2008年J1最終節
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2008年J1最終節(2008ねんJ1さいしゅうせつ)は、2008年12月6日に行われた日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)ディビジョン1(J1)第34節のことを指す。本項ではその中でJ2降格の可能性があった大宮アルディージャ(以下「大宮」)、アルビレックス新潟(以下「新潟」)、ジュビロ磐田(以下「磐田」)、東京ヴェルディ(以下「東京V」)、ジェフユナイテッド千葉(以下「千葉」)の試合について主に記す。
最終節までの経緯
[編集]第32節まで
[編集]Jリーグ開幕15周年を迎えたこのシーズンは、残り3節(第31節終了)の時点で、首位の鹿島アントラーズ(鹿島)から勝ち点差3の中に浦和レッズ(浦和)・名古屋グランパス(名古屋)・大分トリニータ(大分)・川崎フロンターレ(川崎)・FC東京の6チームがひしめき、一方で下位も10位の柏レイソル(柏)から京都サンガF.C.(京都)・横浜F・マリノス(横浜FM)・大宮・新潟・磐田・東京V・千葉までの8チームが勝ち点差7の中で残留を争うという大混戦となった[1]。その一方で、6年ぶりとなるJ1のシーズンを迎えたコンサドーレ札幌(札幌)は、FWダヴィがリーグ2位となる16得点を挙げるも前年度堅守を誇った守備が崩壊し、リーグワーストの70失点を喫した。第16節を最後に全く勝てず、10月19日の第29節のホームでの柏戦(札幌厚別公園競技場)に敗れ、前年の横浜FCと並んで最速タイの5試合を残してのJ2自動降格圏となる17位以下が確定する[2]。
11月23日に行われた第32節は下位同士の直接対決が多く組まれた。12位京都は名古屋に、17位の千葉は11位横浜FMにホームでそれぞれ敗れ、13位新潟と14位大宮、15位磐田と10位の柏、16位の東京Vと18位の札幌がそれぞれ引き分けた[3]。これにより柏のJ1残留が確定、残留争いは11位以下にしぼられた。
| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権または降格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10 | 柏レイソル (S) | 32 | 12 | 7 | 13 | 46 | 43 | +3 | 43 | J1残留 |
| 11 | 横浜F・マリノス | 32 | 11 | 9 | 12 | 35 | 31 | +4 | 42 | |
| 12 | 京都サンガF.C. | 32 | 11 | 7 | 14 | 35 | 42 | −7 | 40 | |
| 13 | 大宮アルディージャ | 32 | 11 | 6 | 15 | 34 | 44 | −10 | 39 | |
| 14 | アルビレックス新潟 | 32 | 10 | 9 | 13 | 29 | 43 | −14 | 39 | |
| 15 | ジュビロ磐田 | 32 | 10 | 7 | 15 | 40 | 46 | −6 | 37 | |
| 16 | 東京ヴェルディ | 32 | 10 | 7 | 15 | 38 | 46 | −8 | 37 | J1・J2入れ替え戦出場 |
| 17 | ジェフユナイテッド千葉 | 32 | 9 | 8 | 15 | 30 | 48 | −18 | 35 | J2リーグ 2009へ降格 |
| 18 | 北海道コンサドーレ札幌 (R) | 32 | 4 | 6 | 22 | 35 | 66 | −31 | 18 |
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(R) 降格; (S) ?
