コンテンツにスキップ

2017年シーズンのサンフランシスコ・49ers

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンフランシスコ・49ers 2017
成績 6勝10敗
地区 NFC西地区4位
CON NFC13位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ 選出なし
プロボウル
組織
オーナー ジェド・ヨーク(英語版)
GM ジョン・リンチ
HC カイル・シャナハン
DC ロバート・サラー(英語版)
ホーム リーバイス・スタジアム
ユニフォーム
« 2016
2018 »

2017年シーズンは、サンフランシスコ・49ersのNFL68年目のシーズンであり、AAFC時代を含めチーム創設72年目のシーズン。カイル・シャナハン・ヘッドコーチの1年目のシーズン[1]。

概要

[編集]

2017年シーズンの49ersは最終成績6勝10敗(NFC西地区4位)に終わった。しかし、開幕9連敗という絶望的なスタートから、シーズン終盤に5連勝を飾るという、NFL史上初となる極端なV字回復を見せた年であった。

シャナハン=リンチ体制の誕生

[編集]

崩壊した組織の再建を託されたのは、ヘッドコーチ(HC)に招聘されたカイル・シャナハンと、元名Sで解説者のジョン・リンチGMのコンビであった。

両者には異例の6年契約が提示され、腰を据えた再建がスタート。シャナハンはリーグ屈指の戦術家として攻撃を、リンチは「タフネス」と「情熱」を重視する文化をチームに植え付け始めた[2]。守備ではロバート・サラーが守備コーディネーター(DC)に就任し、4-3アンダー守備の構築に着手した[3]。

ジミー・ガロポロの加入

[編集]

開幕から接戦を落とし続け、歴史的な連敗記録を更新していたチームに転機が訪れたのは、10月末のトレード期限直前であった。リンチGMは、ニューイングランド・ペイトリオッツからQBジミー・ガロポロをドラフト2巡目指名権との交換で獲得。この補強が、チームの運命を一変させることとなる。 第13週のベアーズ戦で初先発を飾ったガロポロは、シャナハンの複雑な戦術を短期間で吸収し、圧倒的なクイックリリースとリーダーシップでチームに火をつけた。それまで1勝10敗だったチームは、ガロポロ先発後の5試合を無敗で駆け抜け、シーズンを締めくくったのである[4]。

守備の要:新人バックナーとフォスター

[編集]

守備陣では、前年入団のデフォレスト・バックナーが成長を見せ、さらにドラフト1巡目新人のLBルーベン・フォスターが(後に素行問題で離脱するものの)フィールド上では圧倒的なスピードとタックル力を見せつけた。 平均失点は23.9点(リーグ25位)と改善の余地を残したが、シーズン終盤の快進撃により、選手の士気は最高潮に達した。FBカイル・ユーズチェックやベテランLTジョー・ステイリーらも、この「新しい49ers」の基盤を支える重要な役割を果たした[5]。

NFL Top 100

[編集]

2017年シーズン開幕前に発表されたNFL Top 100に49ersからは1名も選出されなかった[6]。

所属選手
順位前年比選手Pos.備考
- 61 ▼▼ ナバロ・ボウマン LB シーズン中、レイダースに移籍

直近のチーム成績

[編集]
49ers の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
2017 レギュラーシーズン敗退13位4位6100.3751-53-9.512.43820.723.9
2016 レギュラーシーズン敗退16位4位2140.1252-42-10.504.25019.330.0
2015 レギュラーシーズン敗退15位4位5110.3121-54-8.539.46314.924.2
2014 レギュラーシーズン敗退8位3位880.5002-47-5.527.50819.121.2
2013 NFC決勝敗退5位2位1240.7505-19-3.494.41425.417.0
2012 第47回スーパーボウル敗戦2位優勝1141.7193-2-17-4-1.504.47724.817.1
2011 NFC決勝敗退2位優勝1330.8125-110-2.445.41323.814.3
2010 レギュラーシーズン敗退12位3位6100.3754-24-8.488.37519.121.6
2009 レギュラーシーズン敗退9位2位880.5005-17-5.477.33620.617.6
2008 レギュラーシーズン敗退12位2位790.4383-35-7.447.28621.223.8
2007 レギュラーシーズン敗退14位3位5110.3123-34-8.465.43813.722.8

ドラフト

[編集]
サンフランシスコ・49ers 2017 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 2 SF>CHI
3 ソロモン・トーマス DE スタンフォード大学 CHI>SF
31 ルーベン・フォスター LB アラバマ大学 ATL>SEA>SF
2 34 SF>SEA>JAX
3 66 アーケロ・ウィザースプーン CB コロラド大学
67 CHI>SF>NO
104 C・J・ベサード QB アイオワ大学 FA補償(KC)>MIN>SF
4 109 SF>MIN
111 CHI>SF>SEA
121 ジョー・ウィリアムズ RB ユタ大学 IND>SF
143 FA補償(SF)>IND
5 146 ジョージ・キトル TE アイオワ大学
161 WAS>SF>IND
177 トレント・テイラー WR ルイジアナ工科大学 FA補償(DEN)>SF
6 186 SF>BAL
198 D・J・ジョーンズ DT ミシシッピ大学 BAL>SF
202 ピア・タウモエペヌ DE ユタ大学 DEN>SF
7 219 CLE>SF>MIN
220 SF>WAS>MIN
229 エイドリアン・コルバート CB マイアミ大学 NO>SF
主なドラフト外入団選手
巡全体選手Pos.大学備考
外 - ケンドリック・ボーン WR 東ワシントン大学
外 - マット・ブリーダ RB ジョージアサザン大学
外 - ニック・マレンズ QB サザンミシシッピ大学

