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1970年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 1970
成績 7勝5敗2分
地区 AFC西地区2位
CON AFC5位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ
プロボウル
組織
オーナー ラマー・ハント
GM ジャック・ステッドマン(英語版)
HC ハンク・ストラム
ホーム ミュニシパル・スタジアム
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1970年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのチーム創設11年目のシーズンであり、NFLとAFLの統合に伴いNFLに参入して1年目のシーズン。ハンク・ストラム・ヘッドコーチの11年目のシーズン[1]。

概要

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1970年シーズンのチーフスは、最終成績7勝5敗2分を記録し、AFC西地区2位でシーズンを終えた。スーパーボウル王者として鳴り物入りで統合リーグに参戦したものの、怪我と接戦での取りこぼしに泣き、プレーオフ進出を逃す結果となった。

統合リーグへの適応と「AFC西地区」の誕生

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1970年、AFLの10チームとNFLの16チームが統合され、2カンファレンス制がスタートした。チーフスは旧AFL西地区のライバルであるレイダース、チャージャーズ、ブロンコスと共に「AFC西地区」に所属。 スーパーボウル王者としての誇りを胸に挑んだが、統合されたNFLの過密なスケジュールと、対戦相手からの徹底したマークに苦しめられた。特に、これまで対戦経験の少なかった旧NFLチームとの対戦は、ファンにとっても新たな刺激となった[2]。

レン・ドーソンの負傷と攻撃の停滞

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前年のスーパーボウルMVP、QB レン・ドーソンを再び怪我が襲った。ドーソンは膝の負傷により数試合の欠場を余儀なくされ、出場した試合でも本来のパフォーマンスを発揮しきれない場面が目立った。 一方で、WR オーティス・テイラーは629ヤード、RB エド・ポドラックがラン・パス合計で1,000ヤード近くを稼ぐなど奮闘したが、チーム全体の得点力は前年から低下。特に第8週から第10週にかけて3連敗を喫したことが、地区優勝争いにおいて致命傷となった[3]。

依然としてリーグ屈指の守備陣

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攻撃が停滞する一方で、守備陣は依然として「世界一」の輝きを放っていた。 失点(210点)はAFC全体で4位、インターセプト数(31個)はリーグトップクラス。LB ウィリー・ラニアー、ボビー・ベルのコンビは不動の強さを誇り、S ジョニー・ロビンソンは10インターセプトを挙げてリーグ首位に輝いた。 特に第5週のオイラーズ戦、第11週のブロンコス戦では相手を1桁得点に抑え込むなど、守備が崩れることはなかった。しかし、攻撃陣が決定機を活かせず、引き分け(2試合)や僅差での敗戦が積み重なったことが、プレーオフ進出の分かれ目となった[4]。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1970 レギュラーシーズン敗退5位2位752.5712-3-17-3-1.523.42919.417.4
1969 (AFL) 第4回スーパーボウル制覇2位1130.7865-311-3.477.41625.612.6
1968 (AFL) プレーオフゲーム敗退1位T1220.8577-112-2.480.42326.512.1
1967 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位950.6432-49-5.513.38129.118.1
1966 (AFL) 第1回スーパーボウル敗戦優勝1121.8215-111-2-1.474.42932.019.7
1965 (AFL) レギュラーシーズン敗退3位752.5714-1-17-5-2.490.42323.020.4
1964 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位770.5004-27-7.500.37226.121.9
1963 (AFL) レギュラーシーズン敗退3位572.4292-45-7-2.510.34324.818.8
1962 (AFL) AFL優勝優勝1130.7865-111-3.459.43827.816.6
1961 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位680.4294-26-8.510.32723.924.5
1960 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位860.5714-28-6.490.45525.918.1

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

カンザスシティ・チーフス 1970 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 26 シド・スミス T 南カリフォルニア大学
2 52 Clyde Werner LB ワシントン大学
3 61 Billy Bob Barnett DE テキサスA&M大学
78 David Hadley DB アルコーンA&M大学
5 130 Mike Oriard C ノートルダム大学
6 156 Robert Hews T プリンストン大学
7 182 Clyde Glosson WR テキサス大学エルパソ校
8 193 Fred Barry DB ボストン大学
9 234 Charley Evans T テキサス工科大学
10 260 Bob Stankovich G アーカンソー大学
11 285 Bill O'Neal RB グランブリング州立大学
12 312 Rodney Fedorchak G ピッツバーグ大学
13 338 Troy Patridge DE テキサス大学アーリントン校
14 364 Glenn Dumont RB アメリカン国際大学
15 390 Bob Liggett DT ネブラスカ大学
16 416 Randy Ross LB カンザス州立大学
17 442 Rayford Jenkins DB アルコーンA&M大学