第33節
[編集]迎えた11月29日の第33節、残留を争う大宮・横浜FMに連敗し、勝てなければ16位以下(入れ替え戦または自動降格)が確定してしまう可能性のあった17位千葉[4] だったが、アウェーでの清水エスパルス(清水)戦でFW巻誠一郎のゴールで一度は追いつくも、GK岡本昌弘のはじいたボールをMF下村東美がクリアミスし痛恨のオウンゴールで勝ち越しを許し、後半の反撃も及ばず、逆に千葉の守備の要であるエディ・ボスナーが終了間際の2枚目のイエローカードで退場となり、最終節のFC東京戦は出場停止となるなど、千葉にとっては痛すぎる敗戦となった。これにより、京都・大宮・新潟の自動降格の可能性が消滅した。
一足先に千葉が敗れたことで、千葉の運命は14時キックオフの15位磐田と16位東京Vの試合結果に委ねられることとなった。しかし、首位鹿島とアウェーで対戦した磐田は終了間際の鹿島DF岩政大樹のゴールで勝ち点を失い、入れ替え戦の可能性のあった横浜FMとアウェーで対戦した東京Vも司令塔のMFディエゴを出場停止で欠く中で後半の2失点で敗戦。千葉が土壇場で踏みとどまると共に横浜FMの残留も確定した。
その他の下位チームの対戦では、14位新潟はFC東京に敗れて残留争いから完全に抜け出すことが出来ず、13位大宮と12位京都の直接対決は引き分けて共に勝ち点1を上積みし、京都がJ1残留を確定させた。
これにより、第33節終了時点での順位は以下の通りとなった。
| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権または降格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 横浜F・マリノス (S) | 33 | 12 | 9 | 12 | 37 | 31 | +6 | 45 | J1残留 |
| 12 | 京都サンガF.C. (S) | 33 | 11 | 8 | 14 | 36 | 43 | −7 | 41 | |
| 13 | 大宮アルディージャ | 33 | 11 | 7 | 15 | 35 | 45 | −10 | 40 | |
| 14 | アルビレックス新潟 | 33 | 10 | 9 | 14 | 29 | 44 | −15 | 39 | |
| 15 | ジュビロ磐田 | 33 | 10 | 7 | 16 | 40 | 47 | −7 | 37 | |
| 16 | 東京ヴェルディ | 33 | 10 | 7 | 16 | 38 | 48 | −10 | 37 | J1・J2入れ替え戦出場 |
| 17 | ジェフユナイテッド千葉 | 33 | 9 | 8 | 16 | 32 | 51 | −19 | 35 | J2リーグ 2009へ降格 |
| 18 | 北海道コンサドーレ札幌 (R) | 33 | 4 | 6 | 23 | 36 | 69 | −33 | 18 |
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(R) 降格; (S) ?
この結果、入れ替え戦に回る可能性は大宮・新潟・磐田・東京V・千葉の5チームに、さらに自動降格の可能性は磐田・東京V・千葉の3チームに絞られた。
自動降格の可能性を持つ3チームは、開幕11試合勝利なし(9敗2分)、勝ち点2の最下位と低迷し、2008年シーズンに就任したばかりのヨジップ・クゼを解任してアレックス・ミラーを迎えて一時は14位まで順位を上げるも、29節以降勝ちなしで17位に再び低迷する千葉、シーズン序盤は中位争いをするも、昇格の原動力の一人であったFWフッキの移籍の穴を埋められず次第に順位を下げていった東京V、攻撃陣に怪我人が続出し、内山篤監督を解任してハンス・オフトを呼び戻すも下位を低迷する磐田と、それぞれに悩みを抱えたまま最終節へもつれ込むこととなった。
最終節
[編集]概要
[編集]5チームの試合は下記の4試合である。(太字が降格・入れ替え戦の可能性があるチーム)
- ジェフユナイテッド千葉 - FC東京(フクダ電子アリーナ)
- 東京ヴェルディ - 川崎フロンターレ(味の素スタジアム)
- ジュビロ磐田 - 大宮アルディージャ(ヤマハスタジアム)
- アルビレックス新潟 - ガンバ大阪(東北電力ビッグスワンスタジアム)
