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2000年の中日ドラゴンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2000年の中日ドラゴンズ
成績
セントラル・リーグ2位
70勝65敗0分 勝率.519
本拠地
都市 愛知県名古屋市
球場 ナゴヤドーム
球団組織
オーナー 大島宏彦
→白井文吾
経営母体 中日新聞社
監督 星野仙一
選手会長 立浪和義
スローガン
HARD PLAY HARD
« 1999
2001 »

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2000年の中日ドラゴンズ(2000ねんのちゅうにちドラゴンズ)では、2000年の中日ドラゴンズにおける動向をまとめる。

この年の中日ドラゴンズは、2回目の星野仙一監督体制の5年目のシーズンである。

概要

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中日ドラゴンズの当年及び近年のシーズン成績
年 最終成績 リ
丨
グ
試
合
勝 敗 分 勝
率
総
得
点
総
失
点
打
率
本
塁
打
盗
塁
犠
打
四
死
球
O
P
S
防
御
率
完
投
失
策
監
督
2000 リーグ2位2位13570650.519544617.26611157125479.7314.191272星野仙一
1999 日本シリーズ敗退優勝13581540.600598488.26312078115532.7413.391875星野仙一
1998 リーグ2位2位13675601.556488458.24810091129613.7033.141956星野仙一
1997 リーグ6位6位13659761.437510644.2431155593553.6954.33969星野仙一
1996 リーグ2位2位13072580.554641589.2781793697513.7974.0130100星野仙一
1995 リーグ5位5位13050800.385498651.2511365079455.7064.752272高木守道
1994 リーグ2位2位13069610.531535481.25810865100548.7213.454069高木守道
1993 リーグ2位2位13273572.562538453.25615829102560.7463.123166高木守道
1992 リーグ6位6位13060700.462479562.2521084888522.7093.911991高木守道
1991 リーグ2位2位13171591.546612521.26217850140569.7813.592778星野仙一
1990 リーグ4位4位13162681.477573603.26416253119563.7724.262666星野仙一

11年ぶりの優勝を果たしたチームだが、オフには「韓国三銃士」のサムソン・リーがメジャー志望で退団すると、守護神・宣銅烈が年齢からくる衰えを理由に退団。その穴埋めとして投手陣でメルビン・バンチ、エディ・ギャラードの2人を、打撃陣の強化を狙ってデーブ・ニルソン(ディンゴ)を獲得したが開幕からディンゴは不振にあえぎ、シーズン途中で解雇。投手陣はエース・野口茂樹と山本昌に加えて新外国人バンチがローテを守るものの、前年優勝に貢献した川上憲伸や武田一浩が不振にあえいだ。リリーフでもギャラードが新守護神として抜群の活躍を見せるも、近鉄から移籍の小池秀郎やオリックスから移籍した鈴木平は環境の変化に対応できず不調に終わるなどの誤算で、チーム防御率は前年の3.39から4.19へ低下。打撃陣は山﨑武司、レオ・ゴメス、立浪和義が例年通りの活躍を見せるも、2年間切り込み隊長だった李鍾範が成績不振、関川浩一は.330から.260まで打率を落とした。チームは投手陣の不調から4月を最下位で終えるものの、外国人パワーで5月に大きく盛り返して首位に浮上。しかしそれ以降貯金をためることができず、6月以降は巨人の独走を許した。9月初めに巨人との直接対決3連戦を迎えるが、投手陣が29失点を喫して大敗。9月24日には敵地東京ドームで4対0と巨人をリードするものの江藤智の満塁本塁打で追いつかれ、続くギャラードが二岡智宏に優勝決定サヨナラ本塁打を浴び、1994年・1996年に続いて長嶋茂雄監督の胴上げを許し結局2位でシーズンを終えた。対戦成績では優勝の巨人と相性が悪く9勝18敗で大きく負け越し、巨人優勝の引き立て役となった。本拠地のナゴヤドームで2勝12敗、被本塁打が26本とホームの中日が1年で打った本塁打(32本)に迫る勢いで被弾した。5月6日、ナゴヤドームでの対横浜ベイスターズ戦で、立浪が自身への投球をストライクと判定されたことへの不満から球審を務めていた橘高淳を両手で突いて退場処分となり、立浪の退場が宣告された直後に星野は橘高に体でぶつかっていったため暴行を働いたとして退場処分を受け、5試合出場停止となり監督代行はヘッドコーチの島野育夫が務めた。

