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2002年シーズンのカンザスシティ・チーフス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンザスシティ・チーフス 2002
成績 8勝8敗
地区 AFC西地区4位
CON AFC12位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ
プロボウル
組織
オーナー ラマー・ハント
GM カール・ピーターソン(英語版)
HC ディック・ヴァーミール(英語版)
ホーム アローヘッド・スタジアム
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2002年シーズンは、カンザスシティ・チーフスのNFL33年目のシーズンであり、AFL時代を含めチーム創設43年目のシーズン。ディック・ヴァーミール・ヘッドコーチの2年目のシーズン[1]。

概要

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NFL1位の攻撃力

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ディック・ヴァーミールHC体制2年目、カンザスシティ・チーフスの攻撃陣は飛躍的な進化を遂げた。チームはレギュラーシーズンをリーグ1位の467得点(1試合平均29.2点)で終え、NFL屈指の得点力を示した[2]。

その中心にいたのがRBプリースト・ホームズである。ホームズはこの年、1,615ラッシングヤード、672レシーブヤードを記録し、合計2,287スクリメージヤードを獲得。さらに24タッチダウン(21ラッシング、3レシーブ)を挙げ、NFL最優秀攻撃選手賞を受賞した[2]。これは当時のNFL記録に迫る得点数であり、ホームズのキャリアの頂点を象徴するシーズンとなった。

QBのトレント・グリーンは3,783パスヤード、24TD、12INTを記録し、安定したゲームメイクを見せた[2]。

また、TEのトニー・ゴンザレス(773ヤード、7TD)、そしてこの年加入したLT ウィリー・ローフ、RG ウィル・シールズら殿堂入り級のオフェンスラインが強力な攻撃を支えた。

守備の崩壊

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攻撃がリーグ1位の得点力を誇った一方、守備陣は大きな課題を抱えていた。チームは440失点を喫し、総失点はリーグ下位(31位)、総守備ヤードではリーグ最下位(32位)に沈んだ[2]。

その結果、攻撃が30点以上を挙げながらも勝ちきれない試合が発生した。第3週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦(38-41)や、第7週のデンバー・ブロンコス戦(34-37)など、オーバータイムでの敗戦が象徴的である。

最終成績は8勝8敗。攻撃1位・守備最下位という極端なチームバランスを示しながらも、プレーオフ進出には届かなかった。

ダンテ・ホールの台頭

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スペシャルチームでは、「X-Factor」の異名を持つダンテ・ホールが存在感を示した。このシーズン、ホールはパントリターンTD2本、キックオフリターンTD1本を記録し、リーグ屈指のリターナーとして台頭した。この活躍は翌2003年のさらなるブレイクへとつながっていく。

総括

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2002年シーズンのチーフスは、歴史的な得点力を誇る攻撃陣と、リーグ最下位水準の守備という対照的な側面を併せ持つシーズンであった。

直近のチーム成績

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チーフス の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
2002 レギュラーシーズン敗退12位4位880.5002-46-6.527.51629.224.9
2001 レギュラーシーズン敗退12位4位6100.3754-45-7.516.42720.021.5
2000 レギュラーシーズン敗退10位3位790.4385-35-7.480.46422.222.1
1999 レギュラーシーズン敗退7位2位970.5624-47-5.516.47224.420.1
1998 レギュラーシーズン敗退11位4位790.4384-44-8.543.45520.422.7
1997 ディビジョナル敗退1位優勝1330.8127-19-3.484.44223.414.5
1996 レギュラーシーズン敗退7位2位970.5624-45-7.551.52818.618.8
1995 ディビジョナル敗退1位優勝1330.8128-010-2.469.45222.415.1
1994 ワイルドカード敗退6位2位970.5624-46-6.496.49319.918.6
1993 AFC決勝敗退3位優勝1150.6887-19-3.516.48920.518.2
1992 ワイルドカード敗退5位2位1060.6256-28-4.477.41921.817.6

ドラフト

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殿堂入りプロボウル選出

カンザスシティ・チーフス 2002 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 6 ライアン・シムズ DT ノースカロライナ大学 DAL>KC
8 KC>DAL
2 43 エディー・フリーマン DE アラバマ大学
3 75 KC>DAL
84 WAS>KC>STL
4 107 オマー・イージー FB ペンシルベニア州立大学
5 143 スコット・フジタ LB カリフォルニア大学バークレー校
6 183 KC>STL>IND
7 221 モーリス・ロドリゲス LB フレズノ州立大学

プレシーズン

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カンザスシティ・チーフス 2002(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考
P18/10(土)8/11(日)@サンフランシスコ・49ers17-143Comパーク
P28/17(土)8/18(日)ヒューストン・テキサンズ19-9アローヘッド・スタジアム
P38/24(土)8/25(日)@シアトル・シーホークス14-17シーホークス・スタジアム
P48/30(金)8/31(土)セントルイス・ラムズ23-16アローヘッド・スタジアム

レギュラーシーズン

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前年まで31チームで3地区制だったが、新日程初年度の前年順位は3地区時代の成績を4地区に組み直したものを使用し、新創設のテキサンズはAFC南地区の最下位に組み込まれた。

