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1998年シーズンのサンフランシスコ・49ers

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンフランシスコ・49ers 1998
成績 12勝4敗
地区 NFC西地区2位
CON NFC4位
結果 ディビジョナルプレーオフ敗退
オールプロ 選出なし
プロボウル
組織
オーナー エドワード・デバートロ・ジュニア(英語版)
GM ジョン・マクベイ(英語版)
ドワイト・クラーク
HC スティーブ・マリウッチ(英語版)
ホーム 3Comパーク
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1999 »

1998年シーズンは、サンフランシスコ・49ersのNFL49年目のシーズンであり、AAFC時代を含めチーム創設53年目のシーズン。スティーブ・マリウッチ・ヘッドコーチの2年目のシーズン[1]。

概要

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1998年シーズンの49ersは、最終成績12勝4敗を記録。アトランタ・ファルコンズの躍進によりNFC西地区2位となったが、攻撃陣の爆発力はリーグ随一であった。プレーオフでは、過去3年連続で敗れていたパッカーズを劇的な逆転劇で破り、本拠地3Comパークを熱狂させた。

攻撃陣:ヤングとライスの健在、そしてオーウェンスの台頭

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攻撃陣は総得点479点(リーグ3位)を記録。 QBスティーブ・ヤングはキャリアハイとなるパス4,170ヤード、36TDを記録し、依然としてリーグトップクラスの司令塔であることを証明した。

前年の大怪我から完全復活を期したWRジェリー・ライスは、82キャッチ、1,157ヤード、9TDを記録。一方で、3年目のテレル・オーウェンスが67キャッチ、1,097ヤード、14TDを挙げ、ライスに並ぶ脅威へと成長した。ラン攻撃では、ガリソン・ハーストが球団記録(当時)となる1,570ランヤードを記録し、バランスの取れた最強のオフェンスを形成した[2]。

守備陣:パスラッシュの奮闘

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守備陣は、ブライアント・ヤングがシーズン途中に足に重傷を負う不運に見舞われたが、DEロイ・バーカーが12サック、クリス・ドールマンが9.5サックを記録するなど、フロントセブンが奮闘した。平均失点22.0点(リーグ18位)とやや安定感を欠く場面もあったが、強力な攻撃陣を支えるには十分な粘りを見せた。

ワイルドカード・プレーオフ:伝説の逆転劇

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1999年1月3日、パッカーズとの対戦は、試合残り8秒で23-27とリードを許す絶体絶命の展開となった。 しかし、ヤングが放った渾身のパスを、試合中にドロップを繰り返していたテレル・オーウェンスがゴールライン中央で激しいヒットを受けながらも捕球。逆転のTDを奪い、30-27でパッカーズの呪縛を打破した。このプレーは、かつてのドワイト・クラークの伝説になぞらえ「ザ・キャッチ II」と呼ばれている。

続くディビジョナル・プレーオフでは、ガリソン・ハーストが開始早々に足首を骨折する悲劇に見舞われ、ファルコンズに18-20で惜敗。スーパーボウル進出は叶わなかった[3]。

直近のチーム成績

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49ers の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1998 ディビジョナル敗退4位2位1240.7507-110-2.469.39629.920.5
1997 NFC決勝敗退1位優勝1330.8128-011-1.463.42123.416.6
1996 ディビジョナル敗退4位2位1240.7506-28-4.449.35424.916.1
1995 ディビジョナル敗退2位優勝1150.6885-38-4.504.49428.616.1
1994 第29回スーパーボウル制覇1位優勝1330.8126-010-2.465.44731.618.5
1993 NFC決勝敗退2位優勝1060.6254-28-4.469.41929.618.4
1992 NFC決勝敗退1位優勝1420.8756-011-1.461.46026.914.8
1991 レギュラーシーズン敗退7位3位1060.6253-37-5.512.46924.614.9
1990 NFC決勝敗退1位優勝1420.8754-210-2.445.45122.114.9
1989 第24回スーパーボウル制覇1位優勝1420.8755-110-2.457.42927.615.8
1988 第23回スーパーボウル制覇2位優勝1060.6254-28-4.512.51323.118.4

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

サンフランシスコ・49ers 1998 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 28 R・W・マクウォーターズ CB オクラホマ州立大学
2 58 ジェレミー・ニューベリー C カリフォルニア大学
3 89 クリス・ルーマン OT テキサス農工大学
4 119 ランス・シュルタース S ホフストラ大学
5 151 フィル・オストロウスキー G ペンシルベニア州立大学
6 180 フレッド・ビーズリー FB オーバーン大学
7 215 Ryan Thelwell WR ミネソタ大学 PIT>ATL>SF
217 SF>CHI
主なドラフト外入団選手
巡全体選手Pos.大学備考
外 - ジム・ネルソン LB ペンシルベニア州立大学

プレシーズン

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サンフランシスコ・49ers 1998(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考
HOF8/2(日)8/3(月)ニューイングランド・ペイトリオッツ14-13
P18/8(土)8/9(日)@サンディエゴ・チャージャーズ21-27
P28/15(土)8/16(日)@シアトル・シーホークス24-21
P38/23(日)8/24(月)マイアミ・ドルフィンズ20-21
P48/28(金)8/29(土)@シアトル・シーホークス20-21

レギュラーシーズン

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1998年シーズンの49ersの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 チーフス スティーラーズ ペイトリオッツ 49ers パッカーズ ジャイアンツ
2位 ブロンコス ジャガーズ ドルフィンズ パンサーズ バッカニアーズ レッドスキンズ
3位 シーホークス オイラーズ ジェッツ ファルコンズ ライオンズ イーグルス
4位 レイダース ベンガルズ ビルズ セインツ バイキングス カウボーイズ
5位 チャージャーズ レイブンズ コルツ ラムズ ベアーズ カージナルス