レギュラーシーズン

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オーダー変遷
開幕:3/315/26/27/18/19/1
1 中関川浩一 中関川浩一中関川浩一中李鍾範中関川浩一中李鍾範
2 二立浪和義 右井端弘和左李鍾範右関川浩一左李鍾範遊井端弘和
3 遊福留孝介 左李鍾範遊福留孝介左種田仁右井上一樹左種田仁
4 三ゴメス 一ゴメス三ゴメス三ゴメス三ゴメス三ゴメス
5 左ディンゴ 二立浪和義二立浪和義二立浪和義二立浪和義二立浪和義
6 一山﨑武司 三種田仁一山﨑武司一山﨑武司一山﨑武司一山﨑武司
7 右井上一樹 遊福留孝介右井上一樹遊福留孝介遊福留孝介右筒井壮
8 捕中村武志 捕中村武志捕吉原孝介捕中村武志捕中村武志捕中村武志
9 投野口茂樹 投野口茂樹投武田一浩投山本昌投前田幸長投野口茂樹

[1]

2000年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 広島-- ヤクルト-- 巨人-- 巨人-- 巨人-- 巨人--
2位 阪神2.0 巨人0.5 中日3.0 中日6.0 中日6.5 中日8.0
3位 巨人3.0 中日 広島3.0 横浜8.5 横浜8.5 横浜9.0
4位 横浜 広島2.0 ヤクルト3.5 広島10.0 広島12.5 ヤクルト12.0
5位 ヤクルト4.5 横浜2.5 横浜6.0 ヤクルト10.5 ヤクルト14.5 広島13.0
6位 中日5.5 阪神3.5 阪神8.5 阪神13.0 阪神15.0 阪神21.0
期間
成績
9勝14敗
勝率.391
15勝8敗
勝率.652
9勝9敗
勝率.500
10勝8敗
勝率.556
14勝12敗
勝率.538
13勝14敗
勝率.481
2000年セントラル・リーグ成績
順位球団勝敗分勝率差
優勝読売ジャイアンツ78570.578---
2位中日ドラゴンズ70650.5198.0
3位横浜ベイスターズ69661.5119.0
4位ヤクルトスワローズ66691.48912.0
5位広島東洋カープ65701.48113.0
6位阪神タイガース57781.42221.0

オールスターゲーム2000

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  • 選出選手及びスタッフ
ポジション名前選出回数
監督星野仙一
投手岩瀬仁紀初
バンチ初
ギャラード初
内野手立浪和義8
ゴメス初
山﨑武司2

個人成績

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投手成績

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  • 色付きは規定投球回(135イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手登

板
先

発
完

投
完

封
無
四
球
勝

利
敗

戦
セ
丨
ブ
打

者
投
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安
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被
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四
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奪
三
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暴

投
ボ
丨
ク
失

点
自
責
点
防
御
率
W
H
I
P
 
バンチ27272101480756184.0141127731684067612.981.19
野口茂樹33274109110764173.0200205821289099894.631.49
山本昌28215211190608151.2129163621043050442.611.09
前田幸長411200054039297.28210182712046413.781.02
武田一浩151510036037085.09612231482045444.661.40
岩瀬仁紀581000105132380.1663281651020171.901.17
川上憲伸141000023026060.16510201241032324.771.41
小池秀郎131200043025958.0525361474032274.191.52
正津英志42100052021650.1497161420027254.471.29
小山伸一郎29300024022650.0457326412033315.581.54
ギャラード510000123518947.0375131521014142.681.06
中山裕章25000021011628.12339222101072.221.13
落合英二2100000208319.2200611820762.751.32
朝倉健太910000109517.136572910322714.022.48
佐野重樹1100001007716.222770151017158.101.74
鈴木平2100001107716.1191821200773.861.65
小笠原孝800000008115.2202142141011116.322.17
鶴田泰1410000116515.11516014201095.281.37
宮越徹510000104710.014421500131311.701.60
遠藤政隆60000000518.2151100701121212.462.89
矢口哲朗22000000367.013320600667.712.14
曹竣揚21000010285.25151500669.531.77
福沢卓宏40000000305.1110315106610.132.63
山北茂利50000000253.1301025209924.303.90
日笠雅人20000000193.060113004412.002.33
カールソン2000000082.11010100000.000.86
佐藤康幸1000000050.230001002227.004.50

