1964年のル・マン24時間レース
| 1964年のル・マン24時間レース | |||
| 前年: | 1963 | 翌年: | 1965 |

1964年のル・マン24時間レース(24 Heures du Mans 1964 )は、32回目[1]のル・マン24時間レースであり、1964年6月20日から6月21日にかけてフランスのサルト・サーキットで行われた。
概要
[編集]フォードは販売促進からル・マン24時間の優勝を目論み、当時スポーツカーレースで最有力であったフェラーリの買収を試みるが、これは失敗した。そこで自ら車両製造とチーム運営をすべくイギリスに作業所 (後のFAV) を設立し、責任者に元DBアストンマーティン監督のジョン・ワイヤー、設計者にローラ・カーズ主宰のエリック・ブロードレイを招聘して体制を整えた。レースにはインディアナポリスGTエンジンのフォード・GTを3台持ち込んだ[2]。ドライバーもフィル・ヒル/ブルース・マクラーレン組、リッチー・ギンサー/マステン・グレゴリー(Masten Gregory )組、リチャード・アトウッド/ジョー・シュレッサー組と一流を揃えた。
フォード・GTは快速だったが2台はトランスミッションに故障が発生し、1台は燃料パイプの破損で炎上し全車リタイヤした[2]。
ジャン・ギシェ(Jean Guichet )/ニーノ・ヴァッカレラ(Nino Vaccarella )組[1][3][4]のフェラーリ・275P[1][4]の20号車が24時間で4695.310km[4][1][3]を平均速度195.638km/h[1][4]で走って優勝した。フェラーリは表彰台独占[2]。5連勝[1][3]、8勝目[1][3][4]。
イギリスのシェルビー・アメリカンからフォードエンジンを搭載したシェルビーコブラデイトナが4位に入った。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 『ルマン 伝統と日本チームの戦い』グランプリ出版 ISBN 4-87687-161-2
- ドミニク・パスカル著、日沖宗弘訳『ル・マンの英国車』ネコ・パブリッシング ISBN 4-87366-068-8
- 黒井尚志『ル・マン 偉大なる草レースの挑戦者たち』集英社 ISBN 4-08-780158-6