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1973年シーズンのサンフランシスコ・49ers

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンフランシスコ・49ers 1973
成績 5勝9敗
地区 NFC西地区3位
CON NFC9位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ
プロボウル
組織
オーナー ジョセフィーヌ・モラビト
ジェーン・モラビト
GM ルイス・スパディア(英語版)
HC ディック・ノーラン(英語版)
ホーム キャンドルスティック・パーク
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1973年シーズンは、サンフランシスコ・49ersのNFL24年目のシーズンであり、AAFC時代を含め28年目のシーズン。ディック・ノーラン・ヘッドコーチの7年目のシーズン[1]。

概要

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1973年シーズンの49ersは、ディック・ノーランHC体制の6年目であり、最終成績5勝9敗でNFC西地区3位に終わった。1969年以来4年ぶりとなる負け越しを喫し、地区3連覇を成し遂げたチームの勢いは完全に失われることとなった。

攻撃陣の停滞

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攻撃陣は、リーグ22位の総得点226点(1試合平均16.1点)と深刻な得点力不足に陥った。 長年チームの顔であったQBジョン・ブロディは、度重なる負傷と衰えにより、シーズン途中で若手のスティーブ・スパリアーに先発の座を譲る場面が増えた。ブロディはこの年、わずか3タッチダウン(TD)に対し14インターセプトと精彩を欠き、シーズン終了後に現役引退を表明。一つの時代が幕を閉じた。

ターゲット陣では、エースWRジーン・ワシントンがチーム最多の613レシービングヤードを記録したものの、TD数は前年の12から2へと激減。TEテッド・クワリックも40キャッチ、557ヤードに留まり、前年のような爆発力は見られなかった。地上戦では、ベテランのヴィック・ワシントンが534ヤード、8TDを挙げ孤軍奮闘したものの、オフェンシブライン(OL)の崩壊もあり、攻撃全体が停滞し続けた[2]。

守備陣の苦戦

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守備陣は平均失点22.8点(リーグ21位)を記録し、前年までの堅守が嘘のように崩壊した。

フロントセブンでは、DEセドリック・ハードマンとLBデイブ・ウィルコックスが引き続き主力を務め、ウィルコックスは4年連続となるプロボウル選出を果たした。しかし、ユニット全体としてラン守備の脆さが露呈し、第12週のニューオーリンズ・セインツ戦ではランだけで200ヤード近くを許すなど、かつての支配力は影を潜めた。

セカンダリーでは、CBジミー・ジョンソンが依然として高いカバー能力を見せていたが、負傷の影響で3試合を欠場。その穴を埋めることができず、パス守備でもリーグ下位に沈んだ。新人LBウィリー・ハーパーの台頭など次世代への希望も見られたが、ベテラン勢の疲弊をカバーするには至らなかった[3]。

シーズンの結果

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レギュラーシーズン最終戦のソルトレイクシティで行われた試合に敗れ、チームは5勝9敗でシーズンを終えた。ジョン・ブロディという絶対的なリーダーの引退と、主力選手の高齢化が顕著となったシーズンとなった。

直近のチーム成績

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49ers の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1973 レギュラーシーズン敗退9位3位590.3572-44-7.622.47918.722.8
1972 ディビジョナル敗退3位優勝851.6073-2-16-4-1.436.42425.217.8
1971 NFC決勝敗退3位優勝950.6432-47-4.510.47621.415.4
1970 NFC決勝敗退2位優勝1031.7503-2-16-3-1.444.42925.119.1
1969 レギュラーシーズン敗退4位482.3572-43-7.564.40219.822.8
1968 レギュラーシーズン敗退3位761.5362-3-14-5-1.543.35221.622.1
1967 レギュラーシーズン敗退3位770.5003-34-6.528.38819.524.1
1966 レギュラーシーズン敗退4位662.5006-5-26-5-2.510.45222.923.2
1965 レギュラーシーズン敗退4位761.5366-5-16-5-1.531.39830.128.7
1964 レギュラーシーズン敗退7位4100.2863-93-9.567.44516.923.6
1963 レギュラーシーズン敗退7位2120.1431-111-11.561.57114.127.9

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

サンフランシスコ・49ers 1973 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 18 マイク・ホームズ S テキサス・サザン大学
2 41 Willie Harper LB ネブラスカ大学
5 112 Mike Fulk LB インディアナ大学
122 Ed Beverly WR アリゾナ州立大学
6 149 Arthur Moore DT タルサ大学
7 174 John Mitchell DE アラバマ大学
8 201 Dave Atkins RB テキサス大学エルパソ校
9 226 Roger Praetorius RB シラキュース大学
10 253 Charlie Hunt LB フロリダ州立大学
11 278 Tom Dahlberg RB ガステイバス・アドルファス大学
12 305 Larry Pettus T テネシー州立大学
13 330 Alan Kelso C ワシントン大学
14 357 Dennis Morrison QB カンザス州立大学
15 382 Mike Bettiga WR ハンボルト州立大学
383 Dan Hansen DB ブリガムヤング大学
16 409 Mike Oven TE ジョージア工科大学
17 434 Bob Erickson G ノースダコタ州立大学

