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1979年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 1979
成績 7勝9敗
地区 AFC西地区5位
CON AFC11位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ
プロボウル
1名選出
組織
オーナー ラマー・ハント
GM ジム・シャーフ(英語版)
HC マーブ・リービー(英語版)
ホーム アローヘッド・スタジアム
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1979年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのチーム創設20年目のシーズンであり、NFLとAFLの統合に伴いNFLに参入して10年目のシーズン。マーブ・リービー・ヘッドコーチの2年目のシーズン[1]。

概要

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1979年シーズンのチーフスは、最終成績7勝9敗を記録。前年の4勝から勝ち星を積み上げ、AFC西地区で5位(最下位)ながらも、強豪ひしめく同地区内で確かな競争力を取り戻し始めた。

「ウィングT」攻撃の限界と修正

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マーブ・リービーHCは引き続きラン重視の「ウィングT」攻撃を軸に据えた。RB トニー・リードが1,137ランヤードを記録し、2年連続の1,000ヤード超えを達成。チーム全体のラン獲得ヤード(2,656ヤード)はリーグ5位という高水準を維持した。 しかし、パス攻撃の不在は依然として深刻で、QB マイク・リビングストンのパス成功率は49.6%に低迷。パスTDはわずか10個に留まった。この攻撃のアンバランスさが、地区上位チームに勝ちきれない大きな要因となった[2]。

守備の核「アート・スティル」の覚醒

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このシーズンの最大の収穫は、2年目のDE アート・スティルがリーグ屈指の守備選手へと成長したことである。 スティルは強烈なパスラッシュとランストップで相手攻撃を圧倒し、自身初のプロボウルに選出された。また、LB ゲイリー・スパーニもチーム最多のタックル数を記録し、S ゲイリー・バーバロ(7インターセプト)と共に、チーフス守備の「新たな三本柱」を形成した。失点数(313点)はリーグ平均を上回り、かつての「赤い壁」再建への土台が整った[3]。

接戦での健闘

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この年のチーフスは、敗れた9試合のうち6試合が10点差以内という接戦であった。第14週にはプレーオフ進出を決めていた強豪ボルチモア・コルツを10-7で破るなど、大物食いの片鱗も見せた。 リービーHCが植え付けた、規律正しく、簡単には崩れない粘り強いプレースタイルがチームに定着し、1970年代中盤の「勝負を投げる」ような姿は完全になくなっていた[4]。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1979 レギュラーシーズン敗退11位5位790.4384-47-7.555.44614.916.4
1978 レギュラーシーズン敗退13位5位4120.2501-74-10.512.40615.220.4
1977 レギュラーシーズン敗退14位5位2120.1431-61-11.607.39316.124.9
1976 レギュラーシーズン敗退10位4位590.3572-54-8.546.44320.726.9
1975 レギュラーシーズン敗退9位3位590.3573-33-8.500.51420.124.4
1974 レギュラーシーズン敗退11位4位590.3572-44-7.579.52116.620.9
1973 レギュラーシーズン敗退7位2位752.5714-26-4-1.480.32116.513.7
1972 レギュラーシーズン敗退6位2位860.5714-26-5.510.44220.518.1
1971 ディビジョナル敗退1位優勝1031.7504-1-18-2-1.467.45021.614.9
1970 レギュラーシーズン敗退5位2位752.5712-3-17-3-1.523.42919.417.4
1969 (AFL) 第4回スーパーボウル制覇2位1130.7865-311-3.477.41625.612.6

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

カンザスシティ・チーフス 1979 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 2 マイク・ベル DE コロラド州立大学
23 スティーブ・フラー QB クレムソン大学 HOU
2 31 KC>HOU
3 58 KC>LAR
4 85 Frank Manumaleuga LB サンノゼ州立大学
5 112 Earl Gant RB ミズーリ大学
6 140 Spider Gaines WR ワシントン大学
7 167 Ken Kremer DE ボール州立大学
8 195 Mike Williams RB ニューメキシコ大学
218 Robert Brewer G テンプル大学 LAR>STL>KC
9 222 James Folston TE キャメロン大学
229 Joe Robinson OT オハイオ州立大学 NO>KC
10 251 Mike DuPree LB フロリダ大学
260 Gerald Jackson DB ミシシッピ州立大学 WAS>KC
268 Larry Willis WR アルコーン州立大学 OAK>KC
11 277 Stan Rome WR クレムソン大学
12 305 Michael Forrest RB アーカンソー大学
主なドラフト外入団選手
巡全体選手Pos.大学備考
外 - M. L. Carter CB サンホゼ州立大学
外 - Steve Gaunty WR ノーザンコロラド大学

