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1973年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 1973
成績 7勝5敗2分
地区 AFC西地区2位
CON AFC7位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ 選出なし
プロボウル
組織
オーナー ラマー・ハント
GM ジャック・ステッドマン(英語版)
HC ハンク・ストラム
ホーム アローヘッド・スタジアム
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1973年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのチーム創設14年目のシーズンであり、NFLとAFLの統合に伴いNFLに参入して4年目のシーズン。ハンク・ストラム・ヘッドコーチの14年目のシーズン[1]。

概要

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1973年シーズンのチーフスは、最終成績7勝5敗2分を記録し、AFC西地区2位となった。勝率では勝ち越したものの、9勝4敗1分を記録した宿敵オークランド・レイダースに地区優勝をさらわれ、2年連続でプレーオフ進出を逃した[2]。

守備陣の孤高の奮闘

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この年のチーフスを支え続けたのは、依然としてリーグトップクラスの質を維持していた守備ユニットであった。 総失点はわずか192点(1試合平均13.7点)で、これはリーグ全体で5位という極めて優秀な数字である。LB ウィリー・ラニアーとCB エミット・トーマスがディフェンスの核として君臨し、ラニアーは3インターセプト、トーマスも3インターセプトを記録。特にホームのアローヘッド・スタジアムでは、7試合でわずか87失点しか許さない圧倒的な堅守を見せた[3]。

司令塔の交代と攻撃の苦悩

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一方で、攻撃陣は深刻な得点力不足に陥った。38歳となったQB レン・ドーソンは、負傷の影響もあり先発を外れる試合が増え、マイク・リビングストンが8試合で先発を務めた。 ドーソンのパス成功率(65.3%)は依然として高水準であったが、チーム全体のパスTD数はリーグ下位の10個に留まった。エースWR オーティス・テイラーも34レシーブ、565ヤードと前年を下回る成績に終わり、爆発力を欠いた攻撃が、2つの引き分けや僅差での敗戦を招く要因となった[4]。

シーズン結果

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「7勝5敗2分」という成績で勝ち越しはしたものの、1960年代の黄金時代を築いたチーフスにとって、物足りない成績であった。 名将ハンク・ストラムの独創的な戦術と、後に殿堂入りする主力選手たちの融合による「AFL最強の系譜」は、陰りが見えたシーズンとなった。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1973 レギュラーシーズン敗退7位2位752.5714-26-4-1.480.32116.513.7
1972 レギュラーシーズン敗退6位2位860.5714-26-5.510.44220.518.1
1971 ディビジョナル敗退1位優勝1031.7504-1-18-2-1.467.45021.614.9
1970 レギュラーシーズン敗退5位2位752.5712-3-17-3-1.523.42919.417.4
1969 (AFL) 第4回スーパーボウル制覇2位1130.7865-311-3.477.41625.612.6
1968 (AFL) プレーオフゲーム敗退1位T1220.8577-112-2.480.42326.512.1
1967 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位950.6432-49-5.513.38129.118.1
1966 (AFL) 第1回スーパーボウル敗戦優勝1121.8215-111-2-1.474.42932.019.7
1965 (AFL) レギュラーシーズン敗退3位752.5714-1-17-5-2.490.42323.020.4
1964 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位770.5004-27-7.500.37226.121.9
1963 (AFL) レギュラーシーズン敗退3位572.4292-45-7-2.510.34324.818.8

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

カンザスシティ・チーフス 1973 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
2 27 Gary Butler TE ライス大学
4 89 John Lohmeyer DE エンポリア州立大学
5 120 Fred Grambau DE ミネソタ大学
6 145 Doug Jones S カリフォルニア州立大学ノースリッジ校
7 173 Donn Smith T パデュー大学
8 197 Al Palewicz LB マイアミ大学
9 223 Bill Story DT サザン・イリノイ大学
10 251 Willie Osley DB イリノイ大学
11 276 Monroe Eley RB アリゾナ州立大学
12 301 Tom Ramsey DT ノーザン・アリゾナ大学
13 329 Paul Metallo DB Massachusetts
14 354 Albert White WR Ft. Valley State
16 407 Wilbur Grooms LB タンパ大学
17 431 Clayton Korver TE Southern Methodist
主なドラフト外入団選手
巡全体選手Pos.大学備考
外 - Bill Ellenbogen T バージニア工科大学
外 - Ron Mabra DB ハワード大学

