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1977年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 1977
成績 2勝12敗
地区 AFC西地区5位
CON AFC14位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ 選出なし
プロボウル 選出なし
組織
オーナー ラマー・ハント
GM ジム・シャーフ(英語版)
HC ポール・ウィギン(英語版)
(途中解雇:1勝6敗)
トム・ベティス(英語版)
(代行:1勝6敗)
ホーム アローヘッド・スタジアム
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1977年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのチーム創設18年目のシーズンであり、NFLとAFLの統合に伴いNFLに参入して8年目のシーズン。ポール・ウィギン・ヘッドコーチの3年目のシーズン[1]。

概要

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1977年シーズンのチーフスは、最終成績2勝12敗を記録。これはダラス・テキサンズ時代を含め、当時の球団史上最低の勝率(.143)であり、AFC西地区の最下位を独走する屈辱的な結果となった。

守備のレジェンド、ウィリー・ラニアーの終焉

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この年の最大のニュースは、1960年代の黄金時代を支えた最後の大物、LB ウィリー・ラニアーがこのシーズンを最後にチームを去ったことである。 ラニアーは11年間にわたりチーフスの心臓として君臨したが、チームの崩壊を止めることはできなかった。彼が引退したことで、1969年のスーパーボウル優勝メンバーはほぼ姿を消し、物理的にも精神的にも一つの時代が完全に断絶した[2]。

ウィギンHCの解任と5連敗の惨劇

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シーズン序盤から負けが込み、第7週終了時点で1勝6敗。オーナーのラマー・ハントはついに忍耐の限界に達し、シーズン途中でポール・ウィギンHCを解任した。 後任として、守備コーチのトム・ベティスが暫定的に指揮を執ったが、チームの状態は好転せず、シーズン終盤には5連敗を喫して幕を閉じた。 特筆すべきは第2週のサンディエゴ・チャージャーズ戦で、0-28の完封負けを喫するなど、攻守ともにリーグ最低レベルにまで落ち込んでいた[3]。

唯一の光:ゲイリー・バーバロの台頭

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絶望的な状況下で唯一の希望となったのは、2年目のSゲイリー・バーバロであった。彼はリーグ2位となる8インターセプトを記録し、自身初のプロボウルに選出された。 バーバロは、かつてのジョニー・ロビンソンの後継者として、暗黒期のチーフス守備陣における唯一のスターとしての地位を確立した。また、TE ウォルター・ホワイトも545ヤードを稼ぎ、孤軍奮闘を続けた[4]。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1977 レギュラーシーズン敗退14位5位2120.1431-61-11.607.39316.124.9
1976 レギュラーシーズン敗退10位4位590.3572-54-8.546.44320.726.9
1975 レギュラーシーズン敗退9位3位590.3573-33-8.500.51420.124.4
1974 レギュラーシーズン敗退11位4位590.3572-44-7.579.52116.620.9
1973 レギュラーシーズン敗退7位2位752.5714-26-4-1.480.32116.513.7
1972 レギュラーシーズン敗退6位2位860.5714-26-5.510.44220.518.1
1971 ディビジョナル敗退1位優勝1031.7504-1-18-2-1.467.45021.614.9
1970 レギュラーシーズン敗退5位2位752.5712-3-17-3-1.523.42919.417.4
1969 (AFL) 第4回スーパーボウル制覇2位1130.7865-311-3.477.41625.612.6
1968 (AFL) プレーオフゲーム敗退1位T1220.8577-112-2.480.42326.512.1
1967 (AFL) レギュラーシーズン敗退2位950.6432-49-5.513.38129.118.1

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

カンザスシティ・チーフス 1977 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 10 ゲイリー・グリーン CB ペイラー大学
2 37 Tony Reed RB コロラド大学
3 67 Thomas Howard LB テキサス工科大学
4 92 Mark Bailey RB ロングビーチ州立大学 PHI>KC
94 Andre Samuels TE ベスーン=クックマン大学
95 Darius Helton G ノースカロライナ・セントラル大学 HOU>KC
104 Eric Harris CB メンフィス州立大学 WAS>KC
5 121 KC>PIT
6 150 Rick Burleson DE テキサス大学
167 Andre Herrera RB サザン・イリノイ大学 OAK>TB>CHI>KC
7 177 Chris Golub DB カンザス大学
8 204 Ron Olsonoski LB セント・トーマス大学
215 Waddell Smith WR カンザス大学 WAS>KC
9 226 Derrick Glanton DE ビショップ大学 BUF>KC
234 Dave Green T ニューメキシコ大学
10 261 Mark Vitali QB パデュー大学
11 288 Maurice Mitchell WR ノーザン・ミシガン大学
12 318 Ray Burks LB カリフォルニア大学ロサンゼルス校