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 1979(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1979年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 ブロンコス スティーラーズ ペイトリオッツ ラムズ バイキングス カウボーイズ
2位 チャージャーズ オイラーズ ドルフィンズ ファルコンズ パッカーズ イーグルス
3位 シーホークス ブラウンズ ジェッツ セインツ ライオンズ レッドスキンズ
4位 レイダース ベンガルズ ビルズ 49ers ベアーズ カージナルス
5位 チーフス コルツ バッカニアーズ ジャイアンツ

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 1979
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/2(日)9/3(月)ボルチモア・コルツ (0-1)14-01-0アローヘッド・スタジアム
29/9(日)9/10(月)クリーブランド・ブラウンズ (2-0)24-271-1アローヘッド・スタジアム
39/16(日)9/17(月)@ヒューストン・オイラーズ (2-1)6-201-2アストロドーム
49/23(日)9/24(月)オークランド・レイダース (1-3)35-72-2アローヘッド・スタジアム
59/30(日)10/1(月)@シアトル・シーホークス (1-4)24-63-2キングドーム
610/7(日)10/8(月)@シンシナティ・ベンガルズ (0-6)10-74-2リバーフロント・スタジアム
710/14(日)10/15(月)デンバー・ブロンコス (5-2)10-244-3アローヘッド・スタジアム
810/21(日)10/22(月)ニューヨーク・ジャイアンツ (3-5)17-214-4アローヘッド・スタジアム
910/28(日)10/29(月)@デンバー・ブロンコス (6-3)3-204-5マイル・ハイ・スタジアム
1011/4(日)11/5(月)サンディエゴ・チャージャーズ (7-3)14-204-6アローヘッド・スタジアム
1111/11(日)11/12(月)ピッツバーグ・スティーラーズ (9-2)3-304-7アローヘッド・スタジアム
1211/18(日)11/19(月)@オークランド・レイダース (6-6)24-215-7オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム
1311/25(日)11/26(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (10-3)7-285-8サンディエゴ・スタジアム
1412/2(日)12/3(月)シアトル・シーホークス (7-7)37-216-8アローヘッド・スタジアム
1512/9(日)12/10(月)@ボルチモア・コルツ (4-11)10-77-8メモリアル・スタジアム
1612/16(日)12/17(月)@タンパベイ・バッカニアーズ (10-6)0-37-9タンパ・スタジアム

順位表

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AFC西地区 1979
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(1)サンディエゴ・チャージャーズ1240.7506-29-341124625.715.4.484.496
(5)デンバー・ブロンコス1060.6254-47-528926218.116.4.444.512
シアトル・シーホークス970.5623-56-637837223.623.2.500.543
オークランド・レイダース970.5623-55-736533722.821.1.528.543
カンザスシティ・チーフス790.4384-47-723826214.916.4.446.555

[5]

AFC 1979
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1サンディエゴ・チャージャーズ西1240.7506-29-3.484.496
2ピッツバーグ・スティーラーズ中1240.7504-29-3.505.527
3マイアミ・ドルフィンズ東1060.6255-36-6.413.469
ワイルドカード
4ヒューストン・オイラーズ中1150.6884-29-3.506.527
5デンバー・ブロンコス西1060.6254-47-5.444.512
6シアトル・シーホークス西970.5623-56-6.500.543
7オークランド・レイダース西970.5623-55-7.528.543
8ニューイングランド・ペイトリオッツ東970.5624-46-6.451.477
9クリーブランド・ブラウンズ中970.5622-46-6.500.543
10ニューヨーク・ジェッツ東880.5004-45-7.445.484
11カンザスシティ・チーフス西790.4384-47-7.446.555
12バッファロー・ビルズ東790.4384-45-7.366.492
13ボルチモア・コルツ東5110.3123-54-10.425.523
14シンシナティ・ベンガルズ中4120.2502-42-10.578.590
タイブレーク
・ レイダース・シーホークス(同地区):直接対決の成績によりシーホークスが上位
・ スティーラーズ・チャージャーズ:直接対決の勝率によりチャージャーズが上位
・ ブラウンズ・ペイトリオッツ・シーホークス:直接対決の勝率によりシーホークスが上位
・ ペイトリオッツ・ブラウンズ・レイダース:直接対決の勝率によりレイダースが上位
・ ペイトリオッツ・ブラウンズ:カンファレンス内得失点差によりペイトリオッツが上位
・ チーフス・ビルズ:カンファレンス内勝率によりチーフスが上位

[6]

参照

[編集]

脚注

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出典

[編集]
  1. ↑ “1979 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1979 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月6日閲覧。
  3. ↑ “1979 Kansas City Chiefs Stats”. StatMuse. 2026年2月6日閲覧。
  4. ↑ “1979 Kansas City Chiefs Stats”. JT-SW.com. 2026年2月6日閲覧。
  5. ↑ “1979 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  6. ↑ “1979 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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