2002年シーズンのチーフスの対戦相手
AFCNFC
前年西地区南地区北地区東地区西地区南地区北地区東地区
1位 レイダース タイタンズ スティーラーズ ペイトリオッツ ラムズ バッカニアーズ ベアーズ イーグルス
2位 ブロンコス コルツ レイブンズ ドルフィンズ 49ers セインツ パッカーズ レッドスキンズ
3位 チーフス ジャガーズ ブラウンズ ジェッツ シーホークス ファルコンズ バイキングス ジャイアンツ
4位 チャージャーズ テキサンズ ベンガルズ ビルズ カージナルス パンサーズ ライオンズ カウボーイズ

 :1度対戦  :2度対戦

カンザスシティ・チーフス 2002
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/8(日)9/9(月)@クリーブランド・ブラウンズ (0-1)40-391-0クリーブランド・ブラウンズ・スタジアム
29/15(日)9/16(月)ジャクソンビル・ジャガーズ (1-1)16-231-1アローヘッド・スタジアム
39/22(日)9/23(月)@ニューイングランド・ペイトリオッツ (3-0)38(OT)411-2ジレット・スタジアム
49/29(日)9/30(月)マイアミ・ドルフィンズ (3-1)48-302-2アローヘッド・スタジアム
510/6(日)10/7(月)@ニューヨーク・ジェッツ (1-4)29-253-2ザ・メドウランズ
610/13(日)10/14(月)@サンディエゴ・チャージャーズ (5-1)34-353-3クアルコム・スタジアム
710/20(日)10/21(月)デンバー・ブロンコス (5-2)34(OT)373-4アローヘッド・スタジアム
810/27(日)10/28(月)オークランド・レイダース (4-3)20-104-4アローヘッド・スタジアム
9Bye Week
1011/10(日)11/11(月)@サンフランシスコ・49ers (7-2)13-174-53Comパーク
1111/17(日)11/18(月)バッファロー・ビルズ (5-5)17-165-5アローヘッド・スタジアム
1211/24(日)11/25(月)@シアトル・シーホークス (4-7)32-395-6シーホークス・スタジアム
1312/1(日)12/2(月)アリゾナ・カージナルス (4-8)49-06-6アローヘッド・スタジアム
1412/8(日)12/9(月)セントルイス・ラムズ (5-8)49-107-6アローヘッド・スタジアム
1512/15(日)12/16(月)@デンバー・ブロンコス (8-6)24-317-7インベスコ・フィールド・アット・マイル・ハイ
1612/22(日)12/23(月)サンディエゴ・チャージャーズ (8-7)24-228-7アローヘッド・スタジアム
1712/28(土)12/29(日)@オークランド・レイダース (11-5)0-248-8オークランド・アラメダ郡コロシアム

順位表

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AFC西地区 2002
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(1)オークランド・レイダース1150.6884-29-345030428.119.0.531.529
デンバー・ブロンコス970.5623-35-739234424.521.5.486.527
サンディエゴ・チャージャーズ880.5003-36-633336720.822.9.453.492
カンザスシティ・チーフス880.5002-46-646739929.224.9.516.527
タイブレーク
・ チーフス・チャージャーズ:地区内勝率によりチャージャーズが上位

[3]

AFC 2002
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1オークランド・レイダース西1150.6884-29-3.531.529
2テネシー・タイタンズ南1150.6886-09-3.474.479
3ピッツバーグ・スティーラーズ北1051.6566-08-4.444.486
4ニューヨーク・ジェッツ東970.5624-26-6.500.500
ワイルドカード
5インディアナポリス・コルツ南1060.6254-28-4.400.479
6クリーブランド・ブラウンズ北970.5623-37-5.413.486
7デンバー・ブロンコス西970.5623-35-7.486.527
8ニューイングランド・ペイトリオッツ東970.5624-26-6.455.525
9マイアミ・ドルフィンズ東970.5622-47-5.486.508
10バッファロー・ビルズ東880.5002-45-7.352.473
11サンディエゴ・チャージャーズ西880.5003-36-6.453.492
12カンザスシティ・チーフス西880.5002-46-6.516.527
13ボルチモア・レイブンズ北790.4383-37-5.384.506
14ジャクソンビル・ジャガーズ南6100.3751-54-8.438.506
15ヒューストン・テキサンズ南4120.2501-52-10.492.518
16シンシナティ・ベンガルズ北2140.1250-61-11.406.537
タイブレーク
・ チーフス・チャージャーズ(同地区):地区内勝率によりチャージャーズが上位
・ ドルフィンズ・ペイトリオッツ・ジェッツ(同地区):地区内勝率によりペイトリオッツ・ジェッツが上位
・ ペイトリオッツ・ジェッツ(同地区):共通対戦相手に対する勝率によりジェッツが上位
・ レイダース・タイタンズ:直接対決での成績によりレイダースが上位
・ ブロンコス・ペイトリオッツ・ブラウンズ:カンファレンス内勝率によりブラウンズが上位
・ ブロンコス・ペイトリオッツ:直接対決での成績によりブロンコスが上位
・ チャージャーズ・ビルズ:直接対決での成績によりビルズが上位

[4]

参照

[編集]

脚注

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出典

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  1. ↑ “2002 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. 1 2 3 4 “[https://www.pro-football-reference.com/teams/kan/2002.htm 2002 Kansas City Chiefs Rosters, Stats, Schedule]”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月18日閲覧。
  3. ↑ “2002 NFL Division Standings”. 2025年2月14日閲覧。
  4. ↑ “2002 NFL Conference Standings”. 2025年2月14日閲覧。

外部リンク

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