コンテンツにスキップ

2011年大阪府知事選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2011年大阪府知事選挙
大阪府
2008 ←
2011年11月27日 (2011-11-27)
→ 2015



投票率 52.88%
 
候補者 松井一郎倉田薫梅田章二
政党 大阪維新の会市町村長連合と府民の会無所属
得票数 2,006,1951,201,034357,159
得票率 54.73%32.77%9.74%

選挙前知事

橋下徹
無所属

選出知事

松井一郎
大阪維新の会

2011年大阪府知事選挙(2011ねんおおさかふちじせんきょ)は、2011年(平成23年)11月27日に投開票が行われた[1]、第53代(民選第18代)大阪府知事を選出する選挙。

概要

[編集]

前職の大阪府知事であった橋下徹は残り任期を3ヶ月ほど残していたが、大阪都構想などを争点に大阪市長選挙に鞍替え出馬するため辞職、後任の知事を選出することになった。

橋下徹が率いる「大阪維新の会」は「知事選・大阪市長選府市共同マニフェスト」を発表した。マニフェストは、「大阪都構想」、公務員制度を変える「職員基本条例」、教育の仕組みを変える「教育基本条例」などを内容としていた。

選挙データ

[編集]

投票日

[編集]

同日選挙

[編集]

投票率

[編集]
  • 確定投票率:52.88%(前回2008年:48.95%)

立候補者

[編集]

7名、届け出順[2]

立候補者年齢党派現・新肩書き・略歴等
倉田薫
(くらた かおる)
63 市町村連合と府民の会
(民主党大阪府連 支援・自民党大阪府連 支持)
新 元池田市長
中村勝
(なかむら まさる)
60 二十一世紀日本維新会 新 政治団体代表
マック赤坂
(まっく あかさか)
63 スマイル党 新 スマイル党総裁
岸田修
(きしだ しゅう)
70 無所属 新 元大阪府職員
梅田章二
(うめだ しょうじ)
61 無所属
(共産党 推薦)
新 弁護士
松井一郎
(まつい いちろう)
47 大阪維新の会 新 大阪維新の会幹事長
高橋正明
(たかはし まさあき)
69 無所属 新 不動産賃貸業

立候補を断念した人物

[編集]

立候補が取り沙汰された人物

[編集]

古賀、辛坊はいずれも大阪維新の会から出馬を打診されたが、両者とも固辞したため維新は松井一郎を擁立することとなった[5]。

時系列

[編集]

結果

[編集]
各候補の得票率(得票数の多かった順)

投票率は52.88%で、前回2008年の48.95%をやや上回った(前回比 +3.93%)。当日の有権者数は703万2033人で投票総数は371万8869票となった。[8]。

候補者別の得票数の順位、得票数[8]、得票率、惜敗率、供託金没収概況は以下のようになった。供託金欄のうち「没収」とある候補者は有効投票総数の10%を下回ったため全額没収された。得票率と惜敗率は未発表のため暫定計算とした(小数3位以下四捨五入)。

  順位 候補者名 党派 新現元 得票数 得票率 惜敗率 供託金
当選 1 ■松井一郎 大阪維新の会 新 2,006,195 54.73% ----
  2 ■倉田薫 市町村長連合と府民の会 新 1,201,034 32.77% 59.87%
  3 ■梅田章二 無所属 新 357,159 9.74% 17.80% 没収
  4 ■岸田修 無所属 新 29,487 0.80% 1.47% 没収
  5 ■高橋正明 無所属 新 27,809 0.76% 1.39% 没収
  6 ■中村勝 二十一世紀日本維新会 新 22,347 0.61% 1.11% 没収
  7 ■マック赤坂 スマイル党 新 21,479 0.59% 1.07% 没収
  (無効票)53,159  

今回の選挙は、『大阪都構想』を掲げた大阪維新の会とこれに反対する既成政党との『維新vs反維新』の構図となった。選挙戦では既存政党が相乗りで倉田などの『反維新』勢力を支援し、与野党の国会議員が応援演説をする姿が見られる異例の選挙戦となった。

しかし、結果は維新の会の松井が得票数2位の倉田に約80万票もの差をつけて圧勝。更に同日に行われた大阪市長選挙でも維新の会代表の橋下徹が当選し、『大阪都構想』や維新の会にはさらに追い風が吹くW選挙となった。

3度目の大阪府知事選挙挑戦となった梅田は、松井と倉田の舌戦に加われず得票数3位止まりで供託金を没収される惨敗であった。選挙後、元池田市長の倉田は、自身の辞職に伴い実施される池田市長選挙への再出馬を断念し、政界引退を表明した(その後、2015年に引退宣言を撤回し、池田市長選に出馬、当選)。

備考

[編集]

映画監督の藤岡利充は、この選挙でいわゆる泡沫候補として扱われた赤坂、高橋、岸田、中村の4名を取り上げ、その選挙戦を追ったドキュメンタリー映画『立候補』を制作し、2013年に公開された。

選挙の論点

[編集]

脚注

[編集]
  1. ↑ “大阪ダブル選 市長に橋下氏、知事に松井氏当確”. 日本経済新聞 (2011年11月27日). 2025年11月27日閲覧。
  2. ↑ “大阪知事選 7人の争い確定”. 読売新聞. 2011年11月11日. 2011年11月18日閲覧.[リンク切れ]
  3. ↑ “自民・丸山氏、大阪府知事選への不出馬を表明”. 日本経済新聞. 2011年11月1日. 2019年10月14日閲覧.
  4. ↑ 【大阪ダブル選】肺がん告白…羽柴氏が立候補断念 緊急手術へ - MSN産経ニュース - ウェイバックマシン(2011年11月5日アーカイブ分)
  5. ↑ 橋下氏「勝つために有名人立てる時代じゃない」 : 地方選 : 選挙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - ウェイバックマシン(2011年10月15日アーカイブ分)
  6. ↑ “大阪府知事選、郷原氏「出馬は極めて困難」 府庁で会見”. 日本経済新聞. 2011年10月24日. 2021年2月22日閲覧.
  7. ↑ 【大阪ダブル選】スマイル党総裁マック赤坂氏、府知事選に立候補表明 - MSN産経ニュース - ウェイバックマシン(2011年11月18日アーカイブ分)
  8. 1 2 “平成23年11月27日執行 大阪府知事選挙 結果調 第2編 4(1)選挙当日有権者数、投票者数及び投票率”. 大阪府 (2011年11月28日). 2012年12月19日閲覧。

外部リンク

[編集]
⌬ Phoenix Mesh CID: 未登録 IPFS未登録 📡 0ピア PQS A92