プレシーズン

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サンフランシスコ・49ers 1973(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1973年シーズンの49ersの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 レイダース スティーラーズ ドルフィンズ 49ers パッカーズ レッドスキンズ
2位 チーフス ブラウンズ ジェッツ ファルコンズ ライオンズ カウボーイズ
3位 ブロンコス ベンガルズ コルツ ラムズ バイキングス ジャイアンツ
4位 チャージャーズ オイラーズ ビルズ セインツ ベアーズ カージナルス
5位 ペイトリオッツ イーグルス

※現行のような地区単位や前年順位によるのではなく、数年のサイクルで対戦相手を決定

 :1度対戦  :2度対戦

サンフランシスコ・49ers 1973
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/16(日)9/17(月)@マイアミ・ドルフィンズ (1-0)13-210-1オレンジボウル
29/23(日)9/24(月)@デンバー・ブロンコス (1-1)36-341-1マイル・ハイ・スタジアム
39/30(日)10/1(月)ロサンゼルス・ラムズ (3-0)20-401-2キャンドルスティック・パーク
410/7(日)10/8(月)@アトランタ・ファルコンズ (1-3)13-92-2アトランタ・フルトン・カウンティ・スタジアム
510/14(日)10/15(月)ミネソタ・バイキングス (5-0)13-172-3キャンドルスティック・パーク
610/21(日)10/22(月)ニューオーリンズ・セインツ (2-4)40-03-3キャンドルスティック・パーク
710/28(日)10/29(月)アトランタ・ファルコンズ (4-3)3-173-4キャンドルスティック・パーク
811/4(日)11/5(月)@デトロイト・ライオンズ (3-4-1)20-303-5タイガー・スタジアム
911/11(日)11/12(月)@ワシントン・レッドスキンズ (6-3)9-333-6RFKスタジアム
1011/18(日)11/19(月)@ロサンゼルス・ラムズ (8-2)13-313-7メモリアル・コロシアム
1111/26(月)11/27(火)グリーンベイ・パッカーズ (3-6-2)20-64-7キャンドルスティック・パーク
1212/2(日)12/3(月)フィラデルフィア・イーグルス (4-7-1)38-285-7キャンドルスティック・パーク
1312/9(日)12/10(月)@ニューオーリンズ・セインツ (5-8)10-165-8テュレーン・スタジアム
1412/15(土)12/16(日)ピッツバーグ・スティーラーズ (10-4)14-375-9キャンドルスティック・パーク

順位表

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NFC西地区 1973
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(y)ロサンゼルス・ラムズ1220.8575-19-238817827.712.7.402.452
アトランタ・ファルコンズ950.6434-27-431822422.716.0.429.464
サンフランシスコ・49ers590.3572-44-726231918.722.8.479.622
ニューオーリンズ・セインツ590.3571-54-716331211.622.3.479.526

[4]

NFC 1973
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1ミネソタ・バイキングス中1220.8576-010-1.438.472
2ロサンゼルス・ラムズ西1220.8575-19-2.402.452
3ダラス・カウボーイズ東1040.7146-28-3.396.485
ワイルドカード
4ワシントン・レッドスキンズ東1040.7146-28-3.346.398
5アトランタ・ファルコンズ西950.6434-27-4.429.464
6デトロイト・ライオンズ中671.4643-2-16-4-1.363.518
7グリーンベイ・パッカーズ中572.4291-4-14-6-1.271.454
8フィラデルフィア・イーグルス東581.3933-4-13-7-1.371.500
9サンフランシスコ・49ers西590.3572-44-7.479.622
10ニューオーリンズ・セインツ西590.3571-54-7.479.526
11セントルイス・カージナルス東491.3213-54-7.482.536
12シカゴ・ベアーズ中3110.2141-51-9.357.546
13ニューヨーク・ジャイアンツ東2111.1791-6-11-9-1.196.554
タイブレーク
・ セインツ・49ers(同地区):地区内勝率により49ersが上位
・ カウボーイズ・レッドスキンズ(同地区):共通の相手での得失点差によりカウボーイズが上位
・ ラムズ・バイキングス:直接対決の勝率によりバイキングスが上位

[5]

参照

[編集]

脚注

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出典

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  1. ↑ “1973 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1973 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年1月31日閲覧。
  3. ↑ “San Francisco 49ers Team History: 1970s”. 49ers.com. 2026年1月31日閲覧。
  4. ↑ “1973 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  5. ↑ “1973 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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