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 1977(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1977年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 レイダース スティーラーズ コルツ ラムズ バイキングス カウボーイズ
2位 ブロンコス ベンガルズ ペイトリオッツ 49ers ベアーズ レッドスキンズ
3位 チャージャーズ ブラウンズ ドルフィンズ ファルコンズ ライオンズ カージナルス
4位 チーフス オイラーズ ジェッツ セインツ パッカーズ イーグルス
5位 シーホークス ビルズ バッカニアーズ ジャイアンツ
  • 前年新加入のシーホークスとバッカニアーズがカンファレンスを入れ替え、カンファレンス内総当たり
  • 現行のような地区単位や前年順位によるのではなく、数年のサイクルで対戦相手を決定

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 1977
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/18(日)9/19(月)@ニューイングランド・ペイトリオッツ (1-0)17-210-1シェイファー・スタジアム
29/25(日)9/26(月)サンディエゴ・チャージャーズ (1-1)7-230-2アローヘッド・スタジアム
310/3(月)10/4(火)オークランド・レイダース (3-0)28-370-3アローヘッド・スタジアム
410/9(日)10/10(月)@デンバー・ブロンコス (4-0)7-230-4マイル・ハイ・スタジアム
510/16(日)10/17(月)ボルチモア・コルツ (5-0)6-170-5アローヘッド・スタジアム
610/23(日)10/24(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (3-3)21-161-5サンディエゴ・スタジアム
710/30(日)10/31(月)@クリーブランド・ブラウンズ (5-2)7-441-6クリーブランド・ミュニシパル・スタジアム
811/6(日)11/7(月)グリーンベイ・パッカーズ (2-6)20-102-6アローヘッド・スタジアム
911/13(日)11/14(月)@シカゴ・ベアーズ (4-5)27-282-7ソルジャー・フィールド
1011/20(日)11/21(月)デンバー・ブロンコス (9-1)7-142-8アローヘッド・スタジアム
1111/27(日)11/28(月)@ヒューストン・オイラーズ (6-5)20-342-9アストロドーム
1212/4(日)12/5(月)シンシナティ・ベンガルズ (7-5)7-272-10アローヘッド・スタジアム
1312/11(日)12/12(月)シアトル・シーホークス (4-9)31-342-11アローヘッド・スタジアム
1412/18(日)12/19(月)@オークランド・レイダース (11-3)20-212-12オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム

順位表

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AFC西地区 1977
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(1)デンバー・ブロンコス1220.8576-111-127414819.610.6.470.520
(4)オークランド・レイダース1130.7865-210-235123025.116.4.429.485
サンディエゴ・チャージャーズ770.5003-46-622220515.914.6.459.541
シアトル・シーホークス590.3571-34-928237320.126.6.229.510
カンザスシティ・チーフス2120.1431-61-1122534916.124.9.393.607

[5]

AFC 1977
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1デンバー・ブロンコス西1220.8576-111-1.470.520
2ボルチモア・コルツ東1040.7146-29-3.400.474
3ピッツバーグ・スティーラーズ中950.6434-27-5.476.556
ワイルドカード
4オークランド・レイダース西1130.7865-210-2.429.485
5マイアミ・ドルフィンズ東1040.7146-28-4.400.459
6ニューイングランド・ペイトリオッツ東950.6434-47-5.413.429
7シンシナティ・ベンガルズ中860.5713-36-5.438.510
8ヒューストン・オイラーズ中860.5713-36-6.411.520
9サンディエゴ・チャージャーズ西770.5003-46-6.459.541
10クリーブランド・ブラウンズ中680.4292-45-7.417.520
11シアトル・シーホークス西590.3571-34-9.229.510
12ニューヨーク・ジェッツ東3110.2142-62-10.357.536
13バッファロー・ビルズ東3110.2142-62-10.452.582
14カンザスシティ・チーフス西2120.1431-61-11.393.607
タイブレーク
・ ベンガルズ・オイラーズ(同地区):カンファレンス内勝率によりベンガルズが上位
・ コルツ・ドルフィンズ(同地区):カンファレンス内勝率によりコルツが上位
・ ビルズ・ジェッツ(同地区):得失点順位の和(Conf)によりジェッツが上位

[6]

参照

[編集]

脚注

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出典

[編集]
  1. ↑ “1977 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “Willie Lanier”. Pro Football Hall of Fame. 2026年2月6日閲覧。
  3. ↑ “1977 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月6日閲覧。
  4. ↑ “1977 Kansas City Chiefs Stats”. StatMuse. 2026年2月6日閲覧。
  5. ↑ “1977 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  6. ↑ “1977 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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