2020年の文学
表示
本記事に内容加筆をされる方へ: 各リンク先記事から確認できない情報を記載する場合は必ず本記事に出典を付けてください。 |
| 2020年 |
|---|
| 各年の文学 |
| 2010 2011 2012 2013 2014 |
| 2015 2016 2017 2018 2019 |
| 2020 2021 2022 2023 2024 |
| 2025 2026 2027 2028 2029 |
| 文化と芸術 |
|
文学 出版 芸術 |
| ■ヘルプ |
2020年の文学(2020ねんのぶんがく)では、2020年の世界の文学に関する出来事について記述する。
→「2020年の出版」も参照
受賞
[編集]- 全世界、全ての言語
- ノーベル文学賞
- 2020年のノーベル文学賞は、ルイーズ・グリュックに授与された。授与した理由は「厳粛な美を伴いつつ、まぎれもなく詩的な声で、個の存在を普遍的なものにした」ことであった。スウェーデン・アカデミーはグリュックの作品は個人の経験を普遍的なテーマに昇華させる力を持っていると評価した。その上で「詩の音色は一見、自然だが衝撃的だ。読者は痛々しい家族関係の、残酷なほど直接的なイメージに遭遇する。それは率直で妥協がなく、詩的な装飾を施した痕跡はない。彼女は人生の過ちや変化し続ける状況だけにとらわれない、根本的な変化と再生の詩人でもある。その飛躍は、深い喪失の感覚から生まれている」とした[1]。
- ヨーロッパ
- ヨーロッパ図書賞(フランス語: Le Prix du Livre Européen、英語:The European Book Prize)は、スロバキアのパヴェル・ランコフ(Pavel Rankov 、あるいはパヴォル・ランコフ 英語版)の『それは9月1日に起きた』(Stalo sa prvého septembra、2008年の小説)が受賞。
- 英語圏
- フランス語圏
- ゴンクール賞 - エルヴェ・ル・テリエ『アノマリー』
- スペイン語圏
- セルバンテス賞 - フランシスコ・ブリネス(Francisco Brines)
- 台湾
- 台湾文学賞金典賞 - 陳思宏(チェン・スーホン)(中国語版)の『亡霊の地』が受賞。この作品は台湾文学賞金典年度大賞と金鼎賞文学図書賞をダブル受賞した。本作品は、台湾の賞をダブル受賞しただけでなく、ニューヨーク・タイムズでも「最も読みたい本」に選出されるなど、国内外で注目を集めている[2]。陳思宏の故郷である台湾の永靖を舞台に、大家族の物語がそれぞれの声で語られる作品。同性愛者として生きる抑圧から逃れるために永靖を離れベルリンで暮らしていた主人公の陳天宏(チェン・ティエンホン)は恋人を殺してしまう。刑期を終えて十数年ぶりに故郷の永靖に戻り、家族や地域の人々との再会を通じ、生者だけでなく死者の語りも通して、天宏が恋人を殺した理由、土地の秘密、過ぎ去りし時代の恐怖などが明らかになってゆく[2]。
- 日本国内
- 児童文学賞
- 国際アンデルセン賞作家賞 - ジャクリーン・ウッドソン(Jacqueline Woodson)
日本国内のできごと
[編集]- 7月15日 - 第163回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2020年上半期)の選考委員会開催。芥川賞に高山羽根子の『首里の馬』(新潮3月号)と遠野遥の『破局』(文藝夏季号)、直木賞に馳星周『少年と犬』(文藝春秋)が受賞[5]。
脚注
[編集]- ↑ “2020年ノーベル文学賞にアメリカの詩人”. NHK. 2025年6月11日閲覧。
- 1 2 “台湾で最も注目される若手作家陳思宏による台湾文学賞金典年度大賞&金鼎賞文学図書賞ダブル受賞の『亡霊の地』”. 2025年6月11日閲覧。
- ↑ “芥川は古川真人氏「背高泡立草」 直木賞に川越宗一氏の「熱源」”. 共同通信. 2020年1月15日. 2020年1月15日閲覧.
- ↑ “2020年本屋大賞は凪良ゆう『流浪の月』 常識とはなにか、普通とはなにかを考えさせてくれる作品”. Book Bang. 2020年4月13日. 2020年4月13日閲覧.
- ↑ “「芥川賞」は高山羽根子氏&遠野遥氏ダブル受賞 「直木賞」は7度目ノミネート・馳星周氏”. ORICON NEWS. 2020年7月15日. 2022年5月8日閲覧.