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1,2-ビス(ジフェニルホスフィノ)エチレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1,2-ビス(ジフェニルホスフィノ)エチレン
cis-型
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.012.336 ウィキデータを編集
EC番号
  • 213-569-7
性質
C26H22P2
モル質量 396.410 g·mol−1
外観 白色の固体
融点 125 °C (257 °F; 398 K)
危険性
GHS表示:
急性毒性(低毒性)
Warning
H315, H319, H335
P261, P264, P271, P280, P302+P352, P304+P340, P305+P351+P338, P312, P321, P332+P313, P337+P313, P362, P403+P233, P405, P501
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

1,2-ビス(ジフェニルホスフィノ)エチレン(英語: 1,2-Bis(diphenylphosphino)ethylene, dppv)は、化学式が C2H2(PPh2)2 (Ph = C6H5) で表される有機リン化合物である。cis型とtrans型の両方のシス–トランス異性体が知られているが、主に取り扱われるのはcis型の方である。ビスホスフィン配位子に分類され、錯体化学において二座配位子である。 例えば、Ni(dppv)2や配位高分子の[Ni(dppv)]nを形成する[1]。キレート配位子としてのdppvは、1,2-ビス(ジフェニルホスフィノ)ベンゼンに非常に似ている。

cis型は、リチウムジフェニルホスフィドとcis-1,2-ジクロロエチレンの反応によって合成される[2]。

2 LiPPh2 + C2H2Cl2 → C2H2(PPh2)2 + 2 LiCl

trans型は同じように、trans-1,2-ジクロロエチレンを使って合成する。

出典

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  1. ↑ Proft, Bernd; Pörschke, Klaus-Richard (1993). “Cis-1,2-Bis(diphenylphosphino)ethen-Nickel(0)-Komplexe / Cis-1,2-Bis(diphenylphosphino)ethene Nickel(0) Complexes”. Zeitschrift für Naturforschung B 48 (7): 919–927. doi:10.1515/znb-1993-0712.
  2. ↑ Aguiar, Adam M.; Daigle, Donald. (1964). “A Stereospecific Route to trans- and cis-1,2-Vinylenebis(diphenylphosphine)”. Journal of the American Chemical Society 86 (11): 2299–2300. doi:10.1021/ja01065a049.
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