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1980年シーズンのサンフランシスコ・49ers

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンフランシスコ・49ers 1980
成績 6勝10敗
地区 NFC西地区3位
CON NFC9位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ 選出なし
プロボウル 選出なし
組織
オーナー エドワード・デバートロ・ジュニア(英語版)
GM ビル・ウォルシュ
HC ビル・ウォルシュ
ホーム キャンドルスティック・パーク
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1981 »

1980年シーズンは、サンフランシスコ・49ersのNFL31年目のシーズンであり、AAFC時代を含めチーム創設35年目のシーズン。ビル・ウォルシュ・ヘッドコーチ及びQBジョー・モンタナの2年目のシーズン[1]。

概要

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1980年シーズンの49ersは、ビル・ウォルシュヘッドコーチ体制の2年目であり、最終成績6勝10敗でNFC西地区3位となった。プレーオフ進出には届かなかったものの、前年の2勝から大きく勝ち星を上積みし、特にシーズン後半、ジョー・モンタナが先発QBに定着したことで、チームは劇的な変貌を遂げた。

攻撃陣の進化とQB交代

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攻撃陣はリーグ9位の総得点320点を記録した。シーズン前半は前年に続きスティーブ・デバーグが先発を務めたが、ウォルシュHCは第11週からモンタナを先発に固定した。モンタナはパス成功率64.5%(当時のリーグ最高水準)を記録し、ウエストコースト・オフェンスの実行者としての適性を示した。

特に第14週のニューオーリンズ・セインツ戦では、前半に7-35とリードされながら、モンタナのリードにより後半に28連続得点を挙げ、延長戦の末に38-35で逆転勝利を収めた。この「28点差からの逆転」は、当時のNFLにおけるレギュラーシーズン最大の逆転記録であり、モンタナの代名詞となる「カムバック・キッド」の象徴的な試合となった。

ターゲット陣では、WRドワイト・クラークが82キャッチ、991ヤード、8TDを記録しブレイクを果たした。また、ランニングバックでは新人のアール・クーパーがパスキャッチでも貢献し、ウォルシュの志向する多角的な攻撃が結実し始めた[2]。

守備陣の課題

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守備陣は、平均失点25.9点(リーグ26位)と依然として課題を残した。

1970年代の功労者であるセドリック・ハードマンらが去った後のフロントセブンは再編段階にあり、パスラッシュの不足に悩まされた。セカンダリーでも失点が多く、乱打戦を強いられる要因となった[3]。

シーズンの結果

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6勝10敗という成績ではあったが、1970年代後半の暗黒期からは脱却し、次シーズンにつながる成果を上げたシーズンであった。

直近のチーム成績

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49ers の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1980 レギュラーシーズン敗退9位3位6100.3752-44-8.477.26020.025.9
1979 レギュラーシーズン敗退13位4位2140.1251-52-10.527.50019.226.0
1978 レギュラーシーズン敗退14位4位2140.1250-61-11.512.28113.721.9
1977 レギュラーシーズン敗退9位3位590.3573-35-7.495.30015.718.6
1976 レギュラーシーズン敗退6位2位860.5715-27-5.467.39319.313.6
1975 レギュラーシーズン敗退8位2位590.3573-34-7.439.35718.220.4
1974 レギュラーシーズン敗退8位2位680.4294-26-5.480.31016.116.9
1973 レギュラーシーズン敗退9位3位590.3572-44-7.622.47918.722.8
1972 ディビジョナル敗退3位優勝851.6073-2-16-4-1.436.42425.217.8
1971 NFC決勝敗退3位優勝950.6432-47-4.510.47621.415.4
1970 NFC決勝敗退2位優勝1031.7503-2-16-3-1.444.42925.119.1

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

サンフランシスコ・49ers 1980 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 2 SF>NYJ
13 アール・クーパー RB ライス大学 NYJ>SF
20 ジム・スタッキー DE クレムソン大学 DEN>NYJ>SF
2 29 SF>BUF
30 DET>SF>MIN
39 Keena Turner LB パーデュー大学 MIN>SF
3 58 SF>LAR
65 Jim Miller P ミシシッピ大学 MIN>SF
77 Craig Puki LB テネシー大学 WAS>LAR>SF
4 84 Ricky Churchman SS テキサス大学
98 David Hodge LB ヒューストン大学 NE>LAR>SF
5 112 Kenneth Times DT サザン大学
6 139 Herb Williams CB サザン大学
7 167 SF>CIN
8 194 SF>OAK
210 Bobby Leopold LB ノートルダム大学 OAK>SF
9 223 SF>KC>DET
237 Dan Hartwig QB カリフォルニアルーセラン大学 OAK>SF
10 250 SF>PIT
11 279 SF>MIA
12 306 SF>PIT

