SCENE II

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『SCENE II』
ASKA の スタジオ・アルバム
リリース
録音
ジャンル ポップス
時間
レーベル ポニーキャニオン/アードバーク
プロデュース
チャート最高順位
ゴールドディスク
ASKA アルバム 年表
  • 『SCENE II』
  • (1991年)
EANコード
ASKA アルバム 年表
  • 『SCENE - Remix ver. -』
  • 『SCENEⅡ - Remix ver. -』
  • (2018年)
『SCENE II』収録のシングル
  1. 「はじまりはいつも雨」
    リリース: 1991年3月6日
ミュージックビデオ
「はじまりはいつも雨」 - YouTube
「けれど空は青 〜close friend〜」 - YouTube
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『SCENE II』(シーン・ツー)は、日本のシンガーソングライターであるASKAの2枚目のオリジナル・アルバム。

1991年6月5日にポニーキャニオンのアードバークレーベルからリリースされた。本作はオリコンアルバムチャートにおいて最高位第1位を獲得しオリコン集計においてミリオンセラーを記録、日本レコード協会の集計では売り上げ枚数が80万枚を超えたためダブル・プラチナ認定を受けている。また、第33回日本レコード大賞のポップス・ロック部門において優秀アルバム賞を受賞している。

背景・リリース

前作『SCENE』(1988年)以来およそ3年ぶりとなるソロ・アルバム。

本作リリースからおよそ14年後にはシリーズ続編となる『SCENE III』(2005年)がリリースされている。

制作・音楽性

収録曲数10曲のうち、5曲が他のアーティストに提供した楽曲のセルフカバーである。

ASKAはこの頃の作風について、「デイヴィッド・フォスターに影響を受けていて、彼を意識した曲作りが多かった」と述べている[7]。

楽曲

  1. 「はじまりはいつも雨」
    3枚目のシングル。特に記載はないが、シングルとは別ミックス。
    ボックス・セット『SCENE I & II limited edition』(2005年)ではシングル・ミックスに差し替えられている。
  2. 「けれど空は青 〜close friend〜」
    ASKAが出版した同名の単行本[8]のタイトルが気に入っていて、丁度タイトルに良い曲が出来てきたという。
    詞は、男の友情がテーマ。
    MOOK本『ぴあ&ASKA』(2012年)発行の際にweb上で募ったアンケートでは、ASKAのソロ曲で一番好きな楽曲第2位にランクインした[9]。
    ベスト・アルバム『ASKA the BEST Selection 1988-1998』(1999年)および『We are the Fellows』(2018年)にも収録されている。
  3. 「Love is alive」
    岩崎宏美(当時は益田宏美)とのデュエット曲。
    ASKAは岩崎のファンで、当初より岩崎とデュエットすることしか考えていなかったという。
    ベスト・アルバム『ASKA the BEST Selection 1988-1998』、『Made in ASKA』(2018年)にも収録されている。
  4. 「DAYS OF DREAM」
    離婚する2人をテーマにした楽曲で、曲調はけだるい感じのポップス・ジャズと述べている。
  5. 「恋」
    日野美歌に提供した楽曲、シングル「恋」(1990年)のセルフカバー。
    大人の女性の歌を書きたかったとしている。
    アジア圏でリリースされたCHAGE&ASKAのベスト・アルバム『Asian Communications Best』(2008年)にも収録されている。
  6. 「都会の空」
    髙橋真梨子に提供した楽曲であり、アルバム『Pretend』(1989年)収録曲のセルフカバー。
    歌詞および楽曲は提供以前から存在しており、歌詞はASKAの詩集『オンリー・ロンリー 飛鳥涼詩集』(1984年)に収められている[10]。
  7. 「風の住む町」
    中村雅俊に提供した楽曲、シングル「風の住む町」(1990年)のセルフカバー。
  8. 「PLEASE」
    光GENJIに提供した楽曲、シングル「荒野のメガロポリス」(1990年)のカップリングとして収録されていた曲のセルフカバー。
    杉並児童合唱団による子供の声のコーラスを使用している。翌年リリースのCHAGE&ASKAのアルバム『GUYS』(1992年)収録の「世界にMerry X'mas」のロンドンレコーディングにおいても現地の子供のコーラスを使用している。
    SHUUBIが"SHUUBI with 古川昌義" 名義でリリースしたコラボレーション・アルバム『please』(2009年)でカバーしている。
    カバー・アルバム『BOOKEND』(2011年)には新たにセルフカバーしたものが収録されている。
  9. 「君が愛を語れ」
    シングル「はじまりはいつも雨」のカップリング曲。
    時任三郎がカバーし、シングル「君が愛を語れ」(1992年)としてリリースした。特に記載はないが、シングルとは別ミックス。
  10. 「止まった時計」
    薬師丸ひろ子に提供した楽曲であり、アルバム『Heart's Delivery』(1990年)収録曲のセルフカバー。
    ベスト・アルバム『ASKA the BEST Selection 1988-1998』では、アコースティックアレンジの "new version" が収録されている。
    岩崎宏美がカバーし、シングル「止まった時計」(2002年)として発売した。

