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白石和彌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
しらいし かずや
白石 和彌
白石 和彌
生年月日 (1974-12-17) 1974年12月17日(51歳)
出生地 日本の旗 日本・北海道旭川市
職業 映画監督
ジャンル 映画
活動期間 2009年 -
事務所 フラミンゴ(映画)
主な作品
映画
『凶悪』
『日本で一番悪い奴ら』
『彼女がその名を知らない鳥たち』
『止められるか、俺たちを』
『孤狼の血』シリーズ
『ひとよ』
『死刑にいたる病』
『碁盤斬り』
配信ドラマ
『極悪女王』
受賞
ブルーリボン賞
その他の賞
キネマ旬報ベスト・テン
日本映画監督賞
2019年『ひとよ』『凪待ち』『麻雀放浪記2020』
新藤兼人賞 金賞
2013年『凶悪』
芸術選奨
文部大臣新人賞
2019年『凪待ち』
受賞歴参照
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白石 和彌(しらいし かずや、1974年12月17日[1] - )は、日本の映画監督。北海道旭川市出身[2]。マネージメントは有限会社フラミンゴ(映画)。既婚。

略歴

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北海道旭川西高等学校卒業。高校ではサッカー部に在籍した[3]。札幌デザイナー学院映像学科を卒業するも仕事が見つからずに上京[4][5]。1995年、中村幻児監督主催の映像塾に3期生として参加。 以後、若松孝二監督に師事し、フリーの演出部として行定勲、犬童一心監督などの様々な作品に参加。2009年、『ロストパラダイス・イン・トーキョー』が長編デビュー作。

2017年、『彼女がその名を知らない鳥たち』でブルーリボン賞監督賞に輝くと、2018年にも『孤狼の血』、『止められるか、俺たちを』、『サニー/32』で同賞を受賞し、2年連続の受賞は今井正、市川崑に続く3人目の快挙となった[6]。『止められるか、俺たちを』では2012年に亡くなった師匠の若松孝二が設立した若松プロダクションを題材に若松プロの映画に出演してきた俳優たちとともに青春群像劇を作り上げた[7]。

2018年以降、監督作品を年3本以上公開するなど、多作ぶりをみせている。

人物

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アウトローの世界を描いた作品を得意とし、2013年に凶悪殺人事件を題材とした映画『凶悪』で数々の映画賞を受賞し映画監督として注目を集める存在となる[8]。

影響を受けた作品にブロックバスタームービー(大作映画)、中学生で観た日活ロマンポルノ、『仁義なき戦い』などを挙げている[9]。

監督作品の中に「サメエキス」というサプリメントが登場するが、これは師匠若松孝二が映画を撮れなかった時期に生計を立てるために輸入して失敗した商品であり、師へのオマージュである[10]。また、ヒーローと考えている登場人物には痰を吐かせるという定番の演出がある[10]。

