Rodolfo Gustavo da Paixão
ホドルフォ・グスタヴォ・ダ・パイシャオン(ポルトガル語: Rodolfo Gustavo da Paixão、1853年7月13日 - 1925年11月18日)は、ブラジルの軍人、政治家、詩人。ブラジル陸軍元帥。
ブラジル第一共和政の樹立期において重要な役割を果たし、ゴイアス州の初代知事を務めた。また、著名な奴隷廃止論者でもあった。
生涯
軍歴と政治活動
1853年7月13日、ミナスジェライス州サン・ブラス・ド・スアス・ウイに生まれる。陸軍に入隊後、技術畑を進み、1889年の共和政宣言(ブラジルの王政廃止)を支持した。
1890年、臨時政府よりゴイアス州の初代知事に任命され、1891年まで同職を2度務めた。
1893年に起きた連邦共和国体制に反対する海軍の反乱(海軍の反乱 / Revolta da Armada)の際には、ミナスジェライス州の守備隊を指揮し、政府側の防衛に貢献した。
1897年からはミナスジェライス州選出の連邦下院議員に当選し、以後6期連続で務めた。議会内では海陸軍委員会の委員長などの要職を歴任した。1913年に准将として退役したのち、予備役編入に伴い最高位である陸軍元帥(Marechal)の称号を授与された。
文学活動と奴隷解放への貢献
詩人としての顔も持ち、ロマン主義や市民社会の課題、奴隷解放をテーマにした詩を数多く執筆した。彼の出版した本やパンフレットの売上は、奴隷とされていた人々を法的に解放するための身代金(アルフォリア)の資金集めに役立てられた。
1925年11月18日、リオデジャネイロにて72歳で死去。
主な著作
- 『奴隷制の情景』 Scenas da escravidão (1874年)
- 『ヴィクトル・ユーゴーとカステラール』 Victor Hugo e Castellar (1876年)
- 『セニオ』 Senio (1881年)
- 『インコンフィデンシア』 A Inconfidência (1896年)
- 『ガザの琴』 Lyra de Gaza (1901年)
- 『新詩集』 Novos Versos (1914年)