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1971年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 1971
成績 10勝3敗1分
地区 AFC西地区優勝
CON AFC1位
結果 ディビジョナルプレーオフ敗退
オールプロ
プロボウル
組織
オーナー ラマー・ハント
GM ジャック・ステッドマン(英語版)
HC ハンク・ストラム
ホーム ミュニシパル・スタジアム
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1971年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのチーム創設12年目のシーズンであり、NFLとAFLの統合に伴いNFLに参入して2年目のシーズン。ハンク・ストラム・ヘッドコーチの12年目のシーズン[1]。

概要

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1971年シーズンのチーフスは、最終成績10勝3敗1分を記録。AFC西地区優勝を果たし、2年ぶりにポストシーズンの舞台へと復帰した。

過去最強クラスの戦力とオーティス・テイラーの爆発

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この年のチーフスは、攻守ともに円熟期を迎えていた。 攻撃では、WR オーティス・テイラーが1,110ヤード、7TDを記録してリーグのレシーブ王に輝き、QB レン・ドーソンとのコンビネーションは完成の域に達した。また、RB エド・ポドラックがスクリメージヤードで1,100ヤード超えを達成。 守備では、失点(217点)がリーグ全体でもトップクラスであり、LBウィリー・ラニアー、ボビー・ベル、DT バック・ブキャナンら11名もの選手がオールスター(プロボウル)に選出されるという、文字通り「オールスター軍団」であった[2]。

NFL史上最長試合:82分40秒の死闘

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1971年12月25日、クリスマスに行われたマイアミ・ドルフィンズとのディビジョナル・プレーオフは、NFLの歴史に永遠に刻まれることとなった。 試合は一進一退の攻防が続き、24-24の同点で延長戦(OT)へ突入。第1延長でも決着がつかず、試合は第2延長へ。チーフスのRBポドラックは、ラン、レシーブ、リターンを合わせて計350ヤード(当時のNFLプレーオフ記録)という超人的な活躍を見せた。 しかし、K ヤン・ステナルードが勝機となるFGを外すなどの不運も重なり、最後はドルフィンズのK ガロ・イェプレミアンに37ヤードのFGを決められ敗北。試合時間は82分40秒とロングゲームとなった[3]。

一つの時代の終わりの予感

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この敗北は、単なる一敗以上の重みをチームにもたらした。黄金時代を支えた中心選手たちが30代に差し掛かる中、この「史上最長の死闘」で燃え尽きたかのように、チームは翌年以降、徐々に衰退期へと入っていくこととなる。 オーナーのラマー・ハントにとっても、本拠地ミュニシパル・スタジアムでの最後の試合がこの悲劇的な敗戦となったことは、深い傷跡を残した[4]。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1971 ディビジョナル敗退1位優勝1031.7504-1-18-2-1.467.45021.614.9
1970 レギュラーシーズン敗退5位2位752.5712-3-17-3-1.523.42919.417.4
1969 (AFL) 第4回スーパーボウル制覇2位1130.7865-311-3.477.41625.612.6
1968 (AFL) プレーオフゲーム敗退1位T1220.8577-112-2.480.42326.512.1
1967 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位950.6432-49-5.513.38129.118.1
1966 (AFL) 第1回スーパーボウル敗戦優勝1121.8215-111-2-1.474.42932.019.7
1965 (AFL) レギュラーシーズン敗退3位752.5714-1-17-5-2.490.42323.020.4
1964 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位770.5004-27-7.500.37226.121.9
1963 (AFL) レギュラーシーズン敗退3位572.4292-45-7-2.510.34324.818.8
1962 (AFL) AFL優勝優勝1130.7865-111-3.459.43827.816.6
1961 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位680.4294-26-8.510.32723.924.5

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

カンザスシティ・チーフス 1971 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 16 エルモ・ライト WR ヒューストン大学
2 39 ウィルバー・ヤング DT ウィリアム・ペン大学
42 スコット・ルイス DE グランブリング州立大学
4 94 デビッド・ロビンソン TE ジャクソンビル州立大学
5 120 Mike Adamle RB ノースウェスタン大学
6 146 Kerry Reardon CB アイオワ大学
8 191 Mike Sensibaugh S オハイオ州立大学
198 Rick Telander DB ノースウェスタン大学
9 224 Alvin Hawes T ミネソタ大学
10 250 Bruce Jankowski WR オハイオ州立大学
11 276 Nate Allen DB テキサス・サザン大学
12 302 Tony Esposito RB ピッツバーグ大学
13 328 チャック・ヒクソン QB 南メゾジスト大学
14 354 ブルース・バージェイ DE カリフォルニア大学ロサンゼルス校
15 380 マイク・モンゴメリー DB サウスウェスト・テキサス州立大学
16 406 Darrell Jansonius G アイオワ州立大学
17 431 Travis Hill DB プレイリー・ビュー A&M大学

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 1971(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1971年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 レイダース ベンガルズ コルツ 49ers バイキングス カウボーイズ
2位 チーフス ブラウンズ ドルフィンズ ラムズ ライオンズ ジャイアンツ
3位 チャージャーズ スティーラーズ ジェッツ ファルコンズ パッカーズ カージナルス
4位 ブロンコス オイラーズ ビルズ セインツ ベアーズ レッドスキンズ
5位 ペイトリオッツ イーグルス

