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1987年シーズンのサンフランシスコ・49ers

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンフランシスコ・49ers 1987
成績 13勝2敗1中止
地区 NFC西地区優勝
CON NFC1位
結果 ディビジョナルプレーオフ敗退
オールプロ
プロボウル
組織
オーナー エドワード・デバートロ・ジュニア(英語版)
GM ジョン・マクベイ(英語版)
HC ビル・ウォルシュ
ホーム キャンドルスティック・パーク
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1987年シーズンは、サンフランシスコ・49ersのNFL38年目のシーズンであり、AAFC時代を含めチーム創設42年目のシーズン。ビル・ウォルシュ・ヘッドコーチ及びQBジョー・モンタナの9年目のシーズン[1]。

概要

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1987年シーズンの49ersは、最終成績13勝2敗を記録し、NFC西地区で2年連続の優勝を果たした。レギュラーシーズンでは得点・獲得ヤードともにリーグ1位という圧倒的な強さを見せたが、プレーオフ初戦でミネソタ・バイキングスに敗退する波乱のシーズンとなった。

攻撃陣の爆発とライスの記録

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攻撃陣は総得点459点、1試合平均30.6点という驚異的な攻撃力を誇った。 QBジョー・モンタナは、ストライキの影響で欠場した試合を除き、パス3,054ヤード、31TDを記録。また、ビル・ウォルシュHCはタンパベイ・バッカニアーズから若手のスティーブ・ヤングを獲得した。ヤングはモンタナのバックアップを務めながらも、出場機会を得るたびにその高い身体能力とパス精度を見せ、後のQB論争の火種となった。

WRジェリー・ライスは、わずか12試合の出場(ストライキによる欠場含む)ながら、当時のNFL記録となる22タッチダウンレシーブを達成した。この記録は16試合制でも困難な数字であり、ライスの圧倒的な支配力を象徴するものとなった[2]。なお、この記録は2007年シーズンにペイトリオッツ・ランディ・モスが23ダッチダウンで記録更新するまで20年間、NFL記録であった。

守備陣の安定と「ストライキ・ゲーム」

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守備陣も総喪失ヤードでリーグ1位、平均失点18.2点(リーグ3位)と極めて堅実であった。 ロニー・ロットを中心に、チャールズ・ヘイリーやドウェイン・ボードらがパスラッシュを展開。また、ストライキ期間中の3試合は「代用選手(スカブス)」によって戦われたが、49ersは代用選手の編成においても成功を収め、この期間を3連勝で乗り切ったことが地区優勝の大きな要因となった。

プレーオフでの歴史的アップセット

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リーグ最高成績(13勝2敗)で第1シードを獲得して臨んだディビジョナル・プレーオフだったが、ワイルドカードから勝ち上がってきたミネソタ・バイキングスに24-36で敗れた。 バイキングスのWRアンソニー・カーターに当時のプレーオフ記録となる227レシーブヤードを許し、モンタナも精彩を欠いて途中でヤングに交代させられるなど、攻守にわたって精彩を欠いた。この敗北は、ビル・ウォルシュの解任説が流れるほどの衝撃を球団に与えた[3]。

直近のチーム成績

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49ers の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1987 ディビジョナル敗退1位優勝1320.8675-110-1.473.44430.616.9
1986 ディビジョナル敗退3位優勝1051.6563-2-16-5-1.494.41923.415.4
1985 ワイルドカード敗退5位2位1060.6254-27-5.520.48125.716.4
1984 第19回スーパーボウル制覇1位優勝1510.9386-012-0.418.40829.714.2
1983 NFC決勝敗退2位優勝1060.6254-28-4.494.49127.018.3
1982 レギュラーシーズン敗退11位3位360.3331-32-3.457.37023.222.9
1981 第16回スーパーボウル制覇1位優勝1330.8125-110-2.457.46222.315.6
1980 レギュラーシーズン敗退9位3位6100.3752-44-8.477.26020.025.9
1979 レギュラーシーズン敗退13位4位2140.1251-52-10.527.50019.226.0
1978 レギュラーシーズン敗退14位4位2140.1250-61-11.512.28113.721.9
1977 レギュラーシーズン敗退9位3位590.3573-35-7.495.30015.718.6

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

サンフランシスコ・49ers 1987 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 22 ハリス・バートン OT ノースカロライナ大学
25 テレンス・フラグラー RB クリムソン大学
2 37 ジェフ・ブレゲル G 南カリフォルニア大学
主なドラフト外入団選手
巡全体選手Pos.大学備考
外 - ダグ・デュボース RB ネブラスカ大学

プレシーズン

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サンフランシスコ・49ers 1987(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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第3週がストライキにより中止となった。

1987年シーズンの49ersの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 ブロンコス ブラウンズ ペイトリオッツ 49ers ベアーズ ジャイアンツ
2位 チーフス ベンガルズ ジェッツ ラムズ バイキングス レッドスキンズ
3位 シーホークス スティーラーズ ドルフィンズ ファルコンズ ライオンズ カウボーイズ
4位 レイダース オイラーズ ビルズ セインツ パッカーズ イーグルス
5位 チャージャーズ コルツ バッカニアーズ カージナルス