 :1度対戦  :2度対戦

サンフランシスコ・49ers 1998
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/6(日)9/7(月)ニューヨーク・ジェッツ (0-1)36(OT)301-0
29/14(月)9/15(火)@ワシントン・レッドスキンズ (0-2)45-102-0
3Bye Week
49/27(日)9/28(月)アトランタ・ファルコンズ (2-1)31-203-0
510/4(日)10/5(月)@バッファロー・ビルズ (1-3)21-263-1
610/11(日)10/12(月)@ニューオーリンズ・セインツ (3-2)31-04-1
710/18(日)10/19(月)インディアナポリス・コルツ (1-6)34-315-1
810/25(日)10/26(月)@セントルイス・ラムズ (2-5)28-106-1
911/1(日)11/2(月)@グリーンベイ・パッカーズ (6-2)22-366-2
1011/8(日)11/9(月)カロライナ・パンサーズ (1-8)25-237-2
1111/15(日)11/16(月)@アトランタ・ファルコンズ (8-2)19-317-3
1211/22(日)11/23(月)ニューオーリンズ・セインツ (5-6)31-208-3
1311/30(月)12/1(火)ニューヨーク・ジャイアンツ (4-8)31-79-3
1412/6(日)12/7(月)@カロライナ・パンサーズ (2-11)31(OT)2810-3
1512/14(月)12/15(火)デトロイト・ライオンズ (5-9)35-1311-3
1612/20(日)12/21(月)@ニューイングランド・ペイトリオッツ (9-6)21-2411-4
1712/27(日)12/28(月)セントルイス・ラムズ (4-12)38-1912-4

順位表

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NFC西地区 1998
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(2)アトランタ・ファルコンズ1420.8757-111-144228927.618.1.366.414
(4)サンフランシスコ・49ers1240.7507-110-247932829.920.5.396.469
ニューオーリンズ・セインツ6100.3753-55-730535919.122.4.344.555
カロライナ・パンサーズ4120.2503-53-933641321.025.8.266.555
セントルイス・ラムズ4120.2500-81-1128537817.823.6.547.563
タイブレーク
・ パンサーズ・ラムズ:直接対決の成績によりパンサーズが上位
NFC 1998
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1ミネソタ・バイキングス中1510.9387-111-1.425.430
2アトランタ・ファルコンズ西1420.8757-111-1.366.414
3ダラス・カウボーイズ東1060.6258-09-3.400.461
ワイルドカード
4サンフランシスコ・49ers西1240.7507-110-2.396.469
5グリーンベイ・パッカーズ中1150.6884-48-4.369.449
6アリゾナ・カージナルス東970.5624-48-4.292.395
7タンパベイ・バッカニアーズ中880.5004-46-6.438.480
8ニューヨーク・ジャイアンツ東880.5005-35-7.438.527
9ニューオーリンズ・セインツ西6100.3753-55-7.344.555
10ワシントン・レッドスキンズ東6100.3752-64-8.375.523
11デトロイト・ライオンズ中5110.3124-44-8.475.551
12カロライナ・パンサーズ西4120.2503-53-9.266.555
13シカゴ・ベアーズ中4120.2501-72-10.453.574
14セントルイス・ラムズ西4120.2500-81-11.547.563
15フィラデルフィア・イーグルス東3130.1881-73-9.313.523
タイブレーク
・ パンサーズ・ラムズ(同地区):直接対決の成績によりパンサーズが上位
・ ジャイアンツ・バッカニアーズ:カンファレンス内勝率によりバッカニアーズが上位
・ セインツ・レッドスキンズ:カンファレンス内勝率によりセインツが上位
・ パンサーズ・ベアーズ:カンファレンス内勝率によりパンサーズが上位
・ ラムズ・ベアーズ:カンファレンス内勝率によりベアーズが上位

プレーオフ

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1月3日
オールテル・スタジアム
  1月10日
ジャイアンツ・スタジアム
         
 6  ペイトリオッツ  10
 3  ジャガーズ  24
 3  ジャガーズ  25     1月17日
マイル・ハイ・スタジアム
 2  ジェッツ  34  
AFC
1月2日
プロ・プレイヤー・スタジアム
 2  ジェッツ  10
1月9日
マイル・ハイ・スタジアム
   1  ブロンコス  23  
 5  ビルズ  17 AFC チャンピオンシップ
 4  ドルフィンズ  3
 4  ドルフィンズ  24   1月31日
プロ・プレーヤー・スタジアム
 1  ブロンコス  38  
ワイルドカード・プレーオフ  
ディビジョナル・プレーオフ
1月3日
3Comパーク
 A1  ブロンコス  34
1月9日
ジョージア・ドーム
   N2  ファルコンズ  19
 5  パッカーズ  27 第33回スーパーボウル
 4  49ers  18
 4  49ers  30     1月17日
HHHメトロドーム
 2  ファルコンズ  20  
NFC
1月2日
テキサス・スタジアム
 2  ファルコンズ  30
1月10日
HHHメトロドーム
   1  バイキングス  27  
 6  カージナルス  20 NFC チャンピオンシップ
 6  カージナルス  18
 3  カウボーイズ  7  
 1  バイキングス  41  

参照

[編集]

脚注

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出典

[編集]
  1. ↑ “1998 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “1998 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月4日閲覧。
  3. ↑ “San Francisco 49ers Team History: 1990s”. 49ers.com. 2026年2月4日閲覧。

外部リンク

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