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1988年シーズンのサンフランシスコ・49ers

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンフランシスコ・49ers 1988
成績 10勝6敗
地区 NFC西地区優勝
CON NFC2位
結果 スーパーボウル制覇
オールプロ
プロボウル
組織
オーナー エドワード・デバートロ・ジュニア(英語版)
GM ジョン・マクベイ(英語版)
HC ビル・ウォルシュ
ホーム キャンドルスティック・パーク
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1989 »

1988年シーズンは、サンフランシスコ・49ersのNFL39年目のシーズンであり、AAFC時代を含めチーム創設43年目のシーズン。ビル・ウォルシュ・ヘッドコーチ及びQBジョー・モンタナの10年目のシーズン[1]。

概要

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1988年シーズンの49ersは、最終成績10勝6敗を記録し、NFC西地区優勝を果たした。シーズン中盤までは6勝5敗と苦戦し、プレーオフ進出さえ危ぶまれたが、終盤の連勝で勢いを取り戻すと、第23回スーパーボウルでシンシナティ・ベンガルズを破り、4年ぶり三度目の世界王者に輝いた。

QB論争と攻撃陣の再起

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この年の最大の特徴は、ジョー・モンタナとスティーブ・ヤングによる熾烈な先発争いであった。ウォルシュHCは不振や負傷に応じて両者を併用したが、最終的には経験豊富なモンタナが指揮権を奪い返した。

RBロジャー・クレイグは、ラン1,502ヤード、レシーブ534ヤードを記録し、自身初となるNFL最優秀攻撃選手賞を受賞。WRジェリー・ライスも64キャッチ、1,306ヤード、9TDと依然として高いパフォーマンスを維持した。また、この年フルバックのトム・ラスマンや、俊足のWRジョン・テイラーが重要な役割を担い始め、攻撃の厚みが増した[2]。

鉄壁の守備陣

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守備陣は、平均失点18.4点(リーグ8位)と安定した力を発揮した。 LBチャールズ・ヘイリーが11.5サックを挙げ、パスラッシュの要として成長。セカンダリーではロニー・ロット(5インターセプト)と、この年7インターセプトを記録したCBティム・マクイヤーが相手のパス攻撃を封じた。この堅守が、攻撃陣がリズムを掴めなかったシーズン前半のチームを支えた[3]。

伝説の逆転劇

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1989年1月22日、ジョー・ロビー・スタジアムで行われた第23回スーパーボウル・ベンガルズ戦は、NFL史に残る名勝負となった。 13-16とリードを許して迎えた試合残り3分10秒、49ersは自陣8ヤードからの攻撃を開始した。モンタナは極限のプレッシャーの中、歴史的な92ヤードのドライブ(通称「ザ・ドライブ」)を完遂。最後は試合残り34秒、ジョン・テイラーへ10ヤードの逆転TDパスを通し、20-16で劇的な勝利を収めた。

11回パスをキャッチし、当時のスーパーボウル記録となる215ヤードを獲得したジェリー・ライスがMVPに選出された。

直近のチーム成績

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49ers の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1988 第23回スーパーボウル制覇2位優勝1060.6254-28-4.512.51323.118.4
1987 ディビジョナル敗退1位優勝1320.8675-110-1.473.44430.616.9
1986 ディビジョナル敗退3位優勝1051.6563-2-16-5-1.494.41923.415.4
1985 ワイルドカード敗退5位2位1060.6254-27-5.520.48125.716.4
1984 第19回スーパーボウル制覇1位優勝1510.9386-012-0.418.40829.714.2
1983 NFC決勝敗退2位優勝1060.6254-28-4.494.49127.018.3
1982 レギュラーシーズン敗退11位3位360.3331-32-3.457.37023.222.9
1981 第16回スーパーボウル制覇1位優勝1330.8125-110-2.457.46222.315.6
1980 レギュラーシーズン敗退9位3位6100.3752-44-8.477.26020.025.9
1979 レギュラーシーズン敗退13位4位2140.1251-52-10.527.50019.226.0
1978 レギュラーシーズン敗退14位4位2140.1250-61-11.512.28113.721.9

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

サンフランシスコ・49ers 1988 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
2 33 ダニー・スタッブス LB マイアミ大学
39 ピアース・ホルト DT アンジェロ州立大学
3 80 ビル・ロマノウスキー LB ボストンカレッジ
4 102 バリー・ヘルトン P コロラド大学
7 191 Kevin Bryant LB デラウェア州立大学
8 219 Larry Clarkson T モンタナ大学
9 247 Brian Bonner LB ミネソタ大学
10 275 Tim Foley K ジョージア・サザン大学
11 303 チェット・ブルックス S テキサスA&M大学
12 331 George Mira Jr. LB マイアミ大学

プレシーズン

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サンフランシスコ・49ers 1988(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

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1988年シーズンの49ersの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 ブロンコス ブラウンズ コルツ 49ers ベアーズ レッドスキンズ
2位 シーホークス オイラーズ ペイトリオッツ セインツ バイキングス カウボーイズ
3位 チャージャーズ スティーラーズ ドルフィンズ ラムズ パッカーズ カージナルス
4位 レイダース ベンガルズ ビルズ ファルコンズ バッカニアーズ イーグルス
5位 チーフス ジェッツ ライオンズ ジャイアンツ