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 1970(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1970年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
西地区中地区東地区西地区中地区東地区
ブロンコス ベンガルズ コルツ ファルコンズ ベアーズ カウボーイズ
チーフス ブラウンズ ペイトリオッツ ラムズ ライオンズ ジャイアンツ
レイダース オイラーズ ビルズ セインツ パッカーズ イーグルス
チャージャーズ スティーラーズ ドルフィンズ 49ers バイキングス カージナルス
ジェッツ レッドスキンズ

※現行のような地区単位や前年順位によるのではなく、数年のサイクルで対戦相手を決定

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 1970
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/20(日)9/21(月)@ミネソタ・バイキングス (1-0)10-270-1メトロポリタン・スタジアム
29/28(月)9/29(火)@ボルチモア・コルツ (1-1)44-241-1メモリアル・スタジアム
310/4(日)10/5(月)@デンバー・ブロンコス (3-0)13-261-2マイル・ハイ・スタジアム
410/11(日)10/12(月)ボストン・ペイトリオッツ (1-3)23-102-2カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム
510/18(日)10/19(月)@シンシナティ・ベンガルズ (1-4)27-193-2リバーフロント・スタジアム
610/25(日)10/26(月)ダラス・カウボーイズ (4-2)16-273-3カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム
711/1(日)11/2(月)オークランド・レイダース (3-2-2)17-173-3-1カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム
811/8(日)11/9(月)ヒューストン・オイラーズ (2-5-1)24-94-3-1カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム
911/15(日)11/16(月)@ピッツバーグ・スティーラーズ (4-5)31-145-3-1スリー・リバース・スタジアム
1011/22(日)11/23(月)セントルイス・カージナルス (7-2-1)6-65-3-2カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム
1111/29(日)11/30(月)サンディエゴ・チャージャーズ (4-5-2)26-146-3-2カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム
1212/6(日)12/7(月)デンバー・ブロンコス (5-7)16-07-3-2カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム
1312/13(日)12/14(月)@オークランド・レイダース (8-3-2)6-207-4-2オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム
1412/20(日)12/21(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (5-6-3)13-317-5-2サンディエゴ・スタジアム

順位表

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AFC西地区 1970
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(y)オークランド・レイダース842.6674-0-27-2-230029321.420.9.424.513
カンザスシティ・チーフス752.5832-3-17-3-127224419.417.4.429.523
サンディエゴ・チャージャーズ563.4552-2-24-4-328227820.119.9.407.503
デンバー・ブロンコス581.3851-4-13-6-125326418.118.9.343.459

[5]

AFC 1970
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1ボルチモア・コルツ東1121.8466-1-18-2-1.331.370
2オークランド・レイダース西842.6674-0-27-2-2.424.513
3シンシナティ・ベンガルズ中860.5713-37-4.348.401
ワイルドカード
4マイアミ・ドルフィンズ東1040.7146-28-3.346.370
5カンザスシティ・チーフス西752.5832-3-17-3-1.429.523
6クリーブランド・ブラウンズ中770.5004-27-4.403.503
7サンディエゴ・チャージャーズ西563.4552-2-24-4-3.407.503
8デンバー・ブロンコス西581.3851-4-13-6-1.343.459
9ピッツバーグ・スティーラーズ中590.3573-35-6.371.416
10ニューヨーク・ジェッツ東4100.2862-62-9.455.538
11ヒューストン・オイラーズ中3101.2312-43-7-1.440.564
12バッファロー・ビルズ東3101.2313-4-13-7-1.238.500
13ボストン・ペイトリオッツ東2120.1432-62-9.482.561
タイブレーク
・ オイラーズ・ビルズ:カンファレンス内得失点差によりオイラーズが上位

[6]

参照

[編集]

脚注

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出典

[編集]
  1. ↑ “1970 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1967 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月5日閲覧。
  3. ↑ “Chiefs Historical 1970 Schedule”. Chiefs.com. 2026年2月5日閲覧。
  4. ↑ “1970 Kansas City Chiefs Scores, Stats, Schedule”. StatMuse. 2026年2月5日閲覧。
  5. ↑ “1970 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  6. ↑ “1970 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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