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1996年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 1996
成績 9勝7敗
地区 AFC西地区2位
CON AFC7位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ 選出なし
プロボウル
組織
オーナー ラマー・ハント
GM カール・ピーターソン(英語版)
HC マーティ・ショッテンハイマー
ホーム アローヘッド・スタジアム
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1996年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのチーム創設37年目のシーズンであり、AFL時代を除きNFL27年目のシーズン。マーティ・ショッテンハイマー・ヘッドコーチの8年目のシーズン[1]。

概要

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1996年シーズン、チーフスは最終成績9勝7敗に終わり、AFC西地区2位となったものの、タイブレーカーで敗れ6年ぶりにプレーオフ進出を逃した。前年の13勝から大きく勝ち星を減らした要因は、守備の健在ぶりとは対照的な「攻撃の限界」であった。

先発2年目を迎えたQBスティーブ・ボノは、パス2,572ヤード、12TD、13INTと前年より大きく数字を落とし、シーズン終盤にはリッチ・ギャノンに先発の座を奪われる場面もあった。マーカス・アレンは830ランヤード、9TDを挙げ、さらにNFL史上初となる「5,000レシービングヤードと10,000ラッシングヤード」を同時に達成する金字塔を打ち立てたが、個人記録の輝きがチームの勝利に直結しないもどかしい展開が続いた[2]。

鉄壁のフロントセブンとスミスの苦戦

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守備陣では、LB デリック・トーマスが13.0サックを記録し、依然としてリーグトップクラスのパスラッシャーとして君臨した。しかし、長年コンビを組んできたDE ニール・スミスは、この年6.0サックに留まり、前年までの圧倒的な勢いに陰りが見えた。

それでもチーム全体の守備力は高く、失点数はリーグ11位(300点)に踏みとどまったが、フロントセブンの中心であった「58番(トーマス)と90番(スミス)」の黄金コンビがチーフスで見られるのは、この年が最後となった。シーズン終了後、ニール・スミスはサラリーキャップの影響もあり、宿敵デンバー・ブロンコスへ移籍。カンザスシティの一つの時代が終焉を告げた。

安定感の欠如とシーズンの幕切れ

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シーズン序盤は順調に白星を重ねたが、中盤以降に3連敗を喫するなど波に乗れず、特に同地区ライバルであるブロンコスとチャージャーズに競り負けたことが響いた。最終節のバッファロー・ビルズ戦には勝利したものの、他会場の結果によりプレーオフの望みが絶たれた。

13勝を挙げた前年から一転、勝負所での1点に泣く試合が多く、ファンとメディアの間では、保守的なショッテンハイマーの戦術に対する批判が再び強まり始めた年でもあった。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1996 レギュラーシーズン敗退7位2位970.5624-45-7.551.52818.618.8
1995 ディビジョナル敗退1位優勝1330.8128-010-2.469.45222.415.1
1994 ワイルドカード敗退6位2位970.5624-46-6.496.49319.918.6
1993 AFC決勝敗退3位優勝1150.6887-19-3.516.48920.518.2
1992 ワイルドカード敗退5位2位1060.6256-28-4.477.41921.817.6
1991 ディビジョナル敗退4位2位1060.6256-28-4.531.46320.115.8
1990 ワイルドカード敗退5位2位1150.6885-37-5.441.42023.116.1
1989 レギュラーシーズン敗退6位2位871.5313-56-7-1.494.45319.917.9
1988 レギュラーシーズン敗退14位5位4111.2812-64-9-1.500.58615.920.0
1987 レギュラーシーズン敗退14位5位4110.2673-53-9.496.45018.225.9
1986 ワイルドカード敗退5位2位1060.6255-39-5.443.40022.420.4

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

カンザスシティ・チーフス 1996 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 28 ジェローム・ウッズ FS メンフィス大学
2 58 レジー・タング SS オレゴン州立大学
3 68 ジョン・ブラウニング DT ウェストバージニア大学 NE>KC
91 KC>DET>SEA
4 98 ドニー・エドワーズ LB カリフォルニア大学ロサンゼルス校 JAX>MIA>KC
113 JAX(参入補充)>KC>MIA
125 KC>MIA
5 135 ジョー・ホーン WR イタワンバ・コミュニティカレッジ ARI>KC
161 GB>KC>ARI
162 KC>ARI
6 176 Dietrich Jells WR ピッツバーグ大学 CAR>KC
199 KC>PHI
7 211 Ben Lynch C カリフォルニア大学 JAX>PIT>KC
241 ジェフ・スミス C テネシー大学
245 Darrell Williams CB テネシー州立大学 FA補償

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 1996(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考
P18/4(日)8/5(月)ダラス・カウボーイズ32-6イタリアの旗 エスタディオ・ウニベルシタリオ
P28/10(土)8/11(日)ニューオーリンズ・セインツ42-6
P38/17(土)8/18(日)セントルイス・ラムズ30-34
P48/22(木)8/23(金)@シカゴ・ベアーズ14-10

レギュラーシーズン

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1996年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 チーフス スティーラーズ ビルズ 49ers パッカーズ カウボーイズ
2位 チャージャーズ ベンガルズ コルツ ファルコンズ ライオンズ イーグルス
3位 シーホークス オイラーズ ドルフィンズ ラムズ ベアーズ レッドスキンズ
4位 ブロンコス レイブンズ ペイトリオッツ パンサーズ バイキングス ジャイアンツ
5位 レイダース ジャガーズ ジェッツ セインツ バッカニアーズ カージナルス

※レイブンズは新設扱いだが、ブラウンズの前年成績を踏襲

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 1996
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/1(日)9/2(月)@ヒューストン・オイラーズ (0-1)20-191-0
29/8(日)9/9(月)オークランド・レイダース (0-2)19-32-0
39/15(日)9/16(月)@シアトル・シーホークス (0-3)35-173-0
49/22(日)9/23(月)デンバー・ブロンコス (3-1)17-144-0
59/29(日)9/30(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (4-1)19-224-1
610/7(月)10/8(火)ピッツバーグ・スティーラーズ (4-1)7-174-2
7Bye Week
810/17(木)10/18(金)シアトル・シーホークス (2-5)34-165-2
910/27(日)10/28(月)@デンバー・ブロンコス (7-1)7-345-3
1011/3(日)11/4(月)@ミネソタ・バイキングス (5-4)21-66-3
1111/10(日)11/11(月)グリーンベイ・パッカーズ (8-2)27-207-3
1211/17(日)11/18(月)シカゴ・ベアーズ (4-7)14-108-3
1311/24(日)11/25(月)サンディエゴ・チャージャーズ (7-5)14-288-4
1411/28(木)11/29(金)@デトロイト・ライオンズ (5-8)28-249-4
1512/9(月)12/10(火)@オークランド・レイダース (7-7)7-269-5
1612/15(日)12/16(月)インディアナポリス・コルツ (9-6)19-249-6
1712/22(日)12/23(月)@バッファロー・ビルズ (10-6)9-209-7

順位表

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AFC西地区 1996
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(1)デンバー・ブロンコス1330.8126-210-239127524.417.2.438.473
カンザスシティ・チーフス970.5624-45-729730018.618.8.528.551
サンディエゴ・チャージャーズ880.5005-37-531037619.423.5.523.551
オークランド・レイダース790.4383-56-634029321.218.3.420.480
シアトル・シーホークス790.4382-65-731737619.823.5.500.555

[3]

AFC 1996
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1デンバー・ブロンコス西1330.8126-210-2.438.473
2ニューイングランド・ペイトリオッツ東1150.6886-29-3.409.477
3ピッツバーグ・スティーラーズ中1060.6254-48-4.456.492
ワイルドカード
4バッファロー・ビルズ東1060.6254-46-6.463.496
5ジャクソンビル・ジャガーズ中970.5625-37-5.396.430
6インディアナポリス・コルツ東970.5624-46-6.417.488
7カンザスシティ・チーフス西970.5624-45-7.528.551
8サンディエゴ・チャージャーズ西880.5005-37-5.523.551
9マイアミ・ドルフィンズ東880.5006-27-5.445.496
10ヒューストン・オイラーズ中880.5005-36-6.328.457
11シンシナティ・ベンガルズ中880.5005-36-6.391.492
12オークランド・レイダース西790.4383-56-6.420.480
13シアトル・シーホークス西790.4382-65-7.500.555
14ボルチモア・レイブンズ中4120.2501-72-10.406.559
15ニューヨーク・ジェッツ東1150.0620-80-12.438.566
タイブレーク
・ ベンガルズ・オイラーズ(同地区):得失点順位の和(Conf)によりオイラーズが上位
・ レイダース・シーホークス(同地区):地区内勝率によりレイダースが上位
・ チーフス・ジャガーズ・コルツ:カンファレンス内勝率によりジャガーズが上位
・ チーフス・コルツ:カンファレンス内勝率によりコルツが上位
・ オイラーズ・ドルフィンズ・チャージャーズ:カンファレンス内勝率によりドルフィンズ、チャージャーズが上位
・ ドルフィンズ・チャージャーズ:共通の対戦相手との勝率によりチャージャーズが上位
・ オイラーズ・ドルフィンズ:カンファレンス内勝率によりドルフィンズが上位

[4]

参照

[編集]

脚注

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出典

[編集]
  1. ↑ “1996 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1996 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月8日閲覧。
  3. ↑ “1996 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  4. ↑ “1996 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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