このうち13位大宮と14位新潟には自動降格の可能性がなく、大宮は引き分け以上・新潟は勝利で自力での残留決定、それ以外のケースも磐田と東京Vが同時に勝利しない限り残留確定となる[5]。
残る3チームは得失点差の関係で千葉が東京V・磐田と勝ち点で並んでも得失点差で逆転することはほぼ不可能であった[注 1] ため、各チームの残留確定条件は実質的に以下のようになった[5]。
- 磐田 - 勝利で無条件残留[注 2]、引き分けの場合は東京Vの引き分け以下で残留、敗れても東京Vの敗戦かつ得失点差で上回り・千葉の引き分け以下で残留
- 東京V - 勝利で無条件残留[注 3]、引き分けの場合は磐田の敗戦で残留、敗れても磐田の敗戦かつ得失点差で上回り・千葉の引き分け以下で残留
- 千葉 - 勝利した上で磐田・東京Vが共に敗れた場合のみ残留(引き分け以下は他チームの動向に関係なく自動降格決定)
このように、千葉以外の4チームは勝てば残留決定だったのに対し、千葉は勝利が残留への最低条件でさらに他2試合の結果を待たねばならず、絶体絶命の状態に追い込まれていた。
| 順位 | クラブ | 点 | 差 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 13 | 大宮アルディージャ | 40 | -10 | ● | △ | ○ | |||||||
| 14 | アルビレックス新潟 | 39 | -15 | ● | △ | ○ | |||||||
| 15 | ジュビロ磐田 | 37 | -7 | ● | △ | ○ | |||||||
| 16 | 東京ヴェルディ | 37 | -10 | ● | △ | ○ | |||||||
| 17 | ジェフユナイテッド千葉 | 35 | -19 | ● | △ | ○ |
前半
[編集]まず試合が動いたのはビッグスワン。10分、マルシオ・リシャルデスの突破から本間勲が決めて先制。一方、味の素スタジアムでは優勝の可能性が残っていた川崎が序盤から猛攻をしかけるものの、ジュニーニョが数度の決定機を決めきれず、さらに26分には東京V福西崇史の退場によって得たPKも外してしまう。結局前半は試合が動かなかったが、川崎にとっては優勝に向けて何とも重苦しい雰囲気で、東京Vにとっては10人で降格阻止のためにそれぞれ苦しい戦いを続けていた。
フクアリでは、来年度のAFCアジアチャンピオンズリーグ出場圏内の3位を狙うFC東京が39分、コーナーキックをカボレがヘディングで合わせ先制。勝利が絶対条件の千葉であったが先制され、こちらも苦しい戦いを続けていた。
ビッグスワンでは、31分に松下年宏のクロスがそのまま決まり新潟が2点目を挙げるが、1分後にはG大阪は寺田紳一のゴールで1点を返し、2-1で前半を折り返した。ヤマハスタジアムではジウシーニョが走りまくり、幾度も好機を演出し磐田が押し気味に試合を進めるも、スコアレスで前半を折り返した。
- 前半終了時の途中経過
- 千葉 0 - 1 FC東京
- 東京V 0 - 0 川崎
- 磐田 0 - 0 大宮
- 新潟 2 - 1 G大阪
(前半終了時点の5クラブの暫定順位)
| 昇降 | 暫定順位 | クラブ | 試合 | 勝点 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ↑1 | 13 | アルビレックス新潟 | 34 | 42 | 11 | 9 | 14 | 31 | 45 | -14 |
| ↓1 | 14 | 大宮アルディージャ | 34 | 41 | 11 | 8 | 15 | 35 | 45 | -10 |
| - | 15 | ジュビロ磐田 | 34 | 38 | 10 | 8 | 16 | 40 | 47 | -7 |
| - | 16 | 東京ヴェルディ | 34 | 38 | 10 | 8 | 16 | 38 | 48 | -10 |
| - | 17 | ジェフユナイテッド千葉 | 34 | 35 | 9 | 8 | 17 | 32 | 52 | -20 |
後半
