2003年オーストリアグランプリ
| レース詳細 | |||
|---|---|---|---|
| 2003年F1世界選手権全16戦の第6戦 | |||
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| 日程 | 2003年シーズン | ||
| 決勝開催日 | 5月18日 | ||
| 開催地 |
A1リンク オーストリア シュピールベルク | ||
| コース | Permanent racing facility | ||
| コース長 | 4.318km | ||
| レース距離 | 298.494km | ||
| 決勝日天候 | 晴れ時々雨 | ||
| ポールポジション | |||
| ドライバー | フェラーリ | ||
| タイム | 1:09.150 | ||
| ファステストラップ | |||
| ドライバー |
| フェラーリ | |
| タイム | 1:08.337 | ||
| 決勝順位 | |||
| 優勝 |
| フェラーリ | |
| 2位 | マクラーレン・メルセデス | ||
| 3位 | フェラーリ | ||
2003年オーストリアグランプリは、2003年F1世界選手権の第6戦として2003年5月18日にA1リンクで開催された。A1リンクからレッドブル・リンクに名称を変更した後の、2014年オーストリアグランプリまでオーストリアで開催された最後のF1グランプリである。
予選
[編集]予選は前戦スペイングランプリに続いて、フェラーリのミハエル・シューマッハがポールポジションを獲得。チャンピオンシップリーダーのマクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンは、エンジン交換を行ったが、FIAから特別許可をもらいペナルティを回避し予選2番手となる。
一方、前戦スペイングランプリで活躍したルノーのフェルナンド・アロンソは予選に失敗し、ジャガーのマーク・ウェバーと共に、ピットレーンスタートを選択する。また、ウィリアムズ・BMWのラルフ・シューマッハは、予選1回目の4コーナーでコースアウトし予選1回目のタイムを記録できず、ミナルディのヨス・フェルスタッペンは、予選2回目でギアボックスのトラブルに見舞われ最後尾スタートとなった。
予選結果
[編集]| 順位 | No | ドライバー | チーム | タイヤ | Q1タイム | Q2タイム | Q2での差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | フェラーリ | B | 1:07.908 | 1:09.150 | +0.000 | |
| 2 | 6 | マクラーレン・メルセデス | M | 1:08.978 | 1:09.189 | +0.039 | |
| 3 | 3 | ウィリアムズ・ BMW | M | 1:08.839 | 1:09.391 | +0.241 | |
| 4 | 9 | ザウバー・ペトロナス | B | 1:09.479 | 1:09.725 | +0.575 | |
| 5 | 2 | フェラーリ | B | 1:08.187 | 1:09.784 | +0.634 | |
| 6 | 7 | ルノー | M | 1:09.450 | 1:09.890 | +0.740 | |
| 7 | 17 | BAR・ホンダ | B | 1:08.831 | 1:09.935 | +0.785 | |
| 8 | 15 | ジャガー・コスワース | M | 1:09.024 | 1:10.045 | +0.895 | |
| 9 | 11 | ジョーダン・フォード | B | 1:09.281 | 1:10.105 | +0.955 | |
| 10 | 4 | ウィリアムズ・BMW | M | No Time | 1:10.279 | +1.129 | |
| 11 | 20 | トヨタ | M | 1:09.764 | 1:10.402 | +1.252 | |
| 12 | 16 | BAR・ホンダ | B | 1:08.680 | 1:10.618 | +1.468 | |
| 13 | 21 | トヨタ | M | 1:10.370 | 1:10.834 | +1.684 | |
| 14 | 5 | マクラーレン・メルセデス | M | 1:08.947 | 1:10.893 | +1.743 | |
| 15 | 10 | ザウバー・ペトロナス | B | 1:10.055 | 1:11.307 | +2.157 | |
| 16 | 12 | ジョーダン・フォード | B | 1:11.171 | 1:11.505 | +2.355 | |
| 17 | 14 | ジャガー・コスワース | M | 1:08.512 | 1:11.662 | +2.512 | |
| 18 | 18 | ミナルディ・コスワース | B | 1:11.056 | 1:14.508 | +5.358 | |
| 19 | 8 | ルノー | M | 1:09.680 | 1:20.113 | +10.963 | |
| 20 | 19 | ミナルディ・コスワース | B | 1:10.894 | No Time |
注釈
- ウィリアムズ・BMWのラルフ・シューマッハは予選1回目(Q1)で、コースアウトを喫したためノータイムとなった。
- ミナルディのヨス・フェルスタッペンは予選2回目(Q2)で、ギアボックストラブルによりアタックできなかった。
決勝
[編集]決勝はいきなりスタートから波瀾に見舞われる。まず、ザウバーのハインツ=ハラルド・フレンツェンが、クラッチトラブルによりスタートを切ることなくリタイア。さらに、トヨタのクリスチアーノ・ダ・マッタが、ローンチコントロールボタンを押した途端にエンストしたためスタートを切ることができず、ダ・マッタはステアリングを変更して最後尾に並び、総周回数を71周から69周へ短縮しての再スタートを切ることになった。
