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1976年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 1976
成績 5勝9敗
地区 AFC西地区4位
CON AFC10位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ 選出なし
プロボウル 選出なし
組織
オーナー ラマー・ハント
GM ジム・シャーフ(英語版)
HC ポール・ウィギン(英語版)
ホーム アローヘッド・スタジアム
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1976年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのチーム創設17年目のシーズンであり、NFLとAFLの統合に伴いNFLに参入して7年目のシーズン。ポール・ウィギン・ヘッドコーチの2年目のシーズン[1]。

概要

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1976年シーズンのチーフスは、最終成績5勝9敗(AFC西地区4位)を記録。ポール・ウィギンHC体制の2年目、チームはレジェンド不在という新たな現実に直面していた。

リビングストンの正QB定着と屈辱の再会

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前年にレン・ドーソンが引退し、長年その影に隠れていたマイク・リビングストンが初めて開幕から全14試合で先発を務めた。彼はパス2,682ヤード、12TDを記録し、及第点のパフォーマンスを見せたが、チームを勝利へ導く爆発力には欠けた[2]。 この年の象徴的な出来事は、第3週のニューオーリンズ・セインツ戦である。対戦相手のHCは、かつてチーフスを栄光に導いたハンク・ストラムであった。チーフスはこの試合に17-27で敗北。ストラムは試合後、ウィギンHCとの握手を拒否し、自らの古巣への勝利を誇示した[3]。

マッカーサー・レーンの「リーグ最多レシーブ」

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攻撃陣の数少ない明るい材料は、ベテランRB マッカーサー・レーンの活躍であった。 彼はランで542ヤードを稼ぐ傍ら、バックフィールドからのターゲットとして驚異的な捕球能力を発揮。シーズン66レシーブを記録し、RBながらレシーブ数でリーグ首位タイに輝くという、当時のチーフス史上初の快挙を成し遂げた。また、新人TE ウォルター・ホワイトが808ヤード、7TDを挙げるなど、若手の成長も見られた[4]。

守備陣の再編と新たな才能

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守備では、殿堂入りLB ウィリー・ラニアーとジム・リンチが依然として先発を務め、経験値をチームにもたらした。さらに、ドラフト3巡目で獲得したセイフティ(S)ゲイリー・バーバロが、新人ながら3インターセプトを記録。バルバロは後にチームの守備の核へと成長していくことになる。 しかし、チーム全体の失点(376点)はリーグ25位と崩壊。かつての鉄壁の面影はなく、大量失点で敗れる試合が目立った[5]。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1976 レギュラーシーズン敗退10位4位590.3572-54-8.546.44320.726.9
1975 レギュラーシーズン敗退9位3位590.3573-33-8.500.51420.124.4
1974 レギュラーシーズン敗退11位4位590.3572-44-7.579.52116.620.9
1973 レギュラーシーズン敗退7位2位752.5714-26-4-1.480.32116.513.7
1972 レギュラーシーズン敗退6位2位860.5714-26-5.510.44220.518.1
1971 ディビジョナル敗退1位優勝1031.7504-1-18-2-1.467.45021.614.9
1970 レギュラーシーズン敗退5位2位752.5712-3-17-3-1.523.42919.417.4
1969 (AFL) 第4回スーパーボウル制覇2位1130.7865-311-3.477.41625.612.6
1968 (AFL) プレーオフゲーム敗退1位T1220.8577-112-2.480.42326.512.1
1967 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位950.6432-49-5.513.38129.118.1
1966 (AFL) 第1回スーパーボウル敗戦優勝1121.8215-111-2-1.474.42932.019.7

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

カンザスシティ・チーフス 1976 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 14 ロッド・ウォルタース G アイオワ大学
2 41 Cliff Frazier DT カリフォルニア大学ロサンゼルス校
3 63 Keith Simons DT ミネソタ大学
74 Gary Barbaro S ニコールズ州立大学
79 Henry Marshall WR ミズーリ大学
5 137 Willie Lee DT ベスーン=クックマン大学
144 Jimbo Elrod LB オクラホマ大学
6 166 Steve Taylor SS カンザス大学
167 Bob Gregolunas LB ノーザン・イリノイ大学
172 Calvin Harper T イリノイ州立大学
7 196 Rod Wellington RB アイオワ大学
8 222 Orrin Olsen C ブリガムヤング大学
9 249 Tim Collier CB イーストテキサス州立大学
10 277 Whitney Paul DE コロラド大学
11 304 Bob Squires TE Hastings
12 331 Harold Porter WR サウスウェスタン・ルイジアナ大学
13 361 Joe Bruner QB ノースイースト・ルイジアナ大学
14 388 Rick Thurman T テキサス大学
15 415 Dave Rozumek LB ニューハンプシャー大学
16 445 Dennis Anderson P アリゾナ大学
17 472 Pat McNeil RB ベイラー大学

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 1976(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考
P18/2(月)8/3(火)ヒューストン・オイラーズ9(OT)3アローヘッド・スタジアム
P28/7(土)8/8(日)ミネソタ・バイキングス10-13アローヘッド・スタジアム
P38/15(日)8/16(月)@サンフランシスコ・49ers13-21キャンドルスティック・パーク
P48/21(土)8/22(日)ワシントン・レッドスキンズ
P58/28(土)8/29(日)デトロイト・ライオンズ
P69/3(金)9/4(土)@セントルイス・カージナルス14-31ブッシュ・メモリアル・スタジアム