[編集]これ以上の失点は許されない千葉だったが、後半開始早々に昨年まで在籍していた羽生直剛のシュートがポストを叩く。押し込まれる試合運びのなか命拾いしたのも束の間、53分、長友佑都にカウンターからミドルシュートを決められて0-2。さらにリードを広げられた。これを見てミラー監督は56分にミシェウに代えて新居辰基、63分には5連勝時の原動力だった深井正樹に代えて谷澤達也を投入する。
その頃新潟では、61分にルーカスがゴールを決めてG大阪が同点に追いつく。そして味の素スタジアムでは、64分にジュニーニョの折り返しをレナチーニョが押し込み、遂に川崎が先制点を挙げた。
- 後半20分時点の途中経過
- 千葉 0 - 2 FC東京
- 東京V 0 - 1 川崎
- 磐田 0 - 0 大宮
- 新潟 2 - 2 G大阪
(後半20分時点の5クラブの暫定順位)
| 昇降 | 暫定順位 | クラブ | 試合 | 勝点 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ↑1 | 13 | 大宮アルディージャ | 34 | 41 | 11 | 8 | 15 | 35 | 45 | -10 |
| ↓1 | 14 | アルビレックス新潟 | 34 | 40 | 10 | 10 | 14 | 31 | 46 | -15 |
| - | 15 | ジュビロ磐田 | 34 | 38 | 10 | 8 | 16 | 40 | 47 | -7 |
| - | 16 | 東京ヴェルディ | 34 | 37 | 10 | 7 | 17 | 38 | 49 | -11 |
| - | 17 | ジェフユナイテッド千葉 | 34 | 35 | 9 | 8 | 17 | 32 | 53 | -21 |
残り25分で最低3点を取らないといけない状況に追い込まれた千葉だったが、ここから劇的な展開を迎える。74分に谷澤のロングフィードを左足アウト側で絶妙なトラップを見せた新居がそのままシュート、FC東京のキーパー・塩田仁史の手に弾かれながらもボールはネットに吸い込まれた。1点差に迫った千葉は反撃を開始する。さらに77分には青木良太のセンタリングを巻誠一郎が胸で落とし、谷澤がボレーでゴール右隅に叩き込み同点。そして80分、レイナウドが今野泰幸に倒されPKを獲得。祈りを捧げる千葉サポーターが続出する中、レイナウドが自らPKを決め、遂に千葉が7分間で3点を入れて逆転に成功した。
一方、スコアレスが続いていたヤマハスタジアムでも試合が動く。75分、小林大悟がラフリッチの折り返しをヘディングで叩き込み、大宮が先制。大宮は残留に向けて大きく前進、磐田は崖っぷちに立たされる。
- 後半35分時点の途中経過
- 千葉 3 - 2 FC東京
- 東京V 0 - 1 川崎
- 磐田 0 - 1 大宮
- 新潟 2 - 2 G大阪
(後半35分時点の5クラブの暫定順位)
| 昇降 | 暫定順位 | クラブ | 試合 | 勝点 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 13 | 大宮アルディージャ | 34 | 43 | 12 | 7 | 15 | 36 | 45 | -9 |
| - | 14 | アルビレックス新潟 | 34 | 40 | 10 | 10 | 14 | 31 | 46 | -15 |
| ↑2 | 15 | ジェフユナイテッド千葉 | 34 | 38 | 10 | 8 | 16 | 35 | 53 | -18 |
| ↓1 | 16 | ジュビロ磐田 | 34 | 37 | 10 | 7 | 17 | 40 | 48 | -8 |
| ↓1 | 17 | 東京ヴェルディ | 34 | 37 | 10 | 7 | 17 | 38 | 49 | -11 |
さらに千葉は85分、新居のパスに抜け出した谷澤がキーパーとの1対1を確実に決めてダメ押し。FWの巻も最終ラインに下がりFC東京のクロスを跳ね返し続け、あとは残留を信じてホイッスルを聞くのみとなった。
千葉が逆転したため、残留のためには負けは許されなくなった東京Vも78分に河野広貴、83分には船越優蔵と攻めのカードを切り、柱谷哲二監督も「このままでは落ちる」と右手親指を下に向けるジェスチャーで状況を選手に伝え、選手も必死の攻撃を仕掛けるも川崎の守りをなかなか崩せずにいた。逆にロスタイム、中村憲剛にミドルシュートをゴール左隅に叩き込まれ万事休す。新潟はロスタイムに内田潤がこぼれ球を決め、3-2で勝利。大宮もそのまま勝利し、それぞれ自力での残留を決めた。その頃、残留の最低条件である勝利を手にした千葉は、磐田と東京Vの結果を待っていた。