プレシーズン

[編集]
サンフランシスコ・49ers 2017(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考

レギュラーシーズン

[編集]
2017年シーズンの49ersの対戦相手
AFCNFC
前年西地区南地区北地区東地区西地区南地区北地区東地区
1位 チーフス テキサンズ スティーラーズ ペイトリオッツ シーホークス ファルコンズ パッカーズ カウボーイズ
2位 レイダース タイタンズ レイブンズ ドルフィンズ カージナルス バッカニアーズ ライオンズ ジャイアンツ
3位 ブロンコス コルツ ベンガルズ ビルズ ラムズ セインツ バイキングス レッドスキンズ
4位 チャージャーズ ジャガーズ ブラウンズ ジェッツ 49ers パンサーズ ベアーズ イーグルス

 :1度対戦  :2度対戦

サンフランシスコ・49ers 2017
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/10(日)9/11(月)カロライナ・パンサーズ (1-0)3-230-1リーバイス・スタジアムR
29/17(日)9/18(月)@シアトル・シーホークス (1-1)9-120-2センチュリーリンク・フィールドR
39/21(木)9/22(金)ロサンゼルス・ラムズ (2-1)39-410-3リーバイス・スタジアムR
410/1(日)10/2(月)@アリゾナ・カージナルス (2-2)15(OT)180-4ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアムR
510/8(日)10/9(月)@インディアナポリス・コルツ (2-3)23(OT)260-5ルーカス・オイル・スタジアムR
610/15(日)10/16(月)@ワシントン・レッドスキンズ (3-2)24-260-6フェデックスフィールドR
710/22(日)10/23(月)ダラス・カウボーイズ (3-3)10-400-7リーバイス・スタジアムR
810/29(日)10/30(月)@フィラデルフィア・イーグルス (7-1)10-330-8リンカーン・フィナンシャル・フィールドR
911/5(日)11/6(月)アリゾナ・カージナルス (4-4)10-200-9リーバイス・スタジアムR
1011/12(日)11/13(月)ニューヨーク・ジャイアンツ (1-8)31-211-9リーバイス・スタジアムR
11Bye Week
1211/26(日)11/27(月)シアトル・シーホークス (7-4)13-241-10リーバイス・スタジアムR
1312/3(日)12/4(月)@シカゴ・ベアーズ (3-9)15-142-10ソルジャー・フィールドR
1412/10(日)12/11(月)@ヒューストン・テキサンズ (4-9)26-163-10NRGスタジアムR
1512/17(日)12/18(月)テネシー・タイタンズ (8-6)25-234-10リーバイス・スタジアムR
1612/24(日)12/25(月)ジャクソンビル・ジャガーズ (10-5)44-335-10リーバイス・スタジアムR
1712/31(日)1/1(月)@ロサンゼルス・ラムズ (11-5)34-136-10ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムR

順位表

[編集]
NFC西地区 2017
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(3)ロサンゼルス・ラムズ1150.6884-27-547832929.920.6.460.504
シアトル・シーホークス970.5624-27-536633222.920.8.444.492
アリゾナ・カージナルス880.5003-35-729536118.422.6.406.488
サンフランシスコ・49ers6100.3751-53-933138320.723.9.438.512
NFC 2017
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1フィラデルフィア・イーグルス東1330.8125-110-2.433.461
2ミネソタ・バイキングス北1330.8125-110-2.447.492
3ロサンゼルス・ラムズ西1150.6884-27-5.460.504
4ニューオーリンズ・セインツ南1150.6884-28-4.483.535
ワイルドカード
5カロライナ・パンサーズ南1150.6883-37-5.500.539
6アトランタ・ファルコンズ南1060.6254-29-3.475.543
7デトロイト・ライオンズ北970.5625-18-4.368.496
8シアトル・シーホークス西970.5624-27-5.444.492
9ダラス・カウボーイズ東970.5625-17-5.438.496
10アリゾナ・カージナルス西880.5003-35-7.406.488
11グリーンベイ・パッカーズ北790.4382-45-7.357.539
12ワシントン・レッドスキンズ東790.4381-55-7.429.539
13サンフランシスコ・49ers西6100.3751-53-9.438.512
14タンパベイ・バッカニアーズ南5110.3121-53-9.375.555
15シカゴ・ベアーズ北5110.3120-61-11.500.559
16ニューヨーク・ジャイアンツ東3130.1881-51-11.458.531
タイブレーク
・ パンサーズ・セインツ(同地区):直接対決の成績によりセインツが上位
・ イーグルス・バイキングス:共通の対戦相手との勝率によりイーグルスが上位
・ ラムズ・セインツ:直接対決での成績によりラムズが上位
・ シーホークス・ライオンズ・カウボーイズ:カンファレンス内勝率によりライオンズが上位
・ シーホークス・カウボーイズ:直接対決での成績によりシーホークスが上位
・ レッドスキンズ・パッカーズ:共通の対戦相手との勝率によりパッカーズが上位
・ バッカニアーズ・ベアーズ:直接対決での成績によりバッカニアーズが上位

参照

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ↑ “2017 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “San Francisco 49ers name Kyle Shanahan head coach”. NFL.com. 2026年2月5日閲覧。
  3. ↑ “49ers introduce John Lynch as GM, Kyle Shanahan as coach”. ESPN. 2026年2月5日閲覧。
  4. ↑ “Patriots trade QB Jimmy Garoppolo to 49ers”. ESPN. 2026年2月4日閲覧。
  5. ↑ “2017 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月4日閲覧。
  6. ↑ “2017 NFL Top 100” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2025年2月4日閲覧。

外部リンク

[編集]
⌬ Phoenix Mesh CID: 未登録 IPFS未登録 📡 0ピア PQS A87