旭川西高校の1学年下の後輩である音尾琢真は、『日本で一番悪い奴ら』以降、多くの作品に出演しており、白石組の常連俳優である[11][12]。

日本学術会議会員の任命拒否問題では、政府の対応を批判している[13]。

監督作品

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映画

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テレビドラマ

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配信ドラマ

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その他

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受賞歴

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出演

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テレビドラマ

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映画

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新聞

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脚注

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  1. ↑ 映画『凶悪』公式サイト
  2. ↑ 赤木国香 (2013年10月19日). “<さすらいのシネマ堂>凶悪*浮かび上がる人間の業”. 北海道新聞旭川支社. 北海道新聞社. 2014年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2019年4月28日閲覧.
  3. ↑ “音尾琢真が“先輩”白石和彌監督の悪事を暴露!?”. WEBザテレビジョン. KADOKAWA (2016年7月7日). 2022年5月2日閲覧。
  4. ↑ “【夢のつかみ方】映画監督・白石和彌さん(前編)〜「やってやる!」という気概〜”. こどもまなび☆ラボ (2018年5月17日). 2019年4月28日閲覧。
  5. ↑ “『極悪女王』の映画監督・白石和彌「声なき人たちの声を掬い上げたい」師・若松孝二の言葉を胸に築いた地位(3ページ目)”. 週刊女性PRIME (2026年8月18日). 2026年8月18日閲覧。
  6. 1 2 “「孤狼の血」白石和彌監督、2年連続で監督賞も困惑/ブルーリボン賞”. サンスポ. 産経デジタル (2019年1月21日). 2019年2月2日閲覧。
  7. ↑ “「「権力側からものを見ない」白石和彌監督が師匠・若松孝二監督から学んだこと”. AbemaTIMES (2018年10月1日). 2019年2月2日閲覧。
  8. ↑ “女子中学生たちと“トイレ映画”作り!“凶悪”のイメージを払拭したい白石和彌監督”. シネマトゥデイ (2015年7月15日). 2019年2月2日閲覧。
  9. ↑ “きっかけは日活ロマンポルノ!? 今、日本映画界で最も注目される監督・白石和彌の素顔に迫る:前編”. テレ東プラス. テレビ東京 (2019年3月7日). 2019年3月16日閲覧。
  10. 1 2 “『孤狼の血』白石和彌監督の映画に頻出する“鮫エキス”の元ネタは?「僕の師匠である若松孝二監督が昔…」”. ABEMA TIMES (2021年5月14日). 2022年3月23日閲覧。
  11. ↑ “「最高に素晴らしい!!」と音尾琢真、賞賛!!音尾の役柄・そして出演経緯には場内爆笑!!映画『サニー/32』白石和彌監督×音尾琢真トークイベント”. 映画の時間ニュース. ジョルダン (2018年2月21日). 2022年5月2日閲覧。
  12. ↑ “音尾琢真、白石組に9回参加するも常連のプレッシャー「急に呼ばれなくなるんじゃないか」”. ABEMA TIMES (2019年9月25日). 2022年5月2日閲覧。
  13. ↑ “呼びかけ人一覧 | 『学問と表現の自由を守る会』公式サイト” (2021年8月30日). 2026年1月7日閲覧。
  14. ↑ “斎藤工主演の映画『麻雀放浪記2020』、CHAIの主題歌使用した新予告編公開”. CINRA (2019年3月28日). 2020年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月5日閲覧。
  15. ↑ “香取慎吾主演! 宮城県石巻市を舞台にした「凪待ち」で白石和彌監督と初タッグ”. 映画.com (2018年7月6日). 2025年12月5日閲覧。
  16. ↑ “佐藤健×鈴木亮平×松岡茉優×田中裕子が家族に 白石和彌監督最新作『ひとよ』今秋公開決定”. Real Sound. 2019年3月29日. 2019年5月15日閲覧.
  17. ↑ “草なぎ剛×白石和彌監督、時代劇「碁盤斬り」で初タッグ!脚本は「日本沈没」「凪待ち」の加藤正人”. 映画.com (2023年3月1日). 2025年12月5日閲覧。
  18. ↑ “「仁義なき戦い」脚本家・笠原和夫の幻のプロットを映画化! 「十一人の賊軍」で山田孝之×仲野太賀×白石和彌監督がタッグ”. 映画.com (2024年5月27日). 2025年12月5日閲覧。
  19. ↑ “大泉洋×松田龍平「探偵はBARにいる」シリーズ最新作が12月公開、監督は白石和彌”. 映画ナタリー. ナターシャ (2026年3月22日). 2026年3月22日閲覧。
  20. ↑ “心配無用ノ介天下御免”. BS-TBS. 2026年7月16日閲覧。 “監督 … 白石和彌(第二話)”