- 最終結果
- 千葉 4 - 2 FC東京
- 東京V 0 - 2 川崎
- 磐田 0 - 1 大宮
- 新潟 3 - 2 G大阪
千葉は前身の古河電気工業サッカー部時代からの下部リーグに降格したことの無いという伝統を守ったが、残留は序盤戦の状況を考えると奇跡と言えるもので、この日の劣勢からの大逆転もドラマ性を高める要素となった。一方、かつての名門東京Vは昇格後わずか1年でJ2に降格。さらに親会社の日本テレビの減収から服部年宏、福西崇史、土肥洋一ら主力として活躍したベテランがこのシーズンをもって解雇された(後日、服部と土肥は大幅な年俸ダウンを受け入れ、東京Vとの再契約が発表された)。また、磐田も自動降格は免れたもののベガルタ仙台(仙台)と入れ替え戦を戦うこととなった。同日、札幌の地ではかつて磐田と覇権を争った鹿島が2年連続6度目の優勝を果たした。
最終順位
[編集]| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権または降格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 13 | 大宮アルディージャ (S) | 34 | 12 | 7 | 15 | 36 | 45 | −9 | 43 | J1残留 |
| 14 | アルビレックス新潟 (S) | 34 | 11 | 9 | 14 | 32 | 44 | −12 | 42 | |
| 15 | ジェフユナイテッド千葉 (S) | 34 | 10 | 8 | 16 | 36 | 53 | −17 | 38 | |
| 16 | ジュビロ磐田 (T) | 34 | 10 | 7 | 17 | 40 | 48 | −8 | 37 | J1・J2入れ替え戦出場 |
| 17 | 東京ヴェルディ (R) | 34 | 10 | 7 | 17 | 38 | 50 | −12 | 37 | J2リーグ 2009へ降格 |
| 18 | 北海道コンサドーレ札幌 (R) | 34 | 4 | 6 | 24 | 36 | 70 | −34 | 18 |
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(R) 降格; (S) ?; (T) 出場権獲得だが、出場ラウンドは未確定
試合データ
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エピソードなど
[編集]この節には複数の問題があります。 |
千葉
[編集]- ニッポン放送での札幌 - 鹿島戦(札幌ド、鹿島のJ1優勝が掛かっていた)中継のゲスト解説を担当していた金子達仁は千葉の大逆転劇を聞いて「これはもう『フクアリの奇跡』と呼んでいい」とコメントした。
- レイナウドが今野に倒されてPKをセットする際、千葉のサポーターが祈りを捧げたり、隣席のサポーターと手を繋いだりする場面がその日のスポーツニュースで流された。[要出典]
- 試合後の社長挨拶で5月に就任したばかりの三木博計社長の第一声は「皆さん。頬っぺたを抓って下さい」だった[6]。
- 千葉が残留できた要因として、フロント・サポーターの強い支援があった。
- 毎年のように主力選手の離反を招き、選手・サポーターから反感を買っていた淀川隆博社長が2008年4月25日付けで退任。
- キャプテンマークにはサポーターのメッセージを記入。[要出典]
- 来場観客最高動員数17152人を記録したホーム最終戦はもとより、終盤でのホーム開催チケットが毎試合売り切れになった。[要出典]
- アレックス・ミラーは最終節前のインタビューで「フロントとの関係は良好だ。リクエストした選手を直ぐに手配してくれる」とコメント。[要出典]
- 最終戦に勝った際は特別ボーナスの支給を選手に約束。[要出典]
- 残留・降格の結果に関わらず、2009年シーズンの監督としてアレックス・ミラーを続投させる意向を前もって示唆。また、最終戦を前に2009年シーズンに向けて、他チームが選手の大幅解雇を発表する中、千葉は補強案のみの発表だった。[要出典]
