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1985年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 1985
成績 6勝10敗
地区 AFC西地区5位
CON AFC11位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ
プロボウル
組織
オーナー ラマー・ハント
GM ジム・シャーフ(英語版)
HC ジョン・マコーヴィック(英語版)
ホーム アローヘッド・スタジアム
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1985年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのチーム創設26年目のシーズンであり、AFL時代を除きNFL16年目のシーズン。ジョン・マコーヴィック・ヘッドコーチの3年目のシーズン[1]。

概要

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1985年シーズンのカンザスシティ・チーフスは、最終成績6勝10敗、AFC西地区5位。前年の終盤に見せた勢いを完全に失い、主力QBの負傷と深刻な連敗によって、マコービック体制の限界が露呈したシーズンであった。

QBの離脱と「魔の7連敗」

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シーズン序盤は3勝2敗と勝ち越していたが、第4週のマイアミ・ドルフィンズ戦でエースQBビル・ケニーが負傷。これを機に、チームは第6週から第12週にかけて泥沼の7連敗を喫した。 この連敗期間中、第9週のバッファロー・ビルズ戦では28得点を挙げながらも失点を防げず敗戦するなど、攻守の歯車が完全に噛み合わなかった。トッド・ブラックリッジが先発を務める場面も増えたが、パス成功率47.5%と精度を欠き、停滞する攻撃陣を立て直すには至らなかった[2]。

守備陣の孤軍奮闘とアート・スティルの健在

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攻撃が沈滞する一方で、守備陣ではベテランのDEアート・スティルが11.0サックを記録し、自身3度目のプロボウルに選出される輝きを見せた。DT ビル・マースやLB ゲイリー・スパーニも奮闘し、チーム全体の失点はリーグ中位に踏みとどまったが、攻撃陣のターンオーバー(リーグワースト2位の計46個)が守備陣を疲弊させ、試合の主導権を握れない展開が続いた[3]。

終盤の意地と残された課題

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絶望的な状況下であったが、シーズン最終盤の4試合では3勝を挙げ、最悪の形でシーズンを終えることだけは回避した。特に最終戦ではサンディエゴ・チャージャーズを38-34で破り、意地を見せた。 しかし、ラン攻撃はRB陣の負傷もあり、ハーマン・ハードの532ヤードがチーム最多という攻撃力不足に終わった。パス偏重かつターンオーバーが多いという攻撃面の欠陥は解消されず、マコービックHCの手腕に対する批判は日増しに高まっていった。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1985 レギュラーシーズン敗退11位5位6100.3753-54-8.535.43819.822.5
1984 レギュラーシーズン敗退7位4位880.5004-47-7.547.52319.620.2
1983 レギュラーシーズン敗退13位5位6100.3752-64-8.543.40624.122.9
1982 レギュラーシーズン敗退11位4位360.3332-13-3.506.51919.620.4
1981 レギュラーシーズン敗退7位3位970.5625-37-5.486.46521.418.1
1980 レギュラーシーズン敗退8位3位880.5004-46-8.520.49219.921.0
1979 レギュラーシーズン敗退11位5位790.4384-47-7.555.44614.916.4
1978 レギュラーシーズン敗退13位5位4120.2501-74-10.512.40615.220.4
1977 レギュラーシーズン敗退14位5位2120.1431-61-11.607.39316.124.9
1976 レギュラーシーズン敗退10位4位590.3572-54-8.546.44320.726.9
1975 レギュラーシーズン敗退9位3位590.3573-33-8.500.51420.124.4

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

カンザスシティ・チーフス 1985 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 15 イーサン・ホートン TE ノースカロライナ大学
2 41 Jonathan Hayes TE アイオワ大学
3 69 KC>SD
4 99 Bob Olderman G バージニア大学
5 126 Bruce King RB パデュー大学
133 RAM>KC>HOU
6 149 John Bostic CB ベスーン=クックマン大学 PHI>KC
153 KC>HOU
7 178 NYJ>KC>DAL
180 Vince Thompson DE ミズーリ・ウェスタン大学 SD>KC
183 Dave Heffernan G マイアミ大学
185 STL>KC>WAS
8 210 Ira Hillary WR サウスカロライナ大学
9 237 Mike Armentrout DB サウスウェスト・ミズーリ州立大学
10 267 Jeff Smith RB ネブラスカ大学
11 293 Chris Jackson C 南メゾジスト大学
12 321 Harper LeBel C コロラド州立大学
主なドラフト外入団選手
巡全体選手Pos.大学備考
外 - ベニー・トンプソン S グランブリング州立大学