  21. ↑ “仮面ライダーBLACK SUN 制作決定!”. 仮面ライダーWEB【公式】. 東映. 2021年4月3日閲覧。
  22. ↑ “「仮面ライダーBLACK」がリブート、監督は「孤狼の血」の白石和彌”. 映画ナタリー. ナターシャ (2021年4月3日). 2021年4月3日閲覧。
  23. ↑ 「ゆりやんレトリィバァ主演『極悪女王』Netflixで2023年配信 鈴木おさむ×白石和彌がタッグ」『リアルサウンド 映画部』blueprint、2022年6月30日。2024年9月22日閲覧。
  24. ↑ “『極悪女王』きょう配信スタート 伝説“髪切りデスマッチ”ゆりやん&唐田えりかの場面写真解禁”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年9月19日). 2024年9月22日閲覧。
  25. ↑ ぼくたちん家 第10話 (テレビドラマ). 日本テレビ. 2025年12月14日. スタッフロールに「撮影協力 白石和彌」と記載。
  26. ↑ “同性カップルが婚姻届を提出。あのシーンはどう生まれた?ドラマ「ぼくたちん家」が描く優しさと社会 | 鯨岡弘識(演出)×白川大介(インクルーシブプロデューサー)対談”. 映画ナタリー. ナターシャ. 2026年6月24日. 2026年7月4日閲覧.
  27. ↑ “TAMA映画賞”. TAMA映画フォーラム実行委員会. 2022年8月31日閲覧。
  28. ↑ “報知映画賞、『舟を編む』『凶悪』が3冠 主演男優賞に松田龍平、「石井裕也監督のおかげ」”. Billboard JAPAN. 株式会社阪神コンテンツリンク. 2013年12月18日. 2019年4月28日閲覧.
  29. ↑ “映画『凶悪』新藤兼人賞2013【金賞】、白石和彌監督が受賞!”. CINEMA TOPICS ONLINE. 2013年11月18日閲覧。
  30. ↑ “2013年日本映画個人賞”. 第35回ヨコハマ映画祭. 2013年12月7日閲覧。
  31. ↑ “第37回日本アカデミー賞は「大接戦」 優秀作品賞は異例の6作品選出”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2014年1月16日. 2019年4月28日閲覧.
  32. ↑ “第23回受賞作品”. 日本映画批評家大賞. 2024年11月11日閲覧。
  33. ↑ “第23回日本映画批評家大賞発表!作品賞は『舟を編む』”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ (2014年3月28日). 2025年6月19日閲覧。
  34. ↑ “「彼女がその名を知らない鳥たち」トロント映画祭出品決定!本ポスターも公開”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2017年8月16日. 2017年8月16日閲覧.
  35. ↑ “第39回ヨコハマ映画祭 2017年日本映画個人賞” (2017年12月2日). 2017年12月4日閲覧。
  36. ↑ “ブルーリボン賞「あゝ、荒野」が作品賞に、阿部サダヲ&新垣結衣も受賞”. 映画ナタリー. ナターシャ. 2018年1月24日. 2018年1月24日閲覧.
  37. ↑ “白石和彌が日スポ大賞監督賞を受賞、恩師・若松孝二に感謝「僕を作ってくれた人」”. 映画ナタリー. ナターシャ. 2018年12月28日. 2019年2月2日閲覧.
  38. ↑ “第42回日本アカデミー賞、「万引き家族」「孤狼の血」「北の桜守」が最多12部門で優秀賞”. 映画.com. 2019年1月15日. 2019年5月21日閲覧.
  39. ↑ “第28回受賞作品”. 日本映画批評家大賞. 2019年5月21日閲覧。
  40. ↑ “キネマ旬報ベスト・テン 「火口のふたり」が日本映画1位に”. NHKニュース (2020年2月4日). 2020年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月5日閲覧。
  41. ↑ 令和元年度(第70回)芸術選奨受賞者一覧 - 文化庁
  42. ↑ “内野聖陽さんらに大臣賞 19年度芸術選奨”. 日本経済新聞電子版. 日本経済新聞社 (2020年3月4日). 2025年6月28日閲覧。
  43. ↑ “ゆりやんレトリィバァ、「極悪女王」で涙の最優秀主演女優賞! 第8回アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード”. 映画.com (2025年12月5日). 2025年12月5日閲覧。
  44. ↑ 株式会社東宝ステラ『「シン・ウルトラマン」パンフレット』東宝株式会社映像事業部、2022年5月13日、38頁。
  45. ↑ Netflix Japan [@NetflixJP] (2025年5月3日). “Netflix映画『新幹線大爆破』の意外な出演者が続々 車内アナウンスの声としてゆりやんレトリィバァ、作業員として白石監督がカメオ出演!さらに、尾上松也やピエール瀧、前田愛など実力派俳優も。出演シーンは配信中の本編でチェック🚅”. X(旧Twitter)より2025年5月4日閲覧.
  46. ↑ “『極悪女王』の“戦友”が再集結 ゆりやんレトリィバァ初監督作『禍禍女』に唐田えりか&白石和彌が参加”. ORICON NEWS. oricon ME (2026年1月30日). 2026年2月6日閲覧。
  47. ↑ “映画監督 白石和彌 映画を撮ることは、観るより2億倍も楽しい”. 学生新聞 (2022年4月1日). 2024年9月22日閲覧。

外部リンク

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