windows 2000以前のようなUIスキン)は廃止されている[10]。

Windows 8が起動すると、この画面がフルスクリーンで表示される。Windows Phoneと同じく、ここにはアプリケーションソフトウェア(アプリ)のタイルが並べられており、画面の模様や配色が変更できる[11]。独自の写真を貼り付けたりすることはできない。このUIは、従来のタッチ操作のできないパソコンやタブレット端末、大きなタッチスクリーンでも操作できるように設計されている。従来のような、デスクトップ上で複数のウィンドウを使用するスタイルではなく、アプリはそれぞれ全画面で表示される。従来のデスクトップはタイル内の「デスクトップ」をクリックすると切り替わる。
画面右端にチャームバーと呼ばれる縦長のメニューバーが新設され、通常は非表示であるが、マウスカーソルで画面右上隅または右下隅をポイントすると表示されるようになっている。タッチスクリーンでは画面右端から左へスワイプすることで表示され、これはスタート画面のみならず従来のデスクトップ画面でもその場でオーバーレイ表示される。このバーからは検索や他の機器とのデータの授受、Modern UIによる設定などをいつでも行うことができる。
2012年11月20日に、まだ開発初期で公には公開されていなかった2010年当時のWindows 8のUIのモックアップが明らかとなった[12] が、チャームバーやタッチキーボードなど一部のデザインが今と違うほかはまったく変更されておらず、ユーザーインターフェイスは2年以上前からすでに決まっていたものとされる。
Windows 8には、タッチやマウス操作によって行えるマルチタスクジェスチャが搭載されている。
Windows 8には、Modern UIをキーボードでも操作できるように、いくつかのショートカットが搭載されている[14]。

Windows 8ではModern UIアプリ(Windowsストアアプリ、全画面または画面分割)と従来のデスクトップアプリケーション(任意サイズ)が動作する。Modern UIアプリは新しいソフトウェア基盤であるWindowsランタイム (WinRT) を利用して動作し、基本的に「Windowsストア」からのダウンロードでのみインストールできる(ストアを介さないサイドローディングの仕組みも企業向けに用意されている)。なおARMデバイス向けのエディションとなるWindows RTでは、付属しているデスクトップアプリケーションを除き、Modern UIアプリのみ動作する(Windows RTはARMアーキテクチャ用であり、従来のx86/x64版とはCPUアーキテクチャが異なることに加え、無署名のWindows RT向けサードパーティ製デスクトップアプリケーションを開発・配布・実行することができないようになっている)。
いくつかのアプリがプリインストールされている。このアプリは、「Windowsストア」で最新バージョンにアップデートできる。
| アプリ名 | 種類 | アプリの説明 |
|---|---|---|
| Windowsストア | アプリストア | Modern UIアプリを購入することができる、Windows 8専用アプリストア。有料・無料のアプリが用意される。プレビュー版では、無料アプリのみを扱っていた。アプリの新しいバージョンが出た場合、Windowsストアタイルに数字が表示され、アップデート可能なアプリを通知する。スタイルも、Windows Phoneの「Marketplace」と似ており、アプリの評価やレビューを書き込むこともできる。アプリは、マイクロソフトの審査に通ったアプリが販売される。もし何らかの理由で登録が拒否された場合は、開発者へ通知することで、開発者はそのアプリの問題にすぐ対処できる。また、同様に審査が行われるAppleの「AppStore」や「Mac App Store」よりも自由度が高く、アプリ内の課金が可能であり、有料アプリは試用期間を設けることやアルファ版の登録も可能である。 |
| Internet Explorer 10 | ブラウザ | タブレットに最適化されたユーザーインターフェイスである。マウスでの操作にも対応している。お気に入りのウェブページは、スタート画面に保存される。プレビュー版ではプラグインフリーのため、FlashやSilverlightをサポートしない[15][16]。Release PreviewからはFlashがWindows 8と統合され、Modern UI版IE10でもFlashが動作するようになった[17]。当初ホワイトリスト方式で一部のサイトのみサポートされていたが、2013年3月のアップデートで、ブラックリスト方式に変更され、互換性やセキュリティに問題があるサイトが排除されるが、その他のサイトでは基本的にはサポートされるようになった[18]。HTML5をサポートする。また、ウェブページは全画面表示となり、他のウィンドウは表示されない。 |
| People | アドレス帳 | Windows Phoneにも搭載されているアプリ。 |
| メール | メールクライアント | 「Hotmail」などのメールが送受信できる。ほかのメールサービスにも対応する。 |
| ミュージック | メディアプレイヤー | パソコンに保存されているMP3ファイルなどを再生することができる。デスクトップでは、Windows Media Playerが搭載される。 |