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 1985(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1985年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 ブロンコス スティーラーズ ドルフィンズ 49ers ベアーズ レッドスキンズ
2位 シーホークス ベンガルズ ペイトリオッツ ラムズ パッカーズ ジャイアンツ
3位 レイダース ブラウンズ ジェッツ セインツ バッカニアーズ カージナルス
4位 チーフス オイラーズ コルツ ファルコンズ ライオンズ カウボーイズ
5位 チャージャーズ ビルズ バイキングス イーグルス

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 1985
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/8(日)9/9(月)@ニューオーリンズ・セインツ (0-1)47-271-0ルイジアナ・スーパードーム
29/12(木)9/13(金)ロサンゼルス・レイダース (1-1)36-202-0アローヘッド・スタジアム
39/22(日)9/23(月)@マイアミ・ドルフィンズ (2-1)0-312-1オレンジボウル
49/29(日)9/30(月)シアトル・シーホークス (2-2)28-73-1アローヘッド・スタジアム
510/6(日)10/7(月)@ロサンゼルス・レイダース (3-2)10-193-2ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム
610/13(日)10/14(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (3-3)20-313-3サンディエゴ・ジャック・マーフィー・スタジアム
710/20(日)10/21(月)ロサンゼルス・ラムズ (7-0)0-163-4アローヘッド・スタジアム
810/27(日)10/28(月)デンバー・ブロンコス (6-2)10-303-5アローヘッド・スタジアム
911/3(日)11/4(月)@ヒューストン・オイラーズ (4-5)20-233-6アストロドーム
1011/10(日)11/11(月)ピッツバーグ・スティーラーズ (5-5)28-363-7アローヘッド・スタジアム
1111/17(日)11/18(月)@サンフランシスコ・49ers (6-5)3-313-8キャンドルスティック・パーク
1211/24(日)11/25(月)インディアナポリス・コルツ (3-9)20-74-8アローヘッド・スタジアム
1312/1(日)12/2(月)@シアトル・シーホークス (7-6)6-244-9キングドーム
1412/8(日)12/9(月)アトランタ・ファルコンズ (2-12)38-105-9アローヘッド・スタジアム
1512/14(土)12/15(日)@デンバー・ブロンコス (10-5)13-145-10マイル・ハイ・スタジアム
1612/22(日)12/23(月)サンディエゴ・チャージャーズ (8-8)38-346-10アローヘッド・スタジアム

順位表

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AFC西地区 1985
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(1)ロサンゼルス・レイダース1240.7505-39-335430822.119.2.526.520
デンバー・ブロンコス1150.6885-38-438032923.820.6.409.496
シアトル・シーホークス880.5004-46-634930321.818.9.453.551
サンディエゴ・チャージャーズ880.5003-57-746743529.227.2.422.465
カンザスシティ・チーフス6100.3753-54-831736019.822.5.438.535

[4]

AFC 1985
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1ロサンゼルス・レイダース西1240.7505-39-3.526.520
2マイアミ・ドルフィンズ東1240.7506-29-3.443.465
3クリーブランド・ブラウンズ中880.5004-27-5.430.488
ワイルドカード
4ニューヨーク・ジェッツ東1150.6886-29-3.398.496
5ニューイングランド・ペイトリオッツ東1150.6886-28-4.392.496
6デンバー・ブロンコス西1150.6885-38-4.409.496
7シアトル・シーホークス西880.5004-46-6.453.551
8サンディエゴ・チャージャーズ西880.5003-57-7.422.465
9シンシナティ・ベンガルズ中790.4384-25-7.438.496
10ピッツバーグ・スティーラーズ中790.4383-36-6.321.465
11カンザスシティ・チーフス西6100.3753-54-8.438.535
12インディアナポリス・コルツ東5110.3121-72-10.300.520
13ヒューストン・オイラーズ中5110.3121-54-8.475.480
14バッファロー・ビルズ東2140.1251-72-12.313.527
タイブレーク
・ ベンガルズ・スティーラーズ(同地区):直接対決の成績によりベンガルズが上位
・ ペイトリオッツ・ジェッツ(同地区):カンファレンス内勝率によりジェッツが上位
・ チャージャーズ・シーホークス(同地区):直接対決の成績によりシーホークスが上位
・ ドルフィンズ・レイダース:共通の対戦相手との勝率によりレイダースが上位
・ ブロンコス・ジェッツ:カンファレンス内勝率によりジェッツが上位
・ ペイトリオッツ・ブロンコス:共通の対戦相手との勝率によりペイトリオッツが上位
・ オイラーズ・コルツ:直接対決の勝率によりコルツが上位

[5]

参照

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脚注

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出典

[編集]
  1. ↑ “1985 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1985 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月6日閲覧。
  3. ↑ “1985 Kansas City Chiefs Stats”. StatMuse. 2026年2月6日閲覧。
  4. ↑ “1985 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  5. ↑ “1985 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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