主な打撃成績

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  • 色付きは規定打席(418打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
 
ゴメス122509440591271912522379121557857518.289.373.507.880
立浪和義126503436581323039195585016246134313.303.372.447.819
関川浩一12748541950109192314129861344623723.260.335.337.671
山﨑武司118473427551332931822268320339447415.311.372.520.892
李鍾範113465414581142628168371181322808706.275.332.406.738
中村武志12641735626871004109342216143916812.244.327.306.633
福留孝介973683165080182131414285224543795.253.350.446.796
井上一樹1163513243891202111484106022520798.281.330.457.787
種田仁102295264308314371243144322501305.314.373.470.843
井端弘和922702423574703901668821602221.306.351.372.723
渡辺博幸7611610262670033160231901203.255.319.324.642
神野純一661029311204023090130501231.215.263.323.585
久慈照嘉8086723121101560050801101.167.259.208.468
鈴木郁洋42676291440121101111102161.226.258.339.596
ディンゴ1863615112011680000200162.180.206.262.469
大西崇之4954501211501195502020091.220.250.380.630
森野将彦28464537012156000100090.156.152.333.486
筒井壮2343361600061001050171.167.286.167.452
高橋光信22383849202176000000052.237.237.447.684
吉原孝介1723215720090000020060.333.391.429.820
愛甲猛1413121310172000010022.250.308.583.891
荒木雅博40121011200023300200040.200.167.200.367
原田政彦3760100010001000020.167.167.167.333
益田大介1110000000000000000.000.000.000.000
藤井優志1110000000000000000.000.000.000.000

できごと

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入団・退団 

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選手名 背番号 前所属 備考
投手
小池秀郎 25 近鉄バファローズ 交換トレード
バンチ 42

選手・スタッフ

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表彰選手

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リーグ・リーダー
選手名タイトル成績回数
バンチ 最多勝利14勝初受賞
ギャラード 最優秀救援投手36SP初受賞
岩瀬仁紀 最優秀中継ぎ投手26.20RP2年連続2度目
その他
選手名タイトル
種田仁 カムバック賞
ベストナイン
選出なし
ゴールデングラブ賞
選出なし
センチュリーベストナイン[注 1][2]
選手名ポジション備考
落合博満二塁手球団OB
オールセンチュリーチーム[2]
選手名ポジション備考
山田久志投手コーチ
高木守道二塁手球団OB

ドラフト

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  • 色付きの選手は逆指名による入団
順位選手名ポジション所属結果
1位 中里篤史投手春日部共栄高入団
2位 洗平竜也投手東北福祉大学入団
3位 井本直樹投手新日本製鐵名古屋入団
4位 岡本真也投手ヤマハ入団
5位 土谷鉄平内野手津久見高入団
6位 山﨑賢太投手島根商科専門学校入団
7位 仲澤忠厚内野手敦賀気比高入団
8位 辻田摂内野手東洋大学中退入団

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ↑ オールセンチュリーチームにも同時選出。

出典

[編集]
  1. ↑ 『2001 ベースボール・レコード・ブック』ベースボール・マガジン社、2000年。ISBN 4-583-03599-3。
  2. 1 2 『2001 ベースボール・レコード・ブック』ベースボール・マガジン社、2000年、60頁。ISBN 4-583-03599-3。
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