| ビデオ | ビデオプレーヤー | ビデオファイルが再生可能。このアプリでDVDやBDを再生することはできない。 |
| 写真 | 写真管理アプリ | パソコンに保存されている画像や、OneDriveやFacebookの画像も表示することができる。事前にログインしておくことが必要。画像は、アプリタイルでも表示される。 |
| OneDrive (旧称:SkyDrive) | クラウドアプリ | Windows 8は、OneDriveと完全に統合されており、このアプリからOneDrive上の写真やビデオなどを再生することができる。そのほかのファイルを表示するには、デスクトップ向けのアプリをインストールする必要がある。 |
| ニュース | ガジェットアプリ | 日々のニュースを表示する。また、Liveタイルを有効にしていれば、タイルにニュースやその写真などが表示される。 |
| トラベル | Bingトラベルアプリ。各国の観光地スポットの説明などが表示される。 | |
| 天気 | 天気アプリ。現在位置情報を有効にすると、その場所の天気と週間予報が表示される。天気情報は、ライブタイルにも表示される。 |
搭載されているアプリケーションのほとんどは、Windows 7と変更点はないが、デザインや機能が刷新されている。

| Windows 8.1 | |
|---|---|
| Microsoft Windows ファミリー | |
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| 開発者 | |
| マイクロソフト | |
| ウェブサイト | Windows 8.1 |
| リリース情報 | |
| 最新の安定版 | 6.3 (Build 9600) - 2013年10月18日 [info] |
| ソースモデル | プロプライエタリ |
| ライセンス | マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項 |
| カーネル型 | ハイブリッド |
| プラットフォーム | IA-32, x64, ARM |
| 先行品 | Windows 8 |
| 後続品 | Windows 10 |
| サポート状態 | |
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延長サポート終了 メインストリーム サポート終了日:2018年1月10日 (米国日時2018年1月9日・終了済み) 延長サポート終了日:2023年1月11日 (米国日時2023年1月10日・終了済み)[42][43][43] | |
Windows 8.1(読み方については諸説あるため後述)は、マイクロソフトが2013年10月18日より(日本では同年10月17日の20:00より)提供するオペレーティングシステム。コードネームは「Windows Blue」。Windows 8の一部仕様変更・改良版として、アップデート時現在既にWindows 8を利用しているユーザーはWindowsストアを通じて無償でアップデートすることができた。内部バージョンは6.3[44]。
マイクロソフトは同年3月26日に開発を公式に認め、5月8日にはパブリックプレビュー版が6月26日から28日にかけて開催されるBUILD 2013カンファレンスで公開されることを明らかにし、正式リリース時期を公式ブログで明らかにした[45][46]。5月14日に開催されたJ.P.モルガンテクノロジー主催のカンファレンスでTami Rellerによって正式名称が「Windows 8.1」に決定したことが明らかになった[47]。
5月30日には新機能の一部詳細が明らかにされた[48]。
6月26日にストアを通じて、プレビュー版のダウンロードが開始された[49]。6月28日にはプレビュー版のISOイメージファイルも公開された[50]。
アップデート時現在、Windows 8を利用しているユーザーはWindowsストアから無償で同じエディションへのバージョンアップが可能かつ(2024年2月現在ではWindows 8.1の延長サポートが終了済となっているため、同時にWindows 8からWindows 8.1への無償バージョンアップのサービスも既に終了済となっている)、有償のリテールパッケージ版でもバージョンアップが可能。Windows 7、VistaおよびXPを利用しているユーザーの場合は有償のリテールパッケージが必要。クリーンインストール版のみ提供でWindows 7からのみ全てのファイルが引き継がれる。
Windows 8.1 のライフサイクルポリシーは Windows 8 と同一の下で設定されており、Windows 8 のユーザーがこのポリシーに基づくサポートを受けるためには、Windows 8.1 へ正式提供から2年以内にアップグレードする必要がある[51][52]。このライフサイクルポリシーの形態は、以前の Windows 向けにサービスパックがリリースされた際にも適用されている[53]。
Windows 8.1 には、WDDM 1.3の採用や[54]、DirectX 11.2の追加[55][56][57]、UIの改善、設定の引継ぎが可能なOSの変更など、OSの仕様を変更する修正が多く含まれる。