- 第32節横浜FM戦に0-3で敗れたあと、ホーム毎試合後のイベント(ワンコインでユニフォームゲッツ)において小学生の子供の「まだ何も決まっていません。」という言葉にスタンドから拍手喝采が起きた。[要出典]
- なお、サッカーダイジェストにおいて、巻誠一郎は「本当だったらあそこ(清水に敗れた第33節)で僕たちは死んでいた(降格)」と述べていた。実際に、第33節で最もキックオフの早かった清水戦に敗れた事により、磐田・東京Vが共に敗れなければ自動残留は無くなるという状況の下、試合後にはアウェーながらも全スタッフがジェフサポーターへの挨拶に来ていた。[要出典]
- この逆転残留により、古河電工時代から一度も降格がない伝統は守られた。「落ちない」ということに肖り、受験生向けの合格祈願グッズの販売が計画された。
- 後に同様の企画が大宮でも行われ、大宮はお守りを販売している。[要出典]
- また、主力選手の流出により降格に危機に直面したことから、前年まで後手に回っていた体制や補強などについて、前述の監督留任、補強案など積極的な姿勢である旨を発表した。[要出典]
- FC東京とは国立競技場で行われた2009年の対戦でも、残り5分の時点で1-0の劣勢を逆転し「フクアリの再来」と呼ばれた。[要出典]
- 2009年は大型補強が実施された[要出典]千葉であったが、同年の11月8日に川崎に2-3で敗戦し、J2に降格。何度も奇跡を起こしてきた千葉であったが、古河電工時代を通じて44年間守り続けていたトップリーグからついに2部リーグに降格することになった。
- 2025年12月7日にフクアリで行われたJ1昇格プレーオフ準決勝・ジェフユナイテッド千葉対RB大宮アルディージャの試合では、48分の時点で大宮に3点ビハインドとなった状況から71分からの4得点で千葉が大逆転勝ちを収め、2008年J1最終節を引き合いに出し「17年ぶりの“フクアリの奇跡”」と称された[7][8][9]。ちなみにこの試合に途中投入され殊勲の同点ゴールを挙げたMF姫野誠は、奇しくも2008年生まれの17歳で、この試合がプロデビュー戦であった[10]。
東京V
[編集]- 第31節のヴィッセル神戸戦に敗戦した後の会見で、あまりの不甲斐なき戦いぶりに怒った柱谷哲二監督が試合後「このままだったら100パーセント落ちる」と口走ったが、結果的に現実のものとなった。
- 最終節前に11選手の解雇を発表。さらにメインスポンサーである日本テレビの赤字決算及び撤退を発表。最終節終了後、東京Vサポーターがフロントへの抗議の意味をこめて横断幕を掲げ、夜中0時近くまでスタジアムに残った。[要出典]ちなみに、この最終戦に先発出場した土肥洋一や福西崇史も戦力外通告を受けていた[13]。
- リーグ終盤、浦和レッズから若手選手を無償レンタルする計画を現場主導で進めていたが、田中強化部長の一存で取り消されたという[14]。
- 試合後、OBでもありフロント入りしていたラモス瑠偉はスーパーサッカーの取材で、「残念でたまりませんですよ。ゼロからのスタートじゃないと、このチーム、ホントに立ち直らない」とコメントした。[要出典]
- 柱谷哲二監督はこの年限りで退団し、コーチの高木琢也が昇格した。
- 東京Vはこの年を最後に経営危機なども生じてJ2に長く留まることとなり、2023年12月2日に行われたJ1昇格プレーオフを制し2024年シーズンにJ1に復帰するまで16年の期間を要した(この期間中にJ2の在籍年数がJ1の在籍年数を上回った)。これは千葉が2025年に昇格するまで最長のブランクであり、現在でも2番目である(3番目は横浜FCの13年)。J2での試合数725試合はオリジナル10では最多(2番目は千葉の578試合)となった[15]。なお昇格時の監督は、この時FC東京の監督として千葉に劇的勝利を献上し、結果的に東京Vの降格を決定づけた城福浩である。ちなみに2022年に城福がヴェルディの監督に就任した際の会見の際にもこの最終節について触れている[16]。
磐田
[編集]- 最終節のヤマハスタジアムでの試合では途中経過を流さずに試合に集中、18本のシュートを放つ[要出典]など試合は支配したが遭えなく敗れた。
- その後磐田は仙台との入れ替え戦に勝利し、J1残留を果たした。
