いとまきのうた
いとまきのうた(糸巻きの歌)は、デンマーク民謡の「靴屋のポルカ」(Skomagerpolka)を原曲とする日本の童謡、および手遊び歌である[1]。歌い出しの「いーとーまきまき」というフレーズで広く知られている[1]。
概要
原曲はデンマークの伝統的な民謡および舞曲である「靴屋のポルカ」である[1][2]。英語圏では「Wind the Bobbin Up」(ボビンを巻こう)のタイトルで親しまれており、歌詞の類似性から日本には英語圏のバージョンが輸入されて現在の形になったと推測されている[1][3]。
日本においては、作詞家の香山美子が日本語の歌詞を付け、作曲家の小森昭宏が補作曲および編曲を手掛けたバージョンが広く定着している[4]。また、同じメロディを用いた別の童謡として、村山寿子作詞の「雪のこぼうず」も存在する[1][5]。
歌詞と手遊び
歌に合わせ、両手を胸の前でぐるぐると回転させて糸を巻く動作(「いーとーまきまき」)をし、手を外側に引く動作(「ひいて ひいて」)、拳を上下にぶつける動作(「トントントン」)を行う手遊びが特徴である[1]。
香山美子作詞のバージョンでは、グリム童話の『小人の靴屋』をモチーフとしており、1番では「こびとさんの おくつ」、2番では「こびとさんの むぎばたけ」(たねまきまき)、3番では「こびとさんの おとしあな」(あなほりほり)が作られるストーリー性の高い歌詞となっている[4]。
一方で、乳幼児向けの手遊び歌としては、歌詞の後半を簡略化し、様々な動物(ゾウやアリなど)に合わせたサイズの「おくつ」や「ぼうし」を作るバリエーションも広く歌われている[6]。
商業利用・ポップカルチャー
脚注
- 1 2 3 4 5 6 7 “いとまきのうた(糸巻きの歌)歌詞と解説”. 世界の民謡・童謡. 2026年10月17日閲覧。
- ↑ “いとまきのうた(原曲:デンマークの歌)/Spinning Song”. ピティナ・ピアノ曲事典. 2026年10月17日閲覧。
- ↑ “「いとまきのうた」歌詞の起源は?デンマーク民謡との深いつながり” (2022年4月10日). 2026年10月17日閲覧。
- 1 2 “いとまきのうた/童謡・唱歌 歌詞”. J-Lyric.net. 2026年10月17日閲覧。
- ↑ “いとまきのうたの著作権について 香山美子さんと小森昭宏さんと” (2022年4月8日). 2026年10月17日閲覧。
- ↑ “いとまき | てあそび”. ゆめある. 2026年10月17日閲覧。
関連項目
- 小人の靴屋 - 歌詞のモチーフとなった童話。