サポート ライフサイクル ポリシーなどの観点から、Windows 8 に対する Windows 8.1 の扱いは以前の Windows におけるサービスパックに近いものである[58] が、既存のサービスパックでのバグフィクスの範囲を超えた数多くの修正が含まれている[59]。マイクロソフトは「Windows 8.1はサービスパックではなく、全く新しいWindows」[60] であると主張している。
なお、Windows 8.1の「8.1」は読み方が一定ではない。「エイトドットワン」「エイトポイントワン」「はちてんいち」「はってんいち」等の読み方がよく知られている。Windows 8の正式名称が「ウインドウズエイト」であることを鑑みれば「エイトドットワン」または「エイトポイントワン」が道理的に正しいことになるが、家電量販店では主に「はってんいち」という呼称を採用していた(「はちてんいち」とする企業もあった)。これはかつてのOSであるWindows 3.1も同様であるが、「3.1」の読みは「さんてんいち」の呼称でほぼ統一されている。「はってんいち」や「さんてんいち」と呼称されることの多い理由は、日本語による語呂の都合によるところが多いためと推測される。
サポートライフサイクル終了後は最低でも一年以上に渡って既存の重要なダウンロードや情報がマイクロソフトのホームページ上に残されるのが慣例となっており、オンラインセルフヘルプサポートと呼ばれる。例えばWindows 8.1の延長サポートが終了後、2024年1月9日(日本時間1月10日)までマイクロソフト公式サイトからISOイメージを入手可能だった(2024年8月現在、すでに閉鎖済み)。
Windows 8.1 Updateとは、2014年4月2日(アメリカ時間)にサンフランシスコで開催されたBUILD 2014で発表されたWindows 8.1の大型アップデートのことである。同日、MSDNサブスクリプション会員向けに先行公開・提供された。一般公開・提供は、米国時間2014年4月8日になる(日本時間4月9日)[69]。このアップデートで内部バージョンの番号に変化はない。
Windows 8.1を既に導入済みのユーザーはWindows Updateを通じて適用できる。なお、マイクロソフトは本アップデートプログラムの適用期限を2014年6月10日と定めた。Windows 8.1でそれ以降アップデートを適用していない場合は、この日以降セキュリティ更新プログラムが提供されなくなった。なお、期限後でもこのアップデートを行えば、2023年1月までの更新プログラムは適用できるようになる。
また、2014年5月からは適用済みのDSP版、およびリテール版、ダウンロード版の販売も順次開始され、購入することで新規にインストールした時点でWindows 8.1 Updateが導入された環境をつくることができる[70]。
また、その後は順次アップデートで機能を追加する形になり、大型アップデートは行わず、主要な新機能の追加はWindows 10で行われることになった。
マイクロソフトが誤ってサーバーからダウンロード可能な状態にしていたため、公開前に簡単なレジストリ操作でダウンロードできる時期があった[71]。
2014年8月にリリースされたが、インストール後にブルースクリーンになってしまう不具合が多数報告され、更新プログラムの提供も停止された。
Windows 8のシステム要件は、Windows 7とほぼ同じであるが、新たに追加された要件としてPAE、NX、SSE2が搭載されたCPUでなければインストールできない。64ビット版Windows 8.1では、さらにCMPXCHG16b、PrefetchW、LAHF/SAHF 命令の搭載が追加要件として設定された[72][73]。
ただし、インテルの「Kaby Lake」「Gemini Lake」以降、およびクアルコムの「MSM8996」以降、AMDの「Bristol Ridge」以降の各種次期マイクロアーキテクチャなどについてはWindows 10以降のWindowsが対象となり、Windows 8.1以前のWindowsは非対象となる[74]。
| 32 ビット | 64 ビット | |
|---|---|---|
| プロセッサー | 1.0 GHz 以上のPAE、NX、SSE2を搭載するCPU | 1.0 GHz 以上のPAE、NX、SSE2を搭載するx64互換CPU (Windows 8.1 の場合はさらにCMPXCHG16b、 PrefetchW、LAHF/SAHF 命令を搭載していること[72][73]) |
| 物理メモリー | 1 GB 以上 | 2 GB 以上 (Windows 8.1 Update 適用済では 1 GB 以上) |
| グラフィック | WDDM 1.0 以上の対応ドライバが提供されている DirectX 9.0 以上の GPU | |
| ストレージ | 16 GB 以上 | 20 GB 以上 (Windows 8.1 Update 適用済では16 GB 以上) |

Windows 8 では、新規インストール向けのリテール版が廃止され、DSP版でのバンドル販売の制限がなくなるなど、Windows 7 から提供形態が大きく変化した。
Windows 8.1 ではさらに方針を転換し、アップグレード版が廃止された。これによりDSP版を加えて[75]、全てのバージョンがダウンロード、またはパッケージ(リテール/DSP)版のフルバージョン・ソフトウェアとして提供されることになった[76]。