- その後仙台は2009年にJ2で優勝し昇格。2010年開幕戦ではヤマハスタジアムで磐田と戦い、1-0で勝利。[要出典]入れ替え戦敗退の雪辱を果たした。
- 磐田は2013年にクラブ初のJ2降格となったが、2016年にJ1復帰。同年の最終節では、因縁の仙台に勝利しJ1残留を果たした。
- しかし磐田は2019年にJ2降格すると、昇降格を繰り返すようになる。2023年のJ2ではこの時と同様東京Vと勝ち点で並び、得失点差4の差で磐田が2位で自動昇格、東京Vが3位でプレーオフ出場となった。
脚注
[編集]注記
[編集]- ↑ 東京Vまたは磐田が引き分け、千葉が勝利した場合のみ勝ち点で並ぶが、得失点差が東京Vと千葉の間で9点差、磐田と千葉の間で12点差あり、得失点差を逆転するには千葉が最低でも10点差以上で勝利する必要があった。なお、この試合時点でのJリーグでの最多得点差は1998年4月15日のJ・1stステージ第6節・C大阪1-9磐田、2003年7月26日のJ1第14節・神戸0-8大分のそれぞれ8点差で、その後2019年11月24日のJ2第42節・柏13-1京都で12点差という記録が生まれているが、Jリーグ公式戦で10点差以上付いた試合はこの1試合のみである。
- ↑ 得失点差の関係で、この日の対戦相手である大宮を上回るため。
- ↑ 磐田が引き分け以下の場合は勝ち点で磐田を上回り、磐田が勝利の場合は大宮に勝ち点で並び、得失点差で大宮を上回るため。
出典
[編集]- ↑ 【J1優勝&ACLへの道】残り3節。直接対決の行方… - J's GOAL 2008年11月18日
- ↑ 【J1:第29節 札幌 vs 柏】レポート:敵地で柏が快勝! 敗れた札幌は今季の17位以下が確定し、J2降格が決定した - J's GOAL 2008年10月19日
- ↑ 2008Jリーグ ディビジョン1 第32節 試合結果一覧 - Jリーグ公式サイト内
- ↑ 【J1優勝&ACLへの道】残り2節。鹿島が逃げ切るか? それとも…。残留争いでは千葉に黄信号 - J's GOAL 2008年11月25日
- 1 2 【J1優勝&ACLへの道】ラスト1。初冬の日本列島、歓喜に揺れるのは? 涙に暮れるのは? - J's GOAL 2008年12月4日
- ↑ (日本語) 第34節 三木社長の挨拶 2022年6月14日閲覧。
- ↑ “フクアリの奇跡!スタジアムで奇跡と悲劇が交錯!熱狂と興奮、歓喜と落胆…歴史的大逆転の90分を現地カメラマンが振り返る【ジェフユナイテッド千葉vsRB大宮アルディージャ】激闘PHOTOギャラリー”. サッカー批評 (2025年12月9日). 2025年12月9日閲覧。
- ↑ Co.,Ltd, livedoor (2025年12月7日). “17年ぶりに起こしてみせた“フクアリの奇跡”!! 千葉が3点差をひっくり返してJ1昇格に王手”. サッカーキング. 2025年12月15日閲覧。
- ↑ “ジェフ千葉 J1復帰へいざ大一番 徳島と昇格PO決勝 “フクアリの奇跡”再現で勢い”. 千葉日報オンライン. 2025年12月15日閲覧。
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- ↑ “J1への切符を掴んだのは千葉!カルリーニョス ジュニオ弾で徳島を撃破【サマリー:J1昇格プレーオフ 決勝】”. Jリーグ.jp(日本プロサッカーリーグ). 2025年12月15日閲覧。
- ↑ “J2通算654試合、千葉が史上最長ブランク記録、17年ぶりJ1復帰”. 日刊スポーツ (2025年12月13日). 2025年12月13日閲覧。
- ↑ “主力放出&身売り問題、東京V不安だらけのJ2降格”. ゲキサカ (2008年12月6日). 2008年12月6日閲覧。
- ↑ 週刊サッカーダイジェスト 2008年12月23日号 109P
- ↑ “【J1昇格PO】東京V史上最長ブランク16年ぶりJ1復帰 J2試合数はオリジナル10最多”. 日刊スポーツ (2023年12月2日). 2023年12月3日閲覧。
- ↑ “城福浩 監督 就任記者会見 実施レポート”. 東京ヴェルディ公式サイト (2022年6月15日). 2022年6月15日閲覧。
関連項目
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