レギュラーシーズン

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1976年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 レイダース スティーラーズ コルツ ラムズ バイキングス カージナルス
2位 ブロンコス ベンガルズ ドルフィンズ 49ers ライオンズ カウボーイズ
3位 チーフス オイラーズ ビルズ ファルコンズ ベアーズ レッドスキンズ
4位 チャージャーズ ブラウンズ ジェッツ セインツ パッカーズ ジャイアンツ
5位 バッカニアーズ ペイトリオッツ シーホークス イーグルス
  • シーホークスとバッカニアーズが新加入
  • 現行のような地区単位や前年順位によるのではなく、数年のサイクルで対戦相手を決定
  • 前年までのルールを踏襲しつつ、新加入チームについてはカンファレンス内総当りとなった

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 1976
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/12(日)9/13(月)サンディエゴ・チャージャーズ (1-0)16-300-1アローヘッド・スタジアム
29/20(月)9/21(火)オークランド・レイダース (2-0)21-240-2アローヘッド・スタジアム
39/26(日)9/27(月)ニューオーリンズ・セインツ (1-2)17-270-3アローヘッド・スタジアム
410/3(日)10/4(月)@バッファロー・ビルズ (2-2)17-500-4リッチ・スタジアム
510/10(日)10/11(月)@ワシントン・レッドスキンズ (3-2)33-301-4RFKスタジアム
610/17(日)10/18(月)@マイアミ・ドルフィンズ (2-4)20-172-4オレンジボウル
710/24(日)10/25(月)デンバー・ブロンコス (4-3)26-352-5アローヘッド・スタジアム
810/31(日)11/1(月)@タンパベイ・バッカニアーズ (0-8)28-193-5タンパ・スタジアム
911/7(日)11/8(月)ピッツバーグ・スティーラーズ (5-4)0-453-6アローヘッド・スタジアム
1011/14(日)11/15(月)@オークランド・レイダース (9-1)10-213-7オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム
1111/21(日)11/22(月)シンシナティ・ベンガルズ (9-2)24-273-8アローヘッド・スタジアム
1211/28(日)11/29(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (5-7)23-204-8サンディエゴ・スタジアム
1312/5(日)12/6(月)@デンバー・ブロンコス (8-5)16-174-9マイル・ハイ・スタジアム
1412/12(日)12/13(月)クリーブランド・ブラウンズ (9-5)39-145-9アローヘッド・スタジアム

順位表

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AFC西地区 1976
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(1)オークランド・レイダース1310.9297-010-135023725.016.9.445.469
デンバー・ブロンコス950.6435-27-531520622.514.7.349.490
サンディエゴ・チャージャーズ680.4292-54-824828517.720.4.357.556
カンザスシティ・チーフス590.3572-54-829037620.726.9.443.546
タンパベイ・バッカニアーズ0140.0000-40-131254128.929.4-.520

[6]

AFC 1976
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1オークランド・レイダース西1310.9297-010-1.445.469
2ボルチモア・コルツ東1130.7867-111-1.351.439
3ピッツバーグ・スティーラーズ中1040.7145-19-3.421.528
ワイルドカード
4ニューイングランド・ペイトリオッツ東1130.7866-210-2.409.439
5シンシナティ・ベンガルズ中1040.7144-28-4.432.533
6デンバー・ブロンコス西950.6435-27-5.349.490
7クリーブランド・ブラウンズ中950.6433-37-5.341.444
8マイアミ・ドルフィンズ東680.4295-36-6.250.510
9サンディエゴ・チャージャーズ西680.4292-54-8.357.556
10カンザスシティ・チーフス西590.3572-54-8.443.546
11ヒューストン・オイラーズ中590.3570-63-9.271.546
12ニューヨーク・ジェッツ東3110.2142-63-9.095.541
13バッファロー・ビルズ東2120.1430-82-10.179.485
14タンパベイ・バッカニアーズ西0140.0000-40-13-.520
タイブレーク
・ ベンガルズ・スティーラーズ(同地区):直接対決の成績によりスティーラーズが上位
・ コルツ・ペイトリオッツ(同地区):地区内勝率によりコルツが上位
・ ブロンコス・ブラウンズ:直接対決の勝率によりブロンコスが上位
・ ドルフィンズ・チャージャーズ:カンファレンス内勝率によりドルフィンズが上位
・ オイラーズ・チーフス:カンファレンス内勝率によりチーフスが上位

[7]

参照

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脚注

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出典

[編集]
  1. ↑ “1976 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1976 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月5日閲覧。
  3. ↑ “1976 Kansas City Chiefs”. Fandom. 2026年2月5日閲覧。
  4. ↑ “1976 Kansas City Chiefs Stats”. JT-SW.com. 2026年2月5日閲覧。
  5. ↑ “1976 Kansas City Chiefs Roster & Players”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月5日閲覧。
  6. ↑ “1976 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  7. ↑ “1976 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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