DSP版の販売形態はWindows 10発売を機に見直され、従来のDSP版パッケージの在庫が無くなり次第、Windows 8.1/8.1Proもパーツ類とのバンドル販売に移行する[77]。
Windows 7の6種類から、さらにエディションが整理されて4種類(8.1では5種類)となった。一般向けのエディションは単に「Windows 8」とよばれるものと、その上位版の「Windows 8 Pro」である。共に32ビット・64ビット版が提供される[78]。2013年1月31日までは、安価で購入することができ、Proパッケージ版(アップグレード)が5,800円(消費税別)、Proダウンロード版(アップグレード)が3,300円(消費税別)であった。Microsoft Storeでは、Pro、およびPro Packがいずれも5,800円(消費税別)であった。プロダクトキーは32ビット・64ビット版共通であるので、プロダクトキーを購入した後、どちらかを自由に選ぶことができる。なお、無印からProへのステップアップグレードは、Windows 8/8.1 Pro Packを購入(Windows Anytime Upgradeを参照)。
| (無印)/ with Bing | Pro | Enterprise | Windows RT | |
|---|---|---|---|---|
| 供給方法 | 小売(with BingはOEMのみ) またはOEMライセンス | 小売またはOEMライセンス およびボリュームライセンス | ボリュームライセンス | ARMタブレット端末 |
| 32ビット / 64ビット | 32/64ビット | 32/64ビット | 32/64ビット | 32ビット |
| 最大CPUソケット数 | 1 | 2 | 2 | 1 |
| 最大物理メモリ容量 (RAM)(64ビット)[82] | 128 GB | 512 GB | 512 GB | N/A |
| 最大物理メモリ容量 (RAM)(32ビット)[82] | 4 GB | 4 GB | 4 GB | 4 GB |
| Windows 7 Starter, Home Basic, Home Premiumからのアップグレード | 対応(with Bingは非対応) | 対応 | 非対応 | 存在しない |
| Windows 7 Professional, Ultimateからのアップグレード | 非対応 | 対応 | 非対応 | 存在しない |
| スタート画面・ズーム・Live Tiles | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| Windowsストア | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| プレインストールアプリ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| Internet Explorer 10 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
| Microsoft アカウント | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| デスクトップ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| Windows Defender | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
| スマートスクリーン | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| システム言語の変更 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| Windows Media Player | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
| ファイル履歴 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| ISO・VHDマウント | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| リモートデスクトップ(クライアント) | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| ピクチャパスワード | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| PCリセット・リフレッシュ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| スナップ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| タッチキーボード | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
| BitLocker and BitLocker To Go | 非搭載 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
