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1980年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 1980
成績 8勝8敗
地区 AFC西地区3位
CON AFC8位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ
1st:1名
プロボウル
組織
オーナー ラマー・ハント
GM ジム・シャーフ(英語版)
HC マーブ・リービー(英語版)
ホーム アローヘッド・スタジアム
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1981 »

1980年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのチーム創設21年目のシーズンであり、AFL時代を除きNFL11年目のシーズン。マーブ・リービー・ヘッドコーチの3年目のシーズン[1]。

概要

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1980年シーズンのチーフスは、最終成績8勝8敗を記録。AFC西地区では依然として強豪のレイダース、チャージャーズの後塵を拝し4位となったが、チーム力は劇的に向上した。

守備陣の飛躍:アート・スティルの爆発

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この年のチーフスを象徴したのは、リーグ2位の失点数(232点)を誇った鉄壁の守備陣であった。 DE アート・スティルは、公式記録ではないものの当時の集計で驚異的なサック数を記録し、2年連続のプロボウルに加えてオールプロにも選出。名実ともにリーグ最高のディフェンシブエンドとしての地位を確立した。また、S ゲイリー・バーバロも10個のインターセプトを挙げ、相手クォーターバックから恐れられる存在となった[2]。

攻撃の転換とQBケニー・トンプソンの台頭

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リービーHCは、これまでの極端なラン偏重(ウィングT)から脱却を図り、パス攻撃の比重を増やした。 新エースQBとして定着したケニー・トンプソンは、パス2,734ヤード、20TDを記録。前年までの「パスTDが10個前後」という貧打から一転し、得点能力が大幅に向上した。また、RB トニー・リードを軸にしたラン攻撃も健在で、バランスの取れた攻撃が展開できるようになった[3]。

強豪撃破とアローヘッドの熱狂

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この年のチーフスは、第5週に対戦したオークランド・レイダース(この年のスーパーボウル覇者)を31-17で圧倒し、第12週にはサンディエゴ・チャージャーズを40-20で破るなど、リーグ屈指の強豪を相手に完勝を収める場面が目立った。 ホームのアローヘッド・スタジアムでの戦績は6勝2敗となり、かつての「世界一騒がしいスタジアム」に勝利を求めるファンが戻ってきた[4]。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1980 レギュラーシーズン敗退8位3位880.5004-46-8.520.49219.921.0
1979 レギュラーシーズン敗退11位5位790.4384-47-7.555.44614.916.4
1978 レギュラーシーズン敗退13位5位4120.2501-74-10.512.40615.220.4
1977 レギュラーシーズン敗退14位5位2120.1431-61-11.607.39316.124.9
1976 レギュラーシーズン敗退10位4位590.3572-54-8.546.44320.726.9
1975 レギュラーシーズン敗退9位3位590.3573-33-8.500.51420.124.4
1974 レギュラーシーズン敗退11位4位590.3572-44-7.579.52116.620.9
1973 レギュラーシーズン敗退7位2位752.5714-26-4-1.480.32116.513.7
1972 レギュラーシーズン敗退6位2位860.5714-26-5.510.44220.518.1
1971 ディビジョナル敗退1位優勝1031.7504-1-18-2-1.467.45021.614.9
1970 レギュラーシーズン敗退5位2位752.5712-3-17-3-1.523.42919.417.4

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

カンザスシティ・チーフス 1980 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 11 ブラッド・ブッデ G 南カリフォルニア大学
2 38 KC>HOU
3 66 James Hadnot RB テキサス工科大学
4 94 Dave Klug LB コンコーディア大学
5 114 Carlos Carson WR ルイジアナ州立大学 BAL>KC
115 Dan Pensick DT ネブラスカ大学 STL>KC
120 KC>DET
6 147 Bubba Garcia WR テキサス大学エルパソ校
164 Larry Heater RB アリゾナ大学 LAR>KC
7 176 KC>LAR
8 203 Sam Stepney LB ボストン大学
9 223 SF>KC>DET
230 Tom Donovan WR ペンシルベニア州立大学
10 260 KC>NYJ
261 Rob Martinovich T ノートルダム大学 NYJ>KC
11 287 Dale Markham T ノースダコタ大学
12 314 Mike Brewington LB イーストカロライナ大学

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 1980(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1980年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 チャージャーズ スティーラーズ ドルフィンズ ラムズ バッカニアーズ カウボーイズ
2位 ブロンコス オイラーズ ペイトリオッツ セインツ ベアーズ イーグルス
3位 シーホークス ブラウンズ ジェッツ ファルコンズ バイキングス レッドスキンズ
4位 レイダース ベンガルズ ビルズ 49ers パッカーズ ジャイアンツ
5位 チーフス コルツ ライオンズ カージナルス