※現行のような地区単位や前年順位によるのではなく、数年のサイクルで対戦相手を決定

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 1971
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/19(日)9/20(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (1-0)14-210-1サンディエゴ・スタジアム
29/26(日)9/27(月)@ヒューストン・オイラーズ (0-2)20-161-1アストロドーム
310/3(日)10/4(月)@デンバー・ブロンコス (0-2-1)16-32-1マイル・ハイ・スタジアム
410/10(日)10/11(月)サンディエゴ・チャージャーズ (1-3)31-103-1ミュニシパル・スタジアム
510/18(月)10/19(火)ピッツバーグ・スティーラーズ (2-3)38-164-1ミュニシパル・スタジアム
610/24(日)10/25(月)ワシントン・レッドスキンズ (5-1)27-205-1ミュニシパル・スタジアム
710/31(日)11/1(月)@オークランド・レイダース (5-1-1)20-205-1-1オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム
811/7(日)11/8(月)@ニューヨーク・ジェッツ (3-5)10-135-2-1シェイ・スタジアム
911/14(日)11/15(月)クリーブランド・ブラウンズ (4-5)13-76-2-1ミュニシパル・スタジアム
1011/21(日)11/22(月)デンバー・ブロンコス (2-7-1)28-107-2-1ミュニシパル・スタジアム
1111/28(日)11/29(月)@デトロイト・ライオンズ (7-3-1)21-327-3-1タイガー・スタジアム
1212/6(月)12/7(火)@サンフランシスコ・49ers (7-5)26-178-3-1キャンドルスティック・パーク
1312/12(日)12/13(月)オークランド・レイダース (7-4-2)16-149-3-1ミュニシパル・スタジアム
1412/19(日)12/20(月)バッファロー・ビルズ (1-13)22-910-3-1ミュニシパル・スタジアム

順位表

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AFC西地区 1971
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(y)カンザスシティ・チーフス1031.7694-1-18-2-130220821.614.9.450.467
オークランド・レイダース842.6674-1-17-3-134427824.619.9.402.482
サンディエゴ・チャージャーズ680.4292-44-731134122.224.4.446.454
デンバー・ブロンコス491.3081-53-6-120327514.519.6.482.538

[5]

AFC 1971
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1カンザスシティ・チーフス西1031.7694-1-18-2-1.450.467
2マイアミ・ドルフィンズ東1031.7695-37-3-1.382.408
3クリーブランド・ブラウンズ中950.6435-17-4.425.464
ワイルドカード
4ボルチモア・コルツ東1040.7146-28-3.414.482
5オークランド・レイダース西842.6674-1-17-3-1.402.482
6ピッツバーグ・スティーラーズ中680.4294-25-6.375.485
7サンディエゴ・チャージャーズ西680.4292-44-7.446.454
8ニューヨーク・ジェッツ東680.4294-46-5.393.510
9ニューイングランド・ペイトリオッツ東680.4294-46-5.488.536
10ヒューストン・オイラーズ中491.3082-44-7.304.472
11デンバー・ブロンコス西491.3081-53-6-1.482.538
12シンシナティ・ベンガルズ中4100.2861-53-8.384.480
13バッファロー・ビルズ東1130.0711-71-10.429.574
タイブレーク
・ ペイトリオッツ・ジェッツ(同地区):共通の相手での得失点差によりジェッツが上位
・ ドルフィンズ・チーフス:カンファレンス内勝率によりチーフスが上位
・ スティーラーズ・ジェッツ・チャージャーズ:直接対決の勝率によりスティーラーズが上位
・ チャージャーズ・ジェッツ:直接対決の勝率によりチャージャーズが上位
・ オイラーズ・ブロンコス:カンファレンス内勝率によりオイラーズが上位

[6]

プレーオフ

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ディビジョナルプレイオフ
    12月26日
キャンドルスティック・パーク
       
NFCチャンピオンシップ
 レッドスキンズ  20
    1月2日
テキサス・スタジアム
 49ers  24  
 49ers  3
12月25日
メトロポリタン・スタジアム
     カウボーイズ  14   第6回スーパーボウル
 カウボーイズ  20
    1月16日
テュレーン・スタジアム
 バイキングス  12  
 カウボーイズ  24
12月26日
クリーブランド・スタジアム
AFCチャンピオンシップ    ドルフィンズ  3
 コルツ  20
    1月2日
マイアミ・オレンジボウル
 ブラウンズ  3  
 コルツ  0
12月25日
ミュニシパル・スタジアム
     ドルフィンズ  21  
 ドルフィンズ  27**
   
 チーフス  24  
  • 同地区のチームが対戦しないように、ディヴィジョナルプレイオフの試合は組まれている。
  • いずれのホームで開催するかについては現行のシード順ではなく、毎年のローテーションで決定されていた。

参照

[編集]

脚注

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出典

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  1. ↑ “1971 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1971 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月5日閲覧。
  3. ↑ “Longest game in NFL history: 1971 Divisional Playoff”. NFL.com. 2026年2月5日閲覧。
  4. ↑ “This Day in History: Longest game in NFL history”. Pro Football Hall of Fame. 2026年2月5日閲覧。
  5. ↑ “1971 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  6. ↑ “1971 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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