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1974年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 1974
成績 5勝9敗
地区 AFC西地区4位
CON AFC11位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ
プロボウル
組織
オーナー ラマー・ハント
GM ジャック・ステッドマン(英語版)
HC ハンク・ストラム
ホーム アローヘッド・スタジアム
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1974年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのチーム創設15年目のシーズンであり、NFLとAFLの統合に伴いNFLに参入して5年目のシーズン。チーム創設からヘッドコーチを務めた15年目のハンク・ストラム・ヘッドコーチの最後のシーズン[1]。

概要

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1974年シーズンのチーフスは、最終成績5勝9敗を記録。1963年のカンザスシティ移転以来、初めての大幅な負け越しを喫し、AFC西地区最下位に沈んだ。

ハンク・ストラム体制の崩壊

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1960年のチーム創設(当時はダラス・テキサンズ)から指揮を執り、3度のAFL制覇と第4回スーパーボウル優勝を成し遂げたハンク・ストラムHCにとって、屈辱的なシーズンとなった。 革新的な戦術で一世を風靡したストラムだったが、この年は攻撃が完全に沈黙。14試合でわずか197得点(1試合平均14.1点)しか挙げられず、これはリーグでも下位の結果であった。シーズン終了後、オーナーのラマー・ハントは苦渋の決断を下し、15年間チームを率いたストラムを解任した[2]。

守備陣の崩壊とベテランの衰え

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長年「赤い壁」として恐れられた守備陣も、ついに限界を迎えた。 前年までリーグトップクラスだった失点数は、290点まで悪化。LB ボビー・ベル、DTバック・ブキャナンら殿堂入りメンバーも30代半ばに達し、かつての圧倒的なスピードとパワーに陰りが見え始めた。 唯一の光は、CB エミット・トーマスがリーグ最多の12インターセプトを記録し、意地を見せたことである。しかし、個人の奮闘もチームの崩壊を止めるには至らなかった[3]。

司令塔ドーソンの苦境

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39歳となったQB レン・ドーソンは、もはやフルシーズンを戦い抜く体力を維持できず、マイク・リビングストンとの併用が続いた。 ドーソンはこの年、パス成功率こそ59.1%と高い精度を保ったが、TD数はわずか2個。1960年代を彩ったドーソン、テイラー、ブキャナン、ベルといったレジェンドたちが揃ってフィールドに立つ最後の時期となり、ファンにとっては一つの時代の終わりを痛感させるシーズンとなった[4]。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1974 レギュラーシーズン敗退11位4位590.3572-44-7.579.52116.620.9
1973 レギュラーシーズン敗退7位2位752.5714-26-4-1.480.32116.513.7
1972 レギュラーシーズン敗退6位2位860.5714-26-5.510.44220.518.1
1971 ディビジョナル敗退1位優勝1031.7504-1-18-2-1.467.45021.614.9
1970 レギュラーシーズン敗退5位2位752.5712-3-17-3-1.523.42919.417.4
1969 (AFL) 第4回スーパーボウル制覇2位1130.7865-311-3.477.41625.612.6
1968 (AFL) プレーオフゲーム敗退1位T1220.8577-112-2.480.42326.512.1
1967 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位950.6432-49-5.513.38129.118.1
1966 (AFL) 第1回スーパーボウル敗戦優勝1121.8215-111-2-1.474.42932.019.7
1965 (AFL) レギュラーシーズン敗退3位752.5714-1-17-5-2.490.42323.020.4
1964 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位770.5004-27-7.500.37226.121.9

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

カンザスシティ・チーフス 1974 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 16 ウッディ・グリーン RB アリゾナ州立大学
2 41 Charlie Getty T ペンシルベニア州立大学
3 66 David Jaynes QB カンザス大学
4 94 Matt Herkenhoff T ミネソタ大学
6 131 Jim Washington RB クレムソン大学
7 172 Leroy Hegge DE South Dakota?Springfield
9 222 Jim Jennings RB ラトガース大学
10 250 Tom Condon G ボストンカレッジ
11 275 Bob Thornbladh RB ミネソタ大学
12 300 Carl Brown WR ウェストテキサス州立大学
13 328 Norm Romagnoli LB ケンタッキー州立大学
14 353 Frank Pomarico G ノートルダム大学
15 378 Lem Burnham LB U.S. International
16 405 Barry Beers G ウィリアム・アンド・メアリー大学
17 431 David Langner DB オーバーン大学
主なドラフト外入団選手
巡全体選手Pos.大学備考
外 - Cleo Miller RB アーカンソー大学パインブラフ校