リリース

本作は1991年6月5日にポニーキャニオンよりCDおよびカセットテープの2形態でリリースされた。初回限定盤はスリーブケース・ブックレット付。

その後、2001年7月18日にヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売されているほか、2005年11月23日に発売されたCD-BOX『SCENE I & II limited edition』にはデジタルリマスタリング仕様で収録されている。

2018年11月21日には『SCENEⅡ - Remix ver. -』(シーン・ツー・リミックスバージョン)というタイトルでUHQ-CD仕様で再リリースされた。

チャート成績

シングル「はじまりはいつも雨」の人気もあり、本作はオリコン週間ランキング初登場から2週連続第1位を獲得した[11]。1991年8月26日付の同ランキングにて、シングルではCHAGE&ASKAの「SAY YES」、アルバムでは本作が第1位を獲得した。グループ&ソロ作品でシングル・アルバム第1位を獲得するのは、おニャン子クラブ・高井麻巳子以来2組目の快挙となった[12]。

収録曲

CD

#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「はじまりはいつも雨」飛鳥涼飛鳥涼澤近泰輔
2.「けれど空は青 〜close friend〜」飛鳥涼飛鳥涼十川知司
3.「Love is alive」飛鳥涼飛鳥涼澤近泰輔
4.「DAYS OF DREAM」飛鳥涼飛鳥涼十川知司
5.「恋」飛鳥涼飛鳥涼佐藤準
6.「都会の空」飛鳥涼飛鳥涼十川知司
7.「風の住む町」飛鳥涼飛鳥涼西平彰
8.「PLEASE」飛鳥涼飛鳥涼佐藤準
9.「君が愛を語れ」飛鳥涼飛鳥涼澤近泰輔
10.「止まった時計」飛鳥涼飛鳥涼佐藤準
合計時間:

カセットテープ

side A
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「はじまりはいつも雨」飛鳥涼飛鳥涼澤近泰輔
2.「けれど空は青 〜close friend〜」飛鳥涼飛鳥涼十川知司
3.「Love is alive」飛鳥涼飛鳥涼澤近泰輔
4.「DAYS OF DREAM」飛鳥涼飛鳥涼十川知司
5.「恋」飛鳥涼飛鳥涼佐藤準
合計時間:
side B
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「都会の空」飛鳥涼飛鳥涼十川知司
2.「風の住む町」飛鳥涼飛鳥涼西平彰
3.「PLEASE」飛鳥涼飛鳥涼佐藤準
4.「君が愛を語れ」飛鳥涼飛鳥涼澤近泰輔
5.「止まった時計」飛鳥涼飛鳥涼佐藤準
合計時間:

スタッフ・クレジット

参加ミュージシャン

録音スタッフ

  • 飛鳥涼 – プロデューサー
  • 山里剛 – コ・プロデューサー
  • ひのきしんじ – A&Rディレクター
  • 佐多美保(ポニーキャニオン) – A&Rディレクター
  • 石塚良一 (Z's) – トラッキング・エンジニア
  • Tad 後藤 (Z's) – トラッキング・エンジニア
  • 掛潤一 (Z's) – トラッキング・エンジニア
  • 市川高信 (Z's) – トラッキング・エンジニア
  • 横山芳之 – アシスタント・エンジニア
  • 植松豊 – アシスタント・エンジニア
  • 正井豊 (Z'd) – アシスタント・エンジニア
  • 依田慶子 (TOKYU FUN) – アシスタント・エンジニア
  • 福島芳樹 (TOKYU FUN) – アシスタント・エンジニア
  • おかざわまさる(AVACO) – アシスタント・エンジニア
  • 海沢剛(サウンドアトリエ) – アシスタント・エンジニア
  • 松本幸一郎(一口坂) – アシスタント・エンジニア
  • たかなおや(セディック) – アシスタント・エンジニア
  • 早川一典(キャロル) – アシスタント・エンジニア
  • なかむらけんじ(ウエストサイド) – アシスタント・エンジニア
  • 木村正和 (MIT) – アシスタント・エンジニア
  • 中谷英巳(アークギャレット) – アシスタント・エンジニア
  • 関根正次(エピキュラス) – アシスタント・エンジニア
  • 加藤謙吾 (YAMAHA AV) – アシスタント・エンジニア
  • はらだよしなり (Music Land) – ミュージシャン・コーディネーター
  • はねまさき (Z'd) – エンジニア・コーディネーター
  • 保坂弘幸(日本コロムビア) – デジタルリマスタリング

美術スタッフ

  • 西本和民 – アートディレクター
  • 菅野秀夫 – 写真撮影
  • 野原ゆかり – メイク・アップ・アーティスト
  • 加藤暖香 – スタイリスト

チャート、認定、受賞歴

チャート リリース年 最高順位 登場週数 売上数 規格 出典
日本(オリコン) 1991年 1位 34回 109.0万枚 CD, CT [2][3]
2018年 47位 1回 - UHQ-CD [4]
国/地域 認定組織 日付 認定 売上数 出典
日本 日本レコード協会 1991年6月 プラチナ 400,000+ [13]
1991年8月 ダブル・プラチナ 800,000+ [6]
「SCENE II」の受賞とノミネート
年 音楽賞 結果 出典
1991年 第33回日本レコード大賞 ポップス・ロック部門 優秀アルバム賞 [14]