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 1980
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/7(日)9/8(月)オークランド・レイダース (1-0)14-270-1アローヘッド・スタジアム
29/14(日)9/15(月)シアトル・シーホークス (1-1)16-170-2アローヘッド・スタジアム
39/21(日)9/22(月)@クリーブランド・ブラウンズ (1-2)13-200-3クリーブランド・スタジアム
49/28(日)9/29(月)サンディエゴ・チャージャーズ (4-0)7-240-4アローヘッド・スタジアム
510/5(日)10/6(月)@オークランド・レイダース (2-3)31-171-4オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム
610/12(日)10/13(月)ヒューストン・オイラーズ (3-3)21-202-4アローヘッド・スタジアム
710/19(日)10/20(月)@デンバー・ブロンコス (3-4)23-173-4マイル・ハイ・スタジアム
810/26(日)10/27(月)デトロイト・ライオンズ (5-3)20-174-4アローヘッド・スタジアム
911/2(日)11/3(月)ボルチモア・コルツ (5-4)24-314-5アローヘッド・スタジアム
1011/9(日)11/10(月)@シアトル・シーホークス (4-6)31-305-5キングドーム
1111/16(日)11/17(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (7-4)7-205-6サンディエゴ・スタジアム
1211/23(日)11/24(月)@セントルイス・カージナルス (3-9)21-136-6ブッシュ・メモリアル・スタジアム
1311/30(日)12/1(月)シンシナティ・ベンガルズ (4-9)6-206-7アローヘッド・スタジアム
1412/7(日)12/8(月)デンバー・ブロンコス (7-7)31-147-7アローヘッド・スタジアム
1512/14(日)12/15(月)@ピッツバーグ・スティーラーズ (9-6)16-217-8スリー・リバース・スタジアム
1612/21(日)12/22(月)@ボルチモア・コルツ (7-9)38-288-8メモリアル・スタジアム

順位表

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AFC西地区 1980
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(4)オークランド・レイダース1150.6886-29-336430622.819.1.432.508
(1)サンディエゴ・チャージャーズ1150.6886-29-341832726.120.4.466.508
カンザスシティ・チーフス880.5004-46-831933619.921.0.492.520
デンバー・ブロンコス880.5003-55-731032319.420.2.438.539
シアトル・シーホークス4120.2501-73-929140818.225.5.453.570

[5]

AFC 1980
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1バッファロー・ビルズ東1150.6884-48-4.460.488
2オークランド・レイダース西1150.6886-29-3.432.508
3クリーブランド・ブラウンズ中1150.6884-28-4.415.469
ワイルドカード
4サンディエゴ・チャージャーズ西1150.6886-29-3.466.508
5ヒューストン・オイラーズ中1150.6884-27-5.477.469
6ニューイングランド・ペイトリオッツ東1060.6256-29-3.406.484
7ピッツバーグ・スティーラーズ中970.5622-45-7.500.543
8カンザスシティ・チーフス西880.5004-46-8.492.520
9デンバー・ブロンコス西880.5003-55-7.438.539
10マイアミ・ドルフィンズ東880.5003-54-8.500.512
11ボルチモア・コルツ東790.4385-36-8.491.520
12シンシナティ・ベンガルズ中6100.3752-44-8.510.566
13シアトル・シーホークス西4120.2501-73-9.453.570
14ニューヨーク・ジェッツ東4120.2502-63-9.609.531
タイブレーク
・ ブラウンズ・オイラーズ(同地区):カンファレンス内勝率によりブラウンズが上位
・ レイダース・チャージャーズ(同地区):得失点順位の和(Conf)によりレイダースが上位
・ ブロンコス・チーフス(同地区):直接対決の成績によりチーフスが上位
・ ブラウンズ・ビルズ・レイダース:直接対決の勝率によりビルズが上位
・ ブラウンズ・レイダース:カンファレンス内勝率によりレイダースが上位
・ オイラーズ・チャージャーズ:カンファレンス内勝率によりチャージャーズが上位
・ チーフス・ドルフィンズ:カンファレンス内勝率によりチーフスが上位
・ ドルフィンズ・ブロンコス:カンファレンス内勝率によりブロンコスが上位
・ ジェッツ・シーホークス:直接対決の勝率によりシーホークスが上位

[6]

参照

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脚注

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出典

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  1. ↑ “1980 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1980 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月6日閲覧。
  3. ↑ “1980 Kansas City Chiefs Stats”. StatMuse. 2026年2月6日閲覧。
  4. ↑ “Kansas City Chiefs Team History”. Pro Football Hall of Fame. 2026年2月6日閲覧。
  5. ↑ “1980 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  6. ↑ “1980 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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