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 1973(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1973年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 レイダース スティーラーズ ドルフィンズ 49ers パッカーズ レッドスキンズ
2位 チーフス ブラウンズ ジェッツ ファルコンズ ライオンズ カウボーイズ
3位 ブロンコス ベンガルズ コルツ ラムズ バイキングス ジャイアンツ
4位 チャージャーズ オイラーズ ビルズ セインツ ベアーズ カージナルス
5位 ペイトリオッツ イーグルス

※現行のような地区単位や前年順位によるのではなく、数年のサイクルで対戦相手を決定

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 1973
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/16(日)9/17(月)ロサンゼルス・ラムズ (1-0)13-230-1アローヘッド・スタジアム
29/23(日)9/24(月)@ニューイングランド・ペイトリオッツ (0-2)10-71-1シェイファー・スタジアム
39/30(日)10/1(月)オークランド・レイダース (1-2)16-32-1アローヘッド・スタジアム
410/7(日)10/8(月)デンバー・ブロンコス (1-3)16-143-1アローヘッド・スタジアム
510/14(日)10/15(月)@グリーンベイ・パッカーズ (2-1-2)10-103-1-1ミルウォーキー・カウンティ・スタジアム
610/21(日)10/22(月)@シンシナティ・ベンガルズ (4-2)6-143-2-1リバーフロント・スタジアム
710/29(月)10/30(火)@バッファロー・ビルズ (5-2)14-233-3-1リッチ・スタジアム
811/4(日)11/5(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (1-6-1)19-04-3-1サンディエゴ・スタジアム
911/12(月)11/13(火)シカゴ・ベアーズ (3-6)19-75-3-1アローヘッド・スタジアム
1011/18(日)11/19(月)ヒューストン・オイラーズ (1-9)38-146-3-1アローヘッド・スタジアム
1111/25(日)11/26(月)@デンバー・ブロンコス (6-3-2)10-146-4-1マイル・ハイ・スタジアム
1212/2(日)12/3(月)クリーブランド・ブラウンズ (7-3-2)20-206-4-2アローヘッド・スタジアム
1312/8(土)12/9(日)@オークランド・レイダース (8-4-1)7-376-5-2オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム
1412/16(日)12/17(月)サンディエゴ・チャージャーズ (2-11-1)33-67-5-2アローヘッド・スタジアム

順位表

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AFC西地区 1973
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(y)オークランド・レイダース941.6794-1-17-3-129217520.912.5.357.464
カンザスシティ・チーフス752.5714-26-4-123119216.513.7.321.480
デンバー・ブロンコス752.5713-2-17-2-135429625.321.1.388.446
サンディエゴ・チャージャーズ2111.1790-61-9-118838613.427.6.500.597

[5]

AFC 1973
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1マイアミ・ドルフィンズ東1220.8577-19-2.473.474
2シンシナティ・ベンガルズ中1040.7144-28-3.429.490
3オークランド・レイダース西941.6794-1-17-3-1.357.464
ワイルドカード
4ピッツバーグ・スティーラーズ中1040.7144-27-4.411.487
5バッファロー・ビルズ東950.6436-27-4.385.459
6クリーブランド・ブラウンズ中752.5714-26-3-2.388.533
7カンザスシティ・チーフス西752.5714-26-4-1.321.480
8デンバー・ブロンコス西752.5713-2-17-2-1.388.446
9ニューイングランド・ペイトリオッツ東590.3571-73-8.236.429
10ニューヨーク・ジェッツ東4100.2864-44-7.321.554
11ボルチモア・コルツ東4100.2862-62-9.509.510
12サンディエゴ・チャージャーズ西2111.1790-61-9-1.500.597
13ヒューストン・オイラーズ中1130.0710-61-10.286.551
タイブレーク
・ ベンガルズ・スティーラーズ(同地区):カンファレンス内勝率によりベンガルズが上位
・ コルツ・ジェッツ(同地区):直接対決の成績によりジェッツが上位
・ ブロンコス・チーフス(同地区):地区内勝率によりチーフスが上位
・ チーフス・ブラウンズ:カンファレンス内勝率によりブラウンズが上位

[6]

参照

[編集]

脚注

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出典

[編集]
  1. ↑ “1973 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1973 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月5日閲覧。
  3. ↑ “1973 Kansas City Chiefs roster and stats”. Ultimate 70s. 2026年2月5日閲覧。
  4. ↑ “1973 Kansas City Chiefs Stats”. JT-SW.com. 2026年2月5日閲覧。
  5. ↑ “1973 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  6. ↑ “1973 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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