プレシーズン

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サンフランシスコ・49ers 1980(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1980年シーズンの49ersの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 チャージャーズ スティーラーズ ドルフィンズ ラムズ バッカニアーズ カウボーイズ
2位 ブロンコス オイラーズ ペイトリオッツ セインツ ベアーズ イーグルス
3位 シーホークス ブラウンズ ジェッツ ファルコンズ バイキングス レッドスキンズ
4位 レイダース ベンガルズ ビルズ 49ers パッカーズ ジャイアンツ
5位 チーフス コルツ ライオンズ カージナルス

 :1度対戦  :2度対戦

サンフランシスコ・49ers 1980
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/7(日)9/8(月)@ニューオーリンズ・セインツ (0-1)26-231-0ルイジアナ・スーパードーム
29/14(日)9/15(月)セントルイス・カージナルス (0-2)24(OT)212-0キャンドルスティック・パーク
39/21(日)9/22(月)@ニューヨーク・ジェッツ (0-3)37-273-0シェイ・スタジアム
49/28(日)9/29(月)アトランタ・ファルコンズ (2-2)17-203-1キャンドルスティック・パーク
510/5(日)10/6(月)@ロサンゼルス・ラムズ (3-2)26-483-2アナハイム・スタジアム
610/12(日)10/13(月)@ダラス・カウボーイズ (5-1)14-593-3テキサス・スタジアム
710/19(日)10/20(月)ロサンゼルス・ラムズ (5-2)17-313-4キャンドルスティック・パーク
810/26(日)10/27(月)タンパベイ・バッカニアーズ (3-4-1)23-243-5キャンドルスティック・パーク
911/2(日)11/3(月)@デトロイト・ライオンズ (6-3)13-173-6ポンティアック・シルバードーム
1011/9(日)11/10(月)@グリーンベイ・パッカーズ (4-5-1)16-233-7ランボー・フィールド
1111/16(日)11/17(月)@マイアミ・ドルフィンズ (6-5)13-173-8オレンジボウル
1211/23(日)11/24(月)ニューヨーク・ジャイアンツ (3-9)12-04-8キャンドルスティック・パーク
1311/30(日)12/1(月)ニューイングランド・ペイトリオッツ (8-5)21-175-8キャンドルスティック・パーク
1412/7(日)12/8(月)ニューオーリンズ・セインツ (0-14)38(OT)356-8キャンドルスティック・パーク
1512/14(日)12/15(月)@アトランタ・ファルコンズ (12-3)10-356-9アトランタ・フルトン・カウンティ・スタジアム
1612/21(日)12/22(月)バッファロー・ビルズ (11-5)13-186-10キャンドルスティック・パーク

順位表

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NFC西地区 1980
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(1)アトランタ・ファルコンズ1240.7505-110-240527225.317.0.443.457
(5)ロサンゼルス・ラムズ1150.6885-19-342428926.518.1.378.438
サンフランシスコ・49ers6100.3752-44-832041520.025.9.260.477
ニューオーリンズ・セインツ1150.0620-60-1229148718.230.4.250.543
NFC 1980
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1アトランタ・ファルコンズ西1240.7505-110-2.443.457
2フィラデルフィア・イーグルス東1240.7506-29-3.401.457
3ミネソタ・バイキングス中970.5625-38-4.444.477
ワイルドカード
4ダラス・カウボーイズ東1240.7506-29-3.422.453
5ロサンゼルス・ラムズ西1150.6885-19-3.378.438
6デトロイト・ライオンズ中970.5625-39-5.375.426
7シカゴ・ベアーズ中790.4385-37-5.371.492
8ワシントン・レッドスキンズ東6100.3754-45-7.313.504
9サンフランシスコ・49ers西6100.3752-44-8.260.477
10タンパベイ・バッカニアーズ中5101.3441-6-14-7-1.406.512
11グリーンベイ・パッカーズ中5101.3443-4-14-7-1.463.512
12セントルイス・カージナルス東5110.3122-64-10.413.512
13ニューヨーク・ジャイアンツ東4120.2502-63-9.414.516
14ニューオーリンズ・セインツ西1150.0620-60-12.250.543
タイブレーク
・ ライオンズ・バイキングス(同地区):カンファレンス内勝率によりバイキングスが上位
・ パッカーズ・バッカニアーズ(同地区):直接対決の成績によりバッカニアーズが上位
・ カウボーイズ・イーグルス(同地区):得失点順位の和(Conf)によりイーグルスが上位
・ イーグルス・ファルコンズ:直接対決の勝率によりファルコンズが上位
・ 49ers・レッドスキンズ:カンファレンス内勝率によりレッドスキンズが上位

参照

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脚注

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出典

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  1. ↑ “1980 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1980 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年1月31日閲覧。
  3. ↑ “San Francisco 49ers Team History: 1980s”. 49ers.com. 2026年1月31日閲覧。

外部リンク

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