 :1度対戦  :2度対戦

サンフランシスコ・49ers 1988
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/4(日)9/5(月)@ニューオーリンズ・セインツ (0-1)34-331-0
29/11(日)9/12(月)@ニューヨーク・ジャイアンツ (1-1)20-172-0
39/18(日)9/19(月)アトランタ・ファルコンズ (1-2)17-342-1
49/25(日)9/26(月)@シアトル・シーホークス (2-2)38-73-1
510/2(日)10/3(月)デトロイト・ライオンズ (1-4)20-134-1
610/9(日)10/10(月)デンバー・ブロンコス (3-3)13(OT)164-2
710/16(日)10/17(月)@ロサンゼルス・ラムズ (5-2)24-215-2
810/24(月)10/25(火)@シカゴ・ベアーズ (7-1)9-105-3
910/30(日)10/31(月)ミネソタ・バイキングス (5-4)24-216-3
1011/6(日)11/7(月)@フェニックス・カージナルス (6-4)23-246-4
1111/13(日)11/14(月)ロサンゼルス・レイダース (6-5)3-96-5
1211/21(月)11/22(火)ワシントン・レッドスキンズ (6-6)37-217-5
1311/27(日)11/28(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (4-9)48-108-5
1412/4(日)12/5(月)@アトランタ・ファルコンズ (5-9)13-39-5
1512/11(日)12/12(月)ニューオーリンズ・セインツ (9-6)30-1710-5
1612/18(日)12/19(月)ロサンゼルス・ラムズ (10-6)16-3810-6

順位表

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NFC西地区 1988
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(2)サンフランシスコ・49ers1060.6254-28-436929423.118.4.513.512
(5)ロサンゼルス・ラムズ1060.6254-28-440729325.418.3.475.496
ニューオーリンズ・セインツ1060.6253-36-631228319.517.7.388.469
アトランタ・ファルコンズ5110.3121-54-824431515.219.7.450.492
NFC 1988
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1シカゴ・ベアーズ中1240.7506-29-3.380.445
2サンフランシスコ・49ers西1060.6254-28-4.513.512
3フィラデルフィア・イーグルス東1060.6256-28-4.438.477
ワイルドカード
4ミネソタ・バイキングス中1150.6886-29-3.472.465
5ロサンゼルス・ラムズ西1060.6254-28-4.475.496
6ニューヨーク・ジャイアンツ東1060.6255-39-5.341.430
7ニューオーリンズ・セインツ西1060.6253-36-6.388.469
8ワシントン・レッドスキンズ東790.4384-46-6.438.520
9フェニックス・カージナルス東790.4383-56-6.446.492
10アトランタ・ファルコンズ西5110.3121-54-8.450.492
11タンパベイ・バッカニアーズ中5110.3124-44-8.350.508
12デトロイト・ライオンズ中4120.2502-63-11.273.516
13グリーンベイ・パッカーズ中4120.2502-63-9.594.504
14ダラス・カウボーイズ東3130.1882-63-9.396.559
タイブレーク
・ ライオンズ・パッカーズ(同地区):直接対決の成績によりライオンズが上位
・ ジャイアンツ・イーグルス(同地区):直接対決の成績によりイーグルスが上位
・ カージナルス・レッドスキンズ(同地区):地区内勝率によりレッドスキンズが上位
・ セインツ・ラムズ・49ers(同地区):直接対決の成績により49ersが上位
・ イーグルス・49ers:共通の対戦相手との勝率により49ersが上位
・ ラムズ・ジャイアンツ:直接対決の勝率によりラムズが上位
・ ジャイアンツ・セインツ:直接対決の勝率によりジャイアンツが上位
・ ファルコンズ・バッカニアーズ:直接対決の勝率によりファルコンズが上位

プレーオフ

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12月24日
クリーブランド・スタジアム
  1月1日
リッチ・スタジアム
         
 5  オイラーズ  24
 5  オイラーズ  10
 4  ブラウンズ  23   1月8日
リバーフロント・スタジアム
 2  ビルズ  17  
AFC
 2  ビルズ  10
12月31日
リバーフロント・スタジアム
   1  ベンガルズ  21  
AFC チャンピオンシップ
 3  シーホークス  13
  1月22日
ジョー・ロビー・スタジアム
 1  ベンガルズ  21  
ワイルドカード・プレーオフ  
ディビジョナル・プレーオフ
12月26日
HHHメトロドーム
 A1  ベンガルズ  16
1月1日
キャンドルスティック・パーク
   N2  49ers  20
 5  ラムズ  17 第23回スーパーボウル
 4  バイキングス  9
 4  バイキングス  28   1月8日
ソルジャー・フィールド
 2  49ers  34  
NFC
 2  49ers  28
12月31日
ソルジャー・フィールド
   1  ベアーズ  3  
NFC チャンピオンシップ
 3  イーグルス  12
 
 1  ベアーズ  20  

参照

[編集]

脚注

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出典

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  1. ↑ “1988 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1988 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月3日閲覧。
  3. ↑ “San Francisco 49ers Team History: 1980s”. 49ers.com. 2026年2月3日閲覧。

外部リンク

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