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1984年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 1984
成績 8勝8敗
地区 AFC西地区4位
CON AFC7位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ
プロボウル
組織
オーナー ラマー・ハント
GM ジム・シャーフ(英語版)
HC ジョン・マコーヴィック(英語版)
ホーム アローヘッド・スタジアム
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1984年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのチーム創設25年目のシーズンであり、AFL時代を除きNFL15年目のシーズン。ジョン・マコーヴィック・ヘッドコーチの2年目のシーズン[1]。

概要

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1984年シーズンのカンザスシティ・チーフスは、最終成績8勝8敗、AFC西地区4位。シーズン中盤に大きく負け越したことが響き、最終盤の3連勝でようやく勝率を5割に戻した年であった。

序盤の健闘と中盤の失速

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ジョン・マコービック体制2年目のチームは、第6週を終えた時点で3勝3敗と踏みとどまっていた。しかし、そこから攻守の歯車が噛み合わなくなる。第7週から第13週までの7試合でわずか2勝しか挙げられず、第13週のニューヨーク・ジャイアンツ戦を27-28の僅差で落とした時点で、成績は5勝9敗と低迷。プレーオフ進出の可能性は完全に消滅していた[2]。

守備の希望:ビル・マースの守備新人王

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チームが苦境に立たされる中、ドラフト1巡全体2位指名のDT ビル・マースは圧倒的な輝きを放った。マースは新人離れしたパワーで中央を支配し、シーズン10サックを記録。この活躍により、球団史上初となるAP通信選出NFL守備新人王を獲得した。さらにDE アート・スティルも14.5サックを挙げて健在ぶりを示し、二枚看板となったパスラッシュは、翌年以降の守備再建への大きな足がかりとなった[3]。

意地の3連勝フィニッシュ

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5勝9敗と追い込まれたものの、チームは最後まで戦う姿勢を失わなかった。第14週のニューヨーク・ジェッツ戦を17-10で制して連敗を止めると、続くサンディエゴ・チャージャーズ戦では42-21と攻撃陣が爆発。最終戦のニューオーリンズ・セインツ戦も10-6で競り勝ち、3連勝でシーズンを締めくくった。この結果、最終成績を8勝8敗の五分に持ち込み、マコービックHC体制の継続が決定した。

1984年の総括

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QB ビル・ケニーは2,090ヤード、15TDを記録。エースWR カルロス・カーソンが1,080ヤードを稼ぐなど、空中戦の破壊力は健在であった。しかし、ラン攻撃はRB ハーマン・ハードが684ヤードに留まり、地上戦の決定力不足が中盤の勝ちきれない要因となった。5割という数字で踏みとどまったものの、中盤の取りこぼしがプレーオフ進出を逃す致命傷となったシーズンであった。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1984 レギュラーシーズン敗退7位4位880.5004-47-7.547.52319.620.2
1983 レギュラーシーズン敗退13位5位6100.3752-64-8.543.40624.122.9
1982 レギュラーシーズン敗退11位4位360.3332-13-3.506.51919.620.4
1981 レギュラーシーズン敗退7位3位970.5625-37-5.486.46521.418.1
1980 レギュラーシーズン敗退8位3位880.5004-46-8.520.49219.921.0
1979 レギュラーシーズン敗退11位5位790.4384-47-7.555.44614.916.4
1978 レギュラーシーズン敗退13位5位4120.2501-74-10.512.40615.220.4
1977 レギュラーシーズン敗退14位5位2120.1431-61-11.607.39316.124.9
1976 レギュラーシーズン敗退10位4位590.3572-54-8.546.44320.726.9
1975 レギュラーシーズン敗退9位3位590.3573-33-8.500.51420.124.4
1974 レギュラーシーズン敗退11位4位590.3572-44-7.579.52116.620.9

ドラフト

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カンザスシティ・チーフス 1984 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 5 ビル・マアス NT ピッツバーグ大学
21 ジョン・アルト T アイオワ大学
2 34 Scott Radecic LB ペンシルベニア州立大学
3 61 Herman Heard RB サザンコロラド大学
4 90 Mark Robinson S ペンシルベニア州立大学
5 117 Eric Holle DE テキサス大学
134 Jeff Paine LB テキサスA&M大学
6 146 Rufus Stevens WR Grambling
7 173 Kevin Ross CB テンプル大学
8 202 Randy Clark DB フロリダ大学
9 229 Scott Auer T ミシガン州立大学
240 Dave Hestera TE コロラド大学
10 258 Al Wenglikowski LB ピッツバーグ大学
11 285 Bobby Johnson RB サンノゼ州立大学
12 314 Mark Lang LB テキサス大学