リリース日一覧

No. リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考 出典
1 1991年6月5日 ポニーキャニオン/アードバーク CD PCCA-00273 初回限定盤はスリーブケース仕様、ブックレット封入。 [15][16]
2 CT PCTA-00090 [2][17]
3 2001年7月18日 ヤマハミュージック CD YCCR-00023 [18][1]
4 2005年11月23日 ユニバーサル・シグマ/A&M 2枚組CD+DVD UMCK-9131 ボックス・セット『SCENE I & II limited edition』に収録、デジタルリマスタリング仕様 [19][20]
5 2018年11月7日 YMEH AAC-LC - デジタル・ダウンロード、リミックス盤『SCENEII -Remix ver.-』としてリリース [21]
6 2018年11月21日 ヤマハミュージック UHQ-CD YCCR-10036 リミックス盤『SCENEII -Remix ver.-』としてリリース。 [22][23]
7 2023年3月30日 YMEH AAC-LC - デジタル・ダウンロード、オリジナル盤のリリース [24]

脚注

注釈

  1. ↑ 2003年6月度までの旧基準。最低累計正味出荷枚数80万枚以上の作品に適用。

出典

  1. 1 2 “SCENE II/ASKA”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2026年4月25日閲覧。
  2. 1 2 3 オリコンチャート・ブック アルバムチャート編 1999, p. 7.
  3. 1 2 “SCENE II|ASKA”. オリコンニュース. オリコン. 2026年4月24日閲覧。
  4. 1 2 “SCENEII -Remix ver.-|ASKA”. オリコンニュース. オリコン. 2018年11月28日閲覧。
  5. ↑ Billboard Japan Top Albums Sales 2018年11月28日付 Billboard JAPAN 2022年3月19日閲覧
  6. 1 2 “ゴールドディスク認定 1991年8月”. 日本レコード協会公式サイト. 日本レコード協会. 2018年1月23日閲覧。
  7. ↑ 「ASKA CONCERT TOUR GOOD TIME」 パンフレット内のインタビューより。
  8. ↑ 石原信一『けれど空は青 〜飛鳥涼論』八曜社、1990年11月21日。ISBN 4-8270-0109-X。
  9. ↑ “ぴあ ファンが選ぶASKAのソロ曲BEST20+100Q ダイジェスト WEB版”. チケットぴあ. ぴあ. 2014年4月3日閲覧。
  10. ↑ 『オンリー・ロンリー 飛鳥涼詩集』サンリオ出版、1984年11月15日。ISBN 4-387-91235-9。
  11. ↑ “ASKA「はじまりはいつも雨」など収録した初期アルバム2作が最新ミックスで復活”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2018年11月21日). 2018年11月21日閲覧。
  12. ↑ “堂本剛のプロジェクト・ENDRECHERI、「アルバム1位通算獲得作品数」記録が男性ソロ歴代3位タイに【オリコンランキング】”. オリコンニュース. オリコン (2020年6月23日). 2020年6月23日閲覧。
  13. ↑ “ゴールドディスク認定 1991年6月”. 日本レコード協会公式サイト. 日本レコード協会. 2018年1月23日閲覧。
  14. ↑ “第33回日本レコード大賞”. 日本作曲家協会公式サイト. 日本作曲家協会. 2021年11月27日閲覧。
  15. ↑ “ASKA / シーン2 [廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2026年4月25日閲覧。
  16. ↑ “シーンII/ASKA”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2026年4月25日閲覧。
  17. ↑ “SCENE II|ASKA”. オリコンニュース. オリコン. 2026年4月25日閲覧。
  18. ↑ “ASKA / SCENE2 [再発]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2026年4月25日閲覧。
  19. ↑ “ASKA / SCENE1&SCENE2 limited edition [2CD+DVD] [限定][廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2026年4月25日閲覧。
  20. ↑ “SCENE I & II limited edition [2CD+DVD]<初回生産限定盤>/ASKA”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2026年4月25日閲覧。
  21. ↑ “SCENEII - Remix ver.-/ASKA”. mora. ソニー・ミュージックソリューションズ. 2026年4月25日閲覧。
  22. ↑ “ASKA / SCENE2-Remix ver.- [デジパック仕様] [UHQCD]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2026年4月25日閲覧。
  23. ↑ “SCENEII -Remix ver.-/ASKA”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2026年4月25日閲覧。
  24. ↑ “SCENEII/ASKA”. mora. ソニー・ミュージックソリューションズ. 2026年4月25日閲覧。

参考文献

『オリコンチャート・ブック アルバムチャート編 昭和62年-平成10年』オリコン、1999年7月26日、7頁。ISBN 9784871310468。 

外部リンク