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 1974(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1974年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 レイダース ベンガルズ ドルフィンズ ラムズ バイキングス カウボーイズ
2位 チーフス スティーラーズ ビルズ ファルコンズ ライオンズ レッドスキンズ
3位 ブロンコス ブラウンズ ジェッツ 49ers パッカーズ カージナルス
4位 チャージャーズ オイラーズ コルツ セインツ ベアーズ ジャイアンツ
5位 ペイトリオッツ イーグルス

※現行のような地区単位や前年順位によるのではなく、数年のサイクルで対戦相手を決定

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 1974
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/15(日)9/16(月)ニューヨーク・ジェッツ (0-1)24-161-0アローヘッド・スタジアム
29/22(日)9/23(月)@オークランド・レイダース (1-1)7-271-1オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム
39/29(日)9/30(月)@ヒューストン・オイラーズ (1-2)17-72-1アストロドーム
410/6(日)10/7(月)デンバー・ブロンコス (1-2-1)14-172-2アローヘッド・スタジアム
510/13(日)10/14(月)ピッツバーグ・スティーラーズ (3-1-1)24-342-3アローヘッド・スタジアム
610/20(日)10/21(月)@マイアミ・ドルフィンズ (4-2)3-92-4オレンジボウル
710/27(日)10/28(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (1-6)24-143-4サンディエゴ・スタジアム
811/3(日)11/4(月)ニューヨーク・ジャイアンツ (2-6)27-333-5アローヘッド・スタジアム
911/10(日)11/11(月)サンディエゴ・チャージャーズ (3-6)7-143-6アローヘッド・スタジアム
1011/18(月)11/19(火)@デンバー・ブロンコス (4-5-1)42-344-6マイル・ハイ・スタジアム
1111/24(日)11/25(月)@シンシナティ・ベンガルズ (7-4)6-334-7リバーフロント・スタジアム
1212/1(日)12/2(月)@セントルイス・カージナルス (9-3)17-135-7ブッシュ・メモリアル・スタジアム
1312/8(日)12/9(月)オークランド・レイダース (11-2)6-75-8アローヘッド・スタジアム
1412/14(土)12/15(日)ミネソタ・バイキングス (10-4)15-355-9アローヘッド・スタジアム

順位表

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AFC西地区 1974
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(y)オークランド・レイダース1220.8575-19-235522825.416.3.458.477
デンバー・ブロンコス761.5363-35-4-130229421.621.0.439.508
サンディエゴ・チャージャーズ590.3572-44-721228515.120.4.393.520
カンザスシティ・チーフス590.3572-44-723329316.620.9.521.579

[5]

AFC 1974
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1オークランド・レイダース西1220.8575-19-2.458.477
2マイアミ・ドルフィンズ東1130.7866-29-2.396.434
3ピッツバーグ・スティーラーズ中1031.7504-27-3-1.364.431
ワイルドカード
4バッファロー・ビルズ東950.6435-37-4.405.495
5デンバー・ブロンコス西761.5363-35-4-1.439.508
6ヒューストン・オイラーズ中770.5004-27-4.505.533
7シンシナティ・ベンガルズ中770.5003-35-6.423.515
8ニューヨーク・ジェッツ東770.5004-45-6.408.464
9ニューイングランド・ペイトリオッツ東770.5004-44-7.449.543
10サンディエゴ・チャージャーズ西590.3572-44-7.393.520
11カンザスシティ・チーフス西590.3572-44-7.521.579
12クリーブランド・ブラウンズ中4100.2861-53-8.491.579
13ボルチモア・コルツ東2120.1431-71-10.357.556
タイブレーク
・ ベンガルズ・オイラーズ(同地区):直接対決の成績によりオイラーズが上位
・ ペイトリオッツ・ジェッツ(同地区):カンファレンス内勝率によりジェッツが上位
・ チーフス・チャージャーズ(同地区):得失点順位の和(Conf)によりチャージャーズが上位
・ オイラーズ・ジェッツ:直接対決の勝率によりオイラーズが上位
・ ベンガルズ・ジェッツ:カンファレンス内得失点差によりベンガルズが上位

[6]

参照

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脚注

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出典

[編集]
  1. ↑ “1974 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “Hank Stram”. Pro Football Hall of Fame. 2026年2月5日閲覧。
  3. ↑ “1974 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月5日閲覧。
  4. ↑ “1974 Kansas City Chiefs Stats”. StatMuse. 2026年2月5日閲覧。
  5. ↑ “1974 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  6. ↑ “1974 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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