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2-イソブチル-3-メトキシピラジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2-イソブチル-3-メトキシピラジン[1]
2d structure of 3-isobutyl-2-methoxypyrazine
2d structure of 3-isobutyl-2-methoxypyrazine
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
DrugBank
ECHA InfoCard 100.042.169 ウィキデータを編集
EC番号
  • 246-402-1
UNII
性質
C9H14N2O
モル質量 166.224 g·mol−1
外観 液体
匂い 野菜の香り
嗅覚閾値 0.002ppb[2]
沸点 99℃(2.7Kpa)
危険性
GHS表示:
急性毒性(低毒性)
Warning
H315, H319, H335
P261, P264, P264+P265, P271, P280, P302+P352, P304+P340, P305+P351+P338, P319, P321, P332+P317, P337+P317, P362+P364, P403+P233, P405, P501
引火点 80 °C (176 °F; 353 K)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

2-イソブチル-3-メトキシピラジン(英: 2-Isobutyl-3-methoxypyrazine)[3]は、化学式C9H14N2Oで表されるピラジンの誘導体の一種である。IBMPとも略記される。天然にはグリーンペッパー、グリーンピース、コーヒー、ジャガイモ、ゼラニウム油から検出され[2]、特にピーマンの香りを構成する上で重要な物質である[4]。嗅覚閾値は0.002ppbと非常に強い匂いを持ち、これは本物質1グラムを50万トンの水で希釈しても匂いを感じることができるほどである[5]。消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する[1]。

用途

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野菜のフレーバーが主であるが、飲料類にも0.05ppmほど使用される[2]。

合成

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メチルピラジンをブロモエタンと反応させ2-イソブチルピラジンとしたのちに、塩化スルフリルで一旦塩素化し、ナトリウムとメタノールでメトキシ基に置換することで製造される[2]。

脚注

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  1. 1 2 2-イソブチル-3-メトキシピラジン(東京化成工業)
  2. 1 2 3 4 『合成香料 化学と商品知識』
  3. ↑ 2-Isobutyl-3-methoxypyrazine in Sigma-Aldrich Catalogue
  4. ↑ 『フレーバー ―おいしさを演出する香りの秘密―』178頁
  5. ↑ 『フレーバー ―おいしさを演出する香りの秘密―』94頁

参考文献

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  • 印藤元一『合成香料 化学と商品知識』化学工業日報社、2005年、721頁。ISBN 4-87326-460-X。 
  • 広山均『フレーバー ―おいしさを演出する香りの秘密―』フレグランスジャーナル社、2005年、94,178頁。ISBN 978-4-89479-086-5。 
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