| Windows To Go | 非対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
| VHDからのブート | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| クライアント Hyper-V(64ビット) | 非搭載 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
| Hyper-V リモート管理ツール | 非搭載 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
| リモートデスクトップ(サーバー) | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| Office Home and Student 2013 RT[注 3] | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 搭載 |
| Services for NFS | 非対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
Windows 8のパッケージのデザインは、WindowsロゴにLayers、Liquid、Swim、Garden、Sonntagの5種類の模様が描かれた5種類のバージョンがある。
2012年6月2日から2013年1月末の間、Windows 7 以前の Windows 保有者向けに、優待価格による Windows 8 Pro へのアップグレードキャンペーンが行われていた。
Windows 8 Pro / 8.1 Pro のOEM版および、Enterprise を含むボリュームライセンス版 に限り、旧バージョンへのダウングレードが認められる[92][93]。
いずれもライセンス上の話であり、行使するには旧OSのインストールメディアおよびプロダクトキーを別途用意する必要がある。なおボリュームライセンス版のXP以降については認証方法が通常の製品とは異なっており、専用のインストールメディアとプロダクトキーが用意されている。
2016年9月現在の時点では、法人向けの大手PCメーカー製(NEC・デル・レノボ・HP・富士通・東芝など)の一部機種でダウングレード権を適用してWindows 7 Professional(主に32ビット版)を初期インストールしたPCが発売されていた。なお、その場合でもユーザーはWindows 7 Professionalのプロダクトキーを入手することはできず、当該PCに対しては、別途インストールメディアおよびプロダクトキーを入手しない限り、プロダクトキー入力が必要となるクリーンインストールはできない。
2014年1月からはWindows 7(SP1適用済)もWindows 8と同様にパーツとのセットでない新たなDSP版という形での販売が始まり[96]、前年に出荷の終了したリテールパッケージ版Windows 7[97] に代わって、引き続きWindows 7は単体購入が可能となった。その後、DSP版のWindows 10発売後は同DSP版のWindows 7(SP1適用済)/8.1(Update適用済)とも在庫が切れ次第、順次パーツとのバンドル(セット)販売に移行することになった[77](既に出荷終了済となった在庫分のみのWindows 8/8.1(Update未適用)はパーツとのバンドル販売に対し対象外)。
ただしOEM版については販売は継続してはいるものの、利用者側での選択の余地が限られるため、新規にOS付きPCを購入する場合にのみ問題となりうる。少なくとも2013年5月時点で、家電量販店やアマゾンなどの通信販売業者といった一般流通ルートで市販されている新品PCのほとんどすべてはWindows 8プリインストール機に切り替わっている。そのため、新品のWindows 7機の購入は旧モデルの在庫品や展示品などのアウトレット販売、大手PCメーカー製通販専売オリジナルモデル(法人向けと見られるWindows 8 ProダウングレードによるWindows 7 Professional機が一部の通販業者に流れている)を除き、直販BTOメーカや内外大手メーカの直販によるダウングレード権を適用した一部法人用機種(個人で購入できる場合もある)、一部パソコンショップやBTOメーカ(例:エプソンダイレクト、マウスコンピューター、ドスパラ、ユニットコム系など)によるオーダー機(当初からダウングレードの対象にならない Windows 7 Home Premiumの選択が可能)のほかは、不可能である。
2014年1月、ヒューレット・パッカードは、「旺盛な需要に応えるため」に、コンシューマ向けにWindows 7をプリインストールしたPCを$150引きで販売すると発表した[98]。
2012年から2013年にかけて、同時期のPC(デスクトップ、ラップトップ)売上は全世界で14%減少したが、この不調の原因の大きな部分はWindows 8にあり、このバージョンは「flop(ばたばたするもの、興業上の失敗)」だとする意見が業界には多い[99][100][101]。

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