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 1984(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1984年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 レイダース スティーラーズ ドルフィンズ 49ers ライオンズ レッドスキンズ
2位 シーホークス ブラウンズ ペイトリオッツ ラムズ バイキングス カウボーイズ
3位 ブロンコス ベンガルズ ビルズ セインツ パッカーズ カージナルス
4位 チャージャーズ オイラーズ コルツ ファルコンズ ベアーズ イーグルス
5位 チーフス ジェッツ バッカニアーズ ジャイアンツ

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 1984
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/2(日)9/3(月)@ピッツバーグ・スティーラーズ (0-1)37-271-0スリー・リバース・スタジアム
29/9(日)9/10(月)@シンシナティ・ベンガルズ (0-2)27-222-0リバーフロント・スタジアム
39/16(日)9/17(月)ロサンゼルス・レイダース (3-0)20-222-1アローヘッド・スタジアム
49/23(日)9/24(月)@デンバー・ブロンコス (3-1)0-212-2マイル・ハイ・スタジアム
59/30(日)10/1(月)クリーブランド・ブラウンズ (1-4)10-63-2アローヘッド・スタジアム
610/7(日)10/8(月)ニューヨーク・ジェッツ (4-2)16-173-3アローヘッド・スタジアム
710/14(日)10/15(月)サンディエゴ・チャージャーズ (4-3)31-134-3アローヘッド・スタジアム
810/21(日)10/22(月)@ニューヨーク・ジェッツ (6-2)7-284-4ジャイアンツ・スタジアム
910/28(日)10/29(月)タンパベイ・バッカニアーズ (3-6)24-205-4アローヘッド・スタジアム
1011/4(日)11/5(月)@シアトル・シーホークス (8-2)0-455-5キングドーム
1111/11(日)11/12(月)ヒューストン・オイラーズ (1-10)16-175-6アローヘッド・スタジアム
1211/18(日)11/19(月)@ロサンゼルス・レイダース (8-4)7-175-7ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム
1311/25(日)11/26(月)@ニューヨーク・ジャイアンツ (8-5)27-285-8ジャイアンツ・スタジアム
1412/2(日)12/3(月)デンバー・ブロンコス (11-3)16-136-8アローヘッド・スタジアム
1512/9(日)12/10(月)シアトル・シーホークス (12-3)34-77-8アローヘッド・スタジアム
1612/16(日)12/17(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (7-9)42-218-8サンディエゴ・ジャック・マーフィー・スタジアム

順位表

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AFC西地区 1984
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(2)デンバー・ブロンコス1330.8126-210-235324122.115.1.459.490
(4)シアトル・シーホークス1240.7505-38-441828226.117.6.451.498
(5)ロサンゼルス・レイダース1150.6885-38-436827823.017.4.446.529
カンザスシティ・チーフス880.5004-47-731432419.620.2.523.547
サンディエゴ・チャージャーズ790.4380-83-939441324.625.8.415.561

[4]

AFC 1984
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1マイアミ・ドルフィンズ東1420.8758-010-2.408.428
2デンバー・ブロンコス西1330.8126-210-2.459.490
3ピッツバーグ・スティーラーズ中970.5623-36-6.486.465
ワイルドカード
4シアトル・シーホークス西1240.7505-38-4.451.498
5ロサンゼルス・レイダース西1150.6885-38-4.446.529
6ニューイングランド・ペイトリオッツ東970.5626-29-3.354.498
7カンザスシティ・チーフス西880.5004-47-7.523.547
8シンシナティ・ベンガルズ中880.5005-16-6.297.473
9ニューヨーク・ジェッツ東790.4383-57-7.330.445
10サンディエゴ・チャージャーズ西790.4380-83-9.415.561
11クリーブランド・ブラウンズ中5110.3123-34-8.263.496
12インディアナポリス・コルツ東4120.2502-64-8.328.506
13ヒューストン・オイラーズ中3130.1881-53-9.500.512
14バッファロー・ビルズ東2140.1251-71-11.406.553
タイブレーク
・ チーフス・ベンガルズ:直接対決の勝率によりチーフスが上位
・ チャージャーズ・ジェッツ:カンファレンス内勝率によりジェッツが上位

[5]

参照

[編集]

脚注

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出典

[編集]
  1. ↑ “1984 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1984 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月6日閲覧。
  3. ↑ “Bill Maas Stats, Height, Weight, Position, Draft, College”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月6日閲覧。
  4. ↑ “1984 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  5. ↑ “1984 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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