 :1度対戦   :1度対戦(1試合中止)  :2度対戦  :ストライキによる中止

サンフランシスコ・49ers 1987
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/13(日)9/14(月)@ピッツバーグ・スティーラーズ (1-0)17-300-1
29/20(日)9/21(月)@シンシナティ・ベンガルズ (1-1)27-261-1
39/27(日)9/28(月)フィラデルフィア・イーグルス (7-8)ストライキ
410/5(月)10/6(火)@ニューヨーク・ジャイアンツ (0-3)41-212-1代替選手による試合
510/11(日)10/12(月)@アトランタ・ファルコンズ (1-3)25-173-1代替選手による試合
610/18(日)10/19(月)セントルイス・カージナルス (2-3)34-284-1代替選手による試合
710/25(日)10/26(月)@ニューオーリンズ・セインツ (3-3)24-225-1
811/1(日)11/2(月)@ロサンゼルス・ラムズ (1-6)31-106-1
911/8(日)11/9(月)ヒューストン・オイラーズ (5-3)27-207-1
1011/15(日)11/16(月)ニューオーリンズ・セインツ (6-3)24-267-2
1111/22(日)11/23(月)@タンパベイ・バッカニアーズ (4-6)24-108-2
1211/29(日)11/30(月)クリーブランド・ブラウンズ (7-4)38-249-2
1312/6(日)12/7(月)@グリーンベイ・パッカーズ (4-7-1)23-1210-2
1412/14(月)12/15(火)シカゴ・ベアーズ (10-3)41-011-2
1512/20(日)12/21(月)アトランタ・ファルコンズ (3-11)35-712-2
1612/27(日)12/28(月)ロサンゼルス・ラムズ (6-9)48-013-2

順位表

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NFC西地区 1987
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(1)サンフランシスコ・49ers1320.8675-110-145925330.616.9.444.473
(4)ニューオーリンズ・セインツ1230.8004-18-342228328.118.9.475.500
ロサンゼルス・ラムズ690.4001-55-731736121.124.1.411.551
アトランタ・ファルコンズ3120.2001-43-820543613.729.1.533.542
NFC 1987
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1サンフランシスコ・49ers西1320.8675-110-1.444.473
2シカゴ・ベアーズ中1140.7337-09-2.376.469
3ワシントン・レッドスキンズ東1140.7337-19-3.436.427
ワイルドカード
4ニューオーリンズ・セインツ西1230.8004-18-3.475.500
5ミネソタ・バイキングス中870.5333-56-6.363.447
6ダラス・カウボーイズ東780.4674-45-7.438.467
7セントルイス・カージナルス東780.4673-57-7.410.498
8フィラデルフィア・イーグルス東780.4673-54-7.552.531
9ロサンゼルス・ラムズ西690.4001-55-7.411.551
10ニューヨーク・ジャイアンツ東690.4003-54-8.450.562
11グリーンベイ・パッカーズ中591.3673-44-7.413.518
12タンパベイ・バッカニアーズ中4110.2673-44-9.342.518
13デトロイト・ライオンズ中4110.2672-54-7.325.451
14アトランタ・ファルコンズ西3120.2001-43-8.533.542
タイブレーク
・ ライオンズ・バッカニアーズ(同地区):地区内勝率によりバッカニアーズが上位
・ カウボーイズ・イーグルス・カージナルス(同地区):地区内勝率によりカウボーイズが上位
・ イーグルス・カージナルス(同地区):カンファレンス内勝率によりカージナルスが上位
・ ベアーズ・レッドスキンズ:カンファレンス内勝率によりベアーズが上位
・ ラムズ・ジャイアンツ:カンファレンス内勝率によりラムズが上位

プレーオフ

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1月3日
ルイジアナ・スーパードーム
  1月9日
キャンドルスティック・パーク
         
 5  バイキングス  44
 5  バイキングス  36
 4  セインツ  10   1月17日
RFKスタジアム
 1  49ers  24  
NFC
 5  バイキングス  10
1月10日
ソルジャー・フィールド
   3  レッドスキンズ  17  
NFC チャンピオンシップ
 3  レッドスキンズ  21
  1月31日
ジャック・マーフィー・スタジアム
 2  ベアーズ  17  
ワイルドカード・プレーオフ  
ディビジョナル・プレーオフ
 N3  レッドスキンズ  42
1月9日
クリーブランド・スタジアム
   A1  ブロンコス  10
第22回スーパーボウル
 3  コルツ  21
  1月17日
マイル・ハイ・スタジアム
 2  ブラウンズ  38  
AFC
1月3日
アストロドーム
 2  ブラウンズ  33
1月10日
マイル・ハイ・スタジアム
   1  ブロンコス  38  
 5  ドルフィンズ  20 AFC チャンピオンシップ
 4  オイラーズ  10
 4  オイラーズ  23*  
 1  ブロンコス  34  

参照

[編集]

脚注

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出典

[編集]
  1. ↑ “1987 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1987 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月3日閲覧。
  3. ↑ “San Francisco 49ers Team History: 1980s”. 49ers.com. 2026年2月3日閲覧。

外部リンク

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