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1996年シーズンのサンフランシスコ・49ers

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンフランシスコ・49ers 1996
成績 12勝4敗
地区 NFC西地区2位
CON NFC4位
結果 ディビジョナルプレーオフ敗退
オールプロ
プロボウル
組織
オーナー エドワード・デバートロ・ジュニア(英語版)
GM キャメロン・ポリシー(英語版)
HC ジョージ・シーファート(英語版)
ホーム 3Comパーク
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1996年シーズンは、サンフランシスコ・49ersのNFL47年目のシーズンであり、AAFC時代を含めチーム創設51年目のシーズン。ジョージ・シーファート・ヘッドコーチの8年目のシーズン[1]。

概要

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1996年シーズンの49ersは、最終成績12勝4敗を記録し、NFC西地区で5年連続となる優勝を果たした。守備陣が失点・喪失ヤードともにリーグ1位という驚異的なスタッツを叩き出したが、プレーオフでは2年連続でグリーンベイ・パッカーズの前に沈んだ。

攻撃陣:ヤングの負傷と新星オーウェンスの登場

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攻撃陣は総得点398点(リーグ6位)と健闘したが、主力選手のコンディションに苦しんだ。 QBスティーブ・ヤングは、開幕戦での鼠径部の負傷や度重なる脳震盪により、全16試合中12試合の出場に留まった。ヤング欠場時はエルビス・ガーバックが代役を務めた。

WRジェリー・ライスは108キャッチ、1,254ヤード、8TDを記録。また、この年のドラフト3巡目で指名されたテレル・オーウェンスが加入し、35キャッチ、520ヤード、4TDと、後の大レシーバーとしての片鱗を見せ始めた。ラン攻撃では、ベテランのテリー・カービィが1,119ヤードを走り、負傷がちなパスゲームを補完した[2]。

守備陣:リーグを制圧した「最強の盾」

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この年の最大の特徴は、ピート・キャロル守備コーディネーターが指揮する守備陣の圧倒的な支配力である。平均失点16.1点、1試合平均257.5喪失ヤードはいずれもリーグ1位を記録した。 新加入のDEロイ・バーカー(12サック)とベテランのクリス・ドールマン(11サック)の両翼がパスラッシュを牽引。中央ではブライアント・ヤングがリーグ屈指のDTとして君臨した。セカンダリーでもマルケス・ポープやティム・マクドナルドらが安定したプレーを見せ、相手攻撃陣を完璧に封じ込めた。

プレーオフ:ランボー・フィールドの悲劇

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ワイルドカード・プレーオフではフィラデルフィア・イーグルスを14-0で完封したが、続くディビジョナル・プレーオフでは、敵地ランボー・フィールドでパッカーズと対戦した。 降りしきる雨とぬかるみという最悪のコンディションの中、49ersの精密な攻撃は沈黙。リターナーのデズモンド・ハワードにパントリターンTDを許すなど、終始パッカーズのペースで試合が進み、14-35で完敗を喫した。この敗戦を受け、8年間で2度の世界一に導いたシーファートHCは勇退し、一つの時代が終わりを告げた[3]。

直近のチーム成績

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49ers の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1996 ディビジョナル敗退4位2位1240.7506-28-4.449.35424.916.1
1995 ディビジョナル敗退2位優勝1150.6885-38-4.504.49428.616.1
1994 第29回スーパーボウル制覇1位優勝1330.8126-010-2.465.44731.618.5
1993 NFC決勝敗退2位優勝1060.6254-28-4.469.41929.618.4
1992 NFC決勝敗退1位優勝1420.8756-011-1.461.46026.914.8
1991 レギュラーシーズン敗退7位3位1060.6253-37-5.512.46924.614.9
1990 NFC決勝敗退1位優勝1420.8754-210-2.445.45122.114.9
1989 第24回スーパーボウル制覇1位優勝1420.8755-110-2.457.42927.615.8
1988 第23回スーパーボウル制覇2位優勝1060.6254-28-4.512.51323.118.4
1987 ディビジョナル敗退1位優勝1320.8675-110-1.473.44430.616.9
1986 ディビジョナル敗退3位優勝1051.6563-2-16-5-1.494.41923.415.4

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

サンフランシスコ・49ers 1996 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 26 SF>BAL
2 46 イスラエル・イフェアニ DE 南カリフォルニア大学 OAK>SF
57 SF>OAK>NE>OAK
3 89 テレル・オーウェンス WR テネシー大学チャタヌーガ校
4 124 SF>OAK>NE
128 ダリル・プライス LB コロラド大学 FA補償
5 160 Iheanyi Uwaezuoke WR カリフォルニア大学
6 198 Stephen Pitts RB ペンシルベニア州立大学
7 239 Sean Manuel TE ニューメキシコ州立大学
254 Sam Manuel LB ニューメキシコ州立大学 FA補償

プレシーズン

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サンフランシスコ・49ers 1996(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考
P18/3(土)8/4(日)デンバー・ブロンコス17-20
P28/10(土)8/11(日)サンディエゴ・チャージャーズ16-13
P38/18(日)8/19(月)@ジャクソンビル・ジャガーズ10-38
P48/23(金)8/24(土)@シアトル・シーホークス3-20

レギュラーシーズン

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1996年シーズンの49ersの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 チーフス スティーラーズ ビルズ 49ers パッカーズ カウボーイズ
2位 チャージャーズ ベンガルズ コルツ ファルコンズ ライオンズ イーグルス
3位 シーホークス オイラーズ ドルフィンズ ラムズ ベアーズ レッドスキンズ
4位 ブロンコス レイブンズ ペイトリオッツ パンサーズ バイキングス ジャイアンツ
5位 レイダース ジャガーズ ジェッツ セインツ バッカニアーズ カージナルス