再スタートでは、予選2位のライコネンが出遅れたことにより、入れ替わる形でウィリアムズ・BMWのファン・パブロ・モントーヤが2位に順位を上げた。ライコネンは、フェラーリのルーベンス・バリチェロや、ザウバーのニック・ハイドフェルドらの追撃何とか3位のポジションに留まった。後方では、フェルスタッペンがスタート直後にローンチコントロールのトラブルでリタイア、ダ・マッタはローンチコントロールが使えず手動でのスタートだったため、前方の集団から大きく出遅れた。また、ジャガーのアントニオ・ピッツォニアがこの混乱の中で、順位をポイント獲得圏内の6位に浮上する。
11周目に小雨が降り始め、トップのシューマッハは1コーナーでオーバーランなど見受けられたが、2位以下を大きく引き離す走りを見せた一方で、セミウェット路面に苦しむマシンも見られた。スタートから数周後まではトップのシューマッハに食らいついていた、2位のモントーヤ以下はペースが上がらず、7位を走行していたルノーのヤルノ・トゥルーリは17周目に1コーナーでスピンを喫してしまう。
フェラーリは21周目にバリチェロを、23周目にシューマッハをそれぞれ1回目のピットインをさせた。しかし、シューマッハのピット作業中に給油リグの不具合によってマシンの給油口から引火するも、メカニックが即座に消火作業に当たったため、1994年ドイツグランプリのフェルスタッペンと同じような大炎上は避けられ、シューマッハも消火作業終了後直ぐにピットアウトした。
これによりモントーヤがトップに浮上し、ライコネンが2位につける形となった。シューマッハは上記のピット作業中の炎上でロスし、3番手に後退する。しかし、32周目のバックストレートでトップ快走中のモントーヤがエンジンブロー、さらに2位のライコネンもエンジンの不調でペースが上がらず、モントーヤのエンジンブローの後ろでシューマッハにかわされ2位に後退した。
BAR・ホンダのジェンソン・バトンは順位を表彰台圏内の3位まで上げてきたが、34周目の3コーナーでバリチェロにインを刺されて4位に順位を下げる。その後ろでは、36周目にマクラーレン・メルセデスのデビッド・クルサードが、ハイドフェルドを1コーナーでかわし8位に順位を上げた。ルノーのアロンソはピットレーンスタートから懸命に順位を上げていったが、46周目の1コーナーでエンジントラブルによりスピンアウトしリタイア。
その後、シューマッハは2回目のピットストップも含め問題ないままトップでチェッカーを受け、2003年シーズン3勝目を挙げた。ライコネンは2回目のピットストップを終えてもなお、エンジンの不調が続き、バリチェロに背後まで迫られるも2位表彰台を獲得した。日本勢は、バトンが自己ベストタイの4位でレースを終えた。ピットレーンスタートのウェバーは7位入賞、途中のスピンで順位を下げたトゥルーリは、ピッツォニアをパスし8位入賞を何とか果たした。オーストリアグランプリは11年後の2014年オーストリアグランプリまで開催されず、フェラーリがオーストリアグランプリで優勝を果たすには、2022年オーストリアグランプリのシャルル・ルクレールまで待つことになる。(2020年と2021年開催のシュタイアーマルクグランプリも含む)
決勝結果
[編集]| 順位 | No | ドライバー | チーム | タイヤ | 周回数 | タイム | グリッド | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | フェラーリ | B | 69 | 1:24:04.888 | 1 | 10 | |
| 2 | 6 | マクラーレン・メルセデス | M | 69 | +3.362 | 2 | 8 | |
| 3 | 2 | フェラーリ | B | 69 | +3.951 | 5 | 6 | |
| 4 | 17 | BAR・ホンダ | B | 69 | +42.243 | 7 | 5 | |
| 5 | 5 | マクラーレン・メルセデス | M | 69 | +59.740 | 14 | 4 | |
| 6 | 4 | ウィリアムズ・BMW | M | 68 | +1Lap | 10 | 3 | |
| 7 | 14 | ジャガー・コスワース | M | 68 | +1Lap | Pit Lane | 2 | |
| 8 | 7 | ルノー | M | 68 | +1Lap | 6 | 1 | |
| 9 | 15 | ジャガー・コスワース | M | 68 | +1Lap | 8 | ||
| 10 | 21 | トヨタ | M | 68 | +1Lap | 13 | ||
| 11 | 12 | ジョーダン・フォード | B | 68 | +1Lap | 16 | ||
| 12 | 16 | BAR・ホンダ | B | 68 | +1Lap | 12 | ||
| 13 | 18 | ミナルディ・コスワース | B | 67 | +2Lap | 18 | ||
| Ret | 11 | ジョーダン・フォード | B | 60 | 燃料系統 | 9 | ||
| Ret | 9 | ザウバー・ペトロナス | B | 46 | エンジン | 4 | ||
| Ret | 8 | ルノー | M | 44 | エンジン/スピンアウト | Pit Lane | ||
| Ret | 3 | ウィリアムズ・BMW | M | 32 | エンジン | 3 | ||
| Ret | 20 | トヨタ | M | 6 | サスペンション | 11 | ||
| Ret | 19 | ミナルディ・コスワース | B | 0 | ローンチコントロール | 20 | ||
| DNS | 10 | ザウバー・ペトロナス | B | 0 | クラッチ | 15 |
- ファステストラップ - ミハエル・シューマッハ 1:08.337
- ラップリーダー - Lap1~23,32~42,51~69 ミハエル・シューマッハ Lap24~31 ファン・パブロ・モントーヤ Lap43~49 キミ・ライコネン Lap50 ルーベンス・バリチェロ
外部リンク
[編集]- Official 2003 Austria Grand Prix results from Formula1 website.
| 前戦 2003年スペイングランプリ |
FIA F1世界選手権 2003年シーズン |
次戦 2003年モナコグランプリ |
| 前回開催 2002年オーストリアグランプリ |
次回開催 2014年オーストリアグランプリ |