※レイブンズは新設扱いだが、ブラウンズの前年成績を踏襲

 :1度対戦  :2度対戦

サンフランシスコ・49ers 1996
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/1(日)9/2(月)ニューオーリンズ・セインツ (0-1)27-111-0
29/8(日)9/9(月)セントルイス・ラムズ (1-1)34-02-0
3Bye Week
49/22(日)9/23(月)@カロライナ・パンサーズ (3-0)7-232-1
59/29(日)9/30(月)アトランタ・ファルコンズ (0-4)39-173-1
610/6(日)10/7(月)@セントルイス・ラムズ (1-4)28-114-1
710/14(月)10/15(火)@グリーンベイ・パッカーズ (6-1)20(OT)234-2
810/20(日)10/21(月)シンシナティ・ベンガルズ (1-6)28-215-2
910/27(日)10/28(月)@ヒューストン・オイラーズ (5-3)10-96-2
1011/3(日)11/4(月)@ニューオーリンズ・セインツ (2-7)24-177-2
1111/10(日)11/11(月)ダラス・カウボーイズ (6-4)17(OT)207-3
1211/17(日)11/18(月)ボルチモア・レイブンズ (3-8)38-208-3
1311/24(日)11/25(月)@ワシントン・レッドスキンズ (8-4)19(OT)169-3
1412/2(月)12/3(火)@アトランタ・ファルコンズ (2-11)34-1010-3
1512/8(日)12/9(月)カロライナ・パンサーズ (10-4)24-3010-4
1612/15(日)12/16(月)@ピッツバーグ・スティーラーズ (10-5)25-1511-4
1712/23(月)12/24(火)デトロイト・ライオンズ (5-11)24-1412-4

順位表

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NFC西地区 1996
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(2)カロライナ・パンサーズ1240.7507-19-336721822.913.6.411.430
(4)サンフランシスコ・49ers1240.7506-28-439825724.916.1.354.449
セントルイス・ラムズ6100.3754-44-830340918.925.6.302.496
アトランタ・ファルコンズ3130.1883-53-930946119.328.8.375.527
ニューオーリンズ・セインツ3130.1880-82-1022933914.321.2.458.473
NFC 1996
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1グリーンベイ・パッカーズ中1330.8127-110-2.486.504
2カロライナ・パンサーズ西1240.7507-19-3.411.430
3ダラス・カウボーイズ東1060.6255-38-4.538.535
ワイルドカード
4サンフランシスコ・49ers西1240.7506-28-4.354.449
5フィラデルフィア・イーグルス東1060.6255-38-4.419.488
6ミネソタ・バイキングス中970.5625-38-4.451.492
7ワシントン・レッドスキンズ東970.5624-46-6.458.500
8アリゾナ・カージナルス東790.4384-47-5.438.480
9シカゴ・ベアーズ中790.4383-55-7.455.512
10タンパベイ・バッカニアーズ中6100.3752-64-8.448.523
11セントルイス・ラムズ西6100.3754-44-8.302.496
12ニューヨーク・ジャイアンツ東6100.3752-64-8.417.512
13デトロイト・ライオンズ中5110.3123-54-8.363.516
14アトランタ・ファルコンズ西3130.1883-53-9.375.527
15ニューオーリンズ・セインツ西3130.1880-82-10.458.473
タイブレーク
・ カウボーイズ・イーグルス(同地区):共通対戦相手に対する勝率によりカウボーイズが上位
・ パンサーズ・49ers(同地区):直接対決の成績によりパンサーズが上位
・ ファルコンズ・セインツ(同地区):直接対決の成績によりファルコンズが上位
・ レッドスキンズ・バイキングス:カンファレンス内勝率によりバイキングスが上位
・ カージナルス・ベアーズ:カンファレンス内勝率によりカージナルスが上位
・ ラムズ・ジャイアンツ・バッカニアーズ:共通の対戦相手との勝率によりバッカニアーズが上位
・ ラムズ・ジャイアンツ:共通の対戦相手との勝率によりラムズが上位

プレーオフ

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12月28日
リッチ・スタジアム
  1月4日
マイル・ハイ・スタジアム
         
 5  ジャガーズ  30
 5  ジャガーズ  30
 4  ビルズ  27     1月12日
フォックスボロ・スタジアム
 1  ブロンコス  27  
AFC
12月29日
スリー・リバース・スタジアム
 5  ジャガーズ  6
1月5日
フォックスボロ・スタジアム
   2  ペイトリオッツ  20  
 6  コルツ  14 AFC チャンピオンシップ
 3  スティーラーズ  3
 3  スティーラーズ  42   1月26日
ルイジアナ・スーパードーム
 2  ペイトリオッツ  28  
ワイルドカード・プレーオフ  
ディビジョナル・プレーオフ
12月28日
テキサス・スタジアム
 A2  ペイトリオッツ  21
1月5日
エリクソン・スタジアム
   N1  パッカーズ  35
 6  バイキングス  15 第31回スーパーボウル
 3  カウボーイズ  17
 3  カウボーイズ  40     1月12日
ランボー・フィールド
 2  パンサーズ  26  
NFC
12月29日
3Comパーク
 2  パンサーズ  13
1月4日
ランボー・フィールド
   1  パッカーズ  30  
 5  イーグルス  0 NFC チャンピオンシップ
 4  49ers  14
 4  49ers  14  
 1  パッカーズ  35  

参照

[編集]

脚注

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出典

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  1. ↑ “1996 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1996 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月3日閲覧。
  3. ↑ “San Francisco 49ers Team History: 1990s”. 49ers.com. 2026